[PR]
2025年02月04日
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【瑠璃葉 なでなで】
2012年05月23日
例えどれほど嫌われようと、主君のために動く。それが、それこそが従者の勤め!
「でも俺は従者じゃなくてただの兄なので、嫌われるのは辛いです」ムニー
「に、にぃひゃま、ほっへひっはははひへふははひ」
妹の瑠璃葉のほっぺをなんとなく引っ張ったら、涙目になっていた。
「俺の可愛い可愛い瑠璃葉を泣かせる奴は誰だ! たたっ斬ってやる!」ヒシッ
「にぃさまです! ……そ、それより、にぃさま。……あ、あの、抱っこは、その」
「ああ可愛い」ナデナデ
「はぅ……」
瑠璃葉は困ったような顔をして、俺を見つめた。
「ち、違います。はぅではないです。にぃさま、瑠璃葉をなでないでください。瑠璃葉はもう大人ですから、なでられても嬉しくないのです」
「瑠璃葉、君は一つ思い違いをしている」
「え?」
「確かに兄は瑠璃葉を喜ばせるために頭をなでている。だが、それ以上に、兄は瑠璃葉をなでるのが大好きなのだッ!」
「に、にぃさま……」
引かれると思いきや、なんか嬉しそうにしてませんか、瑠璃葉さん。
「はっ! ……そ、そんなの知らないです。なでないで、と瑠璃葉は言ってるのです」
「嫌です」
はぅーって顔をされた。
「うぅ……にぃさまいじわるです」ウルウル
「げばー」
「吐血!? なんでですか、にぃさま!?」
「涙目の瑠璃葉があまりに可愛くてね。その衝撃が物理的に兄を貫き、結果口から血が溢れたんだ」
「普通の人はそんなことなりません! にぃさまが明らかに人外です……」
「瑠璃葉を守るためなら、人であることを捨てても後悔はない!」
「にぃさま……♪ あ、や、ち、違います。うっとりなんてしてません。そもそも、守られる必要なんてないです」
「必要とか必要ないとかじゃない。ただ俺が瑠璃葉を守りたいだけなんだ」
「はぅぅ! ……か、かっこよすぎです、にぃさま」
「マジか!? 襲われることなんてないのだけど、適当ぶっこいてよかった!」
「にぃさま……」
瑠璃葉の目がジト目と呼ばれるアレな感じになっている。
「ああ、うん。よしよし」ナデナデ
「なでなでしてくださいなんて目してません、にぃさま!」
「俺の勘は今日も外れているね」ナデナデ
「そうです。にぃさまは勘が悪いです」
「いやはや」フニフニ
「あ、あの、にぃさま? なでなでがほっぺふにふにへ移行してますよ?」
「いかん、ばれた。しれっとやれば大丈夫と思ってたのに」フニフニ
「どう考えてもばれますよぉ……」
と口では言っているものの、瑠璃葉はやめさせようとはしなかった。なんだかんだ言って優しい妹め。
「うぅー……」
しかし、困った顔だったので、いい加減やめてあげる。
「あっ……。い、いえ、違います。やっとやめてもらえて嬉しいんです」
「何も聞いてませんが」
「にぃさまはすぐご自分に都合よく考えるので、教えているんです」
「なるほど。賢い妹だ」ナデナデ
「にぃさまはすぐに瑠璃葉をなでなでします……」
「愛と情が兄を突き動かすんだ」
「る、瑠璃葉にはそんなのないです。だからなでなでしないでください」
「同時に、愛と勇気だけが友達なんだ」
「どういうわけか、にぃさまがあんぱんまんに!?」
イチイチ大げさに驚いてくれて、瑠璃葉は優しいなあと思った。
「でも俺は従者じゃなくてただの兄なので、嫌われるのは辛いです」ムニー
「に、にぃひゃま、ほっへひっはははひへふははひ」
妹の瑠璃葉のほっぺをなんとなく引っ張ったら、涙目になっていた。
「俺の可愛い可愛い瑠璃葉を泣かせる奴は誰だ! たたっ斬ってやる!」ヒシッ
「にぃさまです! ……そ、それより、にぃさま。……あ、あの、抱っこは、その」
「ああ可愛い」ナデナデ
「はぅ……」
瑠璃葉は困ったような顔をして、俺を見つめた。
「ち、違います。はぅではないです。にぃさま、瑠璃葉をなでないでください。瑠璃葉はもう大人ですから、なでられても嬉しくないのです」
「瑠璃葉、君は一つ思い違いをしている」
「え?」
「確かに兄は瑠璃葉を喜ばせるために頭をなでている。だが、それ以上に、兄は瑠璃葉をなでるのが大好きなのだッ!」
