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2026年03月19日
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【ツンデレに愛国心は何処へいった!?って言ったら】

2010年03月11日
 学校の帰り。暑いので、プールに行こうと梓を誘った。
「ヤだ。ボク、泳げないもん」
「大丈夫。もし梓が溺れたら、助けようとする監視員の妨害を頑張るから」
「なんでそっちを頑張るんだよ! 助けるの頑張ってよ!」
「いや、だってそれは監視員の仕事だし。邪魔すると悪いし」
「妨害するより100倍はマシだよっ! それくらい分かれよ! はぁ……」
 疲れた感じのため息を吐かれた。なんでだ。
「まぁいいや。ここでタカシの相手するより、プールで相手する方がちょっとはマシだし、行ってもいいよ」
「よし! あ、スク水を忘れるなよ。できれば旧スク。無理なら、俺が用意するからちゃんと言えよ」
「……普通の水着がいいんだけど」
「愛国心は何処へいった!?」
「なんでここで愛国心が出てくるの!?」
「……え? あれ、スク水って日本独自の水着だよね? 違った? お母さんに怒られる?」
「え、あってるし、お母さんには怒られないけど……愛国心、関係ないよね?」
「日本古来から脈々と伝えられてきたスク水を『こんなの着ないだよもん。紐ビキニ、もしくは全裸がいいだよもん。だよもん星人あらわるもん』とか言って貶す奴に、愛国心のなんたるかが判るはずがない」
「……それ、ボクのマネ?」
「そっくりだよもん」
「全然まったくちっとも似てないっ! そもそも、ボクはだよもん星人じゃないっ! だよもん星人ってなんだよ!」
「じゃ、一度家に帰ってから行くか。準備してからお前ん家に行くから、部屋で待ってろ」
「人の話聞けっ!」

「そんなわけで、プール到着! 水が大量に溢れ、そして押し寄せるそのさまに、世界崩壊の日を連想せずにはいられませんね」
 流れるプールを眺めるフリをしつつ、流れる女体を視姦する。ナイスおっぱい!
「とか言いながら、実は女の子を見てるのに100ガバス」
「ビンゴ。100カボス進呈……」
 聞き慣れた声に振り向くと、そこに俺が待ち望んでいた姿の梓がいた。
「な、なんだよ。……あんまじろじろ見るなよぉ」
 と言いながら恥ずかしそうに浮き輪で自分の体を隠す梓だけど、じろじろ見る。
 凹凸のない体にあわせて作ったかのようにベストフィットした紺色の旧スクが、俺の煩悩を直撃。
 さらに、シャワーでも浴びたのか濡れたスク水の表面のてかりといったらもう! なにコレ! そりゃ辛抱たまらず抱きしめちゃいますよ!
「たっ、タカシタカシタカシ! だっ、抱きしめてる、抱きしめてるよっ!?」
「大丈夫、分かってる」
「分かってるならやめろっ! みんな見てるみんな見てる!」
「そんな面白い見世物でもないのになぁ。ところで梓、まずどこ行く?」
「相談は抱きしめるのやめてからだよ、ばかーっ!」
 大変怒られたので、だっこ解除。
「うー……まさか、いきなりぎゅーってされるとは思いもしなかったよ」
 梓はぺたりと地面に座り込み、すねたように口をとがらせて俺を見た。
「俺もまさかいきなり抱きしめるとは思わなかった。恐るべし、スク水の魔力……」
「タカシの性欲の方が恐るべしだよ……」
「てへ」
「タカシ、びっくりするくらい可愛くない……」
 失礼な。
「ま、いーや。泳ごうぜ。泳げないフリして梓に抱きつき、尻やら乳やらまさぐるけど、気づかないフリしてくれ」
「それ言っちゃダメだしまさぐられたら怒るし外でエッチなことするのダメに決まってるだろっ!」
「中ならいいと?」
「う……そ、そうは言わないけどさ。……まぁ、外よりはマシだけど」
「なんと! 言ってみるもんだ! よし梓、泳ぐのなんて切り上げて、俺の家行こう! そしてちょっと人には言えない事しよう!」
「しないっ! 外よりはマシって言っただけで、するとは言ってない! 今日は泳ぐの!」
「お前のバヤイ、泳ぐじゃなくて浮かぶ、だけどな」
 カナヅチの象徴である浮き輪を軽くつまむと、梓の頬がぷくーっとふくれた。
「おや、フグ出現。人間界にようこそ」
「フグ違うっ! にんげん! 人間界には前々からいる! このぷくーは、馬鹿にされて怒ってることを表してるの!」
「そう怒るない。よし、今日はお兄さんがお前に水泳をレクチャーしてやろう」
「え、ホント? ボクでも泳げるようになる?」
「いや、レクチャーと銘打って実際には尻やら乳をまさぐることに終始するから無理だろ」
「だから、それ言っちゃダメだろっ、ばかっ!」
 怒られたのでレクチャーはせず、普通に梓と遊びました。

