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2024年11月24日
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【ツンデレにお困りの事ありませんか?って聞いたら】
2010年03月06日
まつりが人の弁当を勝手に食うので困っているというのに、こちらが逆に聞けと言うのか。なんというvolunteer精神! 気に入った、言ってやる!
「まつり、何か困ったことあるか?」
「むしゃむしゃ……む? そうじゃのう。この量では到底足りんということくらいじゃの」
「なるほど、人の弁当を勝手に食うだけに飽き足らず、さらに献上しろと言うのだな」
「そうじゃ。ほれ、早う購買に行って何か買ってくるのじゃ」
弁当をむっしむっし食ってるまつりの小柄な身体を背中から抱き上げる。
「む?」
そして、おもむろにジャーマンスープレックス!
「ふん、ワシにそのような見せ技が通用するものぎゃあ!?」
のんびり解説してたせいで成功した。ただ、まつりの身長が俺よりかなり小さかったため、俺の頭部にも均等に多大なるダメージがあり超泣きそう。
「ううう……何をするんじゃ、この莫迦者めが!」
「俺だって超痛いんだし、許せばいいんじゃないだろうか」
「知るか! うう……頭が痛いのじゃ」
まつりは涙目になりながら両手で頭を押さえている。その姿に、少しだけ罪悪感を感じる。
「あー、まあ、いくら勝手に飯を食われたとはいえ女性にジャーマンをかますのはよくないよね。ごめんな」(なでなで)
まつりの手の上から頭をなでる。
「む……そ、その通りじゃ。まったく、貴様は考えが足らなさ過ぎる。ちょっとはワシを見習え、愚か者」
「まつりを見習うと、世界中の食物をその手中に収めなければならなくなり、結果世界征服を目指すことになる。それは大変に面倒くさいので見習いたくない」
「ワシはそんな食いしん坊じゃないわい!」
「飯粒をつけておいて、よくもまあいけしゃあしゃあと」
ほっぺについてたご飯粒をひょいぱく。
「む……き、貴様、そ、そういうことを普通の顔をしてするな!」
まつりはほんのり頬を朱に染めながら、腕組みして俺を睨んだ。
「あ、ごめん。次があるなら超嫌そうな顔をしてやるよ」
「明らかに頭がおかしいのじゃ!」
「さっき頭ぶつけたからおかしくなったのやも」
「昔からおかしいわいっ!」
とても失礼なことを言う奴め。ほっぺ引っ張ってやれ。
「むぎゅーっ! 何をするのじゃっ!」
怒られた。そりゃそうだ。
「それより、さっきの貴様の言い分じゃワシだっておかしくなってるのじゃ。さっき貴様にいきなりじゃーまんをされたからの」
「いや、それはだってお前が人の弁当を食うから罰を与えたまでで」
「うるさいのじゃ! ぬう、思い出したらどんどん腹が立ってきたのじゃ! ふふ……こうなったらこれから毎日貴様の弁当を食い尽くしてやるのじゃ!」
「それは大変にいけない! なぜなら毎日食われると毎日俺のお腹が空くから!」
「……どうして貴様は普通に喋れんのかのう?」
真顔で聞くな。
「ま、まあよい。それが嫌なら、今すぐワシの頭の痛みを取るのじゃ!」
「…………」
「な、なんじゃ、その目は。べ、別に他意なんてないのじゃっ!」
「……あー、うん。そうな。ええと、一応訊ねますが、頭をなでたら多少は痛み取れますか?」
「うんっ!」(満面の笑み)
「…………」
「だから、何なのじゃその目はっ!?」
「いやいや、なんでもないよ。じゃあやりますが、よろしいか?」
「うむ、苦しゅうない。やるがよい」
偉そうなので予定変更、アイアンクロー開始。わっしとまつりの頭をわしづかみし、万力開始。
「む? ……みぎゃあああっ!? 予想だにしていなかった痛みがワシの頭部を襲っておる!?」
「冷静だなコイツ」
「痛い痛い痛いーっ! うぬれ貴様あとで覚えておれよっ、絶対泣かしてやるのじゃ!」
「ふふん、お前にそんなことができるかな? あ、ちなみに俺の弱点はほっぺにちゅーされることだ。おっと、いけないいけない。つい言ってしまった。これではまつりにちゅーされてしまう」
「絶対に嘘なのじゃーっ!」
「ちゅーしてくれたらアイアンクロー解除する予感」
「脅迫っていうのじゃコレ!」
結局、まつりは脅迫に屈した。
「……ちゅ。しっ、したぞっ! ほれ、早く泣くのじゃ! うえーんって!」
「うへへぇ」
「にへにへするだけでちっとも泣かないのじゃ! うえーん!」
お前が泣いてどうする。と思いながら、まつりの頭をなでなでする俺だった。
「まつり、何か困ったことあるか?」
「むしゃむしゃ……む? そうじゃのう。この量では到底足りんということくらいじゃの」
「なるほど、人の弁当を勝手に食うだけに飽き足らず、さらに献上しろと言うのだな」
「そうじゃ。ほれ、早う購買に行って何か買ってくるのじゃ」
弁当をむっしむっし食ってるまつりの小柄な身体を背中から抱き上げる。
「む?」
そして、おもむろにジャーマンスープレックス!
