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2024年04月30日
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少女「抱っこをご所望です、おにーさん」 男「困った」後編

2012年04月22日
少女「しょうがありません。若さをウリに、おにーさんを篭絡してみせます。手始めにお風呂DEスク水、なんていかがでしょうか?」

男「どうかと聞かれると、その、想像しただけで大変ですよ? ……いやそうじゃなくて。別に婚約が嫌とかそういう話じゃなくてだな」

少女「早速今日にでもおにーさんの背中を流してあげます。大喜びですか、おにーさん?」

男「はいッ!!! ……いや、だからそうじゃなくて」

母「ここまで腹の底から響く声、久しぶりに聞いたわ」

メイド「男さん、性欲に思考を奪われてるっス」

拍手[21回]

男「だってスク水とか言われたらしょうがないじゃないですか!」

母「うわぁ。ちょっと引くわ」

メイド「流石にキモいっス」

男「ちょっと本音を出すとこれだ。これだから現実ってのは嫌なんだ。やはり二次元に走るべきか?」

少女「じゃあ、スク水で背中を流すのはやめますか?」

男「たまには現実もいいよね!」ギュー

少女「ぶい」

母「メイドちゃん、一応男さんの行動監視しといてね。ちょっと不安になってきたわ」

メイド「お任せっス!」

男「将来の親が監視をつけてきた。どうしよう」

少女「母様が将来の親ということは……わ、私は、将来のお嫁さんですか?」

男「え、あ、そうなりますね」

少女「……え、えっと。ふつつかな娘ですが、よろしくお願いします」ペコリ

男「え、あ、こちらこそよろしくお願いします」ペコリ

少女「…………///」

男「(しまった、可愛い)」

メイド「動くなっス!」ポワワ

男「ぎゃあ! ていうか動くなって言いながら撃つな。なんだその銃」

メイド「ポワワ銃っス! かっこいいっス!」

男「…………」ヒョイ

メイド「ああっ、私のポワワ銃が!」

男「宇宙の彼方まで飛んでけー」ポーイ


メイド「あああああっ! 酷いっス、酷すぎっス! 悪逆無道っス! ねんがんのポワワ銃だったのにっス!」

男「殺してでも うばいとる」

少女「な なにをする きさまらー。……まあ、もう私はおにーさんのものなので、奪う必要などないのですが」スリスリ

メイド「私の宝をダシにイチャイチャしてるっス! 許しがたいっス!」

母「ていうかなんか男さんさー、スク水の辺りからはっちゃけてない?」

男「煩悩が理性を駆逐したんだろうね」ナデナデ

少女「よい傾向です♪」

母「よし! ならこの母もなでてみてはどうかな?」

男「あ、それは結構です」

母「なんでよ! こう言っては何だけど、結構ロリ体型なのよ! ……あっ! ……こほん。お兄ちゃん、なでなでして?(ロリ声)」

男「……よし。えっと、こうして……『お兄ちゃん、なでなでして?』」

母「なななんで録音なんてしてるのよッ!?」

男「金持ちの弱み、ゲットだぜ!」

少女「おにーさんの手練手管にめろめろです」

母「そこっ! 実の親が大ピンチなんだから、ちょっとは助ける素振りを見せなさいよっ!」

少女「それもそうですね。そのスマホ、私に貸してもらえませんか、おにーさん?」

男「少女の頼みを俺が断るはずないだろう。はい」

少女「ありがとうございます、おにーさん」ペコリン

母「ナイスよ、娘! さあ、さっきのデータを消しちゃって!」

少女「はい。……あ」

母「あ!?」

少女「……機械の操作は苦手なので、しょうがないです」

男「そうだな、しょうがない」ナデナデ

母「なな何したの、何したのっ!?」

少女「ちょっと間違って、おにーさんの友人全員にさっきのデータを転送してしまいました。てへ☆」

男「うむ、可愛いので無罪!」ナデナデ

少女「ぶい」ピース

母「有罪、有罪、ゆうざーいッ! 明らかに有罪! なんてことしてくれたのよ、娘! ああもう、今すぐ隠蔽工作しないと!」

少女「その必要はないです」

母「あんでよ! その友人とやらがそのデータを週刊誌とかに売ったりしたら、母のイメェジがとんでもないことになっちゃうじゃない! これでも外では有能な社長で売ってるんだから!」

