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2017年09月24日
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【ソースと醤油を間違えてしまったツンデレ】

2010年04月30日
 新しいゲームを買ったと知らせたら、ボクっ娘が遊びに来ることになった。
「こんちは! ねぇねぇ、どんなゲーム買ったの?」
「これ」
「……これ、エッチなゲームだよ! 違うだろ、ゲーム買ったって言ってたじゃん!」
「だから、これ。えろりゲーム。素敵」
「ちっとも素敵じゃないよ! ううう、騙された……」
「それよりこれしよう、これ。面白いらしいぞ?」
 どう見ても子供にしか見えない女性があられもない姿を晒してるパッケージを見せ付けると、梓は真っ赤になった。
「しっ、しないよっ! タカシのえっち変態ロリコン!」
「事実だ、否定はしない」
「うう……かっこ悪いのに、かっこいい」
 なんかわーわー言ってるけど、特に気にせず梓を引っ張って自室へ連れ込む。
「……むーっ」
 連れ込んだのはいいが、さてどうしよう。梓は騙されたと知りヘソを曲げてるし。
「梓、腹減ってないか?」
 やはり怒ってる奴を慰めるには、飯を与えるのが一番だろう。俺も腹減ると荒れるし。
「……ちょっと空いた」
「よし、なんか食おう。ちょっと待ってろ」
「えっ? あの、ちょっと」
 何か言ってる梓を残し、台所に向かい冷蔵庫を開ける。……刺身しかないけど、まぁいいか。
「はいお待たせー」
「……刺身? お菓子とかじゃないの?」
「刺身嫌いか?」
「嫌いじゃないけど……なんで刺身なんだろ」
 不思議そうにしてる梓に箸を渡し、醤油を小皿に入れていただきます。
「もぐもぐ……ぶぶぶーっ! タカシ、これソースだよ! どんな間違いだよ!」
「……その前に何か言うことないか?」
「わ、タカシの顔刺身まみれ。怪人、刺身男みたい」
 夏場に弱そうな怪人だった。
「ったく、吐くなよな。もったいない」
 顔についた刺身を拾って食べる。
「わっ、食べた! ボクの出したの食べた!」
「むぐむぐ……ううむ、刺身とソースと梓の唾液が交じり合っててとてもまずい」
「なんだよそれっ! ボクの唾液がまずいって言うのかよっ!」
「あいにく単品で飲んだことないので分からんなぁ。ちょっと味見していい?」
「ダメに決まってるよっ!」
「口つけないで舌先だけで味わうから」
「なんかえっちぃよ! な、なんでちょっとずつ近づいてるの? タカシ目が怖いよ!?」
「そういやこれって間接キスだな」
「それどころじゃないよ! 今まさに直接されそうだよ!?」
 梓の唾液の味を知ろうとしたまさにその時、ドアが開いた。
「ねぇタカシ、晩に食べようと思ってた刺身知らない?」
 こんにちは、母さん。いつも言ってるけどノックして。

 別にエッチしようしたとか、そんなんじゃないです。純然たる興味からの行動なんです。
 だから母さん、小遣い3ヶ月カットとか嘘だと言ってよ。

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