忍者ブログ

[PR]

2026年03月16日
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【寒くて寝床から出られない男の布団をツンデレが引っぺがすと朝立ちがばれて・・・】

2010年04月22日
 朝は眠いのでぐーすかぴー。
 ダンダンダンダン、ガチャッ!
「起きろ、馬鹿! 早く起きないと遅刻するわよ!」
 かなみの声に似た声が聞こえるような気がするが、よく分からない。夢の中だし。
「ほら、起きろってば!」
 布団を引っぺがされたような。なんかすげー寒い。
「きっ……きゃああああ!」
「ん……あ、はろー、かなみ」
 耳をつんざく悲鳴に目を覚ますと、かなみが布団を手に顔を真っ赤にしていた。
「あ、あ、アンタ、なんで裸なのよ!」
「ん……おお、言われてみれば。昨夜は一人全裸祭をしたからなぁ。説明しよう! 全裸祭とは」
「いいから隠すか服着るかしろ、ばかっ! し、し、しかも、なんか立ってる!」
 震える手が指すほうを見ると、なるほど朝だから奴が超元気に屹立してる。
「いや、朝はこうなるもんなんだ。生理現象。ほら、かなみも腹減ったりするだろ? それと全く同じで、俺にはどうしようも」
「冷静に説明してないで服着ろッ!」
 布団を俺に投げつけて、かなみは階下に下りていった。

「……あのー、かなみさん、怒ってます」
 かなみと一緒に家を出てからここまで、かなみは口を開いてくれなかった。
「……別に」
「いや、俺も時間なくて飯食えなかったのにはご立腹だけど、かなみまで怒る必要はないかと」
「んなことに怒ってないわよ! ……ていうか、別に怒ってなんかないわよ」
「? じゃあ、なんで口きいてくんないんだ? 寂しーぞ」
「……べ、別に大したことじゃないけど……その、なんか気まずくて」
 そう言って、かなみは顔中赤くした。
「なるほど、気まずさを感じなくなるくらい、屹立したモノを見たいと」
「アンタの頭ん中、どうなってるのか一度見る必要があるわねッ!」
 かなみはアイアンクローで俺の頭を割りにかかった。
「うう……痛い」
「……はぁ、もういいわ。馬鹿なこと言ってないで行くわよ」
 かなみは呆れた様子で足を進めた。
「ちったぁ調子戻ったか?」
「……へ?」
「ほれ、馬鹿面してないで学校行くぞ」
「…………。へへっ、馬鹿面なのはアンタでしょ」
「失敬な、稀代の美男子を捕まえて」
「ほらほらっ、馬鹿言ってないで早く行こ? 遅刻するわよ!」
 俺の手を取り、かなみは笑顔で学校へ駆け出すのだった。

拍手[8回]

PR

【はわわわ】

2010年04月22日
 たまの休日に部屋を掃除してると、ToHeartが出てきた。しかもエロい方の。
 たまらずインストール→プレイ→コンプリートの三段コンボを決めたら夜が明けた。
 そういうわけで今日は朝から超眠いのに、教室に着くなりボクっ娘が嬉しそうに尻尾を振って寄ってくるからたまらない。
「ねーねータカシ、帰りにゲーセン寄ってかない? ボクね、久しぶりに格ゲーしたいんだよ」
「うーん……朝からうるさいぞ、マルチ」
「まるち? 違うよ、梓だよ」
「んー……いや、どう見てもマルチだ。耳に付属物がついてないのは除いたとしても、髪型ショートカットだし、ちっこいし」
「ち、ちっこいのは仕方ないよ! 努力じゃどうしようもないもん」
「それに、袖あまってるし、胸ちっこいし、常々はわわわ言ってるし」
「袖あまってるのは、その、一番小さい服でもボクには大きいからだよ……。それと、はわわわなんて言ったことないよ」
「胸について言及しないのはなぜ?」
「……いっつも思うんだけど、タカシはボクにだけいじわるだね」
「特別扱いされたことを光栄に思うがいい」
「なんでそんな偉そうなのかなぁ……」
「あーもーうるさいなぁ。マルチならマルチらしく、はわわわわ~とか言って目ぇ回してろ!」
「は、はわわわわ?」
「……んー、まぁギリギリ及第点かな。ただ、目が回ってないのがマイナス」
「そんな、いきなり目回せとか言われても回せないよ」
「よし、そこまで覚悟があるなら回してやる」
「えっ、いや別にボクはうわあああ!」
 椅子から立ち上がり、梓をくるくる回すと、梓は悲鳴を上げながら俺に回されるがままに回転した。
「よし、こんなもんかな」
「は……はわわわわ~」
 30回転ほどすると、梓は目を回しながらも律儀にはわわと言った。
「うむ、完璧だ。花丸をやろう」
「う、う~……ふらふらする」
 梓は言葉どおりふらふらしながら、右へ左へよろよろ傾いていた。そしてぐらりと、俺の方に傾いた。
「わっ! ご、ごめん、こけちゃった」
 梓の尻が俺の膝の上に収まった。
「……んー、寒いしちょうどいいや。今日はこのまま授業受けよう」
「だっ、ダメだよ! 何考えてんだよ! 頭おかしいよ!」
「暖かいよ? 具体的に言うなら、梓の尻の温もりが俺の太ももを伝い、全身に行き渡り」
「言わなくていいよ! ほら、みんな見てるよ? 変だと思われてるよ!」
「うー、眠い」
「こら、こんな状況で寝るな! な、なに抱きしめてるんだよ! どこ触ってるんだよ、そこおっぱいだよぉ!」
「ん? またまた、ご冗談を。こんな薄い胸が存在するわけないだろ」
「う、うぐぐぐ……どこまで馬鹿にしたら気が済むんだよぉ」
「ぐーぐー」
「寝てる!? こら起きろ、寝るならこの手ほどいてからにしろよ、先生来ちゃうよお!」
 俺の上で何かが離れようとしているが、寒いので離す訳にはいかない!
「あっ、こら、ぎゅっとするな! ……あっ、チャイム鳴っちゃった。早く、本当に先生来ちゃうよぉ!」
「zzz」
「こら、本当にもう時間ないんだってば! 早く、早く……あ」
「……またか、別府」

