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2019年10月15日
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【日に焼けたツンデレ】

2010年02月14日
 いい年して毎日毎日お外で遊んでるせいか、ボクっ娘の肌は小麦色に焼けていい感じだ。
「なので舐めたい。全身余すところなく舐めていい? 特に日焼けの境界線をぺろぺろぺろぺろしたい」
「人の家にやってくるなり変態丸出しな発言するな、この変態ッ!」
「ばか、変態なんだから変態丸出しな発言して当たり前だろ」
「あ、そっか。……え、あれ?」
 よし、メダパニ成功。このまま畳み掛けろ。
「だから舐めさせて」
「ダメに決まってるだろ、ばかっ!」
「馬鹿な!? ここは『きゅ~ん……恥ずかしいけど、変態相手なら仕方ないかもだよ。ぺろぺろしてくださいだよ』とか言うターンだろ!?」
「言うわけないだろ! なんだよ、きゅーんって!」
「ばかっぽい鳴き声。類似品にうぐぅ、が、がお……等ある。ほら鳴け、うぐぅとか言え」
「うぐぅ!」
 鳴きながら俺の腹を殴るボクっ娘。だが……。
「筋力不足だ。この俺を仕留めるには攻撃力が足りないぞ」
「タカシ、お腹押さえながら言っても説得力ないよ……」
 思ったより痛かったです。
「まったく、馬鹿なことばっか言って……だいじょぶ?」
 呆れながらも、梓は俺のお腹をさすさすさすってくれた。自分をいじめる奴(俺)相手にも優しくできる梓は、実は凄い奴なのかもしれない。
「無理。脱糞しそう」
「今すぐトイレへGOだよ! ここで漏らしたら殺す!」
 実は優しくないのかもしれない。
「嘘です。超回復能力によりお腹痛いモードを脱した俺は、日焼けした生物を鑑賞することにした」
「生物言うな。しかし、なんで全部言葉にするかなぁ……変な生物」
「そっちこそ生物言うな。さて、日頃タンクトップを着て駆け回っていたせいか、梓の肌はまるでスク水の着用後のような日焼けをしている。水に濡らした上で舐めてぇ」
「タカシが気持ち悪い!」
 しまった、本性が出た。
「嘘、嘘です。乾いた状態で舐めたい」
「やっぱりタカシが気持ち悪い!」
 いかん、本性が隠せない。
「うー……えっちなことしたら怒るよ」
 梓は自分の体を抱え、不安そうに俺を見上げた。
「大丈夫、お前に怒られても怖くない」
「それちっともボクが大丈夫じゃないよ!?」
「どうしよう」
「ボクに近寄らなければ万事解決だよ。人間万事塞翁が馬だよ。どういう意味?」
 自分で言っておいて意味を知らないボクっ娘。本領発揮だな。よし、俺も本領発揮だ。
「人間がバンジーしたらサイの王が馬になる、つまり頑張ればサイだって馬になれる、人間やってやれないことはない、という意味だ」
「へー……タカシって物知りだね。また一つ賢くなったよ」
 梓に嘘を教えるのは楽しいなあ。
「あれ……でも、人間がバンジーして、サイが馬になったんだよね? サイ、頑張ってないし、そもそも人間じゃないよね?」
「人間がサイを馬にしようなんて、おこがましいとは思わんかね」
「なんで本間先生? タカシが突拍子もないこと言って誤魔化そうとするってことは……ひょっとして、嘘ついてる?」
「うん」
「また騙した! もー、タカシはすぐボクのこと騙すから嫌い!」
「嫌いでいいから舐めさせて」
「また話がそこに行った! もー、舐めるとか言うな! ホントに嫌いになっちゃうぞ!」
「む、それは困る」
「じゃ、諦めるが吉だよ。続けるは凶だよ。無理矢理舐めるは大凶だよ」
「つまり、代わりに梓が俺を舐めるのが大吉だな。ほれ、舐めれ。オスっぽい部位を舐めてくれると、とても嬉しいです」
「舐めるわけないよ、ばかっ!」
 とても怒られたので、諦めた。
「むー……」
 なので、後ろから抱っこするので我慢することにした。
「変な声を出すでない」
「だっ、出してないもん! タカシの鼻息がこそばゆいんだよ、ムズムズするんだよ、蚊も真っ青だよ!」
「その分、梓の顔が真っ赤でバランスが取れてていいですね」
「あ、赤くなんてなってないもん! タカシの目がポンコツになっただけだもん!」
「馬鹿な、ポンコツは目の前の生物だけで充分だというのに……うつったか?」
「馬鹿にすんなあ! もー、嫌い嫌い嫌いーっ!」
 俺に抱っこされたまま、梓はじたじたと暴れた。これはとてもいけないので、大人しくさせよう。
「なでなで」
「わふわふ♪」(嬉しそう)
「梓さん、かんたーん」
「うぐ……た、タカシになでられるとなんか言っちゃうんだよ、なんか! ボクのせいじゃないもん、タカシのせいだもん! 簡単じゃないもん!」
 無茶理論で俺に罪を被せる梓だった。

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