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2026年03月16日
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【ツンデレの握力は80㌔】

2010年05月02日
「なーなー中国人ー」
「……メイシン、アル。おまえ、日本人って呼ばれていい気するアルか?」
「大喜び。言ってみて」
「日本人」
「わぁい。ところで、宿題見せて」
「…………。いやアル。勉強は自分でしてこそ意味があるアル」
「なるほど、よく分かる話だ。で、宿題どこ? ここ?」
「おまえ全然人の話聞いてないネ! それに、そんなとこにあるわけないネ!」
 さりげなくメイシンのスカートをめくろうとしたら、頭をわしづかみされ、思い切り握られた。
「痛い痛い痛い痛い! もげる、頭もげる!」
「おまえみたいな変態の頭なんか、もげた方が平和になるネ!」
「ごめんなさい! 次はブラを覗くから!」
「見られた箇所が気に入らないから怒ってるんじゃないネ!」
 さらに強く頭が締め付けられる。万力に挟まれたら、たぶん同じ気分になれるんじゃないかな。
「……ふぅ。これに懲りたら、もうエッチなことはしないことネ」
「う、ううう……なんつー力だよ。どんくらい握力あるんだ? 鉄を飴細工みたいにぐにゃぐにゃに出来るくらいか?」
「そんなのできないアル! 80kgくらいアル、たぶん」
 俺の頭は80kgの力で握りつぶされようとされていたのか。
「80kgか、すごいな。そんな凄い力を秘めた手の割には、綺麗な手してるよな」
 メイシンの手を取り、軽くなでる。
「ちょ、ちょっと何するアルか? や、やめるネ。私の手、ごつごつしてるから触っても楽しくないヨ?」
「そっか? よく分からんが、普通の女の子の手だぞ」
 そう言った途端、メイシンの顔が朱に染まった。
「へ、へ、変なこと言わないネ! 拳法の練習しすぎで、ごつごつネ! お世辞なんかいらないネ!」
「俺が世辞なんか言うわけないだろ。普通の女の子の手だと思ったから、そう言ったまでだ」
「う……そ、そうアルか。……ありがと、アル」
 そう言って、メイシンは少し困ったように笑うのだった。

