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2025年04月18日
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【ツンデレにピザって十回言ってみてって言ったらどうなるの?】
2010年06月02日
「かなみ、ピザって10回言ってみて」
「え、別にいいけど……。ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」
「じゃあ、ここは?」
さり気なくかなみの薄い胸をタッチ! もにゅもにゅん。おや、ブラしてないな?
「…………」
「かなみさん。マウントポジションを取り、無言で殴るのは女の子らしくありませんよ」
通りすがりの女生徒がかなみに助言するが、無視している辺り本気で怒っているのだなぁ、と拳の雨の中思った。
「まったく……いらんことばっかするんだから」
「冗談です……ひっく、冗談だったんです」
10分も殴ると満足したのか、かなみはようやく俺の上からどいてくれた。殴られた所が酷く痛い。
「冗談で人の胸を揉むな! ……ったく、誰にでもそうやってるの?」
「いや、俺はかなみにしかするつもりはないぞ」
「えっ!? そっ、それって……」
なんだか知らないがほほを染め狼狽するかなみに、俺は笑って言った。
「だって、俺は貧乳フェチだから」
「……え」
「いや、俺のクラスってなんだか知らないが巨乳っ娘ばっかだろ? さすがに全然知らない奴にするわけにもいかないし。いや、かなみがいてくれてよかったよかった」
「…………」
「……ていうのは冗談で、本当はおまえのことが」
「こンの、ド変態ーーーーーーーーーーーッ!!!」
人って飛べるんだ、と浮遊感を感じながら思った。
「まったく……冗談ばっかり言って」
俺の傷口に包帯を巻きながら、どこか楽しげにかなみは言った。
「いててて! もっと優しくやってくれ! なんか楽しんでないか!?」
「あはははっ、気のせいだって。よし、終わり! ……ほ、ほら、授業遅れから急ぐ!」
差し出されたかなみの手を、一瞬逡巡してから取る。まるで、かなみのほっぺの熱が手に移ったかのように熱かった。
「え、別にいいけど……。ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」
「じゃあ、ここは?」
さり気なくかなみの薄い胸をタッチ! もにゅもにゅん。おや、ブラしてないな?
「…………」
「かなみさん。マウントポジションを取り、無言で殴るのは女の子らしくありませんよ」
通りすがりの女生徒がかなみに助言するが、無視している辺り本気で怒っているのだなぁ、と拳の雨の中思った。
「まったく……いらんことばっかするんだから」
「冗談です……ひっく、冗談だったんです」
10分も殴ると満足したのか、かなみはようやく俺の上からどいてくれた。殴られた所が酷く痛い。
「冗談で人の胸を揉むな! ……ったく、誰にでもそうやってるの?」
「いや、俺はかなみにしかするつもりはないぞ」
「えっ!? そっ、それって……」
なんだか知らないがほほを染め狼狽するかなみに、俺は笑って言った。
「だって、俺は貧乳フェチだから」
「……え」
「いや、俺のクラスってなんだか知らないが巨乳っ娘ばっかだろ? さすがに全然知らない奴にするわけにもいかないし。いや、かなみがいてくれてよかったよかった」
「…………」
「……ていうのは冗談で、本当はおまえのことが」
「こンの、ド変態ーーーーーーーーーーーッ!!!」
人って飛べるんだ、と浮遊感を感じながら思った。
「まったく……冗談ばっかり言って」
俺の傷口に包帯を巻きながら、どこか楽しげにかなみは言った。
「いててて! もっと優しくやってくれ! なんか楽しんでないか!?」
「あはははっ、気のせいだって。よし、終わり! ……ほ、ほら、授業遅れから急ぐ!」
差し出されたかなみの手を、一瞬逡巡してから取る。まるで、かなみのほっぺの熱が手に移ったかのように熱かった。
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【姉のアドバイスを受け、呼び方をお兄ちゃんにしたツンデレ】
2010年06月01日
「おはよ、かなみー」
「お、おはよ、……お兄ちゃん」
「結婚してください」
「ええっ!?」
「ああっ、いや、違う違う! ええと、……どしたの?」
「え、えっと、……お姉ちゃんが、タカシのこと、その、……お兄ちゃん、って呼べって」
「……なんで?」