「に、にぃさま……」
引かれると思いきや、なんか嬉しそうにしてませんか、瑠璃葉さん。
「はっ! ……そ、そんなの知らないです。なでないで、と瑠璃葉は言ってるのです」
「嫌です」
はぅーって顔をされた。
「うぅ……にぃさまいじわるです」ウルウル
「げばー」
「吐血!? なんでですか、にぃさま!?」
「涙目の瑠璃葉があまりに可愛くてね。その衝撃が物理的に兄を貫き、結果口から血が溢れたんだ」
「普通の人はそんなことなりません! にぃさまが明らかに人外です……」
「瑠璃葉を守るためなら、人であることを捨てても後悔はない!」
「にぃさま……♪ あ、や、ち、違います。うっとりなんてしてません。そもそも、守られる必要なんてないです」
「必要とか必要ないとかじゃない。ただ俺が瑠璃葉を守りたいだけなんだ」
「はぅぅ! ……か、かっこよすぎです、にぃさま」
「マジか!? 襲われることなんてないのだけど、適当ぶっこいてよかった!」
「にぃさま……」
瑠璃葉の目がジト目と呼ばれるアレな感じになっている。
「ああ、うん。よしよし」ナデナデ
「なでなでしてくださいなんて目してません、にぃさま!」
「俺の勘は今日も外れているね」ナデナデ
「そうです。にぃさまは勘が悪いです」
「いやはや」フニフニ
「あ、あの、にぃさま? なでなでがほっぺふにふにへ移行してますよ?」
「いかん、ばれた。しれっとやれば大丈夫と思ってたのに」フニフニ
「どう考えてもばれますよぉ……」
と口では言っているものの、瑠璃葉はやめさせようとはしなかった。なんだかんだ言って優しい妹め。
「うぅー……」
しかし、困った顔だったので、いい加減やめてあげる。
「あっ……。い、いえ、違います。やっとやめてもらえて嬉しいんです」
「何も聞いてませんが」
「にぃさまはすぐご自分に都合よく考えるので、教えているんです」
「なるほど。賢い妹だ」ナデナデ
「にぃさまはすぐに瑠璃葉をなでなでします……」
「愛と情が兄を突き動かすんだ」
「る、瑠璃葉にはそんなのないです。だからなでなでしないでください」
「同時に、愛と勇気だけが友達なんだ」
「どういうわけか、にぃさまがあんぱんまんに!?」
イチイチ大げさに驚いてくれて、瑠璃葉は優しいなあと思った。
PR
【瑠璃葉 最初】
2012年05月23日
数年前、親が再婚して、小学生の義妹ができた。
これがまあ可愛くて可愛くて、シスコンというあだ名が増えたが、そんなもの気にならないくらい可愛くて。
そんなわけで超可愛がって大事にしてたら、にぃさまにぃさまといつも俺についてくるようになって、俺は毎日幸せだった。
だというのに、去年くらいからか、その妹がどういうわけか俺を嫌うんですの。
「そんなわけでどうして兄を嫌うのか、そろそろ教えてはくれまいか、妹よ」
「し、知りません。ご自分でお考えください、にぃさま」
人が必死にお訊ね申したのに、妹──瑠璃葉はぷいって首を横に振って教えてくれないんですよ。そんな動作も可愛いんですよ。
「分かった。大事な妹の頼みだ、兄は必死に考える! うーんうーんうーん。分からん」
「全然考えてないです、にぃさま……」
「世界はままならないね」ナデナデ
「に、にぃさま! な、なでなでしないでと言ってるのに……」
「よもや、これも嫌われる要因の一つか!?」ナデナデ
「そ、そうです。もう瑠璃葉は大人です。子ども扱いなんてされたら怒っちゃいます。ぷんぷん」
「もう全ての動作が可愛い。どうしてくれる」ナデナデ
「そ、そんなこと言われても……。そ、それより、瑠璃葉は怒ってるんです。怒ってる最中なのに、瑠璃葉をなでちゃダメです、にぃさま。なでなでは褒める時に、ですよ?」
「そうだったそうだった。瑠璃葉は賢いなあ」ナデナデ
「えへへぇ♪ ……いやいや、違います。瑠璃葉は怒ってるんです。えへへじゃないです」
「ところで、いつになったら兄と一緒に寝るのは再開されるのでしょうか。今か今かと毎日待っているのだけど」
「そ、そんなの再開されません。瑠璃葉はもう11歳です、小学5年生です。にぃさまと一緒に寝るなんて、お子様のすることです」
「俺の生きる望みが絶たれた」
俺の身体の根源から発生していた妹エネルギーが今の発言により供給停止、一気に枯渇した。結果、死にます。
