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2017年09月24日
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【イライラ棒が出来なくて悔しいツンデレ】

2010年04月15日
「ぐ……ぐぅぅぅぅ! 出来ない、おかしいよコレ!」
 ボクっ娘が人の部屋に勝手にやってきて、勝手にパソコンいじって、勝手に怒ってる。
「タカシ、おかしいよ!」
「失礼な。俺は正常だぞ、梓」
 ボクっ娘のスカートを横からめくりつつ、真顔で返す。うむ、白。
「そういう意味じゃなくて! ていうか、そういう意味でもおかしいよ! パンツ見るな!」
 駄々っ子パンチで応戦してきた梓を適当にあしらいながら、ディスプレイを覗き込む。
「ふむ、イライラ棒か。懐かしいな、昔は全レベルをノーコンティニューでクリアしたものだ」
「えっ、ホント!?」
 途端、梓の目が英雄を見るそれに変化した。
「よし、俺がクリアしてやろう」
「わぁ……タカシ、何やってもダメだと思ってたけど、隠れた才能があったんだね!」
 褒められているのだが、なぜか落ち込む。
「ええい、とにかくやるぞ」
「わっ、頑張ってね、タカシ!」
 マウスを握り、スタートボタンを押す。
「最初はただの道だね。ここは簡単だよ」
「うむ。あ」
 壁に当たった。ゲームオーバー。
「失敗したよ! 3秒も経ってないよ! ダメダメじゃん、タカシ!」
「こういうの苦手なんだ」
「最初と言ってること違ってるよぉ!?」
「過去にはこだわらないタチなんだ」
「……はぁ。やっぱりタカシはダメダメだね」
「し、失礼な! 確かにダメかもしれんが、俺は梓と違っておまぬけじゃないぞ!」
「ぼ、ボクはおまぬけじゃないよ! タカシこそ、救いようがなくらい馬鹿じゃないか!」
「ば、馬鹿だと!? ……いかん、怒りでエネルギーを使い尽くし、腹減った。梓、どっか飯食いに行こうぜ」
「……はぁ。いっつもどうり適当だね、タカシ」
 そんな、なんでもない休日でした。

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