少女「おにーさんに友人はいませんでしたので、転送しても無意味でした」

男「ぼっちで助かった」

母「……なるほど。二人して私で遊んでたわけね?」

男「いや、遊んでいたのは少女だけで、俺は知らなかったですよ?」

少女「おにーさんが私を売ります……」

男「俺が全て悪い。罰は俺が全て受けます!」

少女「おにーさんの愛を感じます!」

母「……じゃあ、今日から一週間、男さんだけ夕食抜きね」

男「少女も罰を受けるから半分にまかりません?」

少女「おにーさん……」ウルウル

男「俺が全ての罰を受ける! この可愛い少女に手を出す奴は誰も許さねえ!」

母「飯抜き二週間ね」

男「しまった、余計なことしたせいで増えた!」

少女「おにーさん、ふぁいとっ」

男「ええい、しょうがないから今のうちに死ぬほど腹に飯を詰め込むぜ! もがもがもが」

少女「たくさん食べるおにーさん、素敵です」

男「喉に詰まった。ぐええ死ぬ」

少女「青紫色のおにーさんも素敵です」

メイド「ふぅ……ようやく見つかった──って、なんで男さん泡吹いてるっスか!?」

母「もうちょっとマシな許嫁いなかったのかしらね」


────

男「そんな臨死体験をした夜のこと」

男「俺は一人風呂に入っていた」

男「豪邸の風呂ということで、屋内に巨大風呂が一つ、露天が一つ、とどめにサウナもついてる無双っぷり。自宅の足を伸ばせない風呂を思い出すと現実の不公平っぷりに泣きたくなる」