「に、にぃさまの顔色が青色に!?」
「うぅ……る、瑠璃葉、どうか幸せに……」
「寝ます、一緒に寝ますから! だからどうか元に戻ってください!」
「なんだそうか!」
「一瞬でものすごく元気に!? ……にぃさまは本当に人間ですか?」
「少なくとも瑠璃葉に会うまでは普通の人間だったなあ」
だが、今となっては妖怪イモウトモエになっているので、だものだもの人間だものと言い切るのは難しい。
「まあ人間でも妖怪でもなんでもいい。言質はとった、今日からまた一緒におねんねだ。ふ、ふふ……フワーハハハァーッ!!!」
「やっぱり嫌です」
「げばー」
「吐血っ!?」
瑠璃葉は嘘をつくので酷いなあと思った。
これがまあ可愛くて可愛くて、シスコンというあだ名が増えたが、そんなもの気にならないくらい可愛くて。
そんなわけで超可愛がって大事にしてたら、にぃさまにぃさまといつも俺についてくるようになって、俺は毎日幸せだった。
だというのに、去年くらいからか、その妹がどういうわけか俺を嫌うんですの。
「そんなわけでどうして兄を嫌うのか、そろそろ教えてはくれまいか、妹よ」
「し、知りません。ご自分でお考えください、にぃさま」
人が必死にお訊ね申したのに、妹──瑠璃葉はぷいって首を横に振って教えてくれないんですよ。そんな動作も可愛いんですよ。
「分かった。大事な妹の頼みだ、兄は必死に考える! うーんうーんうーん。分からん」
「全然考えてないです、にぃさま……」
「世界はままならないね」ナデナデ
「に、にぃさま! な、なでなでしないでと言ってるのに……」
「よもや、これも嫌われる要因の一つか!?」ナデナデ
「そ、そうです。もう瑠璃葉は大人です。子ども扱いなんてされたら怒っちゃいます。ぷんぷん」
「もう全ての動作が可愛い。どうしてくれる」ナデナデ
「そ、そんなこと言われても……。そ、それより、瑠璃葉は怒ってるんです。怒ってる最中なのに、瑠璃葉をなでちゃダメです、にぃさま。なでなでは褒める時に、ですよ?」
「そうだったそうだった。瑠璃葉は賢いなあ」ナデナデ
「えへへぇ♪ ……いやいや、違います。瑠璃葉は怒ってるんです。えへへじゃないです」
「ところで、いつになったら兄と一緒に寝るのは再開されるのでしょうか。今か今かと毎日待っているのだけど」
「そ、そんなの再開されません。瑠璃葉はもう11歳です、小学5年生です。にぃさまと一緒に寝るなんて、お子様のすることです」
「俺の生きる望みが絶たれた」
俺の身体の根源から発生していた妹エネルギーが今の発言により供給停止、一気に枯渇した。結果、死にます。
「に、にぃさまの顔色が青色に!?」
「うぅ……る、瑠璃葉、どうか幸せに……」
「寝ます、一緒に寝ますから! だからどうか元に戻ってください!」
「なんだそうか!」
「一瞬でものすごく元気に!? ……にぃさまは本当に人間ですか?」
「少なくとも瑠璃葉に会うまでは普通の人間だったなあ」
だが、今となっては妖怪イモウトモエになっているので、だものだもの人間だものと言い切るのは難しい。
「まあ人間でも妖怪でもなんでもいい。言質はとった、今日からまた一緒におねんねだ。ふ、ふふ……フワーハハハァーッ!!!」
「やっぱり嫌です」
「げばー」
「吐血っ!?」
瑠璃葉は嘘をつくので酷いなあと思った。
【ツンデレと一緒に弁当を食べたら】
2012年05月20日
昼休み、とある人物を探して中庭をぷらぷら歩いてると、目的の人物を木陰で見つけた。
「よっす先輩」
「…………」
先輩は俺を一瞥しただけで、視線を元に戻してしまった。
小学生みたいな見た目だが、驚くべきことに年上だ。そんな先輩が足を投げ出し、芝生の上に座り込んでいる。そして、そのちんちくりんな体躯とは正反対の大きな弁当箱を広げていた。
「今日も弁当箱がでけーな。隣いいか?」
「…………」(ぷるぷる)
「許可を得たので座らせてもらおう」
先輩が『許可なんて出してない』という感じのじとーっとした視線を向けてきたが、気づかないフリをしつつ先輩の隣に腰を下ろす。
「俺も飯を食いに来たんだ。先輩、よければ少し俺の弁当と交換しないか?」
先輩はしばし逡巡すると、こっくりうなずいた。