「そんなこと私に聞かないでよ!『言うこと聞かないと一晩中般若心経聞かせる』って言うんだもん!」
「なかなか強烈な理由だな……。しかし、お兄ちゃんかぁ。……な、もっかい言って」
「え、イヤイヤ! 恥ずかしい!」
「俺、妹とかいないからなんか新鮮でさ。な、頼む!」
両手を合わせてお願いすると、しぶしぶ、といった様子でかなみは口を開いた。
「……お、お兄ちゃん」
「結婚してください」
「ええっ!?」
結局、その日は両手の指で数えても足りないほど求婚してしまった。
「どうだった? かなみ」
「凄かった……」
「凄かったって……何されたの?」
「いっぱい、結婚して、って言われた」
どこかぽーっとした様子で、かなみは姉に言った。
「うはー、さすがかなみの惚れた子ね。想像のななめ上を行ってるじゃない」
「うん……(はっ!)だっ、誰があんな奴に惚れてるってのよ!」
「あっはっは、気にしない気にしない。で、次の作戦だけど……」
「べっ、別にタカシのことなんてどうでもいいけど、お姉ちゃんがどうしてもって言うなら聞いてあげるわよ!」
「にゅふふふふ、ど・う・し・て・も♪」
こうして、姉妹の夜は更けていった。
「お、おはよ、……お兄ちゃん」
「結婚してください」
「ええっ!?」
「ああっ、いや、違う違う! ええと、……どしたの?」
「え、えっと、……お姉ちゃんが、タカシのこと、その、……お兄ちゃん、って呼べって」
「……なんで?」
「そんなこと私に聞かないでよ!『言うこと聞かないと一晩中般若心経聞かせる』って言うんだもん!」
「なかなか強烈な理由だな……。しかし、お兄ちゃんかぁ。……な、もっかい言って」
「え、イヤイヤ! 恥ずかしい!」
「俺、妹とかいないからなんか新鮮でさ。な、頼む!」
両手を合わせてお願いすると、しぶしぶ、といった様子でかなみは口を開いた。
「……お、お兄ちゃん」
「結婚してください」
「ええっ!?」
結局、その日は両手の指で数えても足りないほど求婚してしまった。
「どうだった? かなみ」
「凄かった……」
「凄かったって……何されたの?」
「いっぱい、結婚して、って言われた」
どこかぽーっとした様子で、かなみは姉に言った。
「うはー、さすがかなみの惚れた子ね。想像のななめ上を行ってるじゃない」
「うん……(はっ!)だっ、誰があんな奴に惚れてるってのよ!」
「あっはっは、気にしない気にしない。で、次の作戦だけど……」
「べっ、別にタカシのことなんてどうでもいいけど、お姉ちゃんがどうしてもって言うなら聞いてあげるわよ!」
「にゅふふふふ、ど・う・し・て・も♪」
こうして、姉妹の夜は更けていった。
【デレツンなツンデレ】
2010年05月30日
「タ・カ・シきゅ~~~~ん♪」
教室で一人寂しく飯を食ってると、甘い甘い声でかなみが飛びついてきた。
「ひぃっ! してません! 覗きも痴漢もしてません! 今日は!」
「今日は!? ……こほん。いや、違うのよ。えっとねぇ、一緒にご飯食べていーい?」
「……? ……??」
何が何やら分からない。俺が少し焦げた玉子焼きを食ったせいでかなみが壊れてしまったのか?
「……すまなかった。間に合わないかもしれないが、これを食って元に戻ってくれ」
食いかけの焦げ玉子焼きを差し出す。手が震えるのは止めようがない。
「え? あ~ん、ってしてくれるの? うふふっ、かなみ嬉し~い♪」
(ごめん、かなみ。俺のせいで……)
かなみは、小さな口を大きく開けて一口で玉子焼きを食った。
「もにゅもにゅもにゅ……う~ん、やっぱタカシに食べさせてもらうと美味しいね♪」
「おいおい、タカシよぉ。いつのまにかなみさんとくっついたんだ?」
何も知らない男子生徒が揶揄するのを聞き、黙っていられなくなった。
「おたんちーん! おまえは壊れたかなみを見て精一杯労わろうという気持ちを持てないのか!?」
「おたんちん……?」
男子生徒は自らの過ちに気づいたように、おたんちんと繰り返していた。
「……ふぅ。さてかなみ、食事を続けるか」
「…………」
しかし、かなみはじっと下を向いて、小刻みに震えるばかり。
「……かなみ? おしっこ?」
首根っこを掴まれ、俺は屋上へ連れて行かれた。
「……ハァハァ。あんた、壊れたとかどういうことよッ!?」
「おおっ! 治ったか、かなみ! いや、一時はどうなることかと……」
「……どういうこと?」
玉子焼きに始まったかなみ壊れて大変事件のあらましを語ったら殴り飛ばされた。
「馬鹿! そこで一生埋まってなさい!」
(あああああ、恥ずかしいの我慢して甘えたのに……タカシのバカッ!)
