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2024年11月24日
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【くまさんぱんつ対いちごぱんつ】
2010年03月14日
「かなみかなみかなみーっ! パンツ買ってきたぞ! はけ!」
「朝から何の話かっ!」
登校するなり紙袋を携えながらかなみに突進すると、見事なカウンターパンチを決められたので吹っ飛んだ。
「だから、パンツを買ってきたのでかなみにはいて欲しいという話。さ、はけ」
むっくら起き上がって紙袋をかなみに突きつける。
「なんでもいいから鼻血拭きなさい、鼻血。だらだら垂れてるわよ」
乱暴にハンカチで鼻を拭われた。痛い。
「はい、綺麗になったわよ」
「む、感謝。じゃ、はいて」
スカートを捲り上げてパンツを下ろそうとしたのだけど、スカートを捲り上げた時点ですごい殴られたので断念せざるを得なかった。
「何やってんのよっ!」
「パンツ交換。かなみのはいてるくまさんぱんつを、俺の買ってきたいちごぱんつにチェンジする仕事。時給23円」
かなみの顔が真っ赤になった。
「大丈夫、かなみが年甲斐なくくまさんパンツをはいてても、俺は馬鹿にしないぞ! しかし、くまさんの顔が前面に描いてるパンツって珍しいよね」
「忘れなさいっ! 今すぐ忘れなさいっ!」
かなみは俺の両肩を掴み、前後にぐわんぐわん揺らした。
「……ちくわって何だっけ。新型ドーナツ?」
「何を忘れてんのよ! あたしの……その、アレを忘れなさいって言ってるの!」
「アレ……ああ、かなみのパンツな、パンツ! くまさん柄の! お前いくつ?」
かなみは俺の両肩を掴み、前後左右にぐわんぐわんぐわんぐわん揺らした。
「忘れた? ちなみに、忘れてないと脳に電極刺す」
「忘れました」
実験動物になるのは勘弁なので、くまさんを忘却することにする。
「かなみがどんなパンツをはいてるのかはさて置き、俺の買ってきたいちごぱんつをはいて欲しい」
「なんでそんなのはかなきゃいけないのよ。絶対イヤよ」
「俺の選んだパンツ、これすなわち俺自身の手と言っても過言ではあるまい。かなみには、いつだって俺の手に包まれていてほしいんだ」
「ちょ、ちょっと、こんなところで何言ってんのよ! ……もう」
む、満更でもない様子! 押せばなんとかなるかも!
「つまり、かなみちゃんは別府くんの手に包まれていたいと……秘部を!」
「秘部とか言うなっ!」
勝手な聴衆を一喝するかなみ。
「そうだ。俺が包みたいのは秘部だけでなく、尻も包みたいぞ。あ、無論乳も包みたいです。というか揉みたい」
「いらんこと言うなっ!」
怒られた。
「まったく……これ以上放っておいたらまたいらんこと言いそうだし……分かったわ。受け取ってあげるわよ」
「よし! じゃ、早速」
スカートを捲り上げてパンツを下ろそうとしたのだけど、スカートを捲り上げた時点ですごい殴られたので断念せざるを得なかった。
「だから、なんでスカートまくるのよ、アンタは! 普通にそのパンツ渡せばいいだけじゃないの!」
「いや、そうした場合どさくさに紛れてかなみのパンツを拝めないし」
「アンタは本当に一度死んだほうがいいわねっ!」
「おはよ……うわわ、かなみちゃんが必殺、ネックハンギングツリーを別府くんに! 登校するなり殺人事件見ちゃったよ! ラッキーなのかな?」
楽しそうなクラスメイトの声を聞きながら、意識混濁。
「朝から何の話かっ!」
登校するなり紙袋を携えながらかなみに突進すると、見事なカウンターパンチを決められたので吹っ飛んだ。
「だから、パンツを買ってきたのでかなみにはいて欲しいという話。さ、はけ」
むっくら起き上がって紙袋をかなみに突きつける。
「なんでもいいから鼻血拭きなさい、鼻血。だらだら垂れてるわよ」
乱暴にハンカチで鼻を拭われた。痛い。
「はい、綺麗になったわよ」
「む、感謝。じゃ、はいて」
スカートを捲り上げてパンツを下ろそうとしたのだけど、スカートを捲り上げた時点ですごい殴られたので断念せざるを得なかった。
「何やってんのよっ!」
「パンツ交換。かなみのはいてるくまさんぱんつを、俺の買ってきたいちごぱんつにチェンジする仕事。時給23円」
かなみの顔が真っ赤になった。
「大丈夫、かなみが年甲斐なくくまさんパンツをはいてても、俺は馬鹿にしないぞ! しかし、くまさんの顔が前面に描いてるパンツって珍しいよね」
「忘れなさいっ! 今すぐ忘れなさいっ!」
かなみは俺の両肩を掴み、前後にぐわんぐわん揺らした。
「……ちくわって何だっけ。新型ドーナツ?」
「何を忘れてんのよ! あたしの……その、アレを忘れなさいって言ってるの!」
「アレ……ああ、かなみのパンツな、パンツ! くまさん柄の! お前いくつ?」
かなみは俺の両肩を掴み、前後左右にぐわんぐわんぐわんぐわん揺らした。
「忘れた? ちなみに、忘れてないと脳に電極刺す」
「忘れました」
実験動物になるのは勘弁なので、くまさんを忘却することにする。
「かなみがどんなパンツをはいてるのかはさて置き、俺の買ってきたいちごぱんつをはいて欲しい」
「なんでそんなのはかなきゃいけないのよ。絶対イヤよ」
「俺の選んだパンツ、これすなわち俺自身の手と言っても過言ではあるまい。かなみには、いつだって俺の手に包まれていてほしいんだ」
「ちょ、ちょっと、こんなところで何言ってんのよ! ……もう」
む、満更でもない様子! 押せばなんとかなるかも!
「つまり、かなみちゃんは別府くんの手に包まれていたいと……秘部を!」
「秘部とか言うなっ!」
勝手な聴衆を一喝するかなみ。
「そうだ。俺が包みたいのは秘部だけでなく、尻も包みたいぞ。あ、無論乳も包みたいです。というか揉みたい」
「いらんこと言うなっ!」
怒られた。
「まったく……これ以上放っておいたらまたいらんこと言いそうだし……分かったわ。受け取ってあげるわよ」
「よし! じゃ、早速」
スカートを捲り上げてパンツを下ろそうとしたのだけど、スカートを捲り上げた時点ですごい殴られたので断念せざるを得なかった。
「だから、なんでスカートまくるのよ、アンタは! 普通にそのパンツ渡せばいいだけじゃないの!」
「いや、そうした場合どさくさに紛れてかなみのパンツを拝めないし」
「アンタは本当に一度死んだほうがいいわねっ!」
「おはよ……うわわ、かなみちゃんが必殺、ネックハンギングツリーを別府くんに! 登校するなり殺人事件見ちゃったよ! ラッキーなのかな?」
楽しそうなクラスメイトの声を聞きながら、意識混濁。
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