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2024年11月21日
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【胸を大きくするにはキャベツがいいと聞いたツンデレ】
2010年03月25日
「……ホントにぃ?」
放課後、なんとなく部室棟を冷やかしていると、聞き覚えのある声が耳に届いた。
「ホントだって。あたしのお姉ちゃんなんだけどさ、実際に胸おっきくなったんだから」
窓からそっと中を覗くと、半裸のブルマな娘さんが何やら熱弁をふるっていた。相手は……ありゃ、レミットじゃん。
「……ホントかなぁ? 聞いたことないんだけど、キャベツ食べたら胸おっきくなるなんて」
そう言って、レミットは自分の悲しいほどにぺたんこな胸を見下ろした。
「ホントホント! レミットちゃんもキャベツ食べたらぼいーんってなるって!」
「ん、んー……でも、アイツは胸が小さい方が……」
「なな何を言うかこのばかちーん! 乳を大きくするだと!? まるで宝石のような輝きを秘めた貧乳を捨て脂肪を付けようなんてなんたる愚、なんたる……あ、こんにちは」
激昂するあまり、気がついたら部室の中に突入していた。とりあえず挨拶。
「な、な、なんでアンタがここにいるのよ!?」
「レミットのちっちゃな胸をおびやかす存在がある限り、俺はどこにでも存在する! ところでブルマさん、早く服を着たほうがいいかと。や、俺は嬉しいのですがねウヒヒヒヒ」
ブルマさんが悲鳴をあげるのとレミットに叩き出されたのは、ほぼ同時でした。
「なー、なに怒ってんだ?」
「うっさい! ついてくるな、莫迦!」
ブルマさんにきちんと謝罪した後、一人で先に帰ってしまったレミットを追い、商店街でなんとか捕まえたはいいが、なんか怒ってる。
「確かにレミットの乳に注視するのでなく、ブルマさんのぶらじゃあを視姦したのは悪いと思う。だが俺も男なので、下着を見ればどうしてもそっちに目がいってしまうのだ!」
「んなこと怒ってないわよ! 女子が着替え中の部室に突入した事と、盗み聞きしたこと怒ってんの!」
「じゃあ今度は俺が着替え中に部屋に入ってきていいし、俺のレミットへの思慕を秘めた独り言を盗み聞きしてもいいぞ?」
「んなことであいこにならないッ! ……ぜぃぜぃ」
「まぁまぁ、落ち着け」
肩で荒く息をするレミットの頭をなでる。
「頭なでるなぁっ!」
「それはつまり、乳はなでてもいいと? むしろ乳をなでろと、揉めと? ……う、うむ、ちょっとドキドキ」
「アンタの頭どうなってるのよ!?」
揉もうと伸ばした手をレミットにがぶがぶ噛まれてると、八百屋の前を通りがかった。
「あ……」
レミットの向ける視線の先に、まるまるとしたキャベツが転がっていた。
「なんだか急にレミットが愛しくなったので抱っこするけどいいか!? いいな!」
キャベツから目を離させるため、ぎぅっとレミットを抱きしめる。
「んにゃ、にゃーっ!?」
よし、このまま移動して……
「にゃーっ、にゃーっ、にゃーっ!?」
移動したいが、レミットがじたばた暴れ、運ぶのがとても難しい。なんで猫っぽくなってんだ。
「にゃーっ!」
「いたたたた!」
腕を思い切り噛み、レミットは俺から離れた。
「いきなり何すんのよ、この莫迦!」
「えーとえーとえーと、抱っこしたくなった! 決してキャベツから離そうとか思ってない! あと柔らかかった!」
すねを蹴られた。すげー痛い。
「はぁ……別にキャベツなんか欲しくないわよ」
「え? だって、ブルマさんの話によると、キャベツを摂取したら乳がぼーん! だぞ?」
「(……アンタは小さい方が好きなんでしょうが!)」
「ん? なんて?」
「……キャベツ食べると死ぬの!」
「子供でも使わないような嘘を平気でつくとは……流石はレミットだな」
「莫迦にしてるでしょ? 莫迦にしてるんでしょ!?」
憤怒の表情で俺の背中に飛び乗り、レミットは俺の頭に噛み付いた。
「がうがうがうっ!」
「うーん、血が出る出る出まくる。死にそうなのでやめてレミットたん」
