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2017年12月11日
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【先生に甘食を食べさせたら】

2014年07月18日
 登校中、ふとコンビニに立ち寄ったら甘食なる品を発見した。
「甘食……ふむ」
 とあることを思いついた俺は、にやけながらレジまでその商品を持っていったらバイトのお姉さんの顔があからさまに引きつったので申し訳ないと思った。
 そんなわけで学校。鞄の中に入れたブツに思いを馳せながら、時が過ぎるのを待つ。
 待った。待ちに待った。待ちに待った昼食の時間だ。俺は鞄を持つと、脇目も振らず目的の人物の元へ走った。
「あーっ! こらっ、廊下を走っちゃダメですよ? 先生、めってしますよ? せーのーっ……めっ!」
 果たして、目的の人物と遭遇した。ちっこい身体に無限の勇気、僕らの大谷先生だ。わかりやすく言うと合法ロリ。
「おっす、先生」ナデナデ
「先生への対応ではないですっ! まず挨拶が違いますっ! おはよーございますって言うのですっ! あと手! これが一番の問題ですっ! なでなでなど目上の人物への対応として論外中の論外ですっ!」
「じゃあ次からおはようございますって言う」
「そうです。それでいいのです。……あんまり素直だと、逆に不安になりますね……」
 先生は俺をあまりまともな生徒だと思っていないようだ。
「昼でも夜でもおはようございますと言い続け、そのため自分がまるで業界人になったかのような錯覚を覚え、それでもおはようございます生成装置として生きていくうち、とうとう自己暗示が名人の域まで達し、その力で実際に業界人になってしまい、先生をモデルにAVを撮ってしま……あっ、先生だと発禁で発売中止になっちゃうかな?」
「今日も無茶な言いがかりをつけますねっ、別府くんはっ! あと、先生は超大人なのでえっちなビデオに出ても発禁とかになんないですっ!」
「いいのっ! やった、言質は取った! 今度個人用に撮ーろおっと! やったぜ合法ロリ!」
「よ、よくないですよくないです、とっても困りますっ! あと合法ロリってなんですかっ! 先生はロリとかじゃないですっ! 大人ですっ、ちょーないすばでーですっ!」ワタワタ
「いいや、そんなことはないよ。……現実を見ないと、先生。イカ腹だよ」ナデナデ
「イカ腹!? ああもうっ、今日も別府くんのいじわるは名人の域まで達してますねっ! 別府くんのいじわる虫っ!」
「虫……?」
「ふーっ、ふーっ……。それで、何の用ですか? いじわるをしにきたのですか?」
「それも悪くはないが、今日は別件だ」
 そう言いながら、鞄の中から例のブツを出す。
「なんですか、これ?」
「甘食。食え」
「食え……って、先生が?」
「大丈夫。何も仕込んでない」
「そんなの言われたら余計に不安になりますよぅ……」
「大丈夫。存分に仕込んだ」
「だからってそれじゃあ誰も食べませんよ。……ふふふ、別府くんって案外頭悪いんですね?」
「後で超犯す」
「ひぃ!? せ、先生ですよ!? 先生で、ここは学校ですよ!?」
「萌えるシチュエーションだね!」(イイネ!)
「良くないです良くないですっ! なにがイイネですかっ! 今日も別府くんは頭おかしーですっ!」
「頭が正常な奴と、頭がおかしい奴……果たしてどちらが先生を襲う率が高いか、聡明な先生ならわかると思いますがねェ……?」
「……べ、別府くんは今日もとっても真面目でいーこですねっ♪ で、ですから、先生を襲うとかナシですよ? ね? ねっ!?」ブルブル
 小動物みたいに震えだしたので、この辺にしとく。充分楽しんだし。
「では、この甘食を食べたらナシにしてやろう」スッ
「ほ、ほんとーですか? 嘘とかだったら怒りますよ? 先生の怒りはとっても怖いですよ? ぷんぷんってなりますよ?」
 恐怖の要素が全くと言っていいほど見えないが、先生なりの怒りの表現なので、乗っかってやろう。
「ひ……ひぃぃぃぃ!? た……助けっ、誰か助けてくれェ!」ガクガクガク
「怯えすぎですっ!」
 ちょっとやりすぎた。さじ加減が難しい。
「……でも、ちゃんと怖がられたの初めてかもかも。……えへー♪」
 そしてなんかこっそり喜んでる。変な人。
「こ、こほん! ぷんぷんってされたくなかったら、先生を襲うのはダメですからね?」
「あーもういいからちゃっちゃと食え」
「もがっ!?」
 茶番は大好きだがいい加減疲れてきたので先生の口に甘食を突っ込む。
「もぎゅ、い、いきなり何を……あ、おいひー」
「飲み物もあるぞ。牛乳といちご牛乳、どっちがいい?」
「いち……っ! ……っ、……っ! ……ぎ、牛乳で、お、お願いします……」
 先生内部で壮絶な葛藤があったのか、ものすごい懊悩としながら、最後に肩を落として牛乳を選択した。
「先生は子供なんだからいちご飲んどけ、いちご」ポイッ
「子供じゃないですっ! 何回言ったら別府くんは分かるのですかっ! ……ま、まー、いちごの方もらっちゃったから、今回だけは特別にこっち飲んであげますけど。で、でも特別なんですからね! 普段は牛乳飲んでるんですからねっ!? 甘くない方をっ!」
「なんで牛乳でツンデレやってんだよ……」
「ごくごく……はぁぁ、おいひい……♪」
 俺の話なんてちっとも聞かずに、先生はご満悦でいちご牛乳を飲んでた。
「それで、だ。先生、甘食食べて」
「ん? はい」モグモグ
「両手で甘食持って」
「はい?」
「で、上目遣いで」
「……?」キョト
「……よし。思った通り幼女感が高い! 流石先生、そこらの小学生より可愛いぞ! できれば袖の余った長袖の服の方が萌えるが、これだけでも充分にオカズになる!」
「はああ!? 何を言うですか! 先生は20歳を超えてるですよ!? ありえないですっ! 絶対にそこらの小学生の方が可愛いに決まってます! それに、どちらかと言えば先生は綺麗系ですから!」シャラーン
「何言ってんだ馬鹿。シャラーンって何だ」ペチペチ
「馬鹿!? 言うに事欠いて先生に馬鹿!? 明らかに別府くんより賢いのに!? なぜなら先生だから! いっぱい勉強したから! 大学とかで! あと、頭ぺちぺちしないでくださいっ!」
「超うるせえ! このままではあまりのうるささに心神喪失状態に陥って先生を犯しそう! そしてその場合心神喪失なので無罪もしくは減刑&少年法で俺の未来は明るいまま!」
「明らかに計画犯罪ですっ! 録音です、録音しますっ! ろくおん……えーっと、……どしたらいいのかな」
 先生はスマホを持ったまま、困ったように液晶を見つめていた。
「…………」
 そして、視線をこちらに向ける。
「はぁ……貸してみ」
「む、むずかしーので仕方ないですよね? ねっ?」
「簡単です」
「仕方ないことなのですっ!」
 しょうがないので先生に出鱈目を吹き込む俺だった。後でばれて大変叱られた。

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Comment
無題
あれ?隅っこのさらに隅の方のブログは消えちゃった?
無題
さらに隅削除しちゃったのかよぉぉぉぉ……これはみゆさん本編登場フラグですね?ね?
無題
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