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2024年11月21日
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【ツインテールが大好きだとツンデレの前で言ってみた】
2010年10月25日
「知ってると思うけど、俺はツインテールが好きなんだ。やって」
「どうして貴様のような愚か者のためにみことがそんなことしなければならない? 冗談は顔だけにしろ」
精一杯の勇気を持ってみことに髪型変更を願い出たら、酷いこと言われたので泣きそう。
「な、何も泣く奴があるか! みことは悪くない、悪くないぞ!」
「し、失敬な、大の大人がこんなことで泣くか! あと、大という文字が並んで気分がよくない」
「知らんッ! 話はそれで終わりか? ならみことはもう行くぞ」
「ああ、待って。ついでにパンツ見せて」
「死ね」
「嫌。もし自信のないパンツであっても俺は全く気にしない。だが、どうしても嫌なら、今日の放課後に一緒に下着買いに行きましょう。俺のお勧めはローレグ」
「本当に死ね……って、き、貴様、何をしてるっ!?」
「いや、気がつけばスカートの中に生息していただけで、決してわざとスカートに頭を突っ込んだのではないです」
「ひゃわわっ!? みっ、みことのお尻に顔を押し付けるな、ばかーっ!」
「ほふー。至福」
「ひゃわわわわっ!? あ、暖かい息を吐くな、ばかーっ!」
「もふもふまふまふ。しまぱん最高」
「揉むな噛むな説明するにゃーっ!」
翌日。べこんぼこんにされ未だ痛む頭を押さえながら教室に入ると、視界に飛び込むツインテール。
「何ィッ!? これは俺の妄想能力が暴走し、とうとう現実にまでフィルターがかかったということか!? 願ってもない能力を手に入れた!」
「違うわ、阿呆っ! みことが実際にしただけだっ!」
「最初はそうかと思ったけど、その可能性は先に挙げた例より低いと思ったんだ」
「まったく……」
憮然とした様子で、みことは腕を組んだ。その上で、ツインテールが風で軽くなびいている。
「いや、しかし……嬉しいなあ。よもやみことが本当にしてくれるとは」
「かっ、勘違いするなよ? みことが偶然そんな気分だっただけで、別に貴様の言うことを聞き入れたわけではないぞ?」
「理由はともかく、結果として俺が大喜びの髪型になったのでどうでもいいやうへへへへ」
「こ、こらっ! なでるなっ!」
「くんくんくん」
「みことの髪の匂いを嗅ぐなーっ!」
「はー……みことの髪はステーキよりいい匂いがするな」
「むぅ……なんだ、その微妙に嬉しいんだかなんだか分からない褒め言葉は」
「俺の語彙を最大限に駆使したが、あまりよい匂いを嗅ぐ機会に恵まれなかったのでKONOZAMAです。あ、でも昨日嗅いだみことのお尻と同じくらいよい香りですよ?」
「そっ、それは忘れろ、阿呆ッ!」
頬をみゅーっと引っ張られた。みゅー。
「やー、それにしてもみことは普段も可愛いが、ツインテールにすると可愛さ5割増しだな」
「む……な、何を言ってる。みことは別に子供じゃないんだから可愛くなんてないぞ」
「はっはっは、何を言っているのか。この生き物は愉快だなあ。ふにー」
「み、みことのほっぺを押すな!」
「ふにふにふに」
「お、押すなと言ってるのにー! たまにはみことの話を聞け!」
「了解、ほっぺは押さない」
「きゅー! だ、だからって鼻をつまめとは言ってないー!」
「あー。もういいや、俺と結婚しろ」
「鼻つまみながらプロポーズなんて聞いたことないぞっ!?」
「だってこんな可愛い生き物相手に求愛しないとか嘘だろう!?」
「何ギレだっ!?」
その時、チャイムが鳴って先生が教室に入ってきた。
「はーい、先生の授業ですよー。皆さん席に着いてくださいねー。別府くん、みことちゃんと遊んでないで座ってください」
「だって先生、みことの奴がプロポーズ受けてくれないんです!」