男「とか一人ぶつぶつ言いながら巨大風呂で泳いでると、誰か入ってきた」

少女「にゅあー」

男「猫だ」

男「ではない。鳴き声に騙される俺ではない」

少女「さすがはおにーさん、優れた洞察力です。ぱちぱちぱち」

男「えっへん。いや違う。あの、今は俺が入っていい時間だと思ったのですが。表に『男 入浴中』って札をかけてたと思ったのだけど。かけてなかった?」

少女「いいえ、かけてありました。おにーさんは毎度律儀で素敵です」

男「いや別に普通だと思うのだけど。それで、あの、なんでスク水着てるの?」

少女「? 昼にお風呂で背中を流す、と言ったと思ったのですが……」

男「え、あれマジだったの?」

少女「……迷惑、ですか?」


男「いいえいいえいいえいいえ! 大喜びですよこちとら! ただ、いいの?」

少女「だいじょぶです。痛くても我慢します。なるべく泣かないようにします」

男「何か違うこと想像してませんか?」

少女「大丈夫です、愛があれば条約には引っかかりません」

男「やっぱり想像してやがった。背中を流すって話だよね?」

少女「そうです、そうです、そうでした。てへ、うっかり」

男「これを故意犯といいます」

少女「おにーさんは恋の犯人さんです。ばきゅーん」

男「違う。撃つな。ていうか、それ水鉄砲かと思ったら、ポワワ銃か。なんで持ってるんだ。メイドさんのだろ?」

少女「ここに来る前に、押し付けられました。水場でも使える万能銃らしいです。『いざというときはフルパワーで撃つっスよ?』とはメイドさん談です」

男「人のことをまったく信用してねえなあ、あのメイド。いつかあのおっぱいをほひんほひんにしてやる」

少女「その練習として、私のおっぱいをほひんほひんにしますか?」

男「するほど量がないので結構です」

少女「残念なことこのうえないです……」

男「いやまったく。じゃあ俺はこの辺で」

少女「すとっぷです。まだ私のたーんは終わってません」

男「ちぃっ!」

少女「……それとも、私に背中を流されるのは、嫌ですか?」ションボリ

男「是非お願いします」

少女「流れるような動きで椅子に座るおにーさん、素敵です」

男「お前はあんまり悲しそうな顔をするな。すぐに迎合しちゃうんだよ」

少女「今日もおにーさんは優しくて素敵です」

男「ヘタレなだけだよ」

少女「そんなことないです。……はい、じゃあ背中流しますね。わっしわっし」

男「もっと力入れても大丈夫だぞ」

少女「はい。わっし、わっし、わっし」

男「あー、もっと入れられるか?」

少女「へ、へっちゃらです。わっし……わっし……わっし……!」

男「あ、あのー……うん、丁度いいです」

少女「背中の皮を削ぐ勢いでやってやりますよ! わっしわっしわっしわっしわっし!」

男「あ、うん。本当にこのくらいで大丈夫だ」

少女「はぁはぁはぁ……ぜ、全然疲れてません」

男「聞いてねえ」

少女「つ、疲れてませんが、ちょっとだけ休憩します。大人の女は焦らすのが上手なのです」

男「別に身体洗うのを焦らされてもなあ」

少女「じらーす。がおー」

男「あ、可愛い」ナデナデ

少女「焦らすと言うと、どうしても言いたくなる衝動を抑えられないのです。じらーす。がおー」

男「可愛い可愛い」ナデナデ

少女「がおんがおん」フリフリ

男「尻を振るな」

少女「しっぽがないので、苦肉の策です」


少女「じゃあ、次はお腹側を洗います」

男「ああ、いや、こっちは自分で洗うから大丈夫」

少女「だいじょぶです。前も私にお任せです。おまかせ退魔業です」

男「いや本当に! こっちは防具がタオルしかないのでちょっと色々問題が!」

少女「私の水着で隠しますか?」シュルリ

男「隠さない! 脱ごうとするなッ! ほらほら、肩紐戻しなさい!」

少女「ちぇ」

男「はぁ……と、とにかく、どうしてもと言うのなら、上半身は洗ってもいい」

少女「どちらかと言えば、おにーさんの下半身に興味津々です」

男「そっちはマジ勘弁してください」

少女「残念無念です。しょうがないので、上半身だけで我慢してあげます。代わりにあとでなでてください。抱っこもしてください。あ、ちょうどお風呂ですし、一緒にお風呂に入ってください」

男「あー、まあ、それくらいなら」

少女「じゃあ、今から洗いますね。うんしょ」

男「待て」

少女「突然の犬扱いに驚きを隠せません。わんわん?」

男「違う、そんな扱いはしてない。しつけではない。単純に待ってくださいと言ったのです」

少女「分かりました、待ちます。私待ちます。私待ーつーわ」

男「歌わなくていいです。じゃなくて、なんで俺の膝に乗るの?」

少女「具体的に言うと、おにーさんの膝の上にまたがり、おにーさんと相対しています。とても近くにおにーさんがいて、少しどきどきします」

男「説明ありがとう。いや、それで、なんで乗ってるの?」

少女「おにーさんの身体を洗うためです」

男「……風俗?」

少女「うっふんうっふん」

男「ポーズ作らなくてもいいです」

少女「篭絡できません……」

男「もうすでに篭絡してるからしなくてもいい」

少女「おにーさんはすぐに私を喜ばせるので注意が必要です」

男「勝手な話だ」

少女「じゃあ、準備しますね」

男「待って。いやそれも待って」

少女「はい? それも、とは?」

男「なんで水着にボディーシャンプーかけてるの。なんで泡立ててるの」

少女「さっき使ったタオルを紛失してしまいました」

男「そこに落ちてる」

少女「えい」ポワワ

男「タオルがポワワ銃で消し炭に!?」

少女「紛失しました」チャキ

男「はい。だからこっちに銃口向けないで」

少女「分かればいいんです」ワシャワシャ

男「ああ。どんどん泡立っていく。ああ」

少女「準備完了です」

男「あああああ」


少女「せーの、とうっ」ピトッ

男「ひぃっ」

少女「……困りました。思ったより恥ずかしいです」

男「んなもんする前に分かれ。と、とにかく、恥ずかしいのなら早くここからどいて」

少女「しかし、今の私はおにーさんのタオルなので、恥ずかしさを介している暇などないのです」ゴシゴシ

男「動かないで!」

少女「んしょ、んしょ。……どうですか、おにーさん?」ムニュムニュ

男「おっぱいが、おっぱいが! ちっこいおっぱいが明らかに当たってます!」

少女「あててんのよ、です。……あの、気持ちいいですか?」

男「はい! いやあの、何を聞いてんだ」

少女「……私の胸はまだ小さいので、おにーさんを満足させられるか、不安なのです」

男「不安は無用、そういうのが大好きですから。……いやだから、俺も何を律儀に答えてるんだ。あのさ、今からでも遅くないからここからのいて」

少女「そういうことなら頑張ります。んしょんしょ」ムニムニ

男「だから! ああおっぱいが、おっぱいが!」

少女「ああ窓に、窓に! みたいですね、おにーさん」

男「魚面に興味はねえ。いや、だからその、ね?」

少女「直接がいいですか?」ヌギヌギ

男「違う! 脱ごうとするな!」ムニッ

少女「あ」

男「あ」

少女「……お、おにーさん、えっちです///」

男「い、いや、違くて! 極めて偶然の可能性を視野に入れる必要がありまして! 押し留めようとしただけでして! その……そう! 事故! 事故ですよ!」ムニムニ

少女「っ! ……ど、どうして揉んでるんですか?」

男「いや、手が俺の制御を受け付けなくて! くそっ、鎮まれ、俺の右手よ、鎮まれ……ッ!」ムニムニ

少女「んっ! ……ち、中二病なおにーさんも素敵ですが、そ、その。……そろそろ、手を離してもらえると、助かります///」

男「あ、は、はい」パッ

少女「……ふぅ。……おにーさん、えっちです」

男「返す言葉もないです。ごめんなさい」

男(そしてマズイ)

男(ちんこが。俺のちんこが)

少女「? 何かお股に当たって……」

男(いかん!)