「たんとか言うなぁっ!」
血まみれで夕暮れの商店街を歩くと、道行く人全部こっち見るので愉快です。
放課後、なんとなく部室棟を冷やかしていると、聞き覚えのある声が耳に届いた。
「ホントだって。あたしのお姉ちゃんなんだけどさ、実際に胸おっきくなったんだから」
窓からそっと中を覗くと、半裸のブルマな娘さんが何やら熱弁をふるっていた。相手は……ありゃ、レミットじゃん。
「……ホントかなぁ? 聞いたことないんだけど、キャベツ食べたら胸おっきくなるなんて」
そう言って、レミットは自分の悲しいほどにぺたんこな胸を見下ろした。
「ホントホント! レミットちゃんもキャベツ食べたらぼいーんってなるって!」
「ん、んー……でも、アイツは胸が小さい方が……」
「なな何を言うかこのばかちーん! 乳を大きくするだと!? まるで宝石のような輝きを秘めた貧乳を捨て脂肪を付けようなんてなんたる愚、なんたる……あ、こんにちは」
激昂するあまり、気がついたら部室の中に突入していた。とりあえず挨拶。
「な、な、なんでアンタがここにいるのよ!?」
「レミットのちっちゃな胸をおびやかす存在がある限り、俺はどこにでも存在する! ところでブルマさん、早く服を着たほうがいいかと。や、俺は嬉しいのですがねウヒヒヒヒ」
ブルマさんが悲鳴をあげるのとレミットに叩き出されたのは、ほぼ同時でした。
「なー、なに怒ってんだ?」
「うっさい! ついてくるな、莫迦!」
ブルマさんにきちんと謝罪した後、一人で先に帰ってしまったレミットを追い、商店街でなんとか捕まえたはいいが、なんか怒ってる。
「確かにレミットの乳に注視するのでなく、ブルマさんのぶらじゃあを視姦したのは悪いと思う。だが俺も男なので、下着を見ればどうしてもそっちに目がいってしまうのだ!」
「んなこと怒ってないわよ! 女子が着替え中の部室に突入した事と、盗み聞きしたこと怒ってんの!」
「じゃあ今度は俺が着替え中に部屋に入ってきていいし、俺のレミットへの思慕を秘めた独り言を盗み聞きしてもいいぞ?」
「んなことであいこにならないッ! ……ぜぃぜぃ」
「まぁまぁ、落ち着け」
肩で荒く息をするレミットの頭をなでる。
「頭なでるなぁっ!」
「それはつまり、乳はなでてもいいと? むしろ乳をなでろと、揉めと? ……う、うむ、ちょっとドキドキ」
「アンタの頭どうなってるのよ!?」
揉もうと伸ばした手をレミットにがぶがぶ噛まれてると、八百屋の前を通りがかった。
「あ……」
レミットの向ける視線の先に、まるまるとしたキャベツが転がっていた。
「なんだか急にレミットが愛しくなったので抱っこするけどいいか!? いいな!」
キャベツから目を離させるため、ぎぅっとレミットを抱きしめる。
「んにゃ、にゃーっ!?」
よし、このまま移動して……
「にゃーっ、にゃーっ、にゃーっ!?」
移動したいが、レミットがじたばた暴れ、運ぶのがとても難しい。なんで猫っぽくなってんだ。
「にゃーっ!」
「いたたたた!」
腕を思い切り噛み、レミットは俺から離れた。
「いきなり何すんのよ、この莫迦!」
「えーとえーとえーと、抱っこしたくなった! 決してキャベツから離そうとか思ってない! あと柔らかかった!」
すねを蹴られた。すげー痛い。
「はぁ……別にキャベツなんか欲しくないわよ」
「え? だって、ブルマさんの話によると、キャベツを摂取したら乳がぼーん! だぞ?」
「(……アンタは小さい方が好きなんでしょうが!)」
「ん? なんて?」
「……キャベツ食べると死ぬの!」
「子供でも使わないような嘘を平気でつくとは……流石はレミットだな」
「莫迦にしてるでしょ? 莫迦にしてるんでしょ!?」
憤怒の表情で俺の背中に飛び乗り、レミットは俺の頭に噛み付いた。
「がうがうがうっ!」
「うーん、血が出る出る出まくる。死にそうなのでやめてレミットたん」
「たんとか言うなぁっ!」
血まみれで夕暮れの商店街を歩くと、道行く人全部こっち見るので愉快です。
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