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2024年11月23日
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【寝起きにツンデレがそばにいたら】
2013年02月08日
「……ん、んぐ。……ふわあああ~」
「……やっと起きた」
「うわらばっ!?」
「……うわらば?」
目が覚めたら視界いっぱいにちなみの顔だったのでうわらばが出た。
「え、あの、なんでちなみが俺の家にいるの? 結婚したっけ?」
「……タカシと結婚とか噴飯モノ確定」
「失礼な。じゃあ、なんでこんな朝早くから我が家にいるのでしょうか」
「……膝枕のため?」
「え」
そういえば今日の枕はいつもより柔らか度数が高めだよなー。しかも心なしか温かいよなー。いわゆる体温的なソレだよなー。
「……なんで膝枕をされている」
「……してほしそうな顔をしていたから?」
「寝てただけです」
「……貧乳に膝枕されるのは嫌と申すか」(涙目)
「そうは申さぬけど!」
「……いつもならそう言いながらなでるのに、今日はなでないし。……やっぱ嫌なんだ」(涙目)
「ええい! 体勢的になでにくいからなでないだけだっての!」ナデナデ
「…………」(嬉しい)
「はぁ……。で、朝っぱらから何の用だ?」
「……なんか妖怪? ……なんちて。……うひゃひゃ?」
「別にお前が言う必要はないです」ナデナデ
「…………」(嬉しい)
「で」
「?」
ちなみは不思議そうに小首を傾げた。
「や、ハテナじゃなくて。何の用かと聞いているのです」
「……んーと。……んーと」
「ないのですか。用事が」
「……いや、ある。……なんの用もないのにタカシの家になんて来たりしない」
「いや、何の用もなくても来てほしいですがね。それはそうと、用事はなんですか」
「……んーと。……何にしよ」
「何にしよって聞こえましたが」
「……あ、そだ。……ごそごそ、じゃーん」
「そ、それはぁ!」
「……ご存知、タカシの大好きなネコミミ。……そしてそれを、そうちゃーく」スチャ
「猫耳カチューシャを携帯していることにも驚くが、それをためらいもなく頭部につける年頃の乙女にも驚いた」
「……うるさい。……あ、こほん。……うるさいにゃん」
「なんという媚力か……ッ!」ナデナデナデ
「……くにゃーん」(嬉しい)
「で」
「にゃ」
「いや、可愛いけど。結局何用なのですか」
「……ぺろぺろ」
「鼻を舐めないで」
「……まずい」
「鼻の味までは保証できません」
「……今日もタカシにはがっかりだ」
「意味が分からん」
「……がっかりしたので、膝枕はここまでー」スッ
「あああああ」
「……で」ゴソゴソ
「なにをしている」
「……見た通り、タカシと同衾している」
「同衾とか言うなっ! 柔らかく『一緒の布団に入ってる』とか言ってくださいよ!」
「……一緒の意味だし」
「いや、同衾のバヤイは色恋とか性関連の色々が含まれる意味合いなのでそのあの」
「……猫相手に発情するとか、タカシの性欲は果てしない」ガクガク
「ねこちなみん相手なので発情もしますよ」
「……あ、あぅ」
普通に照れないで。困ります。色々。
「……にゃ、にゃー」ペロペロ
「ぶべべ。顔を舐めるな」
「……まずい」
「俺の顔の味見に来たのか?」
ちなみはモソモソと布団の中にもぐり、俺の胸に自分の顔をぴたりとつけた。
「お、おい」
「……久々に休みだから、来た。……だけ」
こもった声が布団の中から聞こえてきた。
「……学校だと、……くっつけないし」
「それは、なんというか、その、……イチャイチャしにきたということでよろしいか?」
「……よろしくない。……にゃ。……今日もタカシは性欲に支配されている。……にゃ」
ちなみが布団から顔だけ出した。かわいい。
「かわいい」スリスリ
かわいいので、ほっぺを手でスリスリしたりする。
「んー。うにゃにゃ」
「うにゃにゃとか! もっとそういう萌え台詞をお願いします!」
「……サービスしなきゃよかった」
