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2024年11月24日
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【部屋に全裸でいたらツンデレがやってきた】

2010年02月17日
 近頃とっても暑いので、ちょっとは涼しくなるかと全裸になってみたらこれが涼しい!
 そんなわけで、気をよくして部屋で生まれたままの姿でいたら、突然来訪したみことが悲鳴をあげた。
「それは分かる。ただ、どうして俺が殴られるのか、その意味が分からない」
「ううううう、うるさいっ! どうして裸でいるんだお前は! この馬鹿、変態、露出狂!」
「いや、まだ露出して気持ちよくなる域までは達してない。ただ、みことが望むのであれば、俺も頑張る」
「頑張るな! そ、それより、早く服を着ろ!」
「ああ、まだ着てなかったっけ。道理でみことがこっちを見ないわけだ。はっは」
 みこと方面から不穏な空気を感じたので、慌てて服を着る。
「ほい、もーいいぞ」
「そ、そうか。まったく、お前という奴は……チャックが開いているぞ!!!」
「わざとなんだ」
 また殴られたので、チャックを閉める。
「この変態めが……」
「ちょっとした冗談なんだ。ただ、冗談から本気になる可能性も否めないから、するべきではないと分かっているんだ」
「分かっているならするなッ!」
 とても怒られた。怖かった。
「それより、聞いてくれみこと。大変なことを発見してしまったんだ」
「……どうにも嫌な予感しかしないが、聞いてやろう。なんだ?」
「裸だと、すごく涼しいんだ。だから、みことも裸に」
 皆まで言う前に殴られた。鼻血出た。
「するわけないだろう、このたわけっ! ちょっと考えれば分かる道理だろう!」
「何かの奇跡で『そうねそうねその通りね、ここはいっちょう全裸になるべきね!』とか言い出すかと」
 鼻にティッシュ詰めながらそう言ったら、みことがため息をついた。
「どうしてお前はそう阿呆なのだ……?」
「うむ、確かにいきなり全裸を勧めるのは阿呆だろう。ここはそれよりレベルの下がる水着でどうだろう」
「それでも阿呆だ、阿呆。……ふむ、だがこうも暑くては水着になりたがる気持ちも分からんでもない」
「言質を取った! 最早みことのエロ姿は絵空事ではない! ふふ……ふわーっはっはっはっはっは!」
 また殴られたので話を進める。
「つまり、プールに行きましょうという話なのです」
「プールだと? まだ開いてないと記憶しているが」
「あー。確かにまだ春だからなあ。ふむ……あ、超名案を思いついた!」
 みことがあからさまに嫌そうな顔をしたが、気づかないフリをする。
「水風呂に水着で入ればいい! 涼しいし目の保養だし、ひょっとしたらぽろりもあるかも! あと、狭い風呂場で肌が触れ合うのがとても楽しみだ!」
「えい」
「ぐ」
 ノドを地獄突きされた。苦しさのあまり床を転がる。
「ふむ。ぽろりや触れ合いはともかく、水風呂はよい案だな」
「なら何故突く」
「邪な気を感じた故に」
「じゃあ俺は常に突かれてますよ! どうだ!」
「威張るな、馬鹿者!」
 またノドを突かれた。再びごろごろ転がる。
「まあ、水風呂は私も賛成だ。……だが、一緒に入るなど論外だ」
「そんなあ! じゃ、じゃあ、外で待ってるから、後で水着を着たままいやらしいことはしていいよね? 擬音で説明するとぬるぬるぐちょぐちょOKだよね?」
「論外だッッッ!!!」
 ものすごい勢いで拳が迫ってきて、暗転。

 気がつくと、部屋で転がっていた。みことはもういない。
