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2024年11月25日
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【悪の組織の幹部なツンデレと新人ヒーローな男2】
2010年03月02日
こんにちは、ヒーローです。先日、敵の幹部っぽいのに誘われてから、ドキがムネムネします。これって……恋カナ?
「その辺りどう思います?」
「うるさいっ! なんでそんななのに強いんだ、貴様!」
今日も敵の怪人をちょちょいのちょいで倒した後、みことがやってきた。
「その秘密はこのヒーローグッズにあります」
そう言って、ポケットから小さな袋を取り出す。
「ぬ? ……そうか、貴様自身が弱々のへにょへにょであっても、ヒーローに変身すると強くなると……さては、その袋に変身するための何かが入っているのだな!」
「ふふり」
「その袋を寄こせ! ……いや、力づくで奪ってやる! 渡さなかった事を後悔するがいい!」
みことが飛びかかってきたきたので、さらりとかわす。
「ふぎゃっ!」
ちょうど背後にあった木にぶつかり、みことは変な声を出した。
「よけるな、ばかっ!」
「これ、欲しい?」
袋を差し出すと、みことは鼻をさすりながらコクコクうなずいた。
「何かを手に入れるのなら、それ相応の代価が必要だよな?」
「ま、まさか……」
何かを察したのか、みことはゆっくりと後ずさった。
「さーやって来ました、おっぱいタイム! 思う存分そのちっちゃなおっぱいにむしゃぶりつきましょう!」
「なっ、何を言ってるんだ貴様はっ! そんなことさせるわけないだろうっ! ちっちゃいは余計だっ!」
みことは胸を隠し、顔を真っ赤にして怒鳴った。
「おや、この袋はいらないのかにゃー?」
見せびらかすように袋を振ると、みことは歯噛みして悔しがった。
「ぬ、ぐうう……そこまでしていらぬわっ!」
「む。じゃあさ、おっぱいじゃなくて、ほっぺすりすりならどうでしょうか?」
「ぬ、ま、まぁそれならなんとか我慢できなくもないような……」
「よし許可出た! いくぜヒーローダッシュ!」
「にゃああああっ!?」
ヒーロー力を遺憾なく発揮し、みことの元へ0.01秒で到達すると、さっと抱きしめてすりすりする。
「ああっ、やっぱいいなあ、みことは可愛いなあ」
「ぐうう……や、やっぱダメだあ! やめろっ、すりすりするなあっ!」
「よし、このままさり気なくちゅーへ移行しよう。みことのことだ、すりすりに気を取られてキスされたことに気づくまい」
「気づくに決まっているだろう、このばかっ! ええい離せ離せ離せっ! 貴様といると妊娠するわっ!」
「はっはっは。みことは可愛いなあ」
「ええいっ、すりすりするなあっ! ぎにゃーっ!」
頭をぺけぺけ叩かれたので、しぶしぶ離れる。
「ぜーっ、ぜーっ……ほら、すりすりしただろっ! さっさとその袋を寄こせっ!」
「うーん、正直まだし足りないけど……ま、いっか。ほら」
袋を渡すと、みことは満面の笑みを浮かべた。
「やった! ……ふっふっふ、愚かなり、ヒーロー! これで貴様はもう変身できまい!」
「それはどうかな?」
「え、だってこれ、変身グッズが入って……るんだよな? ちょっと待ってろ!」
そう言うと、みことは袋の中を探った。
「なんだコレはっ! なんでみかんが入ってるんだっ!!」
「はっはっは、騙されたな! それはこの間実家から大量に送られてきたみかんだ! おすそ分けだ! よかったらどうぞ!」
「こんなもんいるかっ! よくも騙しおって……許さ」
「こらっ!」
俺の大声に、みことはびっくりした様子で俺を見た。
「食べ物を粗末に扱ったらダメだろ! 全く……これだから近頃の若い者は」
「え、いや、あの、今怒ってるのは我だと……」
「…………」(黙って火炎放射器準備中)
「ごめんなさい我が悪かったです! みかん頂きます!」
「分かったらいいんだよ、分かったら」
にっこり笑ってみことの頭をなでると、みことは安心したように息を吐いた。
「はぁ~。……あっ! きっ、貴様、なでなでするなっ! 我を誰と思っている! 貴様の敵だぞ、敵! 分かってるのか!?」
