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2024年11月22日
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【ツンデレに「可愛い」と連呼したらどうなる?】
2010年04月12日
両親が旅行に出かけた。一週間くらいなら自炊もいいだろうと高をくくっていたが、なかなかどうして料理は難しい。
日に日に痩せていく俺を見かねたのか、梓が俺の家までやってきて飯を作ってくれるらしい。
「タカシって、本当に何もできないんだね」
エプロンをつけながら、梓は馬鹿にしたような嬉しそうな顔で言った。
「失礼な、エロ本収集は得意だぞ。厳選俺ベスト10持ってこようか?」
「こなくていいよっ!」
「お前みたいな子がいっぱい載ってるのにか?」
「えっ……ぼ、ボクみたいな?」
「ああ、ちょっと待ってろ」
部屋まで戻り、隠しておいたエロ本を掴んで戻る。
「ほら」
「……ボクみたいって、おっぱいちっちゃい子のこと!?」
「それ以外なにがあるというのだ」
特選貧乳っ子が俺の顔にぶつかってきた。
「タカシのばか! もうご飯作ってあげない!」
「いてて……待て、待ってください。俺が悪かったです。どうかこの哀れなゴミ虫に餌を」
エプロンを外そうとする梓に慌てて土下座する。
「……タカシって、へーきでプライド捨てるよね」
「梓の飯が食えないくらいなら、プライドなどドブに捨ててくれる」
「はぁ……しょーがないなぁ」
「お、作ってくれるか? さっすが梓、愛してるぜ」
「わ、わわわわわ」
感謝の意を表してぎゅーっと抱きしめると、梓は瞬く間に顔を赤らめた。
「……うーん、つるぺたい」
「つるぺたい!?」
「あ、その、俺テレビでも見てくるな」
「あっ、こら!」
思わず本音が漏れたので、慌てて居間に避難する。やれやれ、剣呑剣呑。
しばらくぼーっとテレビを見ていると、「できたよっ」という声がした。……まだ少し怒ってるな。
「おおっ、美味そうだな」
テーブルの上には、久しく見なかった手料理が湯気を上げて俺を待っていた。
「お世辞はいいよっ」
「世辞なんか言うか。はぐっ」
「あっ、箸使いなよ、もー」
「むぐむぐ……うむ、美味い。さすがは梓だ」
「そ、そう? へへ……」
料理を褒めると、梓は照れくさそうに頬をかいた。
「さて、んじゃいただきますか」
「ん、おあがりなさい♪」
はぐはぐがつがつむしゃむしゃげふー。
「ごっそさん」
「早いよっ! どれだけ早食いなんだよ!」
「うまかったぞ、サンキュ。……さて、折角作ってくれたんだし、なんか礼しないとな」
「え、いいよ別に。好きでやってることだし」
そうは言っても、それでは俺の気が済まない。ううむ、何をするか……。
「そうだ、褒めてやろう」
「は?」
「可愛い」
「へ? な、何言ってるんだよ」
「可愛い可愛い」
「ちょ、ちょっとやめてよ、はぅ……」
……これは面白い。言われ慣れてないのか、梓は困ったように頬を赤くした。よし、もっと言ってやれ。
「可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い」
「怖いよっ! 連呼しすぎだよ! なんで無表情で言ってるんだよ!?」
「はっはっは。冗談はともかく、俺は本当に梓が可愛いと思うぞ」
「ま、また冗談ばっかり……」
「とても同い年とは思えないほど膨らみが足りない、いや、地平線とも思えるその子供のような胸は可愛いと」
「胸のこと!?」
俺の冗談で簡単にショックを受ける梓は、やっぱり可愛いと思う。
日に日に痩せていく俺を見かねたのか、梓が俺の家までやってきて飯を作ってくれるらしい。
「タカシって、本当に何もできないんだね」
エプロンをつけながら、梓は馬鹿にしたような嬉しそうな顔で言った。
「失礼な、エロ本収集は得意だぞ。厳選俺ベスト10持ってこようか?」
「こなくていいよっ!」
「お前みたいな子がいっぱい載ってるのにか?」
「えっ……ぼ、ボクみたいな?」
「ああ、ちょっと待ってろ」
部屋まで戻り、隠しておいたエロ本を掴んで戻る。
「ほら」
「……ボクみたいって、おっぱいちっちゃい子のこと!?」
「それ以外なにがあるというのだ」
特選貧乳っ子が俺の顔にぶつかってきた。
「タカシのばか! もうご飯作ってあげない!」
「いてて……待て、待ってください。俺が悪かったです。どうかこの哀れなゴミ虫に餌を」
エプロンを外そうとする梓に慌てて土下座する。
「……タカシって、へーきでプライド捨てるよね」
「梓の飯が食えないくらいなら、プライドなどドブに捨ててくれる」
「はぁ……しょーがないなぁ」
「お、作ってくれるか? さっすが梓、愛してるぜ」
「わ、わわわわわ」
感謝の意を表してぎゅーっと抱きしめると、梓は瞬く間に顔を赤らめた。
「……うーん、つるぺたい」
「つるぺたい!?」
「あ、その、俺テレビでも見てくるな」
「あっ、こら!」
思わず本音が漏れたので、慌てて居間に避難する。やれやれ、剣呑剣呑。
しばらくぼーっとテレビを見ていると、「できたよっ」という声がした。……まだ少し怒ってるな。
「おおっ、美味そうだな」
テーブルの上には、久しく見なかった手料理が湯気を上げて俺を待っていた。
「お世辞はいいよっ」
「世辞なんか言うか。はぐっ」
「あっ、箸使いなよ、もー」
「むぐむぐ……うむ、美味い。さすがは梓だ」
「そ、そう? へへ……」
料理を褒めると、梓は照れくさそうに頬をかいた。
「さて、んじゃいただきますか」
「ん、おあがりなさい♪」
はぐはぐがつがつむしゃむしゃげふー。
「ごっそさん」
「早いよっ! どれだけ早食いなんだよ!」
「うまかったぞ、サンキュ。……さて、折角作ってくれたんだし、なんか礼しないとな」
「え、いいよ別に。好きでやってることだし」
そうは言っても、それでは俺の気が済まない。ううむ、何をするか……。
「そうだ、褒めてやろう」
「は?」
「可愛い」
「へ? な、何言ってるんだよ」
「可愛い可愛い」
「ちょ、ちょっとやめてよ、はぅ……」
……これは面白い。言われ慣れてないのか、梓は困ったように頬を赤くした。よし、もっと言ってやれ。
「可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い」
「怖いよっ! 連呼しすぎだよ! なんで無表情で言ってるんだよ!?」
「はっはっは。冗談はともかく、俺は本当に梓が可愛いと思うぞ」
「ま、また冗談ばっかり……」
「とても同い年とは思えないほど膨らみが足りない、いや、地平線とも思えるその子供のような胸は可愛いと」
「胸のこと!?」
俺の冗談で簡単にショックを受ける梓は、やっぱり可愛いと思う。
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