拍手[8回]

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【ちゅんでれがぬれたら】

2010年03月11日
 朝は雲ひとつない晴天だったというのに、昼過ぎから急に曇ってきて、夕方には雨が降っていた。降水確率は20%だというので、娘に傘を持たせていない。
「嗚呼、今頃娘は雨に打たれているに違いない。ビショビショの体で帰宅しようとしているに違いない。秘書の秘所はビショビショ、なんちて。うひゃひゃ」
 ビショビショと言ったらこのダジャレを言わなくてはならないので言ったが、ちっとも面白くない。
「父。面白くない上、下ネタとは最低だな」
「言われずとも分かっている。これは義務ゆえ、仕方のないこと……ああ、帰ったか娘よ」
 回転座椅子に底力を発揮させてくるりと回転すると、そこに髪やらランドセルやらから雫を滴らせる娘がいた。
 濡れた黒髪とまつ毛、そして肌にぴたりと張り付いた服がとても小学生と思えぬ色気をかもし出しており、父ならずともドッキドキ。……いや、父がドキドキするのは非常にマズイと言えよう。
「……父? ……む、この視線は……いやらしい方の目つきだ」
 ばれた。娘はわざとらしく自分の体を抱きしめた。
「ああ父は娘である私を性欲の対象として見る。なんという星の下に生まれてきてしまったのだろうか」
「娘よ、いちいち大声で、それも窓を開け外に向かって叫ぶのはやめてほしい。近頃、父が近所の方々にどんな目で見られているか知っているだろうか」
 全速で窓を閉めつつ、涙目になるのを止められないまま娘に言う。
「ふん。娘である私が父のことで知らぬことなどない」
 娘は腕を組み、胸を逸らして口角を吊り上げた。おおいばりだ。いばるな。
「とにかく、やめてください」
「ふん、つまらんな。……さて、このまま父の相手をしていても仕方がない。濡れてしまったので、風呂に入ってくるとしよう。覗くなよ」
 風呂か。風呂はいい。裸と裸の付き合い。風呂はいわば、父と娘のコミュニケーション、略してコミュョの場。そんなコミュョの場を持つことにしよう。