少女「……お、おにーさん。……え、えっちです///」

男(ばれた!)

少女「そ、そういうことは、その。……もうちょっと大きくなってから、ですね、その」

男「は、はい。仰るとおりで」

少女「で、でもそのあの、……ど、どしてもと言うのなら、ですね?」

男「は、はい?」

少女「……て、手とかでいいなら、その///」

男「いっ、いいえいいえいいえいいえ! 結構です、大丈夫です!」

少女「おっ、お口じゃないとダメですか!? ……が、頑張ります///」

男「そういうことじゃなくて! しなくていいから!」

少女「ほっとしましたが、ちょこっと不満です。むぅ」プゥ

男「頬を膨らませるない。あー……いや、しかし、妙に詳しいな。それとも、最近はこれくらい普通なのか?」

少女「私も知りませんでしたが、母様やメイドさんが教えてくれました」

男「やはりか。あの大人たちはダメな大人たちなので、あまり真面目に話を聞かないように」

少女「分かりました。私をおにーさん色に染めてください」

男「そういうことじゃなくて!」

少女「ところでおにーさん」

男「はい?」

少女「さっきはおにーさんが私のおっぱいをもみもみして身体を洗うのを中断してしまいましたので、続きをしてもいいですか?」

男「人聞きが悪い! 偶然! 事故! 触ってしまっただけ!」

少女「でも、その後むにむにしましたよね?」

男「あー。本当だ。揉んだ揉んだ。柔らかかった! ちょー幸せ!」

少女「……私を助けてくれた優しいおにーさんは、幻想だったのでしょうか」

男「あ、いや、ごめん。本当に。もうしません」

少女「私の身体は魅力ないですか?」ムー

男「どうしろと言うのだ」

少女「丁度いい感じに手を出してください」

男「難しいことを言うものだ」

少女「具体的に言うなら、なでなでしたり抱っこしたりすりすりしてください。そういうのが好きです。おにーさん大好きです」

男「さりげなく告白してくるな、この娘」

少女「忍法、秘めたる恋です」

男「告白した時点で秘めてないね」

少女「忍法大失敗です。今日から私は抜け忍です。にんにん」

男「スク水忍者か。属性がとっちらかってて、ちょっと方向性を見失ってるね」

少女「残念です……」

男「いや全く。じゃあそろそろ風呂からあがろうか」

少女「まだ洗ってる途中ですよ、おにーさん」

男「チクショウ、最大限のさりげなさで離脱しようとしたが失敗した」

少女「じゃあ引き続きおにーさんの身体を洗っちゃいますね。んしょんしょ」ムニムニ

男「ほら! ほぉら! またしても俺の轟天号がどてらいことになりそうな予感だよ!」

少女「んしょ、んしょ……おにーさん。適度な感じ、適度な感じ、ですよ?」ムニムニ

男「は、はい。……無だ、心を無に……!」

少女「んしょんしょ」ムニュムニュ

男(おっぱい柔らかいなあ)ムクムク

少女「……おにーさん」

男「心を無にするために目をつむったら、感触に集中してしまってこのざまです」

少女「今日もおにーさんはえっちです」

男「面目ない。だが、やはり女の子に抱きつかれ、小さいおっぱいを押し付けられると、どうしても興奮しちゃいますよ?」

少女「そこを我慢するから素敵なんです。おにーさん、ふぁいとっ」

男「くそぅ。分かった、もう一度挑戦だ」

少女「それでこそおにーさんです。んしょんしょ」ムニュムニュ

男「冷静だ、俺は冷静だ」ムクムク

少女「ダメです」

男「困った」モミモミ

少女「んっ……ふ、普通に私のおっぱいを揉んでます。もみもみしてます。しかも両手で、です」

男「度重なる未経験の感触に、とうとう理性が次元の彼方に旅立っちゃったんだ。その結果、本能が俺を突き動かしているんだ。中学生のおっぱいはたまらないなあ!」モミモミ

少女「んうっ……お、おにーさんは変態さんです。えっちすぎです。いわば超えっちまんです」

男「いかん、舐めたくなってきた!」

少女「……ぽ、ポワワ銃の出番でしょうか」チャキ

男「ごめんなさい」パッ

少女「分かればいいのです。……それにしても、おにーさんがこんなにえっちだとは思いもしませんでした」

