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2025年04月20日
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【妖精ちなみん】

2010年05月14日
 今まで色々あったけど、さすがにこれは嘘だろう。
「……みゅ、みゅみゅ」
 だって、ちなみの奴、手のひらサイズになってんだもん。羽生えてるし。服は……ハンカチ巻いてんのか?
「……で、どういうことでしょう?」
「……みゅ」
 俺のベッドの上で座ってるちなみに問いかけると、困ったようにみゅ、と鳴いた。
「まさか、喋れないのか?」
「……みゅみゅ」
 こくり、とうなずくちなみに、思わず頭を抱える。
「まいったな……なんでだ? 呪われたか?」
 小さな頭を指でこづくと、ちなみは羽を動かし空を飛んだ。
「おおっ、飛べるのか?」
 ふらふらと俺の顔まで飛んできて、鼻を噛んだ。
「痛い痛い痛い!」
「みゅ! みゅーみゅ!」
 なにか不満げにみゅうみゅう言っているが、言葉が通じないのでどうにもこうにも。
「……そうだ! 字を書けばいいんだ!」
 引き出しからメモ帳と鉛筆を取り出し、ちなみの前に置く。
「さ、どうしてこうなったか教えてくれ」
「……みゅ」
 ちなみは自分の体より大きな鉛筆を抱えた……が、大きすぎて扱えず転んでしまう。
「みゅ、みゅう……」
 それでも諦めずにもう一度鉛筆を抱えたが、やはり転んでしまう。
「……ああ、可愛いなぁ」
 飛んできて鼻を噛まれた。
「みゅ!」
 たぶんだが、真面目にやれ、と言っている気がする。
「いちいち噛むな。言われんでも真面目にやるよ」
「……みゅ? ……みゅー!」
 小首を傾げた後、ちなみは大きな声を上げた。
「なんだ? どうして言いたいことが分かったかって?」
 ちなみは何度もコクコクと頷いた。
「ん……と、なんとなく、かな?」
 自分でもよく分からないが、なんとなくちなみの言葉が理解できる気がする。
「……みゅ、みゃあ、みゅ」
 ちなみは身振り手振りを交え、俺に何かを伝えようとした。
「……ふんふん、……えっと、分からん。わはははは!」
 ちっとも分からない。理解できると思ったのは気のせいだった。
「みゅー!」
 ちなみは俺の顔に向かって飛んできた。
 また鼻を噛まれるのは嫌なので、鼻防御をする。しかしちなみが飛び込んできた場所は鼻ではなく、口だった。
 つまり、えーと、その、……キスだ。
「……あ、喋れるようになったみゅ」
「……え、あ、えっと?」
「……混乱しない。……説明するみゅ」
 ちなみの説明は、こうだ。 倉庫を整理していたら、古い本を見つけた。その本を開くと、妖精になってしまった、と。
「……ふむ。超嘘くさいけど、実際妖精になってるから信じよう」
「……ん。その本には、元に戻る方法も書いてあったみゅ」
「あー、それも聞きたいんだが、さっきから何みゅみゅ言ってんだ? 語尾に変な言葉つけてキャラを立たせるのはどうかと思うぞ」
「……まだ、治りきってないから出るだけみゅ。どうしても嫌ならタカシの耳を削ぎ取るみゅ」
「ラブリーでいいな。最高」
 暴力の前にひれ伏す。
「……続けるみゅ。それで、元に戻る方法だけど……その、……く、口づけをしないと……みゅ」
「……あー、なんつーか基本だな」
 いつの世も呪いを解くのは王子様の口づけ、ってか。ただ、俺が王子様役ってのは正直どうかと思うが。
「けど、元に戻ってないぞ?」
 確かに喋れるようにはなったが、ちなみの姿は依然ちいさな妖精のままだ。
「……触れるだけのキスだったからみゅ。……もっと、でぃーぷなキスでないと、みゅ」
「ははははは」
「……笑って誤魔化さないみゅ。声、乾いてるみゅ」
 うるさい。知ってる。
「……さ、ちゅーするみゅ。観念するみゅ」
「あー、えっと、そのままでいいじゃん? えっと、ほら、可愛いし」
 最悪の事態だけはさけるため、口から出まかせで煙に巻く。
「……私、可愛い……みゅ?」
「うむ。実にラブリーだ。鳥かごで飼いたい」
「……それ、可愛いの種類が違うみゅ。……動物に対する感情みゅ」
「似たようなもんじゃん。今おまえ動物みたいなもんだし」
「……乙女を愚弄した罰として、たっぷりいじめるみゅ」
 知らない間に逆鱗に触れていたようです。女心は難しい。
 で、色々あってちなみは元に戻りました。色々の部分を言うと泣きそうになるので言えません。
 見も心もぼろぼろになりながら、ちなみを家まで送る。服は俺のを貸した。
「じゃーな。貸した服はまた今度でいいから」
「……ん。……今日は、ありがと」
 ちなみは礼を言って、そそくさと家に入っていった。今日は疲れた、俺も帰ろう。