「よし、この漬物を生贄に捧げ、先輩のハンバーグを召喚する!」
先輩が俺の手をかじりだしたので、トレードは拒否されたと見ていいだろう。この先輩は八重歯が異常に尖っており、野生動物に噛まれるが如き痛みなので噛まないで欲しい。
「あいたた……分かった、分かったよ。先輩、どれ食べたい?」
弁当箱を見せると、先輩は腕を組んでじっくりと考えだした。その隙に先輩の弁当を見る。なんか全体的に茶色い。女の子の食う弁当じゃない気がする。でも美味そうだ。コロッケをひとついただく。
「……? ……っ!!!」
ばれた。先輩は俺の口元のコロッケを見て、驚愕の表情を浮かべている。
「あ、いや、おいしそうだったので、つい。てへ、ごめりんこ☆」
「…………」
静かに先輩が涙をこぼした。
「うええっ!? ごっ、ごめん先輩! まさか泣くとは思わなくて! 俺が全面的に悪かった! だからどうか泣き止んで!」
「…………」
「えっ? 弁当全部くれたら許すって? ……いや先輩、流石にそれは……」
「…………」(涙じわーっ)
「分かった、分かったから泣かないでっ!?」
そう言うなり、先輩はニコーっと笑った。嘘泣きなのか。魔女め。
とはいえ、言ってしまったものは仕方ない。粛々と先輩に弁当箱を渡す。
「♪」
先輩はご機嫌な感じで俺の昼飯をもがもがと貪り出した。
「はぁ……なんてこった。折角先輩と一緒に飯を食おうと思ったのに、よもや昼抜きになろうとは……」
先輩の動きがぴたりと止まった。
「ん? どした先輩?」
「…………」
「え、わざわざ私とご飯食べに来たの、って? あー、うん、まあそのような感じ。結果はけんもほろろだけどな」
先輩はしばらく黙って何やら考えた後、俺の弁当箱を勢い良くこちらに向けた。慣性の法則により、中の漬物がどういうわけか俺の両目にうまいこと直撃、前が見えねえ。
「目が、目がぁ~!」
「……! ……!」
痛くて目を開けられないが、何やら先輩が慌てている気配を感じる。
「大丈夫だ先輩。味は抜群だが目に入ると失明する恐れのある添加物を入れた漬物が目に当たってしまったが、大丈夫だ」
先輩の慌てっぷりが増した気配がする。
「嘘だよ、嘘。今日も先輩は騙されやすくていいなあ」ナデナデ
「…………」(がぶがぶ)
目を拭いてから先輩の頭をなでたら、復讐とばかりに噛まれた。
「それにしても、よもや慣性の法則アタック(属性:漬物)をしかけてこようとは。今日も先輩は侮れないな」
ぽふりと先輩の頭に手を乗せつつうんうんうなずいてると、『そんなつもりじゃない』という呟きが耳に届いた。
「で、どしたんだ? 弁当箱をこっちに向けたりして」
「…………」
「え? 一緒に食べる? いやでも先輩、さっき俺の弁当全部よこせって」
「…………」(ぷるぷる)
「いや、ぷるぷるじゃなくて、さっき」
「…………」(ぷるぷる)
「……はぁ。言ってないのな?」
先輩は無表情にコクコクうなずいた。
「んじゃ、改めて一緒に食うか、先輩?」
先輩は小さな笑みを浮かべながら、再びコクコクうなずいた。
「相変わらずロリ心を刺激する物体だなあ、これは」ムニムニ
「……! ……!」
なんか可愛かったので先輩のほっぺを引っ張ったら怒られた。
「ロリ心なんて刺激するはずない? ないすぼでーなお姉さんをいじめるな? 先輩、無乳はないすぼでーではないと何度言ったら」
先輩の胸は貧乳を通り越して隆起など皆無と言っていいほどつるぺたなので、いつもこのように俺にいじられる。
「…………」(がぶがぶ)
「先輩、痛い」
そしていつものように俺の背後に回って頭をかじるので、やめてほしい。
「まったく、先輩には困ったものだ」
戻ってきた先輩を猿もかくやと思える動きで確保し、膝に乗せて抱っこ。しかるのち頭をなでなで。この一連の所作大好きです。
「…………」
「抱っこするな? そうしたいのは山々なんだが、断る」
「…………」
先輩が普通に絶句した。
「それにしても先輩は可愛いな。娘とかにしてえ」
「…………」
「娘じゃなくて彼女? いやいや、俺と先輩じゃどう見ても親子にしか見えないだろう。あ、大丈夫です、俺には娘萌えも備わっていますから!」
先輩が俺をクソ虫を見る目で見てきた。
「…………」
それどころか実際に言われた。