男「いや、俺も。自分ではもうちょっとまともだと思ってたんだけどなあ。やはり、少女が身体で俺を洗ったりするから理性が飛んじゃったのではなかろうか」

少女「私のせいですか?」

男「そ、そうは言いませんよ!? ええ、ええ! 俺が全部悪いですよ! ただ純粋に少女のおっぱいを揉んだだけですよ!」

メイド「話は聞かせてもらったっス!」

男「なんて最悪のタイミングでやってくるんだ」

メイド「奥様に命じられて脱衣場で息を殺して様子を伺ってたら、とんでもない声が聞こえたので慌てて参上したっスよ!」

男「断言する。気のせいだ!」

メイド「真っ直ぐな瞳で嘘をつかないで欲しいっス!」

男「くそっ、騙されなかったか。少女、どうにかできないか?」

少女「分かりました。おにーさんが私のおっぱいを揉んでいたことを誤魔化せる良い嘘を考えます!」

メイド「これはひどいっス」

男「少女の素直さが仇に」


────

母「話はメイドちゃんから聞いたわ」

男「メイドはどうなってもいい。だから、俺と少女だけは助けてやってくれ!」

メイド「なんで私が生贄にされてるっスか!? 今は男さんが糾弾される所っス!」

男「勢いでなんとなく誤魔化せると思ったんだけどね」ナデナデ

少女「おにーさんの誤魔化し技にどきどきです」

母「はいはい。男さん、さすがに手出すの早すぎない? 娘はまだ中学生なのよ?」

男「すでに十分えろいです。いや、中学生だからこそ、えろいのです! なんだったら小学生でもえろいです!」ドンッ

少女「か、かっこよすぎて目眩がします……///」

メイド「目が腐ってるっスよ、お嬢様!」

母「はぁ……まあ、婚約してるからいいっちゃいいんだけどね。でも、ちゃんと避妊はしてよね?」

男「お小言をもらうはずが、お墨付きをもらってしまった」

少女「早速しますか? お風呂でしますか?」クイクイ

男「しません」

少女「がーん。……ちっちゃいおっぱいが好きだと言ったのに。いっぱい揉んでたのに。おにーさんのばか」

メイド「一回揉んだら用済みっスか!? この鬼! 悪魔! 貧乳無双! 一揉み500円!」チャキ

男「違え。銃を構えるな。なんだ最後の金。じゃなくて、えろいと言ったが、それとエッチをするのはまた別の話ってだけだ」

少女「……私の体を気遣ってのことですか?」

男「あー、んー、まあ。その、あまり大きい方ではないからさ、お前の身体は」

少女「……大丈夫です。おにーさんならヘッチャラです」

男「少女の身体に合わせた大きさということですかね!?」(股間を押さえて嫌んなるくらい狼狽中)

少女「平均は知りませんが、そうでもないと思います。でも、今はおにーさんのそれの話ではないです」

男「なんだ。安堵の息を吐かずにはいられないよ。ほっ」

母「ねえ娘、今からでも遅くないからもうちょっとマシなのにしない? 見た目も学歴も地位も名誉もコイツより遥かに優れた婿候補なら死ぬほどいるわよ?」

少女「お断りです。私はおにーさんじゃないと嫌です」

男「聞いた聞いた? うへへへへぇ」

メイド「相好を崩しすぎっス! 気持ち悪いっス!」

少女「……一考の余地ありかも、です」

男「いかん、調子に乗ったら捨てられた!」

少女「冗談です、おにーさん。私はおにーさんをずっと好きでいますよ?」ピトッ

男「なんだ。あまりの恐怖に全身から冷や汗が吹き出したよ」

少女「じゃあ、もう一度お風呂に入る必要がありますね」

男「いやもう結構!」

少女「NOという感じの手をしてもダメです。汗をかいたまま寝たりしたら風邪をひいてしまいます。決して、もう一度お風呂でイチャイチャするために入るのではないです。……嘘ですが」

男「ああこの娘は育ちがいいから嘘をつけないのだなあ」ナデナデ

少女「温室育ちのこの身が憎らしいです」

メイド「じゃあ今度は私が一緒に入って監視するっス!」

男「え、母さんから許可はもらったのだけど、監視の必要は」

メイド「男さんのことだから、誘われたらホイホイと最後までしてしまうに違いないっス! そうさせないための私っス!」

男「なるほど、じゃあ俺は巨乳と貧乳に囲まれて風呂に入るのか。……困ったなあ!」(全力笑顔)

