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2026年03月19日
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【悪の組織の幹部なツンデレと新人ヒーローな男3】

2010年03月02日
 今日も今日とて悪人退治。そして今日もみことがやってきた。
「ふっふっふ……今日こそ貴様の命日だ、ヒーロー! 今日の怪人はすごいぞ、牛を1秒で100匹殺せる力を持ってるんだぞ!」
「えい」(火炎放射器のノズルをしぼり、ぼぼぼぼぼ)
「ごあー」
 怪人は登場1秒で丸焦げになりました。
「ああっ、我の怪人が! 貴様、普通必殺技は最後にするものだろう! いきなりする奴がどこにいる! 第一、倒してしまったら巨大化できないではないか! 貴様も巨大ロボを出せなくて困るのではないのか!?」
「よく分からん事を言うなあ……」
「と、とにかく! 今日のところは勝負を預けてやる! 我の寛容さに感謝するんだな! はーっはっはっは……は?」
 逃げようとするみことを捕まえる。
「な、何をする! 無礼者め、離さぬか!」
「さーやってきましたイチャイチャタイム! 18禁同人誌もびっくりなラブ展開に、果たしてみことは耐えられるのでしょうか?」
「にゃーっ!?」
 みことが猫っぽくなった。
「きっ、ききき、貴様っ! 一体なにをするつもりだっ!?」
「突然だが、俺の弱点はすりすりされることだ。もしされると、全身の穴という穴から青紫色の汁が噴出して死ぬだろうなあ」
「明らかに嘘だろっ! 今まで何度嫌がる我にすりすりしたと思っている! 仮に本当だとしても、死に方が嫌すぎる!」
 しまった、脚色が過ぎた。
「本当は穴という穴からお味噌汁が出てきて、とても美味しいと好評なんだ」
「もういい、貴様と話してると頭が痛くなってくる……」
「頭痛を治すには、ヒーローにすりすりすれば治るという都市伝説が」
「ああもう分かったっ! つまり、貴様にすりすりすれば我を解放するという話だろう!?」
「その通りで御座います」
「……わ、分かった。貴様の下劣な策に乗ってやろう。だ、だが勘違いするなよ! 我は嫌々するのであり、決して自ら望んでするのではないのからな!」
「あと5秒以内にしないとちゅーします。ごーよんさんにーいち」
「したぞしてるぞ、我はすりすりしてるぞっ! 5秒以内だったぞ!」
 残念なことに、みことは俺にすりすりした。ちゅーしたかった。
「……しかし、なぜ貴様はこうも我にすりすりしたがる? 仮にもヒーローなのだから、頼めば誰でもしてくれるのではないか?」
 ふと疑問に思ったのか、俺の胸に顔をこすりつけながら、みことは俺に尋ねた。
「馬鹿だなあ」
 にっこり笑って、みことの頭を優しくなでる。
「ば、馬鹿とはなんだ、馬鹿とは。なぜ我にするのか聞いて……ま、まさか、貴様、我の事をっ!? い、いかんいかんぞ、我と貴様は敵同士なのだ! そ、そんな……困るぞ」
「嫌がる奴が嫌がりながらするのが楽しいんじゃないか!」(この上ない満面の笑み)
「…………」
「ん? どした、みこと? すりすりが止まってるぞ? よーし、こうなったら俺からすりすりしちゃおうかなーいたたたたっ!」
 ぽかーんとしていたかと思ったら、突如みことは俺の首筋に歯を立てた。人より犬歯が尖ってるのか知らないけど、すげー痛い。あまりの痛みに掴んでいた手が緩み、みことは俺から離れてしまった。
「こ……この外道めが! 我は怒った、怒ったぞ! 決めた、貴様だけは絶対に何があろうと殺す! 否、貴様と貴様に関わるその全てを滅ぼしてやる!」
「じゃあ負けじと俺も決める! みことをいつか必ず俺のペットにする! で、『ご主人さま、大好きですにゃん♪』とか言わせる!」
「そんなこと決めるなあっ! 絶対にそんなものにはならぬし、仮になったとしてもそんな頭の悪い台詞言わんわ、この痴れ者がっ!」
「溺愛するのにか!?」
「余計嫌だっ!」
 俺の愛情は伝わらなかったようだ。
「とにかくっ! 貴様は生まれてきた事を後悔するほどの責め苦の後に殺してやるからな! 覚悟しておけっ!」
「じゃあ俺は『お願いだから挿れてください……』と哀願するほど責める」
「ななな何の話だ、なんのっ!? いや待て言うな、言うなよっ!」
「○○○○○を××で責め続けた際のみことの台詞」
「だから、言うなと言ってるのにーっ! このばか、へんたいーっ!」
 半泣きで逃げて行くみことだった。