どういうことかちなみが落ち込んだ。
「そう言わずにもっとサービスお願いしますよ」ギュッ
「……勝手に抱きしめるな。そんなのは許可してない」
「いいですか?」
「……まあ、どうしてもと言うのなら」
「ヤッタネ!」ギュー
「……やれやれ。これだからタカシは困る」ギュー スリスリ
「なんかそちらからも抱き返されてるような。さらに言うなら、スリスリもされてるような」
「……超勘違い。これだから童貞は困る」スリスリスリ
「そうだろうか」
「……そうなの」ムギュギュ スリスリ ペロペロ
「擬音が多すぎやしませんか」
「……なんのことやら」
「無理がありすぎるかと」
「…………」
突然ちなみが黙って俺の顔を見上げた。
「ん? どした?」ナデナデ
「……ちゅー。……が、したくなった」
「え」
「……ちゅー」
「え、いや、あの」
「……ちゅー。……にゃ」
「ここでまさかの猫投入……ッ!」
「……にゃー?」(小首を傾げつつ)
「ええぇえいっ!」
「…………」
「……はー。……すごかった」
「感想を言わないで!」
「……あんないっぱいされるとは思わなかった」
「素の感想は恥ずかしいです。やめて」
「……初めてなのに、まさかあんなに舌を」
「すいません俺が悪かったですどうかもう勘弁してください」
「……勘弁してほしければ、またちゅーしろ。いっぱいしろ。休みの度にしろ」クイクイ
熱っぽい目でこちらを見てるネコミミつけたちっこいのが、俺の服を両手でクイクイと引っ張る。
「うん、分かった。結婚しよう」
そりゃ俺の頭もおかしくなりますよ!(断言)
「…………。……ま、まだ早いと思う」
ものすごい赤い顔でそんなことを言われては、身動きが取れなくなります。
「え、えーと。その、冗談なのですが。ほら、結婚とか噴飯モノって言ってたし」
「…………。……わ、分かってたし。ばればれだし。……私も冗談だし」
ならどうして俺をぺしぺし叩いているのですか。
「うー。……ばか。しね。ばか」ペシペシ
「痛い痛い。まあ、それはその、数年後のお楽しみということで」
「…………う、うん」
ちなみが湯気を出して撃沈したという噂。
「……やっと起きた」
「うわらばっ!?」
「……うわらば?」
目が覚めたら視界いっぱいにちなみの顔だったのでうわらばが出た。
「え、あの、なんでちなみが俺の家にいるの? 結婚したっけ?」
「……タカシと結婚とか噴飯モノ確定」
「失礼な。じゃあ、なんでこんな朝早くから我が家にいるのでしょうか」
「……膝枕のため?」
「え」
そういえば今日の枕はいつもより柔らか度数が高めだよなー。しかも心なしか温かいよなー。いわゆる体温的なソレだよなー。
「……なんで膝枕をされている」
「……してほしそうな顔をしていたから?」
「寝てただけです」
「……貧乳に膝枕されるのは嫌と申すか」(涙目)
「そうは申さぬけど!」
「……いつもならそう言いながらなでるのに、今日はなでないし。……やっぱ嫌なんだ」(涙目)
「ええい! 体勢的になでにくいからなでないだけだっての!」ナデナデ
「…………」(嬉しい)
「はぁ……。で、朝っぱらから何の用だ?」
「……なんか妖怪? ……なんちて。……うひゃひゃ?」
「別にお前が言う必要はないです」ナデナデ
「…………」(嬉しい)
「で」
「?」
ちなみは不思議そうに小首を傾げた。
「や、ハテナじゃなくて。何の用かと聞いているのです」
「……んーと。……んーと」
「ないのですか。用事が」
「……いや、ある。……なんの用もないのにタカシの家になんて来たりしない」
「いや、何の用もなくても来てほしいですがね。それはそうと、用事はなんですか」
「……んーと。……何にしよ」
「何にしよって聞こえましたが」
「……あ、そだ。……ごそごそ、じゃーん」
「そ、それはぁ!」
「……ご存知、タカシの大好きなネコミミ。……そしてそれを、そうちゃーく」スチャ
「猫耳カチューシャを携帯していることにも驚くが、それをためらいもなく頭部につける年頃の乙女にも驚いた」
「……うるさい。……あ、こほん。……うるさいにゃん」