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【ボクっ娘にホラー映画を見せたら】

2010年05月01日
 ボクっ娘が遊びに来たいと言うので、了承してやった。しかし、ただ遊ぶだけではつまらん。
 そこで、内緒でホラー映画を借りた。そして約束の日、梓がやってきた。
「こんちは、タカシ。今日はよろしくね」
「ああ。ま、上がれよ」
 梓を部屋に連れて行く。そこが恐怖の館であるとも知らず、梓はご機嫌そうに鼻歌を歌っていた。
「はい、ここが俺の部屋」
「うわー……汚い」
「うっせ。これでも掃除したんだぞ」
「ま、タカシだもんね。それでそれで、何しよっか?」
 それから、俺と梓は何をするでもなく、くだらない話を楽しく続けていた。
「お、そうだ」
 日が暮れ暗くなった頃、俺は頃合を見計らって梓に切り出した。
「ビデオ借りてきたんだ。一緒に見よう」
「えっ、ビデオ? 見る見る見る! 何のビデオ? アニメ? ボクね、日曜日の朝にやってるアニメ好きなんだ」
 相変わらず梓は少し足りない。
「それはまた今度。今日は、これ」
 梓の前に借りてきたビデオを晒す。
「……ぞんび、って書いてる」
「さー見ような、梓。きっと面白いぞ」
「やっ、ヤダヤダヤダ! 怖いのヤダッ! 怖いもん!」
「ええいうるさい、暴れんなっ」
 逃げようとする梓を片手で抱きかかえたまま、デッキにビデオを挿入する。そしてあぐらを組み、その上に梓を乗せる。
「ほ-ら、逃げんな。大丈夫、作りもんだから怖くないって」
「う、ううう……ホント? 怖くない?」
「大丈夫だって。へーきへーき」
「う……うん、分かったよ。タカシを信じる」
 納得してくれたので、リモコンの再生ボタンを押す。いきなりゾンビが人間を襲っていた。
「ひぃッ!!!」
「あっ、店員さん巻き戻し忘れだな。仕方ねぇなあ、なぁ梓?」
 慌てて停止してから巻き戻し、梓に話しかける。梓は首だけ俺に向け、噛み付くように言った。
「怖いよ! すっごく怖いよ! ちょっと泣いちゃったよ!」
「さー最初から見ような」
 有無を言わせず再生。
「見ないよ! ボク、ずーっと目つぶってるもん! これならへっちゃらだよ!」
「それはつまり、幼い肢体をいたづらし放題ってことか。随分大胆だな」
 梓はとても不満そうに目を開いた。そしてテレビに映し出されるホラー映画の予告を見て悲鳴を上げた。
「うっ、うううっ、怖いよぅ……」
「ほら、怖いんなら手握ってろ。何かに掴まってると多少マシだぞ」
 梓は何も言わず、俺の手を少し痛いくらい握り締めた。
 そして、とうとう本編が始まった。最初はたいしたことないと思っていたが、徐々に引き込まれていき、気がつくと俺自身が恐怖していた。
 思わず梓の手をぎゅっと握る。梓も同じくらい、いやそれ以上の力で俺の手を握り締める。
 そしてクライマックス。恐怖が波となって襲い掛かってくる。
「?」
 なんか、足が冷たい。
「ごめん……ごめんなさい……」
 ぷるぷると小さく震えながら、梓が謝っていた。
「……漏らした?」
「ごっ、ごめんなさい……ごめんなひゃい、ずっと我慢してて、怖くて……ひっく、ごめんなさい……」
 泣いてる梓の頭に手を載せる。一瞬体をすくませるが、なでられていると知り梓は体を弛緩させた。
「気にするな。大丈夫、誰にだってあることだ。こんなのもう見なくていいな」
 ビデオを切り、俺は梓が落ち着くまで頭をなでてあげた。
「ごめんなさい。……ごめんなさい」
「謝んなって。俺だって漏らしたことあるんだから、気持ち分かる。……それに、嫌がってる梓に無理やり見せたの、俺だし」
 小さく笑うと、やっと梓は笑顔を見せてくれた。
「……ぐすっ。そうだよ、タカシが無理やり見せたから悪いんだよ。……えへっ」
「そだな、俺が悪かったな。……それはともかく、風呂入って来い。冷たいだろ?」
「あっ……ごめんね、タカシの上に座ってたからタカシにまで……その、おしっこ、伝わってるよね?」
「んなこと気にするな。ほれ、ちゃっちゃと入って来い。その間に着替え用意しとくから」
「……ごめんね。甘えちゃうね」
 申し訳なさそうに言って、梓はよろけながら部屋から出て行った。
 その間に素早く着替え、外へ。そして近所のコンビニに行き、女物のパンツを買う。さすがに恥ずかしかった。
 家に戻り、そっと脱衣場に忍び込み買ってきたパンツを置く。そして、しとどに濡れた梓パンツとハーフパンツを洗濯機に放り込む。一瞬匂おうとしたのは秘密。
「梓、新しいパンツ置いとくな」
「あっ、ごめんね。ありがとね」
 部屋に戻り粗相を掃除してると、梓がドアから顔だけ出して風呂から上がったことを告げた。
「なんで入ってこないんだ? 廊下は寒いだろ、入って来い」
「え、あ、その、えっと……」
 なんだか慌ててるが、廊下なんかにいて風邪でも引かれては堪らない。ドアを開ける。
 梓は、上はシャツ、下はパンツだけだった。
 そういやズボンの替えはなかったなー、などと思いつつパンツをじっと見つめる。自分で選んだ物だというのに、どうして梓が履くとこうも魅力的に映るのだろう。
「じ、じっと見るなよ、ばかぁ!」
 梓は恥ずかしそうにその場にしゃがみ込んでしまった。
「あ、あはははは……ええと、とりあえず部屋に戻って布団に包まってろ」
 梓は顔を赤くしたまま俺の脇を通り、部屋に入って行った。
「……うー」
 部屋に入ると、梓は俺の布団にくるまり小さくうなっていた。
「そう怒んなよ。……とりあえず、ズボンの替えはないから今日は泊まってけ。明日店開いたら服買ってくるから」
「……うー」
 それでもまだ不満が治まらないのか、梓は小さくうなっている。
「……えっちなことしないよね?」
「するかっ!」
 その後、風呂に入ってると布団が足りないことに気づいた。さすがにもう冬なので布団なしでは風邪を引いてしまう。
 風呂からあがり、その旨を梓に伝えると「……じゃ、一緒に寝る?」と来た。
 そんなこと小さな子供じゃないんだからダメだよだって俺は男だし梓は女だし是非お願いします。
 そして一緒の布団にいる現在、ドキドキして眠れません。
「……ん。……くぅくぅ」
 なのになんで梓の奴は普通に寝てますかなんでこんないい匂いするんだコンチクショウ。
 ヘビの生殺しってのはこのことだな、と思いながら俺は長い長い夜を過ごした。