「なんでこの小さいのは見た目は可愛いのにこんな口が悪いかなあ」
とりあえず復讐とばかりに先輩のほっぺを引っ張る。
「…………」
「触るな変態? そう言うがな、先輩。俺はいつだって先輩を触りたいし、そして変態なのはもう諦めてください」
先輩の目と口の動きが俺をクソ虫だと言い切る。
「ええい、口の悪いちびっ子め。そんな口が悪いといたづらしないぞ!」
「……! ……」
一瞬焦った先輩だったが、好都合だったことがばれたようで、死ねと言われた。
「……分かった、俺も男だ。あと7、80年後に死ぬよ」
「…………」
「寿命禁止? なんて厳しい。とりあえず飯でも食いながら俺の死因を探さないか?」
といった感じで、今日も先輩と一緒に仲良く弁当を食ったのだった。
「よっす先輩」
「…………」
先輩は俺を一瞥しただけで、視線を元に戻してしまった。
小学生みたいな見た目だが、驚くべきことに年上だ。そんな先輩が足を投げ出し、芝生の上に座り込んでいる。そして、そのちんちくりんな体躯とは正反対の大きな弁当箱を広げていた。
「今日も弁当箱がでけーな。隣いいか?」
「…………」(ぷるぷる)
「許可を得たので座らせてもらおう」
先輩が『許可なんて出してない』という感じのじとーっとした視線を向けてきたが、気づかないフリをしつつ先輩の隣に腰を下ろす。
「俺も飯を食いに来たんだ。先輩、よければ少し俺の弁当と交換しないか?」
先輩はしばし逡巡すると、こっくりうなずいた。
「よし、この漬物を生贄に捧げ、先輩のハンバーグを召喚する!」
先輩が俺の手をかじりだしたので、トレードは拒否されたと見ていいだろう。この先輩は八重歯が異常に尖っており、野生動物に噛まれるが如き痛みなので噛まないで欲しい。
「あいたた……分かった、分かったよ。先輩、どれ食べたい?」
弁当箱を見せると、先輩は腕を組んでじっくりと考えだした。その隙に先輩の弁当を見る。なんか全体的に茶色い。女の子の食う弁当じゃない気がする。でも美味そうだ。コロッケをひとついただく。
「……? ……っ!!!」
ばれた。先輩は俺の口元のコロッケを見て、驚愕の表情を浮かべている。
「あ、いや、おいしそうだったので、つい。てへ、ごめりんこ☆」
「…………」
静かに先輩が涙をこぼした。
「うええっ!? ごっ、ごめん先輩! まさか泣くとは思わなくて! 俺が全面的に悪かった! だからどうか泣き止んで!」
「…………」
「えっ? 弁当全部くれたら許すって? ……いや先輩、流石にそれは……」
「…………」(涙じわーっ)
「分かった、分かったから泣かないでっ!?」
そう言うなり、先輩はニコーっと笑った。嘘泣きなのか。魔女め。
とはいえ、言ってしまったものは仕方ない。粛々と先輩に弁当箱を渡す。
「♪」
先輩はご機嫌な感じで俺の昼飯をもがもがと貪り出した。
「はぁ……なんてこった。折角先輩と一緒に飯を食おうと思ったのに、よもや昼抜きになろうとは……」
先輩の動きがぴたりと止まった。
「ん? どした先輩?」
「…………」
「え、わざわざ私とご飯食べに来たの、って? あー、うん、まあそのような感じ。結果はけんもほろろだけどな」
先輩はしばらく黙って何やら考えた後、俺の弁当箱を勢い良くこちらに向けた。慣性の法則により、中の漬物がどういうわけか俺の両目にうまいこと直撃、前が見えねえ。
「目が、目がぁ~!」
「……! ……!」
痛くて目を開けられないが、何やら先輩が慌てている気配を感じる。
「大丈夫だ先輩。味は抜群だが目に入ると失明する恐れのある添加物を入れた漬物が目に当たってしまったが、大丈夫だ」
先輩の慌てっぷりが増した気配がする。
「嘘だよ、嘘。今日も先輩は騙されやすくていいなあ」ナデナデ
「…………」(がぶがぶ)
目を拭いてから先輩の頭をなでたら、復讐とばかりに噛まれた。
「それにしても、よもや慣性の法則アタック(属性:漬物)をしかけてこようとは。今日も先輩は侮れないな」
ぽふりと先輩の頭に手を乗せつつうんうんうなずいてると、『そんなつもりじゃない』という呟きが耳に届いた。
「で、どしたんだ? 弁当箱をこっちに向けたりして」
「…………」
「え? 一緒に食べる? いやでも先輩、さっき俺の弁当全部よこせって」
「…………」(ぷるぷる)
「いや、ぷるぷるじゃなくて、さっき」