「ふん、ワシにそのような見せ技が通用するものぎゃあ!?」
のんびり解説してたせいで成功した。ただ、まつりの身長が俺よりかなり小さかったため、俺の頭部にも均等に多大なるダメージがあり超泣きそう。
「ううう……何をするんじゃ、この莫迦者めが!」
「俺だって超痛いんだし、許せばいいんじゃないだろうか」
「知るか! うう……頭が痛いのじゃ」
まつりは涙目になりながら両手で頭を押さえている。その姿に、少しだけ罪悪感を感じる。
「あー、まあ、いくら勝手に飯を食われたとはいえ女性にジャーマンをかますのはよくないよね。ごめんな」(なでなで)
まつりの手の上から頭をなでる。
「む……そ、その通りじゃ。まったく、貴様は考えが足らなさ過ぎる。ちょっとはワシを見習え、愚か者」
「まつりを見習うと、世界中の食物をその手中に収めなければならなくなり、結果世界征服を目指すことになる。それは大変に面倒くさいので見習いたくない」
「ワシはそんな食いしん坊じゃないわい!」
「飯粒をつけておいて、よくもまあいけしゃあしゃあと」
ほっぺについてたご飯粒をひょいぱく。
「む……き、貴様、そ、そういうことを普通の顔をしてするな!」
まつりはほんのり頬を朱に染めながら、腕組みして俺を睨んだ。
「あ、ごめん。次があるなら超嫌そうな顔をしてやるよ」
「明らかに頭がおかしいのじゃ!」
「さっき頭ぶつけたからおかしくなったのやも」
「昔からおかしいわいっ!」
とても失礼なことを言う奴め。ほっぺ引っ張ってやれ。
「むぎゅーっ! 何をするのじゃっ!」
怒られた。そりゃそうだ。
「それより、さっきの貴様の言い分じゃワシだっておかしくなってるのじゃ。さっき貴様にいきなりじゃーまんをされたからの」
「いや、それはだってお前が人の弁当を食うから罰を与えたまでで」
「うるさいのじゃ! ぬう、思い出したらどんどん腹が立ってきたのじゃ! ふふ……こうなったらこれから毎日貴様の弁当を食い尽くしてやるのじゃ!」
「それは大変にいけない! なぜなら毎日食われると毎日俺のお腹が空くから!」
「……どうして貴様は普通に喋れんのかのう?」
真顔で聞くな。
「ま、まあよい。それが嫌なら、今すぐワシの頭の痛みを取るのじゃ!」
「…………」
「な、なんじゃ、その目は。べ、別に他意なんてないのじゃっ!」
「……あー、うん。そうな。ええと、一応訊ねますが、頭をなでたら多少は痛み取れますか?」
「うんっ!」(満面の笑み)
「…………」
「だから、何なのじゃその目はっ!?」
「いやいや、なんでもないよ。じゃあやりますが、よろしいか?」
「うむ、苦しゅうない。やるがよい」
偉そうなので予定変更、アイアンクロー開始。わっしとまつりの頭をわしづかみし、万力開始。
「む? ……みぎゃあああっ!? 予想だにしていなかった痛みがワシの頭部を襲っておる!?」
「冷静だなコイツ」
「痛い痛い痛いーっ! うぬれ貴様あとで覚えておれよっ、絶対泣かしてやるのじゃ!」
「ふふん、お前にそんなことができるかな? あ、ちなみに俺の弱点はほっぺにちゅーされることだ。おっと、いけないいけない。つい言ってしまった。これではまつりにちゅーされてしまう」
「絶対に嘘なのじゃーっ!」
「ちゅーしてくれたらアイアンクロー解除する予感」
「脅迫っていうのじゃコレ!」
結局、まつりは脅迫に屈した。
「……ちゅ。しっ、したぞっ! ほれ、早く泣くのじゃ! うえーんって!」
「うへへぇ」
「にへにへするだけでちっとも泣かないのじゃ! うえーん!」
お前が泣いてどうする。と思いながら、まつりの頭をなでなでする俺だった。
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