 娘が風呂場に向かってから数分後。できるだけ足音を忍ばせ、物音を立てないよう脱衣場にて服を脱ぎ、そして風呂場への扉を開けた。
「っ!? ちちちちち、父っ!?」
 案の定、体を洗っていた娘が目を白黒させて父である俺を見た。
「娘よ。覗くなと言われたので、一緒に風呂に入る方向で攻めてみたのだが、どうだろう」
「ばっ、ばかっ、論外に決まっているだろう! 入ってくるな、ばかっ! ばか父!」
 娘は後ろを向き、しゃがみ込んだ。体を隠そうとしたのだろうが、後ろを向いた結果ぷりんとした尻を父である俺の前にさらすことになったので視姦開始。
「ばかばか、見るな、お尻を見るなっ!」
「じゃあ父はどこを見ればいいのだろうか。父だけに乳を見ろと言うのか。む、ナイスジョーク。娘よ、父を褒めるがいい。そして、その薄い胸を父に晒すがいい」
「薄いは余計だ、ばか父っ! いいから出てけっ!」
 怒られたけど、湯船に浸かる。
「出てけと言ったのに、なんでお風呂に入るんだ!?」
「父は娘とコミュョをとりたいのだ。決して一緒に風呂に入りたいだけではないぞ。さらに、一緒に入った上で色々といやらしいことをしたいわけではない」
「うう……父が本格的にエロくなってきた。今日で膜ともお別れか」
「そこまでするほど鬼畜じゃないっ! 女の子が膜とか言うなっ! まったく、父をなんだと思っているか」
「……なんだ、しないのか」
「娘は意外にも残念そうだった。本当は父とエッチがしたいのだろうかと思ったが、それを言葉にするのは野暮なので父の心の中に秘めておこうと思った」
「言葉にしているぞっ!?」
「ああ、すまない。わざとなんだ」
「ああ、わざとか……わざと!?」
「娘よ、お風呂では静かにしなさい」
「なぜ私が怒られているのだ……」
 悲しそうな娘だった。
「とにかく、娘よ。父はエッチな気持ちなぞ欠片もないので、一緒に風呂に入るがいい」
「…………」
 とても不審な目で見られた。
「いや、無論イチャイチャしたりぎゅーっとしたりチュッチュしたい気持ちは潤沢に、それこそ売るほどあるが、それを表に出すほど父も愚かではない。ふふ、褒めていいぞ?」
「だから、それを言って表に出したらダメだろうが! ええい、本当に隠す気があるのか!」
「少なくとも、今の娘の格好以上にはあると自負している」
「格好……あっ!」
 興奮のあまり立ち上がっていた娘は慌ててしゃがみ込み、俺をにらんだ。
「よく漫画等で幼い少女の股間をすじと表記するが、なるほど確かにすじと表するに値する縦の線だと父は思った」
「感想を言うなぁっ!」
 物凄く怒られた。
「では、感想は言わないので一緒に風呂に入ろう」
「嫌だ! 父は私にいやらしいことをするに決まっている。娘であるということも気にせず、いやむしろ娘だからこそ興奮して、言葉にするのもためらわれるような行為をするに違いない」
 まったく信頼されていなかった。
「はぁ……残念だ。父はただ、娘と一緒に風呂に入りたかっただけなのだが……しょうがない、父はもう出るとしよう」
「…………」
「出ようっと。さあ出る出る出る出るついに出る。……出るぞ?」
「早くしろ」
「そこは涙ながらに止めるところだろうが! ええい、我が娘ながら空気が読めなくて困る!」
「止めるかっ! まったく、父は脳に蛆がわいているに違いない」
「し、失礼な! いかに愛しい娘とはいえ、許せぬことはある! その程度の悪口なら許せるが!」
「だったらいいではないか。まったく、相も変わらず父の脳は哀れだ」
「ところで娘よ」
「なんだ、父?」
「またしてもすじが父の目に映っているが、いいのだろうか。あと、ピンク色な乳首も」
「っ!! 見るな見るな見るなっ、このばか父ーっ!」
 一緒に風呂には入れなかったが、色々見れたので大満足。後で物凄く怒られたけど。

拍手[10回]