少女「喜びを隠そうともしないおにーさん、素敵です」

メイド「身の危険を感じるっス!」

母「……危険手当を出しておくわね」

メイド「危険!? え、なに、私孕まされるっスか?」

男「俺子供好きだから大丈夫だよ?」

メイド「いらない情報っス!」

少女「…………」ムニーッ

男「あ、いや、あの、冗談ですから頬を引っ張らないで」

少女「知りません。おにーさんのばか」ツーン

男「見た、見た!? つーんとしてる少女の可愛いこと可愛いこと!」ナデナデ

少女「お、怒ってるんだからなでないでください、おにーさん///」

メイド「なんかもうここの職場辞めたいっス」


────

男「そんなわけで再び風呂だ!」ババーン

少女「風呂です」ババーン

メイド「ううっ……なんで私までスクール水着を着なきゃいけないんスかぁ……」タプーン

男「大丈夫だ、メイドさん。スク水がそのものすごいおっぱいに押し広げられて、すごいことになってるから!」

メイド「何が大丈夫なんスか! ああもう、あんまりこっち見るなっス!」

男「断る。俺は、メイドさんのおっぱいを、見る!」

メイド「断るなあっス! そんな男らしい宣言不要っス!」

少女「浮気をしたら殺しますからね、おにーさん」

男「じ、じ、じ、じゃあ、そ、その、ふ、風呂に入ろうか」ガタガタガタガタ

メイド「怯えすぎっス! お嬢様の冗談に決まってるっス! ですよね、お嬢様?」

少女「?」

男「見たか、このイノセントな瞳を。少女は本気だ」ガタガタガタガタ

メイド「震えながら言う台詞じゃないっス! どんだけ震えてるっスか!?」

少女「びびびびび。もひとつび」ビビビビビビ

メイド「お嬢様も男さんに触って遊んでないで! ほらほら、とっとと入ってとっとと出るっスよ!」グイグイ

男「ああ押さないで押さないでもがっ」

メイド「ああっ!?」

少女「おにーさんが頭から湯船に落ちました。ぶくぶくとあぶくが出ています。下半身が浴槽からにょきっと飛び出ていて、以前映画で見た犬神家の一族のようです。……あ、あと、おにーさんの象徴が///」

メイド「冷静に説明してないで! は、早く助けるっスよ!」

男「もが……ぷはあっ! ……はぁはぁ」

メイド「だ、大丈夫っスか、男さん!?」

男「すいません真面目になりますから殺さないでください」

メイド「別に殺そうとしたんじゃないっス! ただの事故っス!」

少女「誰もその殺意を証明できませんが、ただの事故らしいですよ、おにーさん」ニヤリ

男「少女もメイドさんも俺の命を狙っている。もうダメだ」ガタガタガタガタ

メイド「狙ってないっス! ちょっとお嬢様、適当なことを言ったらダメっス!」

少女「大丈夫、私はおにーさんが裏切らない限り、酷いことをしません。信頼出来るのは私だけです。私を信じてください、おにーさん」

男「あ、ああ……そうだ、そうだな……。俺、少女を信じるよ……」

メイド「洗脳っスか!?」

男「ガ……ウガ……オレ……オマエ……シンジル……」

メイド「なんでカタコトになってるっスか!?」

男「ビビ……コレ……ナニ……? ……ナミダ?」

メイド「そして獣系と思いきや、ロボなんスか!?」

少女「ツッコミがいると楽ですね、おにーさん」

男「いや全く。んじゃそろそろ湯船に入ろうか。いい加減寒くなってきたよ」

メイド「……からかってただけスか」


────

男「ざぷーん」

少女「ざぷーん」

メイド「ふぅ。……お風呂に水着を着て入るって、なんだか不思議っスね」

男「じゃあ脱げばいいのでは! なんという名案! よし、こうなったら全員脱いで」

少女「おにーさん」

男「……って、そ、そんなわけないよね。異性がいるものね。決して怖いから意見を翻したんじゃないよ?」

メイド「将来の力関係が今から見えるようっス」

少女「おにーさんおにーさん、あぐらをかいて座ってください」

男「ん、ああ。こうか?」

少女「そです。……んしょっと」チョコン

男「やあ、膝に座るのだね」ナデナデ

少女「です」

メイド「ここまでならまあ分かるっス。仲の良い兄妹のようで一見微笑ましいっス」


少女「それじゃおにーさん、この水抜き穴に入れてください」ビローン

メイド「はいおかしい! 早速おかしいっス! どういうことっスか!?」

少女「昔のスクール水着には、こういう穴があるんです。博識です」エッヘン

男「少女は頭がいいなあ」ナデナデ

少女「褒められてご機嫌です♪」

メイド「いやいや、いやいやいや! そういうことじゃなくて! ていうかお嬢様、何を自分から誘ってるっスか!?」

少女「おにーさんの魅力に抗えず、つい。てへ」

男「かか可愛い。これは襲わずにはいられない」

少女「きゃー」(棒読み)