「……うーん、帰っちまったか。残念」
 軽くノドが渇いたので、台所で水を飲む。ごくごく、うまい。そのまま部屋に戻ろうとしたら、風呂場から物音がした。
「……まさか」
 風呂場のドアを開ける。果たして、そこに水着姿のみことがいた。
「ああ、起きたか。まったく、あれしきで気絶するとは精進が足りんぞ」
「ひとんちの風呂に勝手に入るって凄いよな」
「なんだ、嫌なのか? それならすぐにでもあがるが」
「そんなこと一言も言ってないじゃないか! いいか、待ってろよ! 絶対だぞ! すぐ水着取ってくるから、一人であがったりしたら泣くぞ!」
「こ、こら! 誰も一緒に入ってやるなどと……ぬう、もう行ってしまったか。……まったく」
 体感では光速を超える速さで水着を探し、目にも止まらないであろう速さで装着し、全速で風呂場に戻る。
「ぜっ、ぜっ……み、水着、きっ、着た……ぜっ、……ぜっ」
「ちょっとは落ち着け! そう慌てずともあがらんわ!」
「……じゃ、じゃあ?」
「……ま、まあ、一緒に入ってやってもいいぞ。だ、だが勘違いするな! 別に貴様と一緒に入りたいのではない、あまりに貴様が哀れだから許可してやっただけにすぎないのだからなっ!」
 みことは顔を真っ赤にして俺を指差した。
「哀れでよかった! じゃあ入るぞ! 今から嫌だとか言っても聞かないぞ!」
「……う、うむ」
 みことは俺一人が入れる分のスペースを開けてくれた。その余地にゆっくりと腰を下ろす。
「こ、こら、あまり近寄るな馬鹿!」
「狭いんだから無茶を言うない」
 我が家は高級なる家でもなんでもないので、一般的な風呂として狭い。二人で入った日には肌と肌が触れ合うのも仕方のないことだろう。
「いいか、貴様が泣いて頼むから一緒に入ってやったまでで、えっちなことをしたら即排斥するぞ。繰り返すが、えっちなことは絶対にするなよ?」
「ダチョウ倶楽部方式ですね、分かります」
 目を三角にして俺の頬を千切らんばかりにつねることから、違うらしいという結論が出た。
「しかしだな、みことよ。スク水を着ておいてえろす不可とは、随分と酷な話ではないか?」
 みことは学校指定のスクール水着を着ていた。みことの起伏のない体と濃紺の水着、その美しきコントラストに、そして何よりほんのりと桜色に色付く頬に、魅了されずにはいられなかった。
「ばっ、馬鹿者! 勘違いするでない! ほ、他の水着がなかっただけで、別に貴様を喜ばせるために着たんじゃない! ほ、本当だからな!?」
「理由はどうあれ、とても淫靡かつ可愛らしくてお兄さん何か下半身が大変だよ」
「大変?」
 みことは視線を俺の下腹部に転じた。俺の分身が「こんにちは!」って水着越しに挨拶してた。
「なっ、なななななっ、何を大きくしているっ、この大馬鹿者っ!!!」
「だってさー、こんな美少女と一緒に風呂入ったら普通こうなるさな」
「びっ、美少女……ばっ、ばかっ、そういうこと言うなっ、ばかっ!」
 とても俺を昏倒させた者と同一とは思えないほどの迫力のなさで、みことは俺をぽかぽか叩いた。
「かーわいい」
「うっ、うるさいっ! 馬鹿にするな! いーからそれをどうにかしろ!」
 みことは両目を覆ったが、指の隙間から俺のこんにちはを見てた。
「自力で小さくするのは至難の技です。みことが隣にいるのなら尚のこと」
「ちょっとは小さくする努力をしろ!」
「みことが協力してくれるなら、やぶさかではない」
「ほ、本当か?」
「ええ、もちろん」
 俺は、にっこり笑った。

「……二度と貴様なんかと一緒に風呂なぞ入らん! 入らんからな!」
