[PR]
2024年11月22日
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【祝日と知らずに学校にきちゃった男】
2010年04月06日
目が覚める。時計を見る。血の気が引く。
3秒で着替えて家を出、学校へ超ダッシュ。車に撥ねられそうになりながらも、どうにか遅刻寸前で学校に着く。
「セーフ!?」
教室に滑り込むも、答えてくれる人は誰もいない。ていうか、誰もいない。どういうことだ?
「……ははぁ、ドッキリだな。全員隠れて、寂しくなった俺を泣かそうという魂胆だろう!」
だがしかし、俺は大人なので泣きはしない! 逆に隠れてる奴らを探し出し、驚かせて泣かしてやる!
そう思い立ったので、教室のカーテンを着込み準備完了。教室を出てクラスメイトを探す。
「……何やってんの、タカシ」
うろうろしてると、体操着姿のかなみに出逢った。よし、驚かせてやれ!
「がおー、おばけだぞー!」
「…………」
「が、がおー、おば、おばけ……」
「…………」
「うぐっ、ひっく、おばけ、おばけなのです……」
「泣くな!」
あまりの反応のなさに、思わず泣いてしまった。かなみに慰められ、どうにか涙を引っ込める。
「なんで俺だと分かったんだ?」
「こんな馬鹿なことする奴、学校中探してもアンタしかいないわよ」
カーテンを脱いでる俺を、かなみは呆れた顔で見ていた。
「相変わらず訳分かんないことするわね……ある意味すごいわ」
「えへへぇ」
褒められたので喜色満面いい気持ち。
「うわっ、気持ち悪っ」
「…………」
酷く傷ついた。ちょっと泣きそう。
「それより、なんでアンタがここにいるの?」
「失礼な、学生が学校にいるのは当然だろう」
「……平日なら、ね」
かなみの言葉に、嫌な予感がピキーンと。
「……まさか、今日って休み?」
「今日は祝日。あたしは部活で学校来てるけど、帰宅部のアンタがいる必要はないわね」
「うう……走ってきたのに……朝飯も食ってないのに……なのに休みとはどういう仕打ちだ!?」
「ばーか。じゃ、あたしは部活行ってくるわね」
「このまま帰るのもなんだし、密かにかなみについていって視姦するか」
「すなっ! いい、絶対ついてこないでよね」
「婉曲的に『タカシ様来て来てあたしを見て』と言っているのだな?」
なんでそんな目で見るんですか。俺が蛙なら彼女は蛇ですか。死ぬほど怖いですよ?
「泣くなッ!」
怖すぎて泣いてしまった。
「あーもう、アンタ本当にあたしと同い年なの……?」
呆れ混じりに頭をなでられた。なでられるとすぐ涙が引っ込むのが、我ながらにんともかんとも。
「涙腺が緩いんだ。でも、下が緩いよりかなりマシだよね?」
なでていた手が俺の頭を締め付ける。もげそう。
「……はぁ。見学するなら部長に言っておくから、余計なことしないでよね」
「いいのか?」
「アンタ、ほっといたら侵入して勝手に見学するでしょ。だったら最初から連れ込んで監視してる方がまだマシよ」
「色々言いたいけど、見学させてくれるなら文句はない」
「そっ。じゃ、行きましょか」
それから、かなみの所属する部室へ連れて行かれ、見学しました。途中かなみに3回ほど泣かされた。
「あー……いつもの30倍疲れた」
肩をぐるぐる回すかなみと一緒に帰宅。残念ながらもう制服を着てる。
「もー二度と見学なんてさせない。『ブルマブルマブルマ』って言いながら能面みたいな顔して一年生追っかけて……このバカ!」
「だってブルマだもん! 普通そうなるだろ!?」
「なるわけないじゃない、この変態!」
「し、し、失礼な! ブルマの神に謝れ! あとよかったら俺にも謝ってくれると大変嬉しいです!」
「誰が謝るか、ばーか!」
いつものようにかなみと喧嘩しながら帰りました。間違えて登校してしまったけど、かなみのブルマ見れたしいいか。
3秒で着替えて家を出、学校へ超ダッシュ。車に撥ねられそうになりながらも、どうにか遅刻寸前で学校に着く。
「セーフ!?」
教室に滑り込むも、答えてくれる人は誰もいない。ていうか、誰もいない。どういうことだ?