「……また、やろうかな」
 ちなみが件の本を持ってほくそ笑んでいるのを、タカシは知らない。 

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【ひよこちなみん】

2010年05月12日
 目覚めると、人が入れる位どでかい卵が部屋の隅に鎮座してた。
 超嫌な予感がしたので、そっと制服に着替え部屋を出ようとしたら、卵にひびが入った。ひびは徐々に大きくなり、殻が割れた。
 嫌な予感ほどよく当たるもので。出てきたのはヒヨコの格好をし、殻を頭に載せたちなみだった。
「……ひよこです。ぴよぴよ」
「カリメロか」
「……よく分かりません。……タカシさんは、インプリティングというものをご存知ですか?」
「いんぷ……ああ、あれな、あれ。肉まんと将棋を一緒に煮て三日三晩寝かせたものがこちらです」
 ポケットの中にある紙くずをそっとちなみに渡す。
「全然違います。当てずっぽうするにも、もう少し頑張ってください」
 なんか怒られた。紙くずも捨てられた。
「……インプリティング、刷り込みです。ひよこは、最初に見たものを親と認識します」
「ははぁ」
 汗が背中を伝う。もう、分かった。
「……というわけで、インプリティング成立です」
 ちなみは卵から出て、俺の手をぎゅっと握った。
「……よろしくお願いしますね、ぱぱ」
 気がつけば子持ちに。童貞なのに。
 そういうわけで、学校へ行くのにひよこがついてくる羽目に。
「……なんか、めちゃめちゃ見られてるんだが」
「微笑ましい光景に、みんなの視線は釘付けですね、ぱぱ」
 まぁ、本当のひよこなら微笑ましくもあるだろうが、生憎俺について来てるのは人間大のひよこなので。
「ぴよぴよ、ぴよ♪」
「…………」
 校門をくぐっても、ひよこは楽しげについてくる。通行人のいぶかしげな視線にも慣れてしまった。
「ぴよぴよ音頭でぴっぴっぴっ♪」
 やめてぴよぴよ音頭やめて。踊りながらついてこないで。道行く人に指差されてる。
「おはよう、タカシ。……その、後ろにいるちなみは」
 教室に入り自分の席で絶望に浸っていると、みことがやってきた。
「……いつものアレだ」
「う、うむ、そうか」
 俺の様子になにかを察したのか、みことは申し訳なさそうに自分の席に戻っていった。
「よいしょ、と」
 ちなみは当然のように俺の膝の上に座った。
「……そこはちなみの席ではないと思ったが」
「今日からここが席です。やったね、ぱぱ♪」
 やってない。あと、学校でまでぱぱとか言うな。ほら、なんか憤怒の表情でかなみがやってきたじゃん。
「どういうことよっ!」
「……怖いです、ぱぱ」
「ぱぱって何よ、ぱぱって!」
「父親のことだ。そんなことも知らないのか? 馬鹿だなぁ、かなみは」
 無言で首を絞めるのはやめて頂きたい。
「ええと、簡単に説明します。朝起きると部屋に卵があって、インプリティングの末このざまです」
 俺の胸に頭をこすり付けるちなみをあごで指し、軽く嘆息する。
「なんでやめさせないのよ」
「インプリティングしちまったからな」
「……そう、分かった」
 そう言って、かなみは席に戻った。いやにあっさり食い下がったことに軽い引っ掛かりを覚えたが、それより今は顔を真っ赤にしてる教師をどうにかするのが先だな。

 翌日。目覚めると、人が入れる位どでかい卵が部屋の隅に鎮座してた。二つ。……二つ?
「……ひよこです。ぴよぴよ」
「ひ、ひよこよ。ぴよぴよ」
 昨日に引き続きちなみがぴよぴよと、そして新顔のかなみがぴよぴよと。
「……わはははは」
 朝日が差し込む部屋に、俺の乾いた笑い声がいつまでも響いていた。