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【かなづちツンデレ】

2010年05月01日
 いずみが泳げないと知り、からかった。
「やーいやーい、かなづちかなづち! とんてんかんてん、釘を打て!」
 ひらりひらり踊りながらからかうと、殴られた。
「なんやよう分からんけど、ムカつくわ。こうなったら泳げるよう特訓や! タカシ、あんた手伝い!」
「えー、面倒」
「…………」(にっこり笑いながら、でも手には金槌が!)
「ぼく、いずみのために頑張るよ!」
 というわけで、何の因果かいずみと一緒に近所の室内プールへ。
「で、なんでスク水なんだ?」
「わざわざ水着買うの、もったいないやん。……や、やっぱ変かなぁ?」
「いえっ! これからもそのままの君でいてください!」
 射抜くつもりでいずみのスク水姿を視姦すると、目潰しされた。
「うぎゃあああ! 目が、目がぁ」
 もんどりうって転がってるとプールに落ちた。
「なにはしゃいどるねん。ほら、準備運動せなアカンで?」
「げほげほ……うう、了解です」
 また目を潰されるのは敵わないので、大人しくいずみの尻を眺めながら準備運動すると、見てたのがばれてプールに落とされた。
「げほげほ……ええと、それじゃ軽く泳ぐか。いずみ、どのくらい泳げるんだ?」
「え、え~と、……全然」
「……全然か。あ、でも水の中で目開ける位だったらできるよな?」
「なっ、なんやて!? そんな高等技術できるかい!」
「高等でもなんでもない。ほらほら、ちゃっちゃとやる」
「ううっ、タカシって結構スパルタやなぁ……」
 ぶちぶち言いながらも、いずみは素直にプールに入った。
「…………」
「どした? ほら、水の中に潜れ」
「……アカン、なんやめっちゃ怖いわ。ゴーグル使てええ?」
「それじゃ意味ねーだろ。そだな、んじゃ俺も水に潜るから、水中でにらめっこだ。負けたらジュース奢りな」
「ええっ、ちょ、ちょっと待って」
「はい、スタート」
 そう言い残し、水中に潜る。……うむ、水の中から眺めるいずみの肢体も悪くない。
 しばらく視姦してると、いずみが水中に潜ってきた。しかし、目を固くつぶっている。
 これでは特訓の意味がないので、俺は仕方なく、いずみの薄い胸を軽く触った。特訓のため、仕方ないよね?
 するといずみの目が大きく開き、俺を鬼のような目で睨むので逃げた。
「……ぷはっ! 待ちぃタカシ!」
「参考までに聞きたいんだが、待ったらどうなるんだ?」
「殺したる!」
 死ぬのは嫌なので、必死で水を漕ぐ。
「待たんかい、ド変態ッ!」
 水しぶきの音に背後を見ると、泳げないはずのいずみが結構な速度で追いかけてきた。
「お、おまえ泳げるじゃねえか! 騙したな!」
「うっさいボケ! 待たんかい! 乙女の柔肌を汚した罪、払てもらうで!」
「そんな言うほどたいした乳してねえじゃねえか! いや個人的には太鼓判押したいほど素晴らしいですが!」
「だれが貧乳やーーーーッッッ!!」
 いずみのスピードが増した。捕まった。べこんぼこんにされた。
「うっ、うううっ……もう、お婿にいけない……」
「変なことぬかすなっ! ……まぁでも、ありがとな。方法はアレやったけど、タカシのおかげで泳げるようなったし」
 そう言って、いずみは歯を剥いて笑った。
「む、そうか。俺のセクハラ癖もたまには役に立つもんだな」
「……それは正直どうかと思うで。ホンマに」
「気にするな。んじゃ、ぼちぼち帰るか? なんか殴られすぎて疲れた」
「ほな、ジュース奢ってや。ウチ、にらめっこ勝ったで」
「え~? 勝ちかぁ? ノーカンだろ」
「勝ちや! ええやろ? なぁ~タカシ~」
 しなだれかかってくるいずみの柔らかな体に魅了されたのか、気がつけば俺はコクコクと何度も頷いていた。