 なんか起きたら職員室にいて、説教食らってたんだけど、なんでだろう。
「なぁ梓、なんで俺怒られたんだ?」
「知んないよ、ばかっ!」
 教室に戻るなりボクっ娘に訊ねたら、梓は顔を真っ赤にして俺に怒鳴るのだった。

拍手[8回]

【こたつちなみん】

2010年04月22日
 寒いのでコタツに入ると、捕獲された。
「最近のコタツは捕獲機能がついてるのか。安物買って失敗したな」
「……違います。コタツ風ちなみです。……コタツに入って体も心もあったか、です」
 コタツだと思っていたのはちなみだった。それはいいけど、足をがっちり捕獲されてるので出れません。
「ちなみさん、出れないのですが」
「……そういう仕様です」
 仕様ときたか。それなら仕方ないと納得する他ない。
「……タカシは、冷え性なので暖める必要があります」
「いえ、別に冷え性ではないです」
 NOという感じの手を出して断ったら、ちなみは恨みがましく俺を睨んだ。
「……NOという感じの手を出してもダメです。冷え性なのです。このコタツに入ると、誰しも冷え性になります。……そういう仕様です」
 とんでもない仕様のコタツだった。欠陥品といえよう。
「……なので、暖めてあげます」
 そう言って、ちなみは俺をコタツに引きずり込み、ぎゅっと抱きついてきた。
「ち、ちなみさん?」
「……暖かいですか?」
 暖かいけど、なんか、その、俺も男なのでちなみの体の温かさやら柔らかさがダイレクトに伝わってきてええと!
「色々人には言えない箇所まであったかホカホカ!」
「……なによりです。コタツ冥利に尽きると言うものです」
 ちなみはそう言って機嫌良さそうに俺の頬をすりすりした。
「いやその、コタツってすりすりする?」
「……無論です。コタツと言えば、ほっぺをすりすりするものです。……世界の常識です」
 そんなコタツは今まで生きてきて見たことないですが、ほっぺ気持ちいいしまぁいいや!
「……コタツにすりすりされたら、すりすりし返さないとダメです」
「え、いや、でも」
「…………」
 むーっという目つきで睨まれたので、すりすりし返す。
「あ……すりすりされました。タカシはコタツに欲情する変態さんです」
「コタツが俺に欲情してるんだ」
「……違います。タカシがコタツに欲情してるんです。ねこさんもそう言ってます」
 近くを通りがかった俺の飼い猫を捕まえ、ちなみはネコを使って腹話術をした。
「……タカシが欲情してるにゃー。間違いないにゃー。……ほら、ねこさんも言ってます」
「いや、めっちゃちなみの口動いてるし。ネコ嫌がってるし」
 ちなみがネコを放すと、敵わんとばかりにネコは別の部屋に逃げていった。
「……むー」
「もーいいからテレビでも見ようぜ。つまらん番組見て茶を濁そう」
 コタツから抜け出そうとしたら、がっしと腰を抱きしめられた。
「……つまらないテレビを見るより、コタツで寝るほうが気持ちいいです」
「こっ、コタツで寝るって、おまえ」
「え……あ」
 自分の言った言葉の意味を今更理解したのか、ちなみの顔がみるみる赤くなっていった。
「そ、そういう意味じゃなくて、あ、あの、たんに一緒に寝たいだけで、その……」
「あ、いや、うん。分かってるから、うん」
 変な空気を払いのけるべく、俺はわはははと乾いた笑い声をあげた。
「……で、でも、どうしてもと言うなら、その、そっちの意味でも……」
「さーちなみ極々普通に一緒に寝ような。たまにはコタツで寝るのもいいもんだ」
 危うい言葉を言われる前にコタツに潜り込み、ちなみをぎゅっと抱きしめる。
「あぅっ……タカシはずるいです」
「ぐーぐー」
 もう面倒なので寝たフリしちまえ。
「……もう寝てます。……つんつん、本当に寝てます、よね?」
 しばらくして、ほっぺに柔らかな感触。
「……え、えへへっ、私も寝ます。おやすみ、タカシ」
 柔らかな感触を体に感じたまま、俺は本当に眠りに就いた。
 