「……ははぁ、ドッキリだな。全員隠れて、寂しくなった俺を泣かそうという魂胆だろう!」
だがしかし、俺は大人なので泣きはしない! 逆に隠れてる奴らを探し出し、驚かせて泣かしてやる!
そう思い立ったので、教室のカーテンを着込み準備完了。教室を出てクラスメイトを探す。
「……何やってんの、タカシ」
うろうろしてると、体操着姿のかなみに出逢った。よし、驚かせてやれ!
「がおー、おばけだぞー!」
「…………」
「が、がおー、おば、おばけ……」
「…………」
「うぐっ、ひっく、おばけ、おばけなのです……」
「泣くな!」
あまりの反応のなさに、思わず泣いてしまった。かなみに慰められ、どうにか涙を引っ込める。
「なんで俺だと分かったんだ?」
「こんな馬鹿なことする奴、学校中探してもアンタしかいないわよ」
カーテンを脱いでる俺を、かなみは呆れた顔で見ていた。
「相変わらず訳分かんないことするわね……ある意味すごいわ」
「えへへぇ」
褒められたので喜色満面いい気持ち。
「うわっ、気持ち悪っ」
「…………」
酷く傷ついた。ちょっと泣きそう。
「それより、なんでアンタがここにいるの?」
「失礼な、学生が学校にいるのは当然だろう」
「……平日なら、ね」
かなみの言葉に、嫌な予感がピキーンと。
「……まさか、今日って休み?」
「今日は祝日。あたしは部活で学校来てるけど、帰宅部のアンタがいる必要はないわね」
「うう……走ってきたのに……朝飯も食ってないのに……なのに休みとはどういう仕打ちだ!?」
「ばーか。じゃ、あたしは部活行ってくるわね」
「このまま帰るのもなんだし、密かにかなみについていって視姦するか」
「すなっ! いい、絶対ついてこないでよね」
「婉曲的に『タカシ様来て来てあたしを見て』と言っているのだな?」
なんでそんな目で見るんですか。俺が蛙なら彼女は蛇ですか。死ぬほど怖いですよ?
「泣くなッ!」
怖すぎて泣いてしまった。
「あーもう、アンタ本当にあたしと同い年なの……?」
呆れ混じりに頭をなでられた。なでられるとすぐ涙が引っ込むのが、我ながらにんともかんとも。
「涙腺が緩いんだ。でも、下が緩いよりかなりマシだよね?」
なでていた手が俺の頭を締め付ける。もげそう。
「……はぁ。見学するなら部長に言っておくから、余計なことしないでよね」
「いいのか?」
「アンタ、ほっといたら侵入して勝手に見学するでしょ。だったら最初から連れ込んで監視してる方がまだマシよ」
「色々言いたいけど、見学させてくれるなら文句はない」
「そっ。じゃ、行きましょか」
それから、かなみの所属する部室へ連れて行かれ、見学しました。途中かなみに3回ほど泣かされた。
「あー……いつもの30倍疲れた」
肩をぐるぐる回すかなみと一緒に帰宅。残念ながらもう制服を着てる。
「もー二度と見学なんてさせない。『ブルマブルマブルマ』って言いながら能面みたいな顔して一年生追っかけて……このバカ!」
「だってブルマだもん! 普通そうなるだろ!?」
「なるわけないじゃない、この変態!」
「し、し、失礼な! ブルマの神に謝れ! あとよかったら俺にも謝ってくれると大変嬉しいです!」
「誰が謝るか、ばーか!」
いつものようにかなみと喧嘩しながら帰りました。間違えて登校してしまったけど、かなみのブルマ見れたしいいか。
PR
Comment
No title
8000げと