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2017年12月11日
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【ボクっ娘に私と言わせてみた】

2010年04月24日
 テスト勉強は嫌だけど赤点はもっと嫌なので、勉強会を開くことにした。先生役にボクっ娘を拉致した。
「タカシっていっつも無理やりだよね……」
「人聞きの悪いこと言うない。んでは、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします、先生」
「せ、先生? ……じゃ、じゃあボクの言うことちゃんと聞くんだよ、タカシ君」
 偉そうなのでデコピンする。
「ううう~……先生って言ったの、タカシなのに……」
 悲しげな梓と一緒に勉強開始。30分ほど頑張ってると、飽きた。
「なぁ、ボクっ娘」
「梓だって何回も何回も言ってるだろ! タカシ脳みその代わりにスポンジでも入ってるんじゃないの!?」
「たまには“ボク”ではなく、“私”と言ったらどうだ?」
「え? な、なんで?」
「こないだKanonやってたら、そういうネタがあったので」
「……意味分かんない」
「それとも梓は私と言えませんか? 女の子なのに私と言えませんか? 貧乳だから言えませんか?」
「むっ、胸は関係ないだろッ!」
 梓は顔を真っ赤にして、自分の薄い胸を覆い隠した。
「なら言えるだろ。言えたら頭なでなでするぞ」
「う……べ、別に頭なんか撫でてほしくないけど、その、タカシがあんまりにも哀れだから言ってあげるよ!」
 梓は簡単に転んだ。
「んじゃ言うよ。こほん……え、えと、わ、わた……」
 梓は顔を真っ赤にして、自分の頬を覆った。
「……ううう~、なんか知んないけど、すっごい恥ずかしい……」
「ならパンツ見せながら言ったらどうだ? 恥ずかしさが紛れるかもしれんぞ。ぐっどあいでーあー」
「それ以上に恥ずかしいよ! ばっどあいでーあーだよ! こら、覗こうとするな!」
 机の下からパンツ覗こうとしたら怒られた。見たいのに。
「いーから言うよ。え、えっと、その……わ、わた」
「わたし」
「タカシが言ってどうすんだよぉ! ボクが言うんだよ!」
「飽きた。休憩終了、勉強再開するぞ」
「…………」(ほっぺぷくー)
「どした、梓? 急性おたふく風邪か?」
「違うよ! まだ言ってないのに、勉強しようとするなよな!」
「もーいーじゃん。勉強しないと赤点取るぞ?」
「それはタカシの話だろ? ボクは普段から真面目に授業受けてるから、赤点なんて取ったことないもん♪」
 誇らしげに胸を張る梓のほっぺを引っ張る。
「いててててて! ……う~、ボク、まだ撫でてもらってないのに……」
「…………」
「……? ……あっ! な、なんでもない、なんでもないよ! ボク、何にも言ってないよ!」
 梓は顔を真っ赤にして狼狽した。
「……ええと、だな。もうちっと休憩したい気分なんで、暇つぶしに私って言わせて遊ぼうかな……なんて」
「……し、しょうがないなぁ。付き合ってあげるよ」
 梓は顔を真っ赤にしたまま、仕方なさそうに言った。

「……撫でたいんですが」
「も、もうちょっと! もうちょっとだから! わ、わた……う、ううう、言えないよぅ」
 1時間粘っても梓は私と言えなかった。いい加減待ち疲れた。
「あーもーいい。よく頑張った。敢闘賞」
 梓をひっ捕まえて膝に抱き、頭をなでなでする。
「ううう……言えてないのに、撫でられてる……」
「素直に喜んどけ。ほらほら、いーこいーこ」
「こ、子供じゃないんだから、撫でられただけで喜んだりするわけないだろ!」
 にやけた顔で言われても、信じられません。
「んじゃ、私って言えるようになったら、もっとすごいご褒美やろう。練習しておけ」
「す、すごいごほうび!? なんだろ、なでなで以上……超なでなで?」
 いつも通りお馬鹿な梓を、俺はなでなでし続けた。

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