メイド「ひどい茶番っス。まあ仕事なんで、一応止めておくっス」チャキ

男「人にポワワ銃を向けてはいけないと習わなかったか?」

メイド「私のいた部隊では、頭と腹を撃てと習ったっス」

男「なにそのコロラド撃ち怖い」

少女「私をかばうおにーさんかっこいいです」

メイド「目を覚ますっスお嬢様! 私が自主的に男さんを狙ってるだけっス!」

男「…………」ソーッ

メイド「そこ! 目を離した隙にお嬢様の水抜き穴を広げるなっス!」

男「いや、実際に目の当たりにするの初めてで、珍しくって」

少女「もうちょっとずらすと色々見えますよ? ずらしますか?」

メイド「ああもう本当に帰りてえっス」


男「メイドさんが荒んできたので、そろそろ冗談はやめようか」

メイド「冗談だったんスか!?」

少女「私は本気でした」

メイド「お嬢様の方が危ないんスねえ……」

男「じゃ、みんなで温まろう」

少女「はい。メイドさんもこっちに来てください」

メイド「え、いや、私は別に」

少女「次期当主の命令です。来てください」

メイド「……分かりましたっス。でも、私に手を出したら殺すっスよ、男さん?」チャキ

男「任せろ、一切手を出さない!」ムニムニ

メイド「言ってるそばから出してるっス! 揉んでる、私の胸を超揉んでるっス!」

男「しまった、理性を切り離したままだった! 戻れ~、理性戻れ~」ムニムニ

メイド「な、なんでもいいから手を……んっ、手を離すっス! う、撃つっスよ!?」

男「ひぃ、怖い!」ムニッムニッ

メイド「な、なんで揉む力が強くなるっスかあ!?」

男「あまりの恐怖に手が震えてるんだろうね」ムニムニ

メイド「んっ……や、やめ……っ!」

少女「脂肪がにくいです」


母「はーい、母も混ぜ……なにこの混沌模様」

男「いかん、メイドさんのおっぱいを揉んでるところを見られてしまった。どうしよう」モミモミ

メイド「ならもう手を動かすなっス! 奥様! 助けてほしいっス!」

少女「おっぱいめ……おっぱいめ……!」

母「えーと……状況がよく分からないんだけど、どうなってるの?」

男「簡単に説明しますと、濡れた水着のメイドさんに欲情してしまったんです。浴場で欲情する、なんちて」

母「うわぁ」

メイド「それはないっス」

少女「おにーさんにはがっかりです……」

男「大不評だ」モミモミ

メイド「い、いい加減にするっス! いつまで揉んでるっスか!」

男「振り払われた。残念」

母「はぁ……まったく、貴方は娘の許嫁なのよ? メイドちゃんに手を出してどうするの」

少女「まったくです。おかんむりです。ぷんぷん」プクー


男「頬を膨らませる少女可愛い」ツンツン

少女「やんやん♪」

男「機嫌が直った」

メイド「早ッ! お嬢様、もうちょっと頑張るっス!」

少女「惚れた弱みです」スリスリ

母「しかし……貧乳は娘、巨乳はメイドちゃん、そして微乳の私。全種揃ったわね?」

男「そこは普通乳じゃないんですか」

母「そこまで思い上がってないわよ。で、どうする? 折角だし私のも味見しとく?」

メイド「奥様まで壊れてるっスか!?」

少女「ところで、どうして母様もスクール水着を着ているのですか?」

母「仲間はずれは寂しいじゃない。で、どうする?」

男「……ふむ。俺には熟女属性はない。だが、母さんは正直学生と言われても通用するほど若く見える。なんだったらメイドさんのほうが年上に見えるくらいだ」

メイド「誰が年増っスか、誰が!」ギュー

男「首を絞められると死にます」

少女「どんな時も冷静なおにーさん、素敵です」

母「顔色は紫だけどね」

男「まあ待て、誰も年増なんて言ってない。見た目通り、若いと思ってるぞ。ちなみに何歳なの?」

メイド「……何歳に見えるっスか?」

男「うわ超めんどくさい質問きちゃったよ。でもナイスガイを自認している俺は考える振りを一応しておこう。高校生くらい?」

メイド「なんかもう色々台無しっスけど、一応当たりっス」

男「やったあ! 当たりの景品をいただきます」モミモミ

メイド「んにゃあ!? も、揉んでいいなんて一言も言ってないっス!」

男「握力が鍛えられそうだ」モミモミ

メイド「人の胸で鍛えないで欲しいっス! いーから離せっス!」