教室で一人寂しく飯を食ってると、甘い甘い声でかなみが飛びついてきた。
「ひぃっ! してません! 覗きも痴漢もしてません! 今日は!」
「今日は!? ……こほん。いや、違うのよ。えっとねぇ、一緒にご飯食べていーい?」
「……? ……??」
何が何やら分からない。俺が少し焦げた玉子焼きを食ったせいでかなみが壊れてしまったのか?
「……すまなかった。間に合わないかもしれないが、これを食って元に戻ってくれ」
食いかけの焦げ玉子焼きを差し出す。手が震えるのは止めようがない。
「え? あ~ん、ってしてくれるの? うふふっ、かなみ嬉し~い♪」
(ごめん、かなみ。俺のせいで……)
かなみは、小さな口を大きく開けて一口で玉子焼きを食った。
「もにゅもにゅもにゅ……う~ん、やっぱタカシに食べさせてもらうと美味しいね♪」
「おいおい、タカシよぉ。いつのまにかなみさんとくっついたんだ?」
何も知らない男子生徒が揶揄するのを聞き、黙っていられなくなった。
「おたんちーん! おまえは壊れたかなみを見て精一杯労わろうという気持ちを持てないのか!?」
「おたんちん……?」
男子生徒は自らの過ちに気づいたように、おたんちんと繰り返していた。
「……ふぅ。さてかなみ、食事を続けるか」
「…………」
しかし、かなみはじっと下を向いて、小刻みに震えるばかり。
「……かなみ? おしっこ?」
首根っこを掴まれ、俺は屋上へ連れて行かれた。
「……ハァハァ。あんた、壊れたとかどういうことよッ!?」
「おおっ! 治ったか、かなみ! いや、一時はどうなることかと……」
「……どういうこと?」
玉子焼きに始まったかなみ壊れて大変事件のあらましを語ったら殴り飛ばされた。
「馬鹿! そこで一生埋まってなさい!」
(あああああ、恥ずかしいの我慢して甘えたのに……タカシのバカッ!)
【でべそ病】
2010年05月29日
でべそ病になった、とかなみが言い出した。
そんな病気はないぞ馬鹿、阿呆、アナルマニアと言ったのだけど、納得してくれないのでヘソを見せられることになってしまった。あと殴られた。
「ね? でべそ病でしょ?」
「…………」
どう見ても普通のヘソだ。でべそになっているようにも見えない。
「でべそ病とやらがどんなのか知らんが、別に普通だぞ」
「え? 嘘! ほら、もっとよく見なさいよ!」
そう言いながら腹を俺の顔に押し付けられても見えません。すべすべしてるのは分かりました。
「ほら? どう?」
「すべすべしてる。れろん」
つい本能が表に出てしまい、かなみの腹を舐めたら大変なことになった。
「うっうっ……ずびばぜん……」
ちょっと口にはできないようなことを色々されて、トラウマがまた増えた。
「馬鹿。……で、本当のところどうよ?」
「分からん。てーか、でべそ病とやら自体知らんし」
「はぁ……あのね、でべそ病は世界各国で確認されてる新種の病気なの。でね、それを治すには一日一回へそを異性に見せなきゃいけないの」
死ぬほど嘘臭いけど、もうトラウマは増やしたくないので黙っておく。
「ほっ、ホントよ!? 嘘なんかじゃないんだからッ!」
「分かった分かった。んで、そのために俺に見てほしいってことか?」
「う……うん」
かなみは少し頬を染めて首肯した。今日から俺は、かなみのヘソ係です。
その夜、かなみ家にて。
「お姉ちゃん、この作戦ヤダ……」
「なに言ってるのよ、かなみ。男の子は女の子のおへそに弱いのよ」
「うう、嘘っぽい……」
「ほらほら、そんなのいいから今日もおへそに磨きをかけなきゃね。にゅふふふふ♪」
お姉ちゃんはたまに嘘をついて妹を騙すので、注意が必要です。
そんな病気はないぞ馬鹿、阿呆、アナルマニアと言ったのだけど、納得してくれないのでヘソを見せられることになってしまった。あと殴られた。
「ね? でべそ病でしょ?」
「…………」
どう見ても普通のヘソだ。でべそになっているようにも見えない。
「でべそ病とやらがどんなのか知らんが、別に普通だぞ」
「え? 嘘! ほら、もっとよく見なさいよ!」
そう言いながら腹を俺の顔に押し付けられても見えません。すべすべしてるのは分かりました。
「ほら? どう?」
「すべすべしてる。れろん」
つい本能が表に出てしまい、かなみの腹を舐めたら大変なことになった。