「まーまー、そう怒るな。そんな大した事じゃないと思うのだけど」
 部屋の隅っこで体育座りをし、怒気を振りまくみことに笑いかける。
「どこが大した事じゃないんだ!? あ、あんな……あんな……」
 先ほどの行為を思い出したのか、みことの顔が火がついたように赤くなった。
「うう……雰囲気に呑まれて……私の馬鹿ぁ……」
「紺色に白色のコントラストが素敵でしたよ」
「言うなああっ! よくもあんなものを私にかけおって……ええい腹立たしい!」
 みことは俺に馬乗りになり、べこぼこ殴った。
「痛っ、痛いっ! いやあのその、とても気持ちよかったですから! まさか、手」
「だああああっ! 言うな、言うなああっ! その口を一生閉じていろ、馬鹿めっ!」
 赤い人に何度も何度も殴られました。


風呂の出来事(エロ注意)は……





































「……そ、それで、どうしたらいいのだ?」
「ええと、出せば済むんだけど……とりあえず、慣れることから始めようか」
 風呂の縁に座り、みことを招きよせる。そして、みことの手を取り、俺の股間にいざなう。
「何をするか、不埒者ッ!」
「げはあっ!?」
 すると腹部に深々とみことの拳が突き刺さり、痛い。
「ううう……痛いよう、腸が飛び出そうだよう」
「い、いきなり何をさせようというのだ! この変態めが!」
「手伝ってくれるって言ったのに、いきなり殴られた……ひでー、みことさん、ひでー」
「む、ぐ……い、いやしかしだな」
「やっぱみことって口だけなんだな」
「! 口だけとは何だ! いいだろう、やってやろうではないか! ほら、指示しろ!」
 軽い挑発で簡単にのった。ふふ、容易し。
「じゃあ、水着の上から触ってみて」
「む……」
 ビンビンに猛っている俺の息子に、みことは怯えているようだった。
「別に噛み付いたりしないから安心しろ」
「かっ、噛み付く種類もあるのかっ!?」
「そうだ」
 面白いので騙そう。
「そうか……世界は驚きに満ちているな」
 何故かみことは感慨深そうな表情をしていた。
「とにかく、これは安全な種類なので、落ち着いて触ってくれ」
「む……わ、分かった」
 ごくりと唾を飲み込み、みことは思い切り俺の竿を握った。
「!!!!!」
「どっ、どうした!? 痛いのか!?」
「つ……強すぎだ、馬鹿……」
「え、ええっ!? こ、こんなことするの初めてだから加減なぞ分かるか! 先に言え、阿呆!」
 狼狽しながらも俺を叱責するのを忘れないのは、ある種驚嘆に値すると言えよう。
「も、もっと優しく、壊れ物を扱うように触っていただけると何かと助かります」
「む……こ、こうか?」
 そう言って、みことは優しく俺の竿を包んだ。
「そ、そう。もうちょっと強くても構わない」
「む、むぅ……こうか? ……なっ、何かドクンドクン言ってるぞ!?」
「あー、まあ血が通ってるからなあ。それはさておき、慣れたか?」
「む、ま、まあ、多少は。私にかかればどのようなことも容易よ」
「じゃあ」
 おもむろに水着を脱ぐ。
「!!! い、いきなり何をしているか、この変態ッ!」
「へぶうっ!?」
 再び腹部にみことの拳が深々と突き刺さり、大層痛い。
「な、慣れたなら次のステップに移行するのが当たり前じゃん。うう、痛いよう、ぽんぽん痛いよう」
「粗末なものをぷらぷらさせるな、愚か者ッ!」
「そ、粗末とは失礼ナリ! 多分標準レベルだと思いますよ! 仮性ですが!」
「火星……?」
 みことは下の情報に詳しくないようだった。
「や、まあそれはいいや。とにかく、しゃぶれ」
 鼻血が出るまで殴られたので、許しを請う。
