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2019年10月15日
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【ツンデレにお前って何歳までサンタ信じてた?って言ったら】

2010年04月29日
「ちなみちなみー、お前って何歳までサンタ信じてた?」
「……? どういうこと?」
「いや、だからさ、サンタというありもしない偶像をいつまで信じてたかって話」
「!!!!!」
「……どした?」
「……サンタさんは、いない……の?」
「へ?」
「……本当は……サンタさんは、いない……の?」
「…………」
 まさか、信じてたのか? ……高校生にもなって?
「いる……よね? 嘘だよ……ね?」
「いや、その、ええと、なんちうか」
「…………」(うるうるうる)
「います。大量にいます。職安に通ってるの見ました」
「……やっぱりいるんだ、よかった」
 胸をなでおろすちなみに、罪悪感を覚えないでもない。
「……なんでいないなんて嘘、つくのかな」
 今回に限って言うなら嘘じゃないのだけど、またうるうるされると辛いので何も言えない。
「……タカシは嘘ばっかり言うから、嫌い」
「はぁ、すいません」
「……心がこもってない」(ほっぺぷくー)
「じゃあ、お詫びに今年のクリスマスにはでっかいぬいぐるみを贈ってやろう。何のぬいぐるみがいい?」
「……物で釣ろうとしてる。……タカシは汚い」
「特に希望がないなら、ナマコのぬいぐるみにするぞ。超リアルなやつ」
「……タカシは卑怯だ。……くま。くまのぬいぐるみがいい」
「よし、任せろ。本物と見紛うばかりに獰猛なのを見繕ってやる」
「……普通の、可愛いのがいい」
 少し不服そうなちなみの頭をなでながら、俺は子供が見ただけで泣くような熊のぬいぐるみってどこに売ってるか考えていた。

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