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2024年11月22日
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【いきなり男の部屋をチェックするツンデレ】
2010年01月22日
部屋でぼんにゃりラブプラスをしてたら、突然勢いよくドアが開いて闖入者が現れた。
「何事か!? チクショウ、凛子は俺が守る!」
「凛子って誰よ!?」
闖入者はかなみでした。ほっとしたのもつかの間、凄い勢いで俺に詰め寄ってきた。
「僕の最愛の人です」
「アンタを殺してあたしも死ぬっ!」
安心したので素直に言ったら、ダメな選択肢だったようで。このままヤンデレENDかと思われたが、俺の手元にあるDSを見てかなみは落ち着きを取り戻した。
「……なんだ、ゲームか。それならそうと最初から言いなさいよ、馬鹿」
「すいません。でも、いきなり人の部屋に乱入してきて殺すとか言う人の方が馬──すいません何でもないです」
途中でかなみの鬼のような目を見てしまったので謝ざるを得なくなる。目は時に言葉より多くを語りやがるので悔しい。
「まったく……さて、と」
そう言うと、かなみは俺の部屋を不躾にじろじろ眺めた。
「見るのは構わないけど、本棚の方は見ないでください。見る人によっては気分を害する可能性があります」
「アンタまたエロ本を堂々と本棚に並べてる! しかもロリエロ漫画! こんなの誰が見ても気分を害するわよ!」
「なんだと!? お前と同じ体型の方々がくんずほぐれつ大騒ぎしてるのにか!?」
沢山殴られた。
「この変態! 変態変態!」
「そんな連呼されると、いささか興奮します」
「ちょっとは堪えろ、ばかぁ!」
正直に答えたのに怒られた。ままならぬ。
「うぅ……ま、負けないんだから!」
かなみは決意の炎を目に灯らせると、本棚に手を伸ばし、俺のエロ本を手に取ったあ!?
「こんなのがあるからコイツはいつまで経っても変態なのよ! 全部捨てちゃえ!」
「待ってそれは流石に洒落にならない!」
「うっさい変態! アンタの言うことなんて聞かないわよ!」
「俺のほとばしる性欲が行く場所をなくし、その結果かなみを襲ってしまったらどうすると言うのだ!?」
無茶な理論だが、今はそれで捨てる気をなくさせるしかない! ……と思ったのに。
「……あ、あたし相手でも、そーゆー気分になるの?」
手をぴたりと止め、かなみは俺をじーっと見つめた。なんでほんのり頬を染めてますですか。
「え、ええと、そりゃ、まあ」
「う……じゃ、じゃあ、あたしがここの本ぜーんぶ捨てたら、あたし、襲われちゃうの?」
背中を汗が伝う。なに、この状況。なんでちょっと声に期待の色が入ってるの。そして、なんで俺が追い詰められてるの。
「あー……」
「(どきどき、どきどき)」
「ちょっと思考がパンクしそうなので、とりあえずパンツを見せて。そうすることで脳の血液が股間に送られ、結果冷静になるのです」
「…………」
「うん? どうしました、かなみ嬢。パンツです、パンツ。できるならば羞恥で泣きそうになりながら両手でスカートを捲り上げて欲しいものです」
「……うん、よし。やっぱ殺そう」
「おや、まあ」
で。
「はー……殴りすぎて手が痛いわ」
「ふふ。生きているのが不思議だ」
ぼろ雑巾か俺なのか判別が難しい状況まで追い込まれた俺です。
「まったく、どこまで馬鹿なんだか……じゃ、この本全部捨てるわね」
「畜生! させるかあ!」
最後の力を振り絞り、かなみに襲い掛かる!
「きゃあ! こっ、こらっ、どこ触ってんのよ!」
「この本は俺の命だ、させないぞ! あと触ってる箇所は胸です。触っていると言うよりも揉んでいます」
「冷静に説明するなあっ!」
「見た感じはほぼ平らでしたが、ちゃんと揉めたことに、そして何よりその柔らかさに感動しています。埋もれた指の一本一本が幸福に満ちています」
「だから、説明するなってばあ! ふゃっ……いっ、いーから手ぇ離せ、ばかぁっ」
「混乱しているフリをして胸を揉み、さらには全てをうやむやにする作戦だったのですが、思いのほか冷静に胸を揉んでしまい俺はどうしたら」
そう言いながらも指はかなみの胸部をまさぐり続けている。服ごしとはいえ、その柔らかさは俺の脳髄を痺れさせるに充分だった。
「ひゃんっ! ……いっ、いいから、……ふンっ、……ひ、人の胸を、も、揉むなぁ」
「本を捨てないと約束するならやめます」
「す……るっ、約束する、……す、るっ! ……か、からっ」
約束されてしまったので、しぶしぶかなみの胸から手を離す。もっと触りたかった。あと俺の股間が大変なことに。
「はぁ……っ。……うー」
自分を抱きしめるようにしながら、かなみは前屈みな俺を睨んだ。
「いや、あの。……混乱していたのですよ?」
「嘘つけっ! ものすっごい冷静に説明してたじゃない!」
「いやはや。自分の冷静さが嫌になる」
「うっさい馬鹿! ……うー、でも、一応約束は約束だから今回は捨てないでおく。でもね! 次来た時は絶対に捨てるからね!」
「じゃあ俺も次は服ごしではなく、直接揉めるよう精進します」