「嘘です冗談です手で充分です。殺さないでください」
「はーっ……はーっ……当然だ、馬鹿者が」
「口はまた後日ということで」
 みことの目に危ない光が宿ったので、全力で土下座する。
「一度お前は死んだほうがいいかも知れんな……」
「あ、あはははは、冗談きっついなー」
「冗談、なぁ……」
 冗談だよね。そうだよね。そうだと言ってよ。
「とにかく! 手でいいからお願いします」
 洗い場に移動し、ぺたりと座る。そして、みことを手招き。
「ぬ、ぬぅ……」
 みことは俺のきかん棒をチラチラ見ては、うめき声を上げていた。
「怖いと。“あの”みこと様が、たかが肉の棒に恐れを抱いていると。俺の付属物を恐れていると」
「だっ、誰が怖いと言った、誰が! ふん、こんなものに恐怖を抱こうはずもない!」
 安い挑発に簡単にのり、みことは俺の広げた脚の間に座った。
「……で、その。……どっ、どうすればいい?」
 不安と羞恥に顔を曇らせ、みことは囁くように訊ねた。
「ええと、まずさっきみたいに握って」
「さ、触るのか!? ち、直で?」
「そりゃ、触らないともう納まらないからなあ……」
みことの視線に晒され、もはや別の生き物のように腫れ上がっている竿を見て呟く。
「う、うう……」
「……あー、どうしても無理なら一人で処理するから、なんだったら別に」
「わ、私を愚弄するか! いつ、誰が無理だと言った! 私はみことだぞ、この私に不可能など存在せん!」
 自らを鼓舞するような発言と同時に、みことは俺の竿を握った。
「ひゃっ!? あ、熱いし、ビクビク言ってるぞ!? ……こんな熱いものなのか、これって」
「や、その、……正直、俺もここまでなったのは初めてなので」
 みことは珍しい物でも見るかのように、俺のをゆっくり指でなぞった。
「す、すごいな……こうなるのか、男は」
「ん、ぐ……み、みこと、焦らすのはいいから、そろそろ頼む」
「む、うむ」
 小さくうなずき、みことは俺の竿を優しくこすった。自分でするのとは全く違う感覚に、あっという間に達しそうになる。
「……ふっ、ふうっ、……ふっ」
 みことの荒い呼気が肩にかかる。
「みこと……」
「ん? なんだ?」
「キス、したいのだが……」
「えっ!? なっ、そっ、そんなの、だ、ダメに決まってるだろ! な、何を言ってるんだ、この馬鹿!」
「みこと……」
「うっ……そ、そんな顔で見るな」
 じっと見つめると、みことはうろたえた様に視線をさ迷わせた。
「……そ、その。……特別だぞ?」
「え……じゃあ!」
「そ、そんな喜ぶな、ばか! あっ、こらっ……ん」
 有無を言わさず、みことに口付けする。口と口を合わせるだけのキスだが、頭の中は爆発が起こったみたいにわやくちゃだ。
「ん……ぷはっ。……も、もう、ムードも何もあったもんじゃないな。……ファーストキスだったんだぞ。感謝しろ、ばか」
 拗ねたような上目遣いで、俺のハートを攻撃するみこと。
「あー、うん。する。しまくる。だからもっかい」
「ええ!? ちょ、ちょっと……んうっ」
 再びみことに口づけする。唇をなぞり、軽く噛む。
「んっ、は、噛むなぁ……」
 恍惚とした声で不満の声を上げるみことを無視し、舌を差し入れる。
「!!? しっ、舌っ!?」
「逃げるな」
「んーっ!?」
 舌に驚き離れたみことの腕を取り、再び口づけする。歯の隙間から舌を差し入れ、縮こまった舌を探り当て、ぺろぺろとみことの舌を味わう。
「んー、ひゃらあ、……ちゅううっ、ぺ、ぺろぺろふんなぁ……」
「……ちゅ。みこと、手がお留守だぞ」
「ふぇ? あ、んー」
