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2020年02月18日
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【ツンデレの頭にキノコを植えたら】

2012年06月04日
 近頃の湿度ときたら菌類しか喜ばねえぜと思うくらいなので、まつりの頭にそーっとなめこを植えたらばれた。
「なんでわらわにキノコを植えるかや!?」
 頭に乗ったなめこをそのままに、まつりがわななく。
「いや、これから梅雨まっしぐらだし、丁度いいかなと思って。んふんふ」
「まるで丁度よくないのじゃ! わらわは人間なのじゃ! こんなキノコ植えられてはかなわんのじゃ!」
「いや、まつりは人間じゃなくて猫だ」(断言)
「勝手に断言されてはとっても困るのじゃっ! わらわは人なのじゃ! 猫要素なぞどこにあろうと言うのじゃ?」
「頭になめこがのってるところ」
「それは猫要素ではないし、そもこれは貴様が植えたのじゃっ!」
「頭にキノコって馬鹿みてえだな」
「だから、貴様が、植えたのじゃッ!」
 なんか半泣きになってて可哀想になったので、なめこを取ってやった。
「あっ、取れた! えへへっ、やったのじゃ、やったのじゃ♪」
 嬉しそうだったので、また植えた。
「なんでなのなのじゃーっ!!?」
 愕然としていたが、気を取り直すとまつりは自分でなめこを取ろうとした。
「あいたた! 痛い、取ろうとしたら痛いのじゃ! どやったら取れるのじゃ?」
「大丈夫、無理に引き抜けば取れる。ただ、我が家に伝わる秘術で脳と直結してるので、ちょっと脳も一緒にアレになるけど、まあ大丈夫だろ」
「どこに大丈夫な要素があるのじゃ!? 貴様他人事じゃと思って適当じゃろ!?」
「ばか、俺はいつだってまつりのことを大事に思ってるんだぞ?」
「……ぬ、ぬし様……ってえ、そもこれは貴様が植えたんじゃろうがっ!」
「大事に思ってはいるが、同時に殺意も抱いているがために怒った悲劇と言えよう」
「わらわ殺されるの!?」
「いや、一日や二日ではそう成長しないから大丈夫さ。ただ、時が経つにつれキノコが成長し、脳……あ、いや、大丈夫大丈夫」
「脳!!? 死ぬ、絶対にわらわ死んじゃう!」
「『わらわトんじゃう!』って淫らに言って」
「言うわけないのじゃ!」
「なんか語感が似てたし、どさくさに紛れれば大丈夫と思ったんだが、無理だった」
「びっくりするくらい阿呆じゃな、貴様」
「いや全く。はっはっは。んじゃ俺はこれで」
「んむっ。……ってえ! 帰ってはダメなのじゃ!」
 颯爽と去ろうとしたら、すごい勢いで引き止められた。
「別れがたいのは分かるが、いつかはお互いの家に帰らなければならないだろう? 聞き分けてくれよ」
「なんでわらわが貴様を大好きってなってるかや!? いーからわらわのキノコを取るのじゃ!」
「脳ごとね。俺のゴリラパワーを魅せる時が来たか」
「キノコだけ! キノコだけを取るのじゃ! のっとごりらぱわー!」
「ちぇ」
 しょうがないので、普通にキノコを取る。
「ふぅ、助かったのじゃ……ん? なんじゃ、そのキノコについとる小さいクリップは」
「このクリップでキノコとまつりの髪を繋ぎました」
「……秘術とかは?」
「いや、そんなの無理だし」
「騙したかや!? どーしてわらわを騙すかや!」
「そう怒るな。ほら見ろ、超魔術。おっきくなっちゃった」
「それ古いし大きくなるの耳なのにキノコが出てきちゃ訳が分からないのじゃ!」
「ところで猫もキノコ食えるの? まつり、試しに食ってみて」
「だから、わらわは人なのじゃあ!」
「ほう。では試してみよう」(ノドの下さわさわ)
「え、ええと……ご、ごろごろ?」
「よく分からんな。よし、明日ネコミミを持ってくるのでそれを一日中装着しておくように。それで判定しよう」
「それ貴様がわらわの痴態を見たいだけじゃろうがっ! 絶対につけんのじゃ!」
「じゃあ今日つけて」
 懐に常備してあるネコミミをまつりの頭に素早く装着する。
「あっ、何するのじゃ!」
「……うむ! やっぱ可愛い!」(なでなで)
「……ま、まあ、あまり怒るのも大人気ないので、今回はよしとしてやるのじゃ」
 なんかうにゃうにゃ口の中で言ってたが、なでさせてくれたので、いいや。

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Comment
無題
Mother2のあるくキノコはトラウマ
No title
ゆら姉&七瀬やサトリツンデレとかはもうきませんか?ツンデレ分が足りない…じゅーでんしたい。 きのこは…TMだけでいいです
No title
わらわ死んじゃう、もエロくないですかね別府の人?
No title
久しぶりのあまあまでした、が甘すぎるので、ツンデレな妹VSデレデレな姉とか、かなみ、でツンデレのツン分が欲しいです切実~。
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