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2019年10月15日
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【猿っぽい男とツンデレ】

2010年02月10日
 猿っぽくなれという電波を受信したので、今日から猿。
「うきー」
「何をする愚弟!」
 ということで、猿らしく姉のスカートをめくったら酷い折檻を受けた。
「待って姉の人、違うんです。ちょっと猿の話を聞いてはくれまいか」
「意味が分からん! 簡潔に説明しろ。納得のいく理由なら、半殺しで許してやろう」
 つまり、ダメなら全殺しなのですね。
「電波を受信したら人→猿だったので、スカートをめくったのです」
「……大丈夫、姉がついている。頑張って一緒に治そう。絶対に見捨てたりしないからな。ずっとずっと一緒だからな」
 姉は俺の手を取り、優しく微笑んだ。何かとてつもない勘違いをされている悪寒。
「頭の病気と思われてますか」
「いや、確信している。さ、病院へ行こう」
 このままでは今までの日々とおさらばになりそうだったので、猿ぱぅわーを遺憾なく発揮し姉から離脱、そのまま脱兎。
「あっ、こら待て弟!」
「猿なのに兎とはこれ如何に」
「何の話だ!」
 猿の力(思い込み)により通常の1.1倍という尋常ならざる力を発揮できる俺こと猿だが、如何せん姉の最強無敵なポテンシャルには遠く及ばず、あっという間に捕まった。
「まったく……大丈夫だぞ? 病院は治してくれるところだから、怖くなんてないんだぞ? それに、姉がついている。全部姉に任せろ」
 優しく頭をなでられると、病気もいいかもと思ったが、よく考えると病気でもなんでもないのでこのままでマズイ。
「うきー」
「だから、何故私のスカートをめくる!」
 最後の猿力を奮い、姉のスカートをめくる。
「しまぱん」
「言うなッ!」
「…………」
「無言でスカートの中に顔を突っ込むな、愚弟ッ!」
 いっぱい叩かれた。
「はっ! ……俺はいったい何をしていたのだろうか。まるで長い夢から覚めたような気分だ」
「何っ!? 治ったのか!?」
 衝撃により病気が治ったフリ作戦開始。
「なんだかしましまの人に助けてもらったような、そんな気がする」
「……私のパンツの効力で治ったのか?」
 しまぱんにそんな効果は御座いません。
「しかし、何事も治りかけが肝要だ。……お、弟のためだ。ほら」
 ぴらり、と姉はスカートを自分の手でまくりあげた。青と白の眩いコントラストの下着が露になる。
「な、何をしているのですか、姉の人!」
「ち、治療の一環だ。……ど、どうだ? 治ったか?」
 いけない、とてもいけない! そう思うのだけど、羞恥に染まる姉の顔を、そして何よりぷるぷる震える姉の下着姿に目を逸らすことができない。
「全く治らない! なので直接触れたい! お尻ふにふにしたい! あと、ちゅーとかしたい!」
「…………」
「で、どう? 治療の一環なのでそれも止む無しですよね? ウヒヒヒヒ」
「……嘘っぽい。本当に病気だったのか?」
「!!!!! ……え、ええと、その、……病気ダヨ?」(汗だらだら)
「私の目を見て言えるか?」
「も、もちろん!」
「なら」(じーっ)
「…………」(ついっ)
「目を逸らしたぞ! やっぱり嘘か! 姉に嘘をつくなんて許さないぞ!」
「いや、怖かったから直視できなかっただけです」
「それはそれで失礼だ、弟!」
「パンツ見せてくれるなら謝る」
「……お前は色々間違ってるので、この姉が根性を叩きなおしてやる。ありがたく思うんだな」
「勘弁してください」
 そう言ったのに、根性叩き直された。ついでに嘘もばれた。より一層根性を叩き直された。死にそう。

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