 俺の竿をこすらせ、その最中もみことの口を味わう。今現在に限るのであれば、地球で一番俺が幸せに違いない。
「みこと、おっぱい見せて」
「はむ、ちゅー……ん、うん」
 唇を甘噛みしながら頼んだら、思ったより簡単に許可が出た。みことの水着をずらし、ちいさな乳首を露出させる。みことは陶然とした表情でされるがままだった。
 鳥がするようにみことの唇をついばみながら、ピンク色の小さな乳首を軽く触る。
「ひゃわっ!? で、電気走ったあ……」
「電気マンだから仕方ないんだ」
「違うだろっ! ……もー、お前はこんな時までそんななんだな」
「電気マンだからな」
「違うって言ってるだろ! ……ふふっ、まあいい。ほら、キスの続きだ」
 みことからのキスのおねだりに、内心驚きながら口を合わせる。口の端から涎がこぼれるのも構わず、みことの口を貪る。
「んー……ちゅ♪ ぷあっ、ちゅっちゅ、ちゅー……んむ」
 もうどっちの舌が自分の舌なのか分からなくなる錯覚に陥るほどに絡ませあい、みことの涎を嚥下する。気のせいか、ほの甘い。口を離し、みことの乳首をクリクリと刺激する。
「ひゃっ! こ、この馬鹿、触り方がえっちだぞ!」
 そう言いながらも、みことの手は俺の竿を擦り続けている。既にカウパーでみことの手はぬるぬるどころか泡までたっており、達するのは最早時間の問題だった。
だが、少しでもこの幸福で気持ちいい時間を長く保つために必死で我慢する。
「……? 何を変な顔をしている。もっとちゅーしろ、ばかやろう」
 人が必死で射精感と戦っているというのに、みことの奴は俺の顔を片手で掴み、おもむろにキスをした。くちゅくちゅと口内で絡み合う舌の交わりに、腰骨が浮き立つような快楽を覚えた。
「っ!!」
「ひゃっ!?」
 自制する間もなく、精が解き放たれる。みことの手を汚し、水着を白く彩り、みことの顔まで白く化粧してしまった。
「……はーっ、はーっ……気持ちよかった、今まで生きてきた中で一番気持ちよかった」
「……か、顔」
「ん?」
「……顔にかかったあ」
 みことの泣きそうな顔に、悪戯心がむくむくと鎌首をもたげる。
「恋人同士だと、飲んだりするものだから大丈夫だ」
「そ、そうなのか?」
 顔にかかった精液をすくい、みことは犬のようにくんくんと匂いを嗅いだ。
「……生臭い。生臭いぞ、これ! 本当に飲めるものなのか?」
「大丈夫大丈夫。ささっ、ぐぐーっと」
「ぬー……んっ!」
 しばらくためらっていたが、やがてみことは意を決して口に含んだ。
「ん~っ!?」
「まずいのか?」
 みことは涙目でコクコクうなずいた。
「いいから吐いちゃえ。まあ、飲んでくれると嬉しいけど」
「…………。……んっ」
 みことのノドが動いた。飲み込んだようだ。
「……うあ~、まずい、まずいぃぃ……。ノドが、ネバネバするぅ……」
「そんなにか?」
「自分で飲んでみろ、馬鹿者ぉ……」
それだけは絶対に御免だ。
「とにかく、ありがとな、みこと。まさか飲んでくれるとは……」
「ふ、ふん。勘違いするな、私に不可能などないことを示したまでだ」
「じゃあもう一度お願いしようかな♪」
「もう一度? ……ひっ! な、なんでまたおっきくなってるんだ!?」
「や、みことが頑張ってる姿見てたら、こう、むくむくと」
「むくむくと、じゃないっ! きりがないじゃないか! 貴様、出したら納まると言ったではないか!」
「不思議だね」
「不思議だね、ではないっ! こら、寄るな! 寄るなと言っている!」
 三回出しました。

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