「…………」(ぷるぷる)
「……はぁ。言ってないのな?」
先輩は無表情にコクコクうなずいた。
「んじゃ、改めて一緒に食うか、先輩?」
先輩は小さな笑みを浮かべながら、再びコクコクうなずいた。
「相変わらずロリ心を刺激する物体だなあ、これは」ムニムニ
「……! ……!」
なんか可愛かったので先輩のほっぺを引っ張ったら怒られた。
「ロリ心なんて刺激するはずない? ないすぼでーなお姉さんをいじめるな? 先輩、無乳はないすぼでーではないと何度言ったら」
先輩の胸は貧乳を通り越して隆起など皆無と言っていいほどつるぺたなので、いつもこのように俺にいじられる。
「…………」(がぶがぶ)
「先輩、痛い」
そしていつものように俺の背後に回って頭をかじるので、やめてほしい。
「まったく、先輩には困ったものだ」
戻ってきた先輩を猿もかくやと思える動きで確保し、膝に乗せて抱っこ。しかるのち頭をなでなで。この一連の所作大好きです。
「…………」
「抱っこするな? そうしたいのは山々なんだが、断る」
「…………」
先輩が普通に絶句した。
「それにしても先輩は可愛いな。娘とかにしてえ」
「…………」
「娘じゃなくて彼女? いやいや、俺と先輩じゃどう見ても親子にしか見えないだろう。あ、大丈夫です、俺には娘萌えも備わっていますから!」
先輩が俺をクソ虫を見る目で見てきた。
「…………」
それどころか実際に言われた。
「なんでこの小さいのは見た目は可愛いのにこんな口が悪いかなあ」
とりあえず復讐とばかりに先輩のほっぺを引っ張る。
「…………」
「触るな変態? そう言うがな、先輩。俺はいつだって先輩を触りたいし、そして変態なのはもう諦めてください」
先輩の目と口の動きが俺をクソ虫だと言い切る。
「ええい、口の悪いちびっ子め。そんな口が悪いといたづらしないぞ!」
「……! ……」
一瞬焦った先輩だったが、好都合だったことがばれたようで、死ねと言われた。
「……分かった、俺も男だ。あと7、80年後に死ぬよ」
「…………」
「寿命禁止? なんて厳しい。とりあえず飯でも食いながら俺の死因を探さないか?」
といった感じで、今日も先輩と一緒に仲良く弁当を食ったのだった。
【ちなみは俺の嫁】
2012年05月10日
「……おい。起きろ。……起きろ」
「ん、うあ……ん、ん?」
ぺちぺちと頬を叩かれ、目を開ける。視界に映るはちなみのどアップ。
「うわあっ!?」
ものすっごい覗き込まれてた。超びっくりした。
「……人の顔を見て驚くとは許しがたい」
「あ、はい、ごめんなさい。ていうかなんでいるの?」
「……嫁だから」
「あ、あー」
そうだった。結婚したんだった。超寝ぼけてた。それにしても、学生だってのに結婚するとは……我ながらすごいな!
「…………」
寝ぼけた頭を起動させていると、何やら目の前のちっこい娘さんの顔が不機嫌そうなものへシフトしていた。
「どした、ちなみ?」
「……おはようのちゅーがない。……早くも倦怠期?」
「…………」
「……え、本当に? ……よもや、これほど早く裸ランドセルの出番が訪れようとは」
「ちげー! それの出番は今後な……あ、いや、ないとは言い切れないけど」
「……流石はタカシ、嫁への強制コスプレの最初が裸ランドセルとは。変態レベルがとても高い」
「おまいは結婚しても相変わらず毒舌なのな。ちょっとは甘々な感じになると思ったのだけれども」
「……つまりは、こんな感じ?」(猫耳を素早く装着)
「いみがわかりません」
「ふにゃふにゃ」
「いみがわかった! かわいい!」
「……ネコミミをつけることにより、甘えんぼうな子猫へと変貌を遂げる私の特殊能力に心胆寒からしめられるといい」
「可愛いなあ俺の嫁は可愛いなあ」(なでなで)
「おおおおお。おお。おおお。おおー」
「まあそれはそれとして学校に行かないとね」
「……あれだけ人の頭をなでておいて放置とは。……新手の焦らしプレイ?」
「焦れているのか」
「……実を言うと、焦れていない。ただ、未だちゅーがないのが納得いっていない」
「なるほど。んじゃ、おいで」
来い来いとやったら、素直に近寄ってきたので、ちゅー。そのまま頭もなでなで。
「……ちゅ、ん。……うーん、弱った」
「何が」