 で、起きたら母さんが仁王立ちしてて。俺の隣にゃ嬉しそうに俺に抱きついてるちなみがいて。
「え、えっと、その、少し遅いクリスマスプレゼントってサンタが! 白髭の野郎が俺を陥れようと!」
 母さんはにっこり笑って、俺の顔を踏んだ。

拍手[22回]

【ツンデレの家に男の写真があったら】

2010年04月21日
 暇なので、最近仲良くなった藪坂の家に遊びに行くことにした。無断で。
 スネークがダンボールを使えば大丈夫だ、と言ってたので落ちてたダンボール被ってストーキング。
「……何やってんの、おまえ」
 藪坂が俺の方を見つめていた。いや、大丈夫。ダンボール被ってるから見つかるはずない!
 と思ってたら、藪坂は無言でダンボールを取り去った。後に残されるのは、道端に座り込んでる俺のみ。
「や、偶然」
「怪しすぎるぞ、おまえ。何やってんの?」
「や、その、……追跡?」
「すんな! てーか、こんな怪しいダンボールが後ろから着いてきたら変に思うに決まってるだろ!」
 藪坂は俺の不備をずびずび叱った。
「スマン。次はもっとばれないようにストーキングする」
「そういうことを言ってるんじゃない!」
 何に怒ってるのかよく分からないけど、顔を締め付けるアイアンクローの強さからみて、かなり怒ってるのだなぁと思った。あと、顔もげる。
「いててて……おまえ女なんだから、もーちっと女らしくしろよ。人の顔をもごうとするなんざ、女のすることじゃないぞ」
「うっせーな、オレの勝手だろ。お前も女は女らしくしろ、ってタチか?」
「んー……別に俺の顔をもがなけりゃ、どうでもいい。てーか、女らしい藪坂なんて、気持ち悪い」
「あはは、オレもそう思う」
 にっこり笑って、藪坂は俺の顔をもぎにかかった。あと一回でたぶんもげる。
「で? なんでオレの後つけたりしたんだ?」
「暇だし、遊びに行こうかな、と」
「ええっ!?」
 大変驚かれたので、逆に俺が驚いた。
「な、なんで? オレん家来てもすることないぞ?」
「いや、暇つぶしだし別にそれでも構わん。ほれほれ、行こう行こう」
「いや、来るなって! それよりええと、ほら、そこのゲーセン行こうゲーセン!」
「金ないし、なによりそれほど頑なに断られると逆に行きたくなる」
「だから、来るなって言ってるだろ!」
 その後、何度も来るなと言われつつ殴られたりしたけど、俺の熱意に負けたのか、藪坂は家に行くことを認めてくれた。
「……変なことするなよな」
 釘を刺してから、藪坂は俺を部屋に通した。
 どんな部屋かと期待してみれば、なんということはない、特に変なところも見つからない至極普通の部屋だった。
「あんまきょろきょろすんなよ。じゃオレ、なんか飲み物取ってくる。なにがいい?」
「母乳」
「出るかッ!」
 怒鳴られたので、大人しくコーヒーを頼み、部屋の真ん中に座ってきょろきょろする。
 普通の部屋だけど、藪坂らしく女の子らしい品は見当たらない。それでも、部屋に漂う甘やかな香りに、藪坂が女の子だということを改めて意識してしまう。
「ん?」
 机の上に、写真立てがあった。誰が写っているのか興味に駆られ、俺は机に近寄った。
「ほい、お待たー……あああああッ!」
「痛いッ!?」
 戻ってきた藪坂が絶叫を上げると同時に、俺の顔に硬い何かが命中した。痛みのあまり転げまわる。
「う、ううう……缶コーヒー?」
「おっ、おまえ、見た? 見たのか!?」
 俊敏な動作で写真立てを伏せ、藪坂は真っ赤な顔で俺を激しく揺さぶった。
「そんなことより、人の顔に缶コーヒーをぶつけたことに対する詫びが先かと」
「見たか!? 見てないのか!?」
「まぁ、見る前に撃沈されたんだけど」
「……そ、そっかぁ」
 藪坂は心底ほっとしたように息を吐き、その場に座り込んだ。
「誰の写真なんだ?」
「だっ、誰でもいいだろ、ばか!」
 照れ隠しのように俺の背をばしんばしん叩く。すごく痛い。
「好きな男とか?」
 藪坂の顔がタコみたいに赤くなった。
「ははぁ、なるほどなぁ。いや、藪坂でも好きな奴いたのか。なんかお兄さん安心したよ」
「……どーいう意味だよ、それ」
「おにゃのこにやたら人気あるみたいだし、てっきり同性に走るかとぐぁっ」
 殴られた。
「うっせぇ、馬鹿! そんなわけあるか!」
「いつつ……で、誰?」
「そ、そんなのどうでもいいだろ! ほ、ほら、ゲームでもしようぜ!」
 無理やりはぐらかされたけど、まぁいいか。ただの興味本位で聞くこともない。
 しかしまぁ、藪坂の好きな奴か……どんな奴なんだろうな。こいつのことだ、どうせ変な奴に惚れたに違いない。
「……なんだよ、変な顔して」
「いや、別に」
 藪坂はふて腐れたように、ちょっとだけ口を尖らした。