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【悪の組織の幹部なツンデレと新人ヒーローな男2】

2010年03月02日
 こんにちは、ヒーローです。先日、敵の幹部っぽいのに誘われてから、ドキがムネムネします。これって……恋カナ?
「その辺りどう思います?」
「うるさいっ! なんでそんななのに強いんだ、貴様!」
 今日も敵の怪人をちょちょいのちょいで倒した後、みことがやってきた。
「その秘密はこのヒーローグッズにあります」
 そう言って、ポケットから小さな袋を取り出す。
「ぬ? ……そうか、貴様自身が弱々のへにょへにょであっても、ヒーローに変身すると強くなると……さては、その袋に変身するための何かが入っているのだな!」
「ふふり」
「その袋を寄こせ! ……いや、力づくで奪ってやる! 渡さなかった事を後悔するがいい!」
 みことが飛びかかってきたきたので、さらりとかわす。
「ふぎゃっ!」
 ちょうど背後にあった木にぶつかり、みことは変な声を出した。
「よけるな、ばかっ!」
「これ、欲しい?」
 袋を差し出すと、みことは鼻をさすりながらコクコクうなずいた。
「何かを手に入れるのなら、それ相応の代価が必要だよな?」
「ま、まさか……」
 何かを察したのか、みことはゆっくりと後ずさった。
「さーやって来ました、おっぱいタイム! 思う存分そのちっちゃなおっぱいにむしゃぶりつきましょう!」
「なっ、何を言ってるんだ貴様はっ! そんなことさせるわけないだろうっ! ちっちゃいは余計だっ!」
 みことは胸を隠し、顔を真っ赤にして怒鳴った。
「おや、この袋はいらないのかにゃー?」
 見せびらかすように袋を振ると、みことは歯噛みして悔しがった。
「ぬ、ぐうう……そこまでしていらぬわっ!」
「む。じゃあさ、おっぱいじゃなくて、ほっぺすりすりならどうでしょうか?」
「ぬ、ま、まぁそれならなんとか我慢できなくもないような……」
「よし許可出た! いくぜヒーローダッシュ!」
「にゃああああっ!?」
 ヒーロー力を遺憾なく発揮し、みことの元へ0.01秒で到達すると、さっと抱きしめてすりすりする。
「ああっ、やっぱいいなあ、みことは可愛いなあ」
「ぐうう……や、やっぱダメだあ! やめろっ、すりすりするなあっ!」
「よし、このままさり気なくちゅーへ移行しよう。みことのことだ、すりすりに気を取られてキスされたことに気づくまい」
「気づくに決まっているだろう、このばかっ! ええい離せ離せ離せっ! 貴様といると妊娠するわっ!」
「はっはっは。みことは可愛いなあ」
「ええいっ、すりすりするなあっ! ぎにゃーっ!」
 頭をぺけぺけ叩かれたので、しぶしぶ離れる。
「ぜーっ、ぜーっ……ほら、すりすりしただろっ! さっさとその袋を寄こせっ!」
「うーん、正直まだし足りないけど……ま、いっか。ほら」
 袋を渡すと、みことは満面の笑みを浮かべた。
「やった! ……ふっふっふ、愚かなり、ヒーロー! これで貴様はもう変身できまい!」
「それはどうかな?」
「え、だってこれ、変身グッズが入って……るんだよな? ちょっと待ってろ!」
 そう言うと、みことは袋の中を探った。
「なんだコレはっ! なんでみかんが入ってるんだっ!!」
「はっはっは、騙されたな! それはこの間実家から大量に送られてきたみかんだ! おすそ分けだ! よかったらどうぞ!」
「こんなもんいるかっ! よくも騙しおって……許さ」
「こらっ!」
 俺の大声に、みことはびっくりした様子で俺を見た。
「食べ物を粗末に扱ったらダメだろ! 全く……これだから近頃の若い者は」
「え、いや、あの、今怒ってるのは我だと……」
「…………」(黙って火炎放射器準備中)
「ごめんなさい我が悪かったです! みかん頂きます!」
「分かったらいいんだよ、分かったら」
 にっこり笑ってみことの頭をなでると、みことは安心したように息を吐いた。
「はぁ~。……あっ! きっ、貴様、なでなでするなっ! 我を誰と思っている! 貴様の敵だぞ、敵! 分かってるのか!?」
「また遊ぼうな」
「遊んでいるつもりなぞ毛頭ないっ! ええいっ、次こそ貴様を葬ってやる! 覚えてろばかーっ!」
 負け惜しみを言いながら逃げて行くみことだった。