「……ハミガキがまだなので臭い」
「その辺りは愛の力でどうにかしてください」
「無理。……早く歯を磨く」
「俺の嫁はシビアだなあ」
洗面所へ向かい、シャコシャコ歯を磨く。ちなみとお揃いの歯ブラシで、バカップルっぽくて気に入っている。
「ぐしゅぐしゅぐしゅ……ぺっ。ふぅ、スッキリした」
「……本当にしっかり磨けているか、実験」
「お?」
ぐいーっと髪を引っ張られ、乱雑にキスされた。
「ちゅ、んちゅ……ちゅ。……ふむ、ミント味」
「歯の裏まで舐めないでください」
「……うーむ、朝から二度もちゅーをしたせいで、興奮してきた。……これも調教された身体故の悩みか」
「まだ調教してませんよ?」
「……結婚する前もしてからもいっぱいちゅーしておいて、調教などしたことねえとタカシはのたまう。貧乳は勝手に自分を慰めてろ、とタカシは言う」
「本当におまいは結婚しようがしまいが変わらないな」
「……そんなことはない。肩書きが可愛い学生から、可愛いお嫁さんになった。初めまして、新妻です」
「これはご丁寧に、……いかん、新妻に値する男性の呼称が分からない」
「やーいばーかばーか。おたーんちーん」
「ご注意ください。小学生の罵声にしか聞こえませんが、俺の嫁の発言です」
「……自慢の嫁。……照れ照れ」
「褒めてねえ。そんなことより、お腹が空きました」
「あ、ご飯はできてる。作った。……偉い?」
「ああ偉い偉い。いつもありがとうな」(なでなで)
「……これは、子作りフラグが立った?」
「立ってねえ! 卒業するまでは自重してるの!」
「……その割にはガンガンしてるよね?」
「ご、ゴム使ってるからいいの。妊娠しない分には大丈夫なの」
「……中出しが大好きなタカシにとって、それはまさに拷問と呼んで差し支えない行動だった。彼が廃人になるのも時間の問題だと言えよう」
「人の性癖を捏造するな」
「……おかしい。……タカシのパソコンには、嫌がってるちっちゃい女の子に注ぎ込んでる画像が大量にあったのに」
「セキュリティクリアランスUVを破っただと!?」
「ZAPZAPZAP。……はっ、まさか、嫌がっているのかポイントか? ……おなかくるしいからもう出さないでぇ?」(棒読み)
「そろそろ泣きますよ」
「……そういうプレイが好きだと思ったのに」
「フィクションだからいいんですよ。本当に泣かれたら萎えちゃいますよ。あと、棒読みに過ぎる」
「……まあ、そんなのはどうでもいい。早く飯を食え。湯気が消える」
「了解。今日のご飯は何ですか?」
ダイニングへ向かう途中、ネコミミの揺れる頭に問いかける。
「……白飯、味噌汁、目玉焼き。さらに海苔まで追加という豪華仕様」
「おお。THE・朝食って感じだな!」
「……じゃあ、今から裸エプロンの準備をするので、その間ご飯食べてて」
「結構です」
「……全裸? 春とはいえ流石に寒いけど、旦那の頼みだ。頑張ろう」
「違う。違うっての! 脱ぐな!」
「はぷしゅ。……寒い」
「ええい、鼻を垂らすな! 全く、ネタのためにそこまで頑張る必要ねーだろ」
「ふがふが」
袖でちなみの鼻を拭ってやる。
「むぅ。せっかく肌を露わにしてやったのに、ちっとも興奮してない。……飽きた?」
「飽きてねぇ。ずっと好きだよ」
「う。……た、タカシはずるいよね、そういうことを照れもせずに言うから」
「ただの事実だ」
「……む、むぅ。……わ、私も、そ、その。……好き、だったり?」
ちょこちょこっとこちらに寄ってきて、ちなみは頬を染めながらぼそぼそっとつぶやいた。それはいい。大変に可愛いし。ただ。
「いい加減服を着ろ。目に毒だ」
「……道理で寒いと思った」
「俺の嫁は少し頭が悪いかもしれないね」
「……失礼な。ふが」
またしても鼻を垂らす嫁の顔を拭う羽目になりました。でも可愛いからいいや!
「ん、うあ……ん、ん?」
ぺちぺちと頬を叩かれ、目を開ける。視界に映るはちなみのどアップ。
「うわあっ!?」
ものすっごい覗き込まれてた。超びっくりした。
「……人の顔を見て驚くとは許しがたい」
「あ、はい、ごめんなさい。ていうかなんでいるの?」
「……嫁だから」
「あ、あー」
そうだった。結婚したんだった。超寝ぼけてた。それにしても、学生だってのに結婚するとは……我ながらすごいな!