「やっと帰ったか、あの馬鹿」
 タカシが帰宅した後、藪坂はほっとしたように息を吐いた。
「……ホントに見なかっただろうな、別府の奴」
 伏せてあった写真立てを立てる。そこに、必死な顔で弁当を食べてるタカシがいた。
「なんで飯食うだけでこんな必死になれるんだろな。……へへっ、馬鹿みたい」
 藪坂はだらしないくらい頬を緩ませ、タカシの顔をちょこんと突付くのだった。

拍手[12回]

【ツンデレとビデオレンタル店へ】

2010年04月21日
 学校帰り、姉さんと一緒にビデオレンタル店に行った。
「姉さん、なに借りよっか?」
「そうだな……サスペンスか、アクションかな」
「それもいいけど、たまにはホラーとか見ない? キャーッ! とか言って抱きついてほしい弟心」
「別に借りるのは構わないが、私は別にホラーは苦手じゃないぞ。むしろ、お前の方が苦手じゃないのか?」
 言われてみれば、その通り。夜一人でトイレに行けないこと請け合いです。
「しかし、弟に頼られるのも姉の務め。どうしてもと言うなら借りてもいいぞ。ああ、トイレにも着いて行ってやるから安心していいぞ」
「すいません、俺が悪かったです」
 素直に謝り、別のコーナーへ。
「んー、どれにしよっか、姉さん」
「…………」
「姉さん?」
 返事が無いので振り返ると、姉さんはとあるビデオに釘付けになっていた。……子猫物語だ。
「……姉さん、動物モノ好きだね」
「う」
 姉さんは少しだけ顔を染めた。
「それ、DVDで持ってるでしょ。ほらほら、行くよ」
「け、けど、チャトランが、チャトランがこっちをじっと見てるんだ。借りないと可哀想だ」
「はいはい、いーから行く行く」
「ああっ、チャトラン、チャトラーン……」
 姉さんは眉目秀麗、文武両道の完璧超人なんだけど、可愛いものに弱すぎる。
 先日も捨て猫を拾ってきて大騒動になった。なんで猫アレルギーなのに何度も何度も拾ってくるのだろう。
「おまえはひどい奴だな。あんなにつぶらな瞳をしたチャトランをほっておくなんて」
 姉さんは恨みがましく俺を睨んだ。少し頬が膨らんでるのが微笑ましい。
「なにが悲しくてDVD持ってるのに、ビデオ借りなきゃいけないんだよ……」
「……なんか、もう一度見たくなったな。タカシ、ビデオはもういいから帰って一緒に子猫物語見よう」
「ええっ! 俺、一昨日も見させられたよ!?」
「姉に付き合うのが弟の務めだ。ほら、いいから帰るぞ!」
 姉さんは俺の手を取り、ビデオ屋を飛び出した。……もう子猫物語見飽きたよ。

拍手[8回]