男「逃げられた。残念」

少女「おにーさんは超えっちですね」

男「そうみたいだ。どうしよう、死んだ方がいいかな?」

メイド「超賛成っス! 今すぐ死ぬっス!」

少女「私の全権限を持って反対します」

母「あー……そうね、保留かな?」

男「じゃあ発表します。賛成1、反対1、保留1。それに加え俺の投票、反対に100が加わり、101対1票で、反対に決定しました!」

メイド「なんスかそれ! なんで男さんに100も票があるっスか! 横暴っスよ、おーぼー!」

男「誰かに死ね死ね言われても、最終決定権は自分が持ってるのでね」

メイド「そもそも死ぬって言い出したのは男さんじゃないっスか!」

男「過去は振り返らないタチなんだ」

メイド「ムキーっス!」

男「まあそう怒るな、落ち着け」モミモミ

メイド「にゃあっ!? い、イチイチ揉むなっス!」

少女「私もイチイチ揉んでもらいたいものです」


母「はぁ……こんな浮気性で、大丈夫かしらね?」

男「大丈夫。俺が愛しているのは、少女だけだッ!」キリッ モミモミ

メイド「き、決め顔でっ、決め台詞なのにっ、私の胸を揉んでる手は止まってないっス!」

少女「あ、愛している……///」

メイド「お、お嬢様! 明らかに騙されてるっス! 愛してるとか言いながら私のおっぱいを揉んでるっスよ!?」

男「いや、安心しろ、少女。メイドさんのおっぱいに対する感情はただの欲望で、そこに愛はない。俺が愛しているのは……少女だけだッ!」モミモミ

メイド「最悪も最悪っスよぉ!?」

少女「お、おにーさん……」ジーン

メイド「いやいや、いやいやいや! 感動するところなんてひとっかけらもないっスからね!? だってそう言いながらも私の胸を揉んでるっスからね!?」

男「気持ちいいんだ」ムニムニ

メイド「だからって人の胸を揉んでいい理由にはなんないっス! いい加減離れるっス!」

男「ああおっぱいが離れていく」

メイド「まったく……男さんはサイテーっス!」

男「うーん。こんな最低な俺で大丈夫かな?」

少女「メイドさんと母様まではおーけーとします。それ以外の女性に手を出したら去勢します」

男「は、は、は、はひ」ガタガタガタガタ

メイド「男さんの震え方と顔色がヤバイっス!」

母「締めるところは締めるわねぇ……さすがは我が娘ね!」

少女「……大丈夫ですよ、おにーさん? 浮気しなければ大丈夫なんですから。それに、普段の処理はメイドさんが手伝ってくれますし」

メイド「ええっ!?」

男「張本人がええって言ってるぞ」

少女「気のせいです」

男「すげぇな、この娘」

母「まったくね。誰がこんな風に育てたんだか」

男「なるほど」

母「ところで、その処理って私も手伝っていいのよね?」

少女「母様とメイドさんは浮気に入らないので、いいです」

母「やたっ♪ こういうの久しぶりだし、楽しみねー♪ そだ、メイドちゃんと二人がかりでってのもいいわね?」

メイド「勘弁してほしいっス! いや、かなりマジで!」

男「合法ロリと巨乳メイド……いける!」

メイド「いくなあーっス!」

少女「もちろん私も手伝いますよ、おにーさん?」

男「親子丼メイド添えか……いいな、いいな! 最高だな!」

メイド「ちっとも全く全然よくないっス! 奥様、どうにかしてくださいっス!」

母「あー……我が家のメイドになっちゃった時点で諦めな、メイドちゃん?」

メイド「そ、そんなぁ……っス」

男「大丈夫、優しくするよ?」モミモミ

メイド「だから、隙あらば揉むなあっス!」

少女「おにーさんおにーさん、私も揉んでください」クイクイ

母「娘に負けてなるものか! 男さん、微乳とかどう?」

男「Wつるぺたが! ここが桃源郷だったのか!」

メイド「この家の住人全員頭おかしいっス」


おわり
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Comment
No title
いいぞもっとやってくれさい

ところで少女のぼのぼのネタにワラタw
無題
徐々に男の性格変わりすぎだろwww
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