「学校でプロポーズ!? 最近の学生は進みすぎてて、先生理解不能ですっ!」
「なんでもいいからいい加減みことの鼻から手を離せ、ばかーっ!」
主に俺だけが混乱していた。
「どうして貴様のような愚か者のためにみことがそんなことしなければならない? 冗談は顔だけにしろ」
精一杯の勇気を持ってみことに髪型変更を願い出たら、酷いこと言われたので泣きそう。
「な、何も泣く奴があるか! みことは悪くない、悪くないぞ!」
「し、失敬な、大の大人がこんなことで泣くか! あと、大という文字が並んで気分がよくない」
「知らんッ! 話はそれで終わりか? ならみことはもう行くぞ」
「ああ、待って。ついでにパンツ見せて」
「死ね」
「嫌。もし自信のないパンツであっても俺は全く気にしない。だが、どうしても嫌なら、今日の放課後に一緒に下着買いに行きましょう。俺のお勧めはローレグ」
「本当に死ね……って、き、貴様、何をしてるっ!?」
「いや、気がつけばスカートの中に生息していただけで、決してわざとスカートに頭を突っ込んだのではないです」
「ひゃわわっ!? みっ、みことのお尻に顔を押し付けるな、ばかーっ!」
「ほふー。至福」
「ひゃわわわわっ!? あ、暖かい息を吐くな、ばかーっ!」
「もふもふまふまふ。しまぱん最高」
「揉むな噛むな説明するにゃーっ!」
翌日。べこんぼこんにされ未だ痛む頭を押さえながら教室に入ると、視界に飛び込むツインテール。
「何ィッ!? これは俺の妄想能力が暴走し、とうとう現実にまでフィルターがかかったということか!? 願ってもない能力を手に入れた!」
「違うわ、阿呆っ! みことが実際にしただけだっ!」
「最初はそうかと思ったけど、その可能性は先に挙げた例より低いと思ったんだ」
「まったく……」
憮然とした様子で、みことは腕を組んだ。その上で、ツインテールが風で軽くなびいている。
「いや、しかし……嬉しいなあ。よもやみことが本当にしてくれるとは」
「かっ、勘違いするなよ? みことが偶然そんな気分だっただけで、別に貴様の言うことを聞き入れたわけではないぞ?」
「理由はともかく、結果として俺が大喜びの髪型になったのでどうでもいいやうへへへへ」
「こ、こらっ! なでるなっ!」
「くんくんくん」
「みことの髪の匂いを嗅ぐなーっ!」
「はー……みことの髪はステーキよりいい匂いがするな」
「むぅ……なんだ、その微妙に嬉しいんだかなんだか分からない褒め言葉は」
「俺の語彙を最大限に駆使したが、あまりよい匂いを嗅ぐ機会に恵まれなかったのでKONOZAMAです。あ、でも昨日嗅いだみことのお尻と同じくらいよい香りですよ?」
「そっ、それは忘れろ、阿呆ッ!」
頬をみゅーっと引っ張られた。みゅー。
「やー、それにしてもみことは普段も可愛いが、ツインテールにすると可愛さ5割増しだな」
「む……な、何を言ってる。みことは別に子供じゃないんだから可愛くなんてないぞ」
「はっはっは、何を言っているのか。この生き物は愉快だなあ。ふにー」
「み、みことのほっぺを押すな!」
「ふにふにふに」
「お、押すなと言ってるのにー! たまにはみことの話を聞け!」
「了解、ほっぺは押さない」
「きゅー! だ、だからって鼻をつまめとは言ってないー!」
「あー。もういいや、俺と結婚しろ」
「鼻つまみながらプロポーズなんて聞いたことないぞっ!?」
「だってこんな可愛い生き物相手に求愛しないとか嘘だろう!?」
「何ギレだっ!?」
その時、チャイムが鳴って先生が教室に入ってきた。
「はーい、先生の授業ですよー。皆さん席に着いてくださいねー。別府くん、みことちゃんと遊んでないで座ってください」
「だって先生、みことの奴がプロポーズ受けてくれないんです!」
「学校でプロポーズ!? 最近の学生は進みすぎてて、先生理解不能ですっ!」
「なんでもいいからいい加減みことの鼻から手を離せ、ばかーっ!」
主に俺だけが混乱していた。
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