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2025年04月04日
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【莉未 コスプレ】
2011年10月10日
家に着くと部屋でちっこいのが寝息を立てている。割とよくある日常だ。しかし、以前このことを友人に言ったら鼻で笑われ「妄想は口に出すな」と言われたので、すぴすぴ言ってるこいつは俺の妄想が作り上げた存在なのかもしれない。
「ん……あー。帰ってきてたんだ、彰人」
しかし、俺の妄想の産物であるはずのコイツは目を覚まし、俺の意思とは関係なく喋りだした。それでもなお妄想と言い張るのか、俺は。
「ん? どしたの、彰人。難しい顔しちゃって」
「んや、なんでもない。ただいま、莉未」
「おかーり」
莉未はごろごろ転がって布団から抜け出すと、そのまま俺の足元まで転がってきた。
「抱っこ」
「へいへい」
両手をこちらに向けてる莉未を抱き上げ、むぎゅーっと抱っこする。ついでに頭もなでてやる。
「んー」
何か唸りながら、莉未は俺の胸に顔をこすりつけている。どうにも猫っぽい。
「頭を動かすない。なでにくいだろ」
「なでなきゃいーじゃん」
「なでないと怒るだろ」
「怒る」
なんてわがままな。いつものことながら、この幼なじみは中々に厄介だ。
「あのさ、彰人。録画してるアニメ一緒に見よう」
「ゲームしたい」
「私はアニメ見たい」
とか言いながら勝手に人のビデオを再生する莉未。俺の意見は往々にして却下されがちです。悲しい。
「ん」
準備を終えると、莉未は部屋の中央に置いてある座布団をぽふぽふと叩いた。そこにあぐらをかいて座ると、次に莉未が俺の膝の上に座る。俺の部屋でのいつもの鑑賞姿勢だ。
「あ、しまった。お茶菓子用意してねえ」
莉未が肩越しに俺を睨む。
「しょうがねえだろ、帰って来て早々にこんなことになるとは思ってなかったんだから。ていうか睨むな。お前目つき悪いんだから怖いんだよ」
このお嬢さんは見た目は可愛いのだが、三白眼のうえ愛嬌がないので知らない人からは怖い人だと思われがちだ。昔はクラスメイトから「莉未さんってヤクザの子なの?」とよく聞かれたものだ。
「生まれつきだからしょうがないもん。そんなのいーから早くお菓子用意してきて」
「スーパーめんどくせえが、分かった」
莉未をその場に置いて、台所に向かう。棚をあさると、食いかけのせんべいを発見。文句言われそうだが……まあいっか。
「えー……おせんべ? ケーキとか食べたい」
戦利品を持って部屋に戻ると、想像通り評判は芳しくなかった。
「贅沢言うない」
むーっとした顔のまま、莉未がせんべいに手を伸ばす。
「う。……湿気てる」
「え? ……うわ、マジだ。ふにゃふにゃだな。あ、莉未。ふにゃふにゃって猫っぽく言って」
ふにゃふにゃという語感が気に入ったので、そんな頭の悪いことを言ってみる。
「なんで? まあいいけど……んと、ふにゃふにゃ」
「うむ。100点」(なでなで)
「意味分かんない」(ちょっと嬉しそう)
その後も数度ふにゃふにゃ言ってから、莉未はビデオの再生ボタンを押した。最近莉未がはまっている魔女っ子モノのアニメだ。ただ、俺はあまり興味がないのでふわあああ。
「…………」
「はい、すいません」
じろりと睨まれたので、真剣なフリをして鑑賞する。
そんなこんなで30分後、番組終了。満足げに莉未が息を吐きつつリモコンを操作してビデオの電源を落とした。
「はぁー……今回も面白かったね!」
「そうですね」
「うー……なんかムズムズしてじっとしてらんない。そだ、コスプレして遊ぼう!」
「勘弁してください」
「服取ってくるから、ちょっと待っててね!」
「繰り返すが、勘弁してください」
俺の懇願など意にも介さず、莉未は部屋から出て行った。ほどなくして、服を二着持って戻ってきた。
「はい、これが彰人の」
俺にゴテゴテした服を渡し、自身も魔女っ子服に着替えだした。
「まあ、コスプレは今更いいとして、幼なじみとはいえ年頃の女性が男の前で着替えるのはどうかと思うぞ」
「? 彰人だもん、家族みたいなもんだからいーよ、別に」
「家族なあ……」
……まあ、今はいいか。
「そんなのいーから早く着替えて!」
「へーへー」
そんなわけで、恥ずかしい服に着替える。莉未も着替え終わったようだ。髪型まで魔女っ子仕様でツインテールになっている。
「んじゃ、いくよ? くらえっ、マジカルキャノン!」
魔女っ子のステッキをこちらに向け、恥ずかしげもなく全力で叫ぶ莉未さん(高校2年生)。これはこちらも全力でいくしかあるまい。
「ぐああああっ! ……くうっ、右腕を持っていかれたか」
「そーゆー風にはなんないの!」
「よく知らないんだ」
「さっきまで一緒に見てたのに! 彰人はあとで要復習ね! んじゃ、もっかい! てーっ、マジカルキャノン!」
「ぐああああっ! ……左腕を根こそぎだと!?」