「…………」
寝ぼけた頭を起動させていると、何やら目の前のちっこい娘さんの顔が不機嫌そうなものへシフトしていた。
「どした、ちなみ?」
「……おはようのちゅーがない。……早くも倦怠期?」
「…………」
「……え、本当に? ……よもや、これほど早く裸ランドセルの出番が訪れようとは」
「ちげー! それの出番は今後な……あ、いや、ないとは言い切れないけど」
「……流石はタカシ、嫁への強制コスプレの最初が裸ランドセルとは。変態レベルがとても高い」
「おまいは結婚しても相変わらず毒舌なのな。ちょっとは甘々な感じになると思ったのだけれども」
「……つまりは、こんな感じ?」(猫耳を素早く装着)
「いみがわかりません」
「ふにゃふにゃ」
「いみがわかった! かわいい!」
「……ネコミミをつけることにより、甘えんぼうな子猫へと変貌を遂げる私の特殊能力に心胆寒からしめられるといい」
「可愛いなあ俺の嫁は可愛いなあ」(なでなで)
「おおおおお。おお。おおお。おおー」
「まあそれはそれとして学校に行かないとね」
「……あれだけ人の頭をなでておいて放置とは。……新手の焦らしプレイ?」
「焦れているのか」
「……実を言うと、焦れていない。ただ、未だちゅーがないのが納得いっていない」
「なるほど。んじゃ、おいで」
来い来いとやったら、素直に近寄ってきたので、ちゅー。そのまま頭もなでなで。
「……ちゅ、ん。……うーん、弱った」
「何が」
「……ハミガキがまだなので臭い」
「その辺りは愛の力でどうにかしてください」
「無理。……早く歯を磨く」
「俺の嫁はシビアだなあ」
洗面所へ向かい、シャコシャコ歯を磨く。ちなみとお揃いの歯ブラシで、バカップルっぽくて気に入っている。
「ぐしゅぐしゅぐしゅ……ぺっ。ふぅ、スッキリした」
「……本当にしっかり磨けているか、実験」
「お?」
ぐいーっと髪を引っ張られ、乱雑にキスされた。
「ちゅ、んちゅ……ちゅ。……ふむ、ミント味」
「歯の裏まで舐めないでください」
「……うーむ、朝から二度もちゅーをしたせいで、興奮してきた。……これも調教された身体故の悩みか」
「まだ調教してませんよ?」
「……結婚する前もしてからもいっぱいちゅーしておいて、調教などしたことねえとタカシはのたまう。貧乳は勝手に自分を慰めてろ、とタカシは言う」
「本当におまいは結婚しようがしまいが変わらないな」
「……そんなことはない。肩書きが可愛い学生から、可愛いお嫁さんになった。初めまして、新妻です」
「これはご丁寧に、……いかん、新妻に値する男性の呼称が分からない」
「やーいばーかばーか。おたーんちーん」
「ご注意ください。小学生の罵声にしか聞こえませんが、俺の嫁の発言です」
「……自慢の嫁。……照れ照れ」
「褒めてねえ。そんなことより、お腹が空きました」
「あ、ご飯はできてる。作った。……偉い?」
「ああ偉い偉い。いつもありがとうな」(なでなで)
「……これは、子作りフラグが立った?」
「立ってねえ! 卒業するまでは自重してるの!」
「……その割にはガンガンしてるよね?」
「ご、ゴム使ってるからいいの。妊娠しない分には大丈夫なの」
「……中出しが大好きなタカシにとって、それはまさに拷問と呼んで差し支えない行動だった。彼が廃人になるのも時間の問題だと言えよう」
「人の性癖を捏造するな」
「……おかしい。……タカシのパソコンには、嫌がってるちっちゃい女の子に注ぎ込んでる画像が大量にあったのに」
「セキュリティクリアランスUVを破っただと!?」
「ZAPZAPZAP。……はっ、まさか、嫌がっているのかポイントか? ……おなかくるしいからもう出さないでぇ?」(棒読み)
「そろそろ泣きますよ」
「……そういうプレイが好きだと思ったのに」
「フィクションだからいいんですよ。本当に泣かれたら萎えちゃいますよ。あと、棒読みに過ぎる」
「……まあ、そんなのはどうでもいい。早く飯を食え。湯気が消える」
「了解。今日のご飯は何ですか?」
ダイニングへ向かう途中、ネコミミの揺れる頭に問いかける。
「……白飯、味噌汁、目玉焼き。さらに海苔まで追加という豪華仕様」
「おお。THE・朝食って感じだな!」
「……じゃあ、今から裸エプロンの準備をするので、その間ご飯食べてて」
「結構です」
「……全裸? 春とはいえ流石に寒いけど、旦那の頼みだ。頑張ろう」
「違う。違うっての! 脱ぐな!」
「はぷしゅ。……寒い」
「ええい、鼻を垂らすな! 全く、ネタのためにそこまで頑張る必要ねーだろ」
「ふがふが」
袖でちなみの鼻を拭ってやる。
「むぅ。せっかく肌を露わにしてやったのに、ちっとも興奮してない。……飽きた?」
「飽きてねぇ。ずっと好きだよ」
「う。……た、タカシはずるいよね、そういうことを照れもせずに言うから」
「ただの事実だ」
「……む、むぅ。……わ、私も、そ、その。……好き、だったり?」
ちょこちょこっとこちらに寄ってきて、ちなみは頬を染めながらぼそぼそっとつぶやいた。それはいい。大変に可愛いし。ただ。
「いい加減服を着ろ。目に毒だ」
「……道理で寒いと思った」
「俺の嫁は少し頭が悪いかもしれないね」
「……失礼な。ふが」
またしても鼻を垂らす嫁の顔を拭う羽目になりました。でも可愛いからいいや!
【シア 朝食】
2012年05月05日
※ちょいグロ注意
【シア 朝食】
朝起きたら何やらシアがピンク色のぬめぬめしたものをもぐもぐしてました。
「あ、おはよ彰人」
「ん、おはよシア。で、何食ってんだ?」
「もぐもぐ。敵さん」
「うわぁ」