「つ、次とかないわよ、この変態っ! 覚えときなさいよ、ばかっ!」
かなみはアッカンベーすると、真っ赤な顔のまま逃げるように部屋を後にしたのだった。
「何事か!? チクショウ、凛子は俺が守る!」
「凛子って誰よ!?」
闖入者はかなみでした。ほっとしたのもつかの間、凄い勢いで俺に詰め寄ってきた。
「僕の最愛の人です」
「アンタを殺してあたしも死ぬっ!」
安心したので素直に言ったら、ダメな選択肢だったようで。このままヤンデレENDかと思われたが、俺の手元にあるDSを見てかなみは落ち着きを取り戻した。
「……なんだ、ゲームか。それならそうと最初から言いなさいよ、馬鹿」
「すいません。でも、いきなり人の部屋に乱入してきて殺すとか言う人の方が馬──すいません何でもないです」
途中でかなみの鬼のような目を見てしまったので謝ざるを得なくなる。目は時に言葉より多くを語りやがるので悔しい。
「まったく……さて、と」
そう言うと、かなみは俺の部屋を不躾にじろじろ眺めた。
「見るのは構わないけど、本棚の方は見ないでください。見る人によっては気分を害する可能性があります」
「アンタまたエロ本を堂々と本棚に並べてる! しかもロリエロ漫画! こんなの誰が見ても気分を害するわよ!」
「なんだと!? お前と同じ体型の方々がくんずほぐれつ大騒ぎしてるのにか!?」
沢山殴られた。
「この変態! 変態変態!」
「そんな連呼されると、いささか興奮します」
「ちょっとは堪えろ、ばかぁ!」
正直に答えたのに怒られた。ままならぬ。
「うぅ……ま、負けないんだから!」
かなみは決意の炎を目に灯らせると、本棚に手を伸ばし、俺のエロ本を手に取ったあ!?
「こんなのがあるからコイツはいつまで経っても変態なのよ! 全部捨てちゃえ!」
「待ってそれは流石に洒落にならない!」
「うっさい変態! アンタの言うことなんて聞かないわよ!」
「俺のほとばしる性欲が行く場所をなくし、その結果かなみを襲ってしまったらどうすると言うのだ!?」
無茶な理論だが、今はそれで捨てる気をなくさせるしかない! ……と思ったのに。
「……あ、あたし相手でも、そーゆー気分になるの?」
手をぴたりと止め、かなみは俺をじーっと見つめた。なんでほんのり頬を染めてますですか。
「え、ええと、そりゃ、まあ」
「う……じゃ、じゃあ、あたしがここの本ぜーんぶ捨てたら、あたし、襲われちゃうの?」
背中を汗が伝う。なに、この状況。なんでちょっと声に期待の色が入ってるの。そして、なんで俺が追い詰められてるの。
「あー……」
「(どきどき、どきどき)」
「ちょっと思考がパンクしそうなので、とりあえずパンツを見せて。そうすることで脳の血液が股間に送られ、結果冷静になるのです」
「…………」
「うん? どうしました、かなみ嬢。パンツです、パンツ。できるならば羞恥で泣きそうになりながら両手でスカートを捲り上げて欲しいものです」
「……うん、よし。やっぱ殺そう」
「おや、まあ」
で。
「はー……殴りすぎて手が痛いわ」
「ふふ。生きているのが不思議だ」
ぼろ雑巾か俺なのか判別が難しい状況まで追い込まれた俺です。
「まったく、どこまで馬鹿なんだか……じゃ、この本全部捨てるわね」
「畜生! させるかあ!」
最後の力を振り絞り、かなみに襲い掛かる!
「きゃあ! こっ、こらっ、どこ触ってんのよ!」
「この本は俺の命だ、させないぞ! あと触ってる箇所は胸です。触っていると言うよりも揉んでいます」
「冷静に説明するなあっ!」
「見た感じはほぼ平らでしたが、ちゃんと揉めたことに、そして何よりその柔らかさに感動しています。埋もれた指の一本一本が幸福に満ちています」
「だから、説明するなってばあ! ふゃっ……いっ、いーから手ぇ離せ、ばかぁっ」
「混乱しているフリをして胸を揉み、さらには全てをうやむやにする作戦だったのですが、思いのほか冷静に胸を揉んでしまい俺はどうしたら」
そう言いながらも指はかなみの胸部をまさぐり続けている。服ごしとはいえ、その柔らかさは俺の脳髄を痺れさせるに充分だった。
「ひゃんっ! ……いっ、いいから、……ふンっ、……ひ、人の胸を、も、揉むなぁ」
「本を捨てないと約束するならやめます」
「す……るっ、約束する、……す、るっ! ……か、からっ」
約束されてしまったので、しぶしぶかなみの胸から手を離す。もっと触りたかった。あと俺の股間が大変なことに。
「はぁ……っ。……うー」
自分を抱きしめるようにしながら、かなみは前屈みな俺を睨んだ。
「いや、あの。……混乱していたのですよ?」
「嘘つけっ! ものすっごい冷静に説明してたじゃない!」
「いやはや。自分の冷静さが嫌になる」
「うっさい馬鹿! ……うー、でも、一応約束は約束だから今回は捨てないでおく。でもね! 次来た時は絶対に捨てるからね!」
「じゃあ俺も次は服ごしではなく、直接揉めるよう精進します」
「つ、次とかないわよ、この変態っ! 覚えときなさいよ、ばかっ!」
かなみはアッカンベーすると、真っ赤な顔のまま逃げるように部屋を後にしたのだった。
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