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2024年11月22日
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【でべそ病】
2010年05月29日
でべそ病になった、とかなみが言い出した。
そんな病気はないぞ馬鹿、阿呆、アナルマニアと言ったのだけど、納得してくれないのでヘソを見せられることになってしまった。あと殴られた。
「ね? でべそ病でしょ?」
「…………」
どう見ても普通のヘソだ。でべそになっているようにも見えない。
「でべそ病とやらがどんなのか知らんが、別に普通だぞ」
「え? 嘘! ほら、もっとよく見なさいよ!」
そう言いながら腹を俺の顔に押し付けられても見えません。すべすべしてるのは分かりました。
「ほら? どう?」
「すべすべしてる。れろん」
つい本能が表に出てしまい、かなみの腹を舐めたら大変なことになった。
「うっうっ……ずびばぜん……」
ちょっと口にはできないようなことを色々されて、トラウマがまた増えた。
「馬鹿。……で、本当のところどうよ?」
「分からん。てーか、でべそ病とやら自体知らんし」
「はぁ……あのね、でべそ病は世界各国で確認されてる新種の病気なの。でね、それを治すには一日一回へそを異性に見せなきゃいけないの」
死ぬほど嘘臭いけど、もうトラウマは増やしたくないので黙っておく。
「ほっ、ホントよ!? 嘘なんかじゃないんだからッ!」
「分かった分かった。んで、そのために俺に見てほしいってことか?」
「う……うん」
かなみは少し頬を染めて首肯した。今日から俺は、かなみのヘソ係です。
その夜、かなみ家にて。
「お姉ちゃん、この作戦ヤダ……」
「なに言ってるのよ、かなみ。男の子は女の子のおへそに弱いのよ」
「うう、嘘っぽい……」
「ほらほら、そんなのいいから今日もおへそに磨きをかけなきゃね。にゅふふふふ♪」
お姉ちゃんはたまに嘘をついて妹を騙すので、注意が必要です。
そんな病気はないぞ馬鹿、阿呆、アナルマニアと言ったのだけど、納得してくれないのでヘソを見せられることになってしまった。あと殴られた。
「ね? でべそ病でしょ?」
「…………」
どう見ても普通のヘソだ。でべそになっているようにも見えない。
「でべそ病とやらがどんなのか知らんが、別に普通だぞ」
「え? 嘘! ほら、もっとよく見なさいよ!」
そう言いながら腹を俺の顔に押し付けられても見えません。すべすべしてるのは分かりました。
「ほら? どう?」
「すべすべしてる。れろん」
つい本能が表に出てしまい、かなみの腹を舐めたら大変なことになった。
「うっうっ……ずびばぜん……」
ちょっと口にはできないようなことを色々されて、トラウマがまた増えた。
「馬鹿。……で、本当のところどうよ?」
「分からん。てーか、でべそ病とやら自体知らんし」
「はぁ……あのね、でべそ病は世界各国で確認されてる新種の病気なの。でね、それを治すには一日一回へそを異性に見せなきゃいけないの」
死ぬほど嘘臭いけど、もうトラウマは増やしたくないので黙っておく。
「ほっ、ホントよ!? 嘘なんかじゃないんだからッ!」
「分かった分かった。んで、そのために俺に見てほしいってことか?」
「う……うん」
かなみは少し頬を染めて首肯した。今日から俺は、かなみのヘソ係です。
その夜、かなみ家にて。
「お姉ちゃん、この作戦ヤダ……」
「なに言ってるのよ、かなみ。男の子は女の子のおへそに弱いのよ」
「うう、嘘っぽい……」
「ほらほら、そんなのいいから今日もおへそに磨きをかけなきゃね。にゅふふふふ♪」
お姉ちゃんはたまに嘘をついて妹を騙すので、注意が必要です。
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