「また遊ぼうな」
「遊んでいるつもりなぞ毛頭ないっ! ええいっ、次こそ貴様を葬ってやる! 覚えてろばかーっ!」
負け惜しみを言いながら逃げて行くみことだった。
「その辺りどう思います?」
「うるさいっ! なんでそんななのに強いんだ、貴様!」
今日も敵の怪人をちょちょいのちょいで倒した後、みことがやってきた。
「その秘密はこのヒーローグッズにあります」
そう言って、ポケットから小さな袋を取り出す。
「ぬ? ……そうか、貴様自身が弱々のへにょへにょであっても、ヒーローに変身すると強くなると……さては、その袋に変身するための何かが入っているのだな!」
「ふふり」
「その袋を寄こせ! ……いや、力づくで奪ってやる! 渡さなかった事を後悔するがいい!」
みことが飛びかかってきたきたので、さらりとかわす。
「ふぎゃっ!」
ちょうど背後にあった木にぶつかり、みことは変な声を出した。
「よけるな、ばかっ!」
「これ、欲しい?」
袋を差し出すと、みことは鼻をさすりながらコクコクうなずいた。
「何かを手に入れるのなら、それ相応の代価が必要だよな?」
「ま、まさか……」
何かを察したのか、みことはゆっくりと後ずさった。
「さーやって来ました、おっぱいタイム! 思う存分そのちっちゃなおっぱいにむしゃぶりつきましょう!」
「なっ、何を言ってるんだ貴様はっ! そんなことさせるわけないだろうっ! ちっちゃいは余計だっ!」
みことは胸を隠し、顔を真っ赤にして怒鳴った。
「おや、この袋はいらないのかにゃー?」
見せびらかすように袋を振ると、みことは歯噛みして悔しがった。
「ぬ、ぐうう……そこまでしていらぬわっ!」
「む。じゃあさ、おっぱいじゃなくて、ほっぺすりすりならどうでしょうか?」
「ぬ、ま、まぁそれならなんとか我慢できなくもないような……」
「よし許可出た! いくぜヒーローダッシュ!」
「にゃああああっ!?」
ヒーロー力を遺憾なく発揮し、みことの元へ0.01秒で到達すると、さっと抱きしめてすりすりする。
「ああっ、やっぱいいなあ、みことは可愛いなあ」
「ぐうう……や、やっぱダメだあ! やめろっ、すりすりするなあっ!」
「よし、このままさり気なくちゅーへ移行しよう。みことのことだ、すりすりに気を取られてキスされたことに気づくまい」
「気づくに決まっているだろう、このばかっ! ええい離せ離せ離せっ! 貴様といると妊娠するわっ!」
「はっはっは。みことは可愛いなあ」
「ええいっ、すりすりするなあっ! ぎにゃーっ!」
頭をぺけぺけ叩かれたので、しぶしぶ離れる。
「ぜーっ、ぜーっ……ほら、すりすりしただろっ! さっさとその袋を寄こせっ!」
「うーん、正直まだし足りないけど……ま、いっか。ほら」
袋を渡すと、みことは満面の笑みを浮かべた。
「やった! ……ふっふっふ、愚かなり、ヒーロー! これで貴様はもう変身できまい!」
「それはどうかな?」
「え、だってこれ、変身グッズが入って……るんだよな? ちょっと待ってろ!」
そう言うと、みことは袋の中を探った。
「なんだコレはっ! なんでみかんが入ってるんだっ!!」
「はっはっは、騙されたな! それはこの間実家から大量に送られてきたみかんだ! おすそ分けだ! よかったらどうぞ!」
「こんなもんいるかっ! よくも騙しおって……許さ」
「こらっ!」
俺の大声に、みことはびっくりした様子で俺を見た。
「食べ物を粗末に扱ったらダメだろ! 全く……これだから近頃の若い者は」
「え、いや、あの、今怒ってるのは我だと……」
「…………」(黙って火炎放射器準備中)
「ごめんなさい我が悪かったです! みかん頂きます!」
「分かったらいいんだよ、分かったら」
にっこり笑ってみことの頭をなでると、みことは安心したように息を吐いた。
「はぁ~。……あっ! きっ、貴様、なでなでするなっ! 我を誰と思っている! 貴様の敵だぞ、敵! 分かってるのか!?」
「また遊ぼうな」
「遊んでいるつもりなぞ毛頭ないっ! ええいっ、次こそ貴様を葬ってやる! 覚えてろばかーっ!」
負け惜しみを言いながら逃げて行くみことだった。
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