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【悪の組織の幹部なツンデレと新人ヒーローな男】

2010年03月02日
 バイトを探してたら時給がいいところがあったので行ってみると、即採用された。なんか、ヒーローになってほしいらしい。
 よく分からないまま幼稚園児を助けたり怪人っぽいのを倒したりする毎日。そんなある日、怪人を倒した後に女がやってきた。
「我が名はみこと! 貴様の勇名、我がアジトにまで響いているぞ。どうだ、我が配下に加わらんか? どんなことも思いのままだぞ?」
「ほう、それは興味深い話だな。例えば、おまえとえっちとかできたりするのか?」
「なっ、ななななな!? な、何を言うか馬鹿者! そ、そんなことできるわけないだろうが!」
 途端、みことは顔を真っ赤にして否定した。
「わ、我はエリートなのだ! 貴様のような凡庸な輩とおいそれと、その……そういうことができるわけがなかろう!」
「そういうことって?」
「だ、だから、その……」
「どんなこと? 具体的に?」
「だ、だから……えっちなことだ!」
「つまり、○○○○に×××を△△することだな」
「はっきり言うなぁっ!」
 みことはウブなようだった。
「こほん。……貴様は我の作りし怪人を、幾多も倒してきた。それほどの力を持つ者が、どうして正義などというつまらぬものに組する?」
 む、正義の人としての真価が問われている感じがする! 天国ポイントを稼ぐチャンス! いくぜ偽善!
「正しい事を成すことに理由はいるのかい?」
「……嘘臭いな。本当の事を言ってみよ」
「正義こそ我が本懐! 全ては力なき者のために!」
「……本当の事を言うと、そ、その、……我にちょっと触っても」
「時給がいいんだ! 言った! いくぞセクハラ!」
「うっきゃあああああ!?」
 ヒーロー力を完全に発揮し、みことにダッシュ&抱っこ。そのままほっぺをすりすりする。
「あああああ、やーらかいなー、ふにふにするなー」
「ままままま待て待て待て! ちょっとと言ったはずだ! こんな触る事は許可してないっ! 離れろばかーっ!」
「あー、ちゅーしたいなー、ちゅー。していい?」
「不許可だっ! いいかげんにしろ、この痴れ者がっ!」
 調子に乗ってたら思い切り蹴られた。
「あいたたた……」
「うう、なぜこんな者が我が組織と戦えるのだ……」
「ヒーローだから!」
「うるさいばかっ! ヒーローならヒーローらしくしろ!」
「らしく……よし分かった! 悪は許さない! 具体的には焼却処分!」
「ひいいいいっ!?」
 ヒーローの秘密武器、火炎放射器の砲口をみことに向けると、すごく驚かれた。
「どっ、どこから出したっ!? そ、そんな武器反則だぞっ!」
「汚物は消毒だぁ~!」
「明らかにヒーローじゃないセリフだぞっ! ええいっ、今日のところはこの辺にしておいてやる! だが忘れるな、我らはいつだって貴様を付け狙ってひゃああああ!?」
 隙まみれだったので、もう一度抱きついてみる。
「だ、抱きつくなあっ! どうして貴様はすぐに抱きつく!」
「あー、みことは可愛いなあ。ちゅーしたいなあ、ちゅー。していい?」
「だから、ダメに決まっているだろうが、このばかーっ!」
 石採場にみことの声が響くのだった。

