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2019年10月15日
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【ツンデレが嫌がる事をしてみよう】

2010年02月18日
 さて、今日はちなみが嫌がることをしよう。それにはまず、何が嫌なのか調べる必要がある。調査開始!
「ちなみ、お前の嫌がることってなに?」
「……まんじゅう怖い」
「はい?」
「……いや、なんでもない。……えっと、なでなでが怖い。怖すぎる。……なでられたら、発狂する、やも」
「…………」
「……ホントダヨ?」
 ちなみはこてりと小首をかしげた。如何せん胡散臭いが、本人が言っているので信じざるを得ない。ということで、今日の俺は嫌がらせ王なので嫌がらせ開始。
「くらえッ!」(なでなで)
「……ん」
「気のせいか、心地よさそうに目を細めてますが」
「……超気のせい。……ああ嫌だ嫌だ、もう少しで発狂しそう」
「む、なればさらになでてみよう。ふはははは、嫌がるがいい!」(なでなで)
「……んー」
「やはり気持ち良さそうに見えるのは、俺の気のせいですか」
「……その通り。……本当は、嫌で嫌で仕方がない。……でも、タカシは嫌な奴なのでもっとなでるんだろうなあ」
 期待を込めた視線が俺を貫いているような気がしてならない。
「本当に嫌なのですか」
「……もちろん。怪獣モチロンさパパ、と言いそうなくらい、もちろん」
「誰がそのネタを判ると言うのだ」
「……?」
「や、なんでもない。まあ、本人が言うなら嫌なのだろうけど……俺から見ると、どうにも気持ちよさそうに見えてならないんだが」
「……まったく。私が嫌がっていると言っているのだから、黙ってなでなでする。……ああ、そうだ。ついでに、抱っこされるのも怖気立つくらい嫌だ」
「…………」
「……ホントダヨ?」
 再びちなみはこてりと小首をかしげた。やはり、胡散臭さが満載だ。
「……タカシが私を信じてくれない。……貧乳の言は信ずるに値せず、とタカシは言う」
「言ってません」
「……貧乳万歳、とタカシは言う」
「絶対言ってません。ていうかそれ、そうあってほしいというお前の願望だろ」
「……巨乳主義者め」
「いや、貧乳主義です」
 しまった、惚れ惚れするほど見事な誘導尋問にかかった! ちなみの野郎が嬉しそうににやけてやがる。
「……やれやれ、これだから変態は嫌だ」
「でも、人前での放尿を強要したりしないよ?」
「……当たり前だ、ばかやろう。……流石にそんなこと強要されたら、タカシと絶交する」
「尿属性はないが、やらせてみるか……?」
「……タカシは、私のことが嫌いなのだろうか」
「大好きだよ?」
「…………」
「……はうあっ!?」
 しまった、普通に答えてしまった! ええい、ちなみの奴、タコ茹で状態になってやがる!
「えへんえへんえへん! 今のナシ! 嘘! いや嘘じゃないけど嘘!」
「……うー」
「うーじゃない! ほほほら、嫌がらせをしよう! そうしよう!」
 ピンクい空気をごまかすように、嫌がらせとしてさっきちなみが言ってた行為を実行する。
「…………」
 そうです、抱っこです。ピンク空気絶賛増加中!
「……うー」
「や、ち、ちが、違うのです、まさかこんなところで伏線が生きてくるなんて思ってもなくて」
「……なでなでは?」
 ちょっと拗ねたような言葉に、もう陥落。ピンクな空気に必死に気づかないようにしながら、ちなみをなでなでしました。
「……ん♪」
 嫌がらせなのに、嬉しそうに俺の胸に顔を埋めるちなみに大弱りです。

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