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【たこちなみん】

2010年05月12日
「……タカシ、最近元気ないね」
「財布を落としたのです。バイト代引き出したところです。俺は今月どうやって生きていけばいいのですか?」
「……ふぅん、ドジだね」
 何か考えながらちなみはどこかへ行ってしまったけど、俺はそれどころじゃない。しかたない、親父に無心でもするか。
 学校から帰宅後、電話したら「やーいばーかばーか、このドジっ子」と実父に言われた。しかも送金してくれないときた。
 親殺しの十字架を背負おうかと半泣きで考えつつぐるるると腹を鳴らしていると、ちなみが家にやってきた。
「インターホンも鳴らさず入ってくるとは膜を失う覚悟は出来てるだろうな……たこさん?」
 ちなみはたこの着ぐるみを装着していた。
「たこです。にゅるにゅる」
 その擬音語はなにか卑猥な想像を喚起させるのでやめて頂きたい。
「……えっちなことはダメ。穴という穴に突っ込むよ」
「何を!?」
 八本ある足をくねらすちなみに、思わず尻を押さえてしまう。俺に受けやら攻めの趣味はない。
「……まぁ冗談はいいとして、財布を落としたタカシはさぞひもじい思いをしていることでしょう」
「ふふ、概ね正解だ」
「……なんで威張ってるんだろ? まぁそういうわけで、ご飯を作りに来てあげました。感謝しなさい」
「そっか、ありがとう。感謝する。入信してもいい」
「……たこ教?」
 なかなかありがたくない宗教だ。
「じゃあ、たこ教の教祖として、信者にご飯を振る舞ってあげます」
「なんでもいいから早くしてくれ。腹が減ってそこのティッシュすら美味そうに見えてきた」
「……人間としてのプライドを捨ててる人にご飯を作るのは、ちょっと」
「ちなみが美味そうに見えてきた。食っていいか?」
「……カニバリズムが趣味の人にご飯を作るのは、ちょっと」
「ごめんなさいあと数分で餓死予定ですからもうちょっと優しくしてください」
「……くすり。いいよ、作るからちょっと待ってて。その間に死なないでね」
「鋭意努力します」
 かくてテレビを見たり漫画を読んだりつまみぐいに向かい刃物で牽制され半泣きになること数分、待望の料理を持ってちなみがやってきた。
「はーい、お待たせ、たこ焼きでーす」
「ヤター、いただきまーす」
「……ふふ。何も知らず、嬉しそうに(ボソリ)」
「なななななにか変なの入れましたか!?」
 不思議、声が震えてるよ。今ならきっと綺麗なビブラートが奏でられるはず。
「ふふっ、入れてないよぉ、……そんなには」
「えーとえーとえーと、俺毒殺されるほどちなみに嫌われてたのか?」
「……くすり。はい、あーん」
 俺の問いには答えず、ちなみはつまようじに刺されたたこ焼きを俺に差し出した。
「あーん」
 死ぬかもしれんが腹減ってるし可愛い娘さんにあーんってされたしまぁいいや。(0.2秒)
「……ん? これ、ネギか?」
「……正解。確かタカシって野菜嫌いだったよね。ちょっとは野菜も摂らなきゃ」
「なんだ、変なのってコレか。俺はてっきり針でも入れられたものかと」
「……お望みならしてもいいけど。すごいMっぷりだね」
 席を立とうとするちなみを必死で押し留める。死ぬのもMと思われるのも勘弁願いたい。
「しかしネギかぁ……うーん、ちなみには悪いがちょっと苦手かも」
「ほら、あーん」
「あーん」
 あーんとされると雛鳥の如く簡単に口を開く自分をどうかと思う。むぐむぐ。
「……くすり。簡単だね」
「なんだと! 俺がそんな簡単にあーん」
 小学一年生の算数よりも簡単っぽい。
「……くすり。おいしい?」
「うん」
 財布は落としたが、まぁ、いいかとちなみの笑顔を見て思った。