「なんという媚力か……ッ!」ナデナデナデ
「……くにゃーん」(嬉しい)
「で」
「にゃ」
「いや、可愛いけど。結局何用なのですか」
「……ぺろぺろ」
「鼻を舐めないで」
「……まずい」
「鼻の味までは保証できません」
「……今日もタカシにはがっかりだ」
「意味が分からん」
「……がっかりしたので、膝枕はここまでー」スッ
「あああああ」
「……で」ゴソゴソ
「なにをしている」
「……見た通り、タカシと同衾している」
「同衾とか言うなっ! 柔らかく『一緒の布団に入ってる』とか言ってくださいよ!」
「……一緒の意味だし」
「いや、同衾のバヤイは色恋とか性関連の色々が含まれる意味合いなのでそのあの」
「……猫相手に発情するとか、タカシの性欲は果てしない」ガクガク
「ねこちなみん相手なので発情もしますよ」
「……あ、あぅ」
普通に照れないで。困ります。色々。
「……にゃ、にゃー」ペロペロ
「ぶべべ。顔を舐めるな」
「……まずい」
「俺の顔の味見に来たのか?」
ちなみはモソモソと布団の中にもぐり、俺の胸に自分の顔をぴたりとつけた。
「お、おい」
「……久々に休みだから、来た。……だけ」
こもった声が布団の中から聞こえてきた。
「……学校だと、……くっつけないし」
「それは、なんというか、その、……イチャイチャしにきたということでよろしいか?」
「……よろしくない。……にゃ。……今日もタカシは性欲に支配されている。……にゃ」
ちなみが布団から顔だけ出した。かわいい。
「かわいい」スリスリ
かわいいので、ほっぺを手でスリスリしたりする。
「んー。うにゃにゃ」
「うにゃにゃとか! もっとそういう萌え台詞をお願いします!」
「……サービスしなきゃよかった」
どういうことかちなみが落ち込んだ。
「そう言わずにもっとサービスお願いしますよ」ギュッ
「……勝手に抱きしめるな。そんなのは許可してない」
「いいですか?」
「……まあ、どうしてもと言うのなら」
「ヤッタネ!」ギュー
「……やれやれ。これだからタカシは困る」ギュー スリスリ
「なんかそちらからも抱き返されてるような。さらに言うなら、スリスリもされてるような」
「……超勘違い。これだから童貞は困る」スリスリスリ
「そうだろうか」
「……そうなの」ムギュギュ スリスリ ペロペロ
「擬音が多すぎやしませんか」
「……なんのことやら」
「無理がありすぎるかと」
「…………」
突然ちなみが黙って俺の顔を見上げた。
「ん? どした?」ナデナデ
「……ちゅー。……が、したくなった」
「え」
「……ちゅー」
「え、いや、あの」
「……ちゅー。……にゃ」
「ここでまさかの猫投入……ッ!」
「……にゃー?」(小首を傾げつつ)
「ええぇえいっ!」
「…………」
「……はー。……すごかった」
「感想を言わないで!」
「……あんないっぱいされるとは思わなかった」
「素の感想は恥ずかしいです。やめて」
「……初めてなのに、まさかあんなに舌を」
「すいません俺が悪かったですどうかもう勘弁してください」
「……勘弁してほしければ、またちゅーしろ。いっぱいしろ。休みの度にしろ」クイクイ
熱っぽい目でこちらを見てるネコミミつけたちっこいのが、俺の服を両手でクイクイと引っ張る。
「うん、分かった。結婚しよう」
そりゃ俺の頭もおかしくなりますよ!(断言)
「…………。……ま、まだ早いと思う」
ものすごい赤い顔でそんなことを言われては、身動きが取れなくなります。
「え、えーと。その、冗談なのですが。ほら、結婚とか噴飯モノって言ってたし」
「…………。……わ、分かってたし。ばればれだし。……私も冗談だし」
ならどうして俺をぺしぺし叩いているのですか。
「うー。……ばか。しね。ばか」ペシペシ
「痛い痛い。まあ、それはその、数年後のお楽しみということで」
「…………う、うん」
ちなみが湯気を出して撃沈したという噂。
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他の子も幸せになってほしい
デレと笑いのバランスが半端無い。悶えた。