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2019年10月18日
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【こねこかなみん】

2010年05月28日
「おはよう、男子諸君。おはよう、ちなみ。おはよう、かな……」
「……こねこよ、にゃー」
 かなみが、あの傍若無人、歩く殺戮者と呼ばれた(俺しか呼んでない)かなみが、こねこの格好を!
「かなみが壊れたッ!」
「壊れてない!」
 殴られた。けど肉球がぷにぷになのでノーダメージ。
「……あんた、ちなみの時とえらい違いね」
「は?」
「ちなみの場合『わーちなみかわいーちゅきちゅきー』とか言ってたくせに、なんで私の時は『壊れた』なのよ……」
 ちゅきちゅきなどと言った覚えはない。いや、舐めたり舐められたりはしたけど。
「……いいわよ、別に。似合わないの判ってたし」
 そう言って、かなみは折角のこねこ衣装を脱ごうとした。
「いや待て! 待たれい! なんていうか、混乱してた! 謝る! だからこねこのままでいて!」
「……嫌。変だし恥ずかしい」
「変じゃない変じゃない! 可愛い! 愛らしい! 家に持って帰って鑑賞したい!」
「…………」
 じーっ、と不審気に俺をみるかなみ。俺の言葉が嘘か真か見極めているようだ。
「……じゃ、だっこしなさい」
「はい?」
「だっこ! 可愛いんでしょ! それくらいできるでしょ! できない? やっぱね、アンタ口ばっかなんだから……ふひゃ!?」
「なんだいいのか。あー柔らかいなー、いー匂いだなー」
「ぁうぁう……うう、うにゅ……」
 かなみは何か言いたそうな、嬉しそうな、なんともいえない表情をしてうにゅうにゅ言ってる。
「……学校でいい身分だな、別府」
「はは、当然ですよ」

 ものすごい教師に怒られた。俺だけ。
 え、停学?

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