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【連休ボケで仕事する気がゼロのタカシ】

2010年03月02日
 三連休過ぎたら、やる気が失せた。バイト行くの超だるい。それに店長なんか息臭いし。そうだ、店長の息臭いから今日は休もう。って電話したら死ぬほど怒られた。仕方ない、行くか。
 家から出たら超暑い。やる気失せた。暑いから休みますって携帯で連絡したら超怒られた。仕方ない、行こう。
 やる気ないし暑いし店長の息臭いし、ああなんで俺バイトなんか行ってんだろう、なんて思ってると、かなみを見かけた。……うう、俺がこんな大変なのに、笑いながらアイス食ってる。
 俺はかなみに見つからないよう忍び足で近づき、一瞬の隙を突いてアイスを一口かじった。
「あああああ! なにすんのよ!」
「忍び足で近づいてアイスを食べた」
「そういうことを言ってるんじゃない! どうしてやったか、って聞いてるのよ!」
「アイスが美味そうだったから」
「あああああ! この馬鹿! 死ね!」
 すげー殴られた。なんでだろう。
「はぁはぁ……ったく、いつもながら馬鹿なんだから。それよりアンタ、バイトじゃないの?」
「あー……そうなんだけど、かったるくてな」
 いかにかったるいか踊りで表現したら、余計にかったるくなった。
「……なに、そのミジンコがダンスしてるみたいなダンス」
 しかもかなみには伝わらなかったようだ。ちぇ。
「もーいー。バイト行く」
 ふらふらと幽鬼のようにかなみから遠ざかろうとしたら、呼び止められた。
「あ、ちょっと待って」
「あー?」
 はい、と未開封のアイスを渡された。
「あげる。ふたつ食べようかと思ったけど、なんかお腹一杯になっちゃったから」
「いや、でも……」
「何よ、私のアイスは食べれないっての? いいからそれ食べて、ちょっとはやる気出しなさい。……元気くらいしか、アンタには取柄ないんだから」
 かなみの心遣いに静かに感動していると、慌てたように弁解しだした。
「ち、違うわよ? 別に心配とかそんな、えっと……いいからとっととバイト行け!」
 かなみに蹴り飛ばされた。振り向くと、もうかなみはどこかへ行ってしまった。
 袋を開け、アイスを食べる。ちょっとだけ頑張ろうかな、と思いながら俺はバイト先へ向かった。

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【耳年増なちゅんでれ】

2010年03月01日
 とあるホームページでストライクゾーンが5~7歳ということを知り、激しいショックを受けた俺は気分転換に散歩することにした。
「あ、ダメにんげんだ!」
「真の名で俺を呼ぶな! ……あ、幼女か。うっす」
 街を徘徊してると、最近知り合った幼女、かなみちゃんに出会った。
「ようじょじゃない、かなみよ! で、どしたの? なんかげんきないけど」
「ちょっとな。大したことじゃない」
「こんどはなにやっておこられたの? のぞき? セクハラ?」
「んなことするかッ!」
 あんまりね。最近はね。痛いの嫌なんだ。
「ん~、じゃあなに?」
「ふ……子供にゃ分からないさ」
「なによ、こどもじゃないわよ! ……ニンジン、たべれないけど」
「ニンジンも食べれん子供にゃ絶対分からんな」
 ていうか誰にも分かるわけない。……俺のストライクゾーンが子供だと知り苦悩しているなどと!
「なによ、ばかにして! わたし、おとななのよ! こどもをつくるほうほうだって、しってるんだから!」
「へーへー」
 どうせキャベツ畑だのコウノトリだの、その辺りだろう。
「えっと、こどもはね、その……ちゅーをしたら、できるの」
「……あー、そか」
「なによ、アンタおとなのくせにしらないの? ほんとうなのよ! ママがいってたもん!」
「はいはい、そうだね。かなみちゃんの言う通りだよ」
 頭をなでてそう言うと、かなみちゃんは顔を真っ赤にして怒った。
「ばかにしてー! ちょっと、しゃがみなさい! なぐらせろ!」
「嫌っぷー。じゃーな」
 かなみちゃんから走って逃げた。こけた。馬乗りされた。
「ふふふ……えい!」
 ……キスされた。ほおに。
「……ここなら、こどもできないもんね。……げんき、でたでしょ? じゃ、じゃーね!」
 照れながら走って逃げるかなみちゃんを見て、まぁ、幼女好きもそれはそれで、と思った。

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