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2024年11月21日
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【みゆ とある秋の日】
2012年10月07日
「秋ですね」
「ふにゃ」
朝晩めっきりもっきり冷えだした今日この頃、俺は妹(猫系)のみゆと膝を突き合わせて会話していた。
「秋といえば」
「妹可愛がり!」
「初耳です」
「というわけで、みゆを可愛がってはいかがかにゃ?」
「いいえ」
「いいえ」
「兄の拒否を更に拒否とな。じゃあ仕方ない、可愛がります」
「なんでもやってみるものですにゃ!」
というわけで、今日はみゆを可愛がる日になった。
「で、何をして可愛がられたいですか」
「sex」
「もうちょっとソフトな方向で!」
「せっくす」
「言い方を柔らかくしろと言ったのではない」(なでなで)
「ふにゃ」
「もうちょっと、こう、一般的な兄妹が行う範囲のことでお願いしたいのだけれど」
「極めて一般的の範疇だよぅ! ふんとにもう!」
兄の知らない間に世間が随分とロックになっていた。
「でもまー、お兄ちゃんの頼みは断れないよ。見つかっても通報されない方向で考えるよ」
「あ、一般的ではあるが捕まりはするんだね」
「うーにゅにゅにゅにゅ……」
みゆは両手を組み、どうするか考え込んだ。眉間にシワまで寄せて、随分と真剣に考えているようだ。これは邪魔をしたくなる。
「とやっ」(なでなで)
というわけで、とりあえず頭をなでて思考の邪魔をしてみた。
「にゃーにゃー♪」(嬉しい)
すると、ぴょんぴょん飛び跳ねて喜ばれた。
「邪魔をしたのですが」
「みゆは喜びました!」
「おかしな話だ」
「もっとなでて?」
「はあ」(なでなで)
「ふにゃー♪」(嬉しい)
「で、何か思いつきましたか」
「肉の交わりを断たれたら、もうみゆは何も思いつかないよ」
「肉て。もうちょっと何かあるだろうに。遊園地に行くとか、水族館に行くとか、動物園に行くとか」
「どこそこへ行くばっかり……そんなにどっか行きたいなら一人でどこにでも行っちゃいなさい!」
「なんで兄が怒られてるの?」
「出かけるのめんどいの! 家でお兄ちゃんとごろごろしてたいの! ごろごろしませんか! か?」
「はい」
というわけで、ごろごろすることになった。のだが。
「ぶにゃー♪」
「これはごろごろではないと思う」
妹は布団に俺を入れると、自分もその中に入って兄に抱きついている。
「んじゃ、ごろごろするよ?」
そしてその状態のまま転がり出した。自然、抱きつかれてる兄も転がり、そして家は狭いのでやたらと身体が周囲の家具にあたる。
「ううううう……お兄ちゃんにいじめらりたぁ……」
そしてタンスに頭をぶつけ、みゆが涙目になっていた。
「言いがかりだ! その証左に、ほら兄にもたんこぶが!」
「いぎあり! 自分が犯人でないと示すため、あえてつけたに違いないよ! ばばーん!」
「否! これはみゆが兄に抱きついて転がったため、タンスにぶつかってついた傷だ! いわば、これ自体がみゆが犯人である証拠!」
「しまった、ばりた!」
「罰としてなでます」(なでなで)
「罰なら仕方ないですにゃあ」(すりすり)
と、ぐだぐだ話したり寝たりすりすりしたりしてたら一瞬で休日が終わったので、時間って野郎は平等じゃないなあと思った。
「ふにゃ」
朝晩めっきりもっきり冷えだした今日この頃、俺は妹(猫系)のみゆと膝を突き合わせて会話していた。
「秋といえば」
「妹可愛がり!」
「初耳です」
「というわけで、みゆを可愛がってはいかがかにゃ?」
「いいえ」
「いいえ」
「兄の拒否を更に拒否とな。じゃあ仕方ない、可愛がります」
「なんでもやってみるものですにゃ!」
というわけで、今日はみゆを可愛がる日になった。
「で、何をして可愛がられたいですか」
「sex」
「もうちょっとソフトな方向で!」
「せっくす」
「言い方を柔らかくしろと言ったのではない」(なでなで)
「ふにゃ」
「もうちょっと、こう、一般的な兄妹が行う範囲のことでお願いしたいのだけれど」
「極めて一般的の範疇だよぅ! ふんとにもう!」
兄の知らない間に世間が随分とロックになっていた。
「でもまー、お兄ちゃんの頼みは断れないよ。見つかっても通報されない方向で考えるよ」
「あ、一般的ではあるが捕まりはするんだね」
「うーにゅにゅにゅにゅ……」
みゆは両手を組み、どうするか考え込んだ。眉間にシワまで寄せて、随分と真剣に考えているようだ。これは邪魔をしたくなる。
「とやっ」(なでなで)
というわけで、とりあえず頭をなでて思考の邪魔をしてみた。
「にゃーにゃー♪」(嬉しい)
すると、ぴょんぴょん飛び跳ねて喜ばれた。
「邪魔をしたのですが」
「みゆは喜びました!」
「おかしな話だ」
「もっとなでて?」
「はあ」(なでなで)
「ふにゃー♪」(嬉しい)
「で、何か思いつきましたか」
「肉の交わりを断たれたら、もうみゆは何も思いつかないよ」
「肉て。もうちょっと何かあるだろうに。遊園地に行くとか、水族館に行くとか、動物園に行くとか」
「どこそこへ行くばっかり……そんなにどっか行きたいなら一人でどこにでも行っちゃいなさい!」
「なんで兄が怒られてるの?」
「出かけるのめんどいの! 家でお兄ちゃんとごろごろしてたいの! ごろごろしませんか! か?」
「はい」
というわけで、ごろごろすることになった。のだが。
「ぶにゃー♪」
「これはごろごろではないと思う」
妹は布団に俺を入れると、自分もその中に入って兄に抱きついている。
「んじゃ、ごろごろするよ?」
そしてその状態のまま転がり出した。自然、抱きつかれてる兄も転がり、そして家は狭いのでやたらと身体が周囲の家具にあたる。
「ううううう……お兄ちゃんにいじめらりたぁ……」
そしてタンスに頭をぶつけ、みゆが涙目になっていた。
「言いがかりだ! その証左に、ほら兄にもたんこぶが!」
「いぎあり! 自分が犯人でないと示すため、あえてつけたに違いないよ! ばばーん!」
「否! これはみゆが兄に抱きついて転がったため、タンスにぶつかってついた傷だ! いわば、これ自体がみゆが犯人である証拠!」
「しまった、ばりた!」
「罰としてなでます」(なでなで)
「罰なら仕方ないですにゃあ」(すりすり)
と、ぐだぐだ話したり寝たりすりすりしたりしてたら一瞬で休日が終わったので、時間って野郎は平等じゃないなあと思った。
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つまり嫁か
キャラ別に分類していただけると、読み返す時にとても助かります
暇がある時にでもやったらどうですか? それともおにーさんは私を犯す妄想するのに忙しいんですか? 気持ち悪いです。死んでください。
と隣で寝てるふみが言っているんだけど、どうよ!?
俺男だけど愛してる!