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【プレステちなみん】

2010年05月11日
 学校も終わり、楽しい放課後。
 よし、今日はとっとと家に帰って、先日買ったひざの上の同居人をしよう。
 早足で帰宅し、プレステを起動する。ぽちっとな。
「んっ……今日のタカシはワイルドです」
 ボタンを押してもプレステは起動せず、悩ましげな声をあげるばかり。おかしい、連打。
「んっ、あっ、んっ、あぅっ、きゅふっ」
「って、ちなみじゃねえか」
 プレステの着ぐるみを着たちなみが、荒い息を吐いていた。
「はぁはぁ……ぷ、プレステちなみです。……はぁはぁ、気がつかなかったんですか?」
「気づいてたけど、乳首を押すいい機会だし」
 はい、電源ボタンを押すと銘して乳首を押しました。とても幸せです。
「……最低です。ドエロ魔人です」
「うるさい。で、本物のプレステは?」
「……はぁはぁ、捨てました。二つも同じの持ってても仕方ないですし」
 ゴミ箱を見ると、無残にも破壊しつくされたプレステがあった。
「あああああ! なんてことをするのか君は!」
 思わず倒置法を使ってしまうくらいショックだ。
「……最近ゲームばっかりして遊んでくれない罰です」
「だからって壊すやつがあるか! 俺のプレステが……」
 これは一言申さねばなるまい、とちなみを見ると、口を尖らせていた。
「そんな怒らなくてもいいじゃないですか。……タカシは怒りんぼです」
 いや、人の物壊されたら普通怒ります。
「……でもいいです、私の心は広いですから許してあげます」
 あれ、許すとかは俺が決めることじゃないの?
「とにかく、今日は私がゲーム機です。どんなゲームでも遊べますよ」
「へぇ? じゃ、これ」
 棚からゲームを取り出し、ちなみに差し出す。
「『ひざの上の同居人』? ……普通女の子がいるのにギャルゲーしますか。しかもネコミミ……」
「うっせ。面白いんだぞ」
「……まぁいいです。うぃーんうぃーん、……ええと、にゃー」
「…………」
「にゃー、にゃー」
「…………」
「……以上です」
「えええええ!?」
「……うるさいです」
「え、だって、え? 終わり? にゃーって言っただけじゃん」
「女の子がにゃーにゃー言うゲームなんでしょう? これで充分です」
「違う! ネコミミの娘っ子がにゃーにゃー言って甘えてきたり恋仲になったりするのら!」
 興奮のあまり語調がおかしくなった。
「……はぁ、仕方ないです」
 ちなみは小さくため息をつくと、着ぐるみを脱ぎだした。
「ええっ、……えええええ!?」
 ちなみはプレステの着ぐるみの下に、猫スーツを着込んでいた。そして、ネコミミを装着する。
「……こんな感じです。タカシがやってるゲームなんてお見通しです。どーん、にゃ」
 指で撃たれた。心を撃ち抜かれた。
「……猫っ子が甘えたり恋仲になったりするゲームなので、代わりに私がします」
 ころん、と猫っぽいちなみが俺の胸に倒れこんできた。
「……にゃ」
 上目遣いに“にゃ”とか言われた。ああ、もうダメだ。
 ぎゅっと抱きしめ、頭をなでまくる。
「にゃ、うにゃにゃ……」
 ああもういいよな、最後までいっちゃってもいいよな?
 ちなみの柔らかそうな口に、ち、ち、ちゅーを……!
「おーっす! 遊びに来てやったぞ!」
 こんにちは、かなみ。少年漫画のようなタイミングですね。
「3Pする?」

 骨折が三箇所で済んだのは、ラッキーだった。

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【狐ちなみん】

2010年05月10日
 久々にKANONした。真琴シナリオクリアした。急ぎちなみの家に窓から侵入し、感想を伝える。
「狐っ子は最高です」
「……着替え中なのですが」
 ちなみはちょうど服を脱いでいるところだった。スリップだけで、ブラはしていない。
「ブラしないのはつるぺたいから?」
「…………」
 ちなみが引き出しからスタンガンを取り出したので、窓から逃げた。
 そんなことがあったのが一週間前。そして今。
「……狐ちなみです。こん、こん」
「風邪ですね。触診するから胸元をはだけて」
「…………」
 狐の格好をしたちなみに頬をつねられる。
「……折角タカシのために狐になったのに、タカシはひどいです。えっちです」
「えっちなのをやめると俺のアイデンティティが崩壊するので諦めてください」
「……すごく納得できます」
 自分で言っておいてなんだが、傷ついた。
「まぁ俺のことはいい。……ふむ、狐かぁ」
 ちなみを見ると、くりっとした目をこちらに向けてきた。不思議そうにこちらを見ている。
「…………」
 どれほど狐なのか試しに、指をちなみに近づけた。すると、くんくんと犬のように嗅ぐではないか。そして、ぱくりと俺の指を口に含んだ。
「…………」
 狐、か? どっちかと言えば猫とか犬みたいな……。
 けどまぁいいや! なんか可愛いし! 脳汁出そう!
「……タカシの顔、緩みすぎです」
 ちゅぽんと咥えていた指を離し、少し馬鹿にしたようにちなみが言った。
「だっ、誰が萌えてると!?」
「……そんなことは一言も言ってません」
 巧みな誘導尋問に敗北する。
「け、けど、狐って指咥えるか?」
「……噛み千切ったほうがよかったですか?」
 ちなみの無邪気な笑顔に戦慄する。
「そこまでMじゃないので勘弁願いたい。そうだな、狐……んー、えりまき?」
「……ないすあいでーあー」
 ちなみは俺のひざの上に対面で座り、ぎゅっと抱きついてきた。
「……どこが襟巻き?」
 条件反射的にちなみの頭をなでながら訊ねると、ちなみは俺の胸に顔をこすりつけながら答えた。
「……そんな難しいこと、わかんないです」
 難しいか? とにかく襟巻かないなら離れて……
「……やっぱり、タカシに抱かれると落ち着きます」
「…………」
 離れようと思ったけど、まぁ、もう少しいいか。
 ちなみが心ゆくまで抱っこしてあげた。

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