【暇だからーと言っていつも男の傍にいるツンデレ】

2010年03月10日
 たまの休日なので今日は本屋でエロ本を買い、さらにゲーム屋でエロゲを買い、帰りにメイド喫茶に寄るという素敵プランを立てていたのに、友人のかおるが遊びに来たせいで計画が頓挫した。
「あー……暇だ暇だ暇だ! なータカシ、どっか行こーぜ」
「んむ、それはよい考え。映画にでも行って来い。俺は俺でどっか行くから」
 どうにか計画を遂行しようとそう言ったら、かおるは渋い顔をした。
「一緒に行こうって言ってんだよ! なんでオレ一人で行かなきゃいけないんだよ。寂しい奴だと思われるじゃんか」
「実際寂しい奴じゃん。なんか、お前って気づいたらいっつも俺の側にいるし。俺の他に友達いないのきゃ?」
「いるに決まってるきゃ! お前が友達いねーの! 可哀想だから、優しい優しいオレが一緒にいてあげてんの! ……ったく、オレが学校でどれだけ人気あるのか知らねーのか?」
 かおるは口調こそぶっきらぼうだが人情に篤く、さらにさっぱりとした性格で老若男女問わず、特にお年寄りにも美味しくいただけます。
「む、人物紹介のはずが料理番組に」
「またワケの分かんねーことを……あのなぁ、お前もオレがラブレターもらう所見たことあるだろ? ほれ、だいにんきー」
「主に女性からだいにんきー。ラブレターをもらうその比率たるや、男性1に対し女性なんと9! これはもうレズにレズれと神が申しているのか!?」
「申さねえっ! ……あーもーいい。お前と話してると頭痛くなってくるぜ」
 そう言って、かおるは軽く頭を押さえた。
「頭痛が痛いとな。なら、家に帰って療養すべし。ほれ帰れ帰れ帰れ」
「……なんだよ、そんなにオレが邪魔かよ」
 かおるは軽く口をとがらせ、拗ねたような視線を俺に向けた。
「あ、いや、その、ええと、そーゆーわけではないのだけど、その」
「…………」
 いかん。なんか知んないけど、うつむいちゃってますよ。傷つけましたか? 男っぽいとはいえ、女の子を傷つけちゃいましたか?
「や、違うんです。別におまえが嫌いとかそういうのでなくて、その」
「…………」
 かおるは悲しそうな瞳を俺に向けた。ああもう、こんな悲しそうな顔された上で帰れとか言える精神構造してない俺の負けです。
「分かった。帰れなんて言わない。ここにずっといてもいい。なんならここに住んでもいい。一生俺が養ってやる」
「なんでプロポーズしてんだよっ! ……ったく、馬鹿じゃねーのか」
 言葉が過ぎたけど、呆れたような、でも少し嬉しそうな笑顔を見せてくれたので、作戦は成功といえよう。
 そこで、さらに喜ばせるため、エロゲ屋に連れて行って面白いゲームを勧めたら怒られた。
「あ、感動系より陵辱系の方が好きだった? そっちは疎いからなぁ。勉強不足でお恥ずかしい」
「もっと違うところを恥ずかしやがれっ!」
 エロゲ屋にかおるの声が響き渡ったため、店長に二人して怒られた。怒られてる最中、かおるがずっと俺を睨んでて怖くて泣きそうでした。

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【"ちなみん"ならぬ"ちなまん"】

2010年03月10日
 家に帰ると、なんか湯気たててる物体が。あ、こっち向いた。
「こんにちは」
 まんじゅうに挨拶された。あ、いや、ちなみだ。まんじゅうの中心はくりぬかれており、そこからちなみが顔を覗かせている。
「……まんじゅうです。ちなみのまんじゅう、略してちなまんです。……おいしいと、大評判」
「そういうことでは、ないと思う」
 ぺしぺしとちなみの頭にチョップする。
「……むぅ。チョップする人には、食べさせてあげませんよ?」
「別に食べたくないし、いい」
「……ダンボールは入ってませんよ?」
「時事ネタはすぐ風化するから危険ですよ、ちなみさん」
「……まぐまぐ、おいしい」
 人がせっかく危機を知らせているのに、ちなみときたら自分の体をちぎって食べてる。
「……右っかわがあんこ、左っかわが肉。……一つで二つの味が楽しめます」
 “すごい? 褒める?”と視線が訴えていたので、無視する。
「……タカシはあまり褒めてくれないので、つまらないです。……つまり、タカシはつまらない人間です。死んだほうがいいです。えいえい」
 えいえいと言いながらちなみは俺の頬を引っ張った。そんなのでは死ねない。
「……ふぅ。……満足したので、死刑は中止します」
「近頃の死刑は気分次第で中止したりするのですね」
「うるさいです。……そんなのいいから、ちゃんと褒めるべきです。……褒めないと、結婚してあげませんよ?」
「嫁がまんじゅうなのはちょっと」
「……今明かされる新事実。実は、私は、……まんじゅうではないのです。ばばーん」
「知ってる。あと、効果音を口で言うな」
「…………」
 不満そうな顔をされても。
「あーもー分かった。褒めてやる。……おほん。えっと、……ち、ちなみは可愛いなぁ」
「……わ、私を褒めるのでなく、まんじゅうを褒めるのです。……た、タカシの勘違いには、困ってしまいます」
 珍しく照れた顔で、ちなみは俺の胸をぺちぺち叩いた。
「特に、貧乳な所が可愛い」
 泣き怒りな顔で俺の顔をべしべし叩くちなみだった。