「うっうっ……ずびばぜん……」
ちょっと口にはできないようなことを色々されて、トラウマがまた増えた。
「馬鹿。……で、本当のところどうよ?」
「分からん。てーか、でべそ病とやら自体知らんし」
「はぁ……あのね、でべそ病は世界各国で確認されてる新種の病気なの。でね、それを治すには一日一回へそを異性に見せなきゃいけないの」
死ぬほど嘘臭いけど、もうトラウマは増やしたくないので黙っておく。
「ほっ、ホントよ!? 嘘なんかじゃないんだからッ!」
「分かった分かった。んで、そのために俺に見てほしいってことか?」
「う……うん」
かなみは少し頬を染めて首肯した。今日から俺は、かなみのヘソ係です。
その夜、かなみ家にて。
「お姉ちゃん、この作戦ヤダ……」
「なに言ってるのよ、かなみ。男の子は女の子のおへそに弱いのよ」
「うう、嘘っぽい……」
「ほらほら、そんなのいいから今日もおへそに磨きをかけなきゃね。にゅふふふふ♪」
お姉ちゃんはたまに嘘をついて妹を騙すので、注意が必要です。
【こねこかなみん】
2010年05月28日
「おはよう、男子諸君。おはよう、ちなみ。おはよう、かな……」
「……こねこよ、にゃー」
かなみが、あの傍若無人、歩く殺戮者と呼ばれた(俺しか呼んでない)かなみが、こねこの格好を!
「かなみが壊れたッ!」
「壊れてない!」
殴られた。けど肉球がぷにぷになのでノーダメージ。
「……あんた、ちなみの時とえらい違いね」
「は?」
「ちなみの場合『わーちなみかわいーちゅきちゅきー』とか言ってたくせに、なんで私の時は『壊れた』なのよ……」
ちゅきちゅきなどと言った覚えはない。いや、舐めたり舐められたりはしたけど。
「……いいわよ、別に。似合わないの判ってたし」
そう言って、かなみは折角のこねこ衣装を脱ごうとした。
「いや待て! 待たれい! なんていうか、混乱してた! 謝る! だからこねこのままでいて!」
「……嫌。変だし恥ずかしい」
「変じゃない変じゃない! 可愛い! 愛らしい! 家に持って帰って鑑賞したい!」
「…………」
じーっ、と不審気に俺をみるかなみ。俺の言葉が嘘か真か見極めているようだ。
「……じゃ、だっこしなさい」
「はい?」
「だっこ! 可愛いんでしょ! それくらいできるでしょ! できない? やっぱね、アンタ口ばっかなんだから……ふひゃ!?」
「なんだいいのか。あー柔らかいなー、いー匂いだなー」
「ぁうぁう……うう、うにゅ……」
かなみは何か言いたそうな、嬉しそうな、なんともいえない表情をしてうにゅうにゅ言ってる。
「……学校でいい身分だな、別府」
「はは、当然ですよ」
ものすごい教師に怒られた。俺だけ。
え、停学?
「……こねこよ、にゃー」
かなみが、あの傍若無人、歩く殺戮者と呼ばれた(俺しか呼んでない)かなみが、こねこの格好を!
「かなみが壊れたッ!」
「壊れてない!」
殴られた。けど肉球がぷにぷになのでノーダメージ。
「……あんた、ちなみの時とえらい違いね」
「は?」
「ちなみの場合『わーちなみかわいーちゅきちゅきー』とか言ってたくせに、なんで私の時は『壊れた』なのよ……」
ちゅきちゅきなどと言った覚えはない。いや、舐めたり舐められたりはしたけど。
「……いいわよ、別に。似合わないの判ってたし」
そう言って、かなみは折角のこねこ衣装を脱ごうとした。
「いや待て! 待たれい! なんていうか、混乱してた! 謝る! だからこねこのままでいて!」
「……嫌。変だし恥ずかしい」
「変じゃない変じゃない! 可愛い! 愛らしい! 家に持って帰って鑑賞したい!」
「…………」
じーっ、と不審気に俺をみるかなみ。俺の言葉が嘘か真か見極めているようだ。
「……じゃ、だっこしなさい」
「はい?」
「だっこ! 可愛いんでしょ! それくらいできるでしょ! できない? やっぱね、アンタ口ばっかなんだから……ふひゃ!?」
「なんだいいのか。あー柔らかいなー、いー匂いだなー」
「ぁうぁう……うう、うにゅ……」
かなみは何か言いたそうな、嬉しそうな、なんともいえない表情をしてうにゅうにゅ言ってる。
「……学校でいい身分だな、別府」
「はは、当然ですよ」
ものすごい教師に怒られた。俺だけ。
え、停学?