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【バナナの皮で滑ったツンデレ 】

2010年05月01日
 いずみが次の文化祭で漫才をするらしい。それはいいが、なんで俺を相方に選ぶのだろう。
「タカシって、変やもん。ボケにちょうどええ」
 失礼な答えが返ってきた。
「ほな、基本教えたるわ。客から笑いを取るには、どないしたらええと思う?」
「ワライタケのエキスを茶に含ませ、見に来た客に振舞えばいいと思う」
「……いや、もちっと正攻法でいこうや。基本はボケて、それに相方が突っ込む」
「ははぁ、なるほど」
「ほなやってみよか。このバナナ使てボケて」
 いずみからバナナを渡される。ちょうど腹が減っていたので皮を剥いて食う。
「むぐむぐ……甘い」
「食うなッ! ……ま、まぁ、ボケやな。ボケっちゅうか、アホって感じやけど」
 失礼なことを言う娘さんだ。それにしてもこのバナナはうまい。もぐもぐもぐ。
「あ~あ~、全部食うてもた。……ま、ええか。バナナの皮ちうたら、何思いつく?」
「苦い」
「なんで味やねん! そうやなくて、コケやろ? バナナでコケる。基本中の基本や」
「……それ、俺がやるの?」
「当たり前やん。今時バナナでコケる。……大受けやで、絶対!」
 目をキラキラさせてるいずみには悪いが、今更バナナでこけたところで受けるとは到底思えない。
「いや、やめとこう。死んだ爺さんに、バナナでこけることだけはやめろと遺言を」
「……ウチ、こないだアンタの爺ちゃんと会ったで」
「実は死体なんだ。後ろから俺が操ってた」
「怖いわっ! ……はぁ、もーえぇわ。明日また練習やるさかい、ちゃんとやってや」
 勝手にそう言って、いずみは教室から出て行こうとした。悔しいのでバナナの皮投げてやれ。
 バナナは放物線を描き、いずみの前に落ちた。そして、いずみはものの見事なコケを見せてくれた。
「わはははは! さすがはいずみ、見事なコケだ!」
 いずみは無言で立ち上がり、服の汚れをはたいて落とすと、俺に向き直った。……怖いくらい笑顔だった。
「……もちろん、覚悟完了やな?」
 いまいち納得できないのだけど、つっこみの打撃に耐えるのもボケの役目らしい。
 ただ、動けなくなるまで殴るのは、つっこみとしても人としてもどうかと思う。

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【メロンパンがメロンの味がしないことを不思議がるツンデレ】

2010年05月01日
 昼飯を食い終わったので、暇つぶしにボクっ娘をからかおうと梓の元へ行くと、不思議そうにメロンパンを眺めていた。
「……何やってんだ?」
「あ、タカシ。ボクね、前々から不思議に思ってたんだけど、なんでメロンパンってメロンの味がしないのかな?」
「…………」
 梓の額に手を当てる。おかしなことに平熱だ。
「熱なんかないよっ! なんだよ、人を馬鹿みたいに……」
「……やれやれ、お馬鹿な梓のために説明してやろう。そもそも、メロンパンとは」
「なんでかなぁ……メロンパワーが足りないのかなぁ」
 俺の講釈を聞きもせず、梓は不思議そうにメロンパンを持ち上げていた。メロンパワーって何?
「よし、メロンパワーを注入してみよう。せーの、めろんめろんめろん……」
 めろんめろん言いながら、梓はメロンパンの上に手をかざした。
「…………」
「だからおでこに手当てんなよぉ! 熱なんかないよ!」
 熱もないのにメロンパワーとか言う級友に、憐憫の情が湧いてしかたない。
「めろんめろんめろん……ど、どうかな? もういいかな?」
「……ああ、そうだな」
「……なんでそんな優しい声色なの? まぁいいや、はぐっ、はぐっ」
 しばしメロンパンを咀嚼し、梓は顔を綻ばせた。
「やっぱメロンパンおいしいね! ……でも、メロンの味しない」
「当たり前だ、馬鹿」
「ばっ、馬鹿って言った! ……タカシに馬鹿って言われると、落ち込むよ」
 そりゃどういう意味だコンチクショウ。
「馬鹿はメロンパン没収ー」
 梓からメロンパンを奪い、残りをいただく。むぐむぐ、メロンパワーの分うまい。
「あっ、ボクのメロンパン! まだ半分残ってたのに!」
「むぐむぐ……ああ、そういやこれって間接キスだな」
「なっ!? ばばばかじゃないの!? そ、そんなの、ボク平気だもん!」
「じゃあ直接キスしよう。間接キスが平気ならそれも大丈夫だろ」
「どういう理論だよ! ばかっ、来るなへんたーーーーーーい!」

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