「腕の種類の問題じゃないの!」
「難しいね」
「難しくないっ!」
などとマジカル棒でぺこぽこ叩かれながらも、楽しくコスプレしました。ただ、本音を言うと、もっと淫靡な方のコスチュームプレイがしたいです。
「ん……あー。帰ってきてたんだ、彰人」
しかし、俺の妄想の産物であるはずのコイツは目を覚まし、俺の意思とは関係なく喋りだした。それでもなお妄想と言い張るのか、俺は。
「ん? どしたの、彰人。難しい顔しちゃって」
「んや、なんでもない。ただいま、莉未」
「おかーり」
莉未はごろごろ転がって布団から抜け出すと、そのまま俺の足元まで転がってきた。
「抱っこ」
「へいへい」
両手をこちらに向けてる莉未を抱き上げ、むぎゅーっと抱っこする。ついでに頭もなでてやる。
「んー」
何か唸りながら、莉未は俺の胸に顔をこすりつけている。どうにも猫っぽい。
「頭を動かすない。なでにくいだろ」
「なでなきゃいーじゃん」
「なでないと怒るだろ」
「怒る」
なんてわがままな。いつものことながら、この幼なじみは中々に厄介だ。
「あのさ、彰人。録画してるアニメ一緒に見よう」
「ゲームしたい」
「私はアニメ見たい」
とか言いながら勝手に人のビデオを再生する莉未。俺の意見は往々にして却下されがちです。悲しい。
「ん」
準備を終えると、莉未は部屋の中央に置いてある座布団をぽふぽふと叩いた。そこにあぐらをかいて座ると、次に莉未が俺の膝の上に座る。俺の部屋でのいつもの鑑賞姿勢だ。
「あ、しまった。お茶菓子用意してねえ」
莉未が肩越しに俺を睨む。
「しょうがねえだろ、帰って来て早々にこんなことになるとは思ってなかったんだから。ていうか睨むな。お前目つき悪いんだから怖いんだよ」
このお嬢さんは見た目は可愛いのだが、三白眼のうえ愛嬌がないので知らない人からは怖い人だと思われがちだ。昔はクラスメイトから「莉未さんってヤクザの子なの?」とよく聞かれたものだ。
「生まれつきだからしょうがないもん。そんなのいーから早くお菓子用意してきて」
「スーパーめんどくせえが、分かった」
莉未をその場に置いて、台所に向かう。棚をあさると、食いかけのせんべいを発見。文句言われそうだが……まあいっか。
「えー……おせんべ? ケーキとか食べたい」
戦利品を持って部屋に戻ると、想像通り評判は芳しくなかった。
「贅沢言うない」
むーっとした顔のまま、莉未がせんべいに手を伸ばす。
「う。……湿気てる」
「え? ……うわ、マジだ。ふにゃふにゃだな。あ、莉未。ふにゃふにゃって猫っぽく言って」
ふにゃふにゃという語感が気に入ったので、そんな頭の悪いことを言ってみる。
「なんで? まあいいけど……んと、ふにゃふにゃ」
「うむ。100点」(なでなで)
「意味分かんない」(ちょっと嬉しそう)
その後も数度ふにゃふにゃ言ってから、莉未はビデオの再生ボタンを押した。最近莉未がはまっている魔女っ子モノのアニメだ。ただ、俺はあまり興味がないのでふわあああ。
「…………」
「はい、すいません」
じろりと睨まれたので、真剣なフリをして鑑賞する。
そんなこんなで30分後、番組終了。満足げに莉未が息を吐きつつリモコンを操作してビデオの電源を落とした。
「はぁー……今回も面白かったね!」
「そうですね」
「うー……なんかムズムズしてじっとしてらんない。そだ、コスプレして遊ぼう!」
「勘弁してください」
「服取ってくるから、ちょっと待っててね!」
「繰り返すが、勘弁してください」
俺の懇願など意にも介さず、莉未は部屋から出て行った。ほどなくして、服を二着持って戻ってきた。
「はい、これが彰人の」
俺にゴテゴテした服を渡し、自身も魔女っ子服に着替えだした。
「まあ、コスプレは今更いいとして、幼なじみとはいえ年頃の女性が男の前で着替えるのはどうかと思うぞ」
「? 彰人だもん、家族みたいなもんだからいーよ、別に」
「家族なあ……」
……まあ、今はいいか。
「そんなのいーから早く着替えて!」
「へーへー」
そんなわけで、恥ずかしい服に着替える。莉未も着替え終わったようだ。髪型まで魔女っ子仕様でツインテールになっている。
「んじゃ、いくよ? くらえっ、マジカルキャノン!」
魔女っ子のステッキをこちらに向け、恥ずかしげもなく全力で叫ぶ莉未さん(高校2年生)。これはこちらも全力でいくしかあるまい。
「ぐああああっ! ……くうっ、右腕を持っていかれたか」
「そーゆー風にはなんないの!」
「よく知らないんだ」
「さっきまで一緒に見てたのに! 彰人はあとで要復習ね! んじゃ、もっかい! てーっ、マジカルキャノン!」
「ぐああああっ! ……左腕を根こそぎだと!?」
「腕の種類の問題じゃないの!」
「難しいね」
「難しくないっ!」
などとマジカル棒でぺこぽこ叩かれながらも、楽しくコスプレしました。ただ、本音を言うと、もっと淫靡な方のコスチュームプレイがしたいです。
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