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【アニソンを口ずさんでいるのを男に見られたツンデレ】

2010年03月10日
「……一万年と二千年前からあっいっしってっる~」
 遊びに来た梓と部屋で別々に漫画読んでたら、梓方面から変な歌が聞こえてきた。変な奴が変な歌を歌うと、相乗効果でとても変だなぁとか思いながらじーっと見てたら、目が合った。
「……なんか用?」
「それでも俺はこいつと友達でいてやろうと思った」
「いきなりそこだけ抜き出されても意味分かんないし、なんか上から目線でムカつくっ!」
 怒られたので、思ってた事を全部言ったらまた怒られた。
「変な奴じゃないし変な歌じゃないし相乗効果でとても変じゃないっ! それを言うならタカシこそ変じゃん、変! その場の思い付きで、さっきみたいな変なことすぐ言うしさ」
「変なこと……実は梓は男の子だった、とか?」
「それは変なことじゃなくてただの事実無根な嘘だよっ! 超女の子だよ、ちょー!」
「ははっ、まったまた」
「なんで冗談っぽく流されてるんだよぉ!? こら、信じろ!」
「む……この流れは、『じゃあ実際に調べてみるか』『そんなつもりじゃないのに……ああ、流されるボク』みたいな感じでエロくなりそうな! よし、この方向でいってみよう!」
「いくなっ! タカシえろすぎ! エッチな人は嫌いだよっ!」
「大丈夫。梓が俺を嫌いでも、俺は梓が好きだから」
「っ! ……う、う~……タカシ、すぐそーゆーこと言うから、……嫌いだよ」
 梓は軽くうつむき、困ったように視線をさ迷わせた。
「さて。じゃあ実際に調べてみるか」
「そこでなんでさっきの台詞が出てくんだよっ! 期待した目で見られても『そんなつもりじゃないのに……ああ、流されるボク』なんて言わない! ……折角いい雰囲気だったのにぃ。はぁ……」
「ふふ。雰囲気クラッシャー、略して噴射、そこから連想してぶっかけのタカシと呼んでくれ」
「それもう別の意味だよっ! あーもう、タカシと話してると疲れるよ……」
「ぶっかけられるから?」
「そこから離れろっ!」
 なんでかなと思いながら、場所を移動して梓の隣に座る。
「そ、そーゆー意味じゃなくて! 場所移動じゃなくて、言葉として、その……あぅぅ」
 なんとなく梓の頭をなでると、言葉尻がすぼんでいった。
「……タカシ、すぐボクの頭なでるよね。そんなボクの頭なでるの、好きなの?」
「梓を犬と誤認識してるから、ついなでてしまうんだろうね」
「今すぐその勘違いどうにかしろっ! ……い、犬じゃないから、なでられても嬉しくなんて……あぅぅ」
 困る梓が可愛くてそのままなで続けたら、日が暮れた。びっくりした。

拍手[8回]