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2024年11月25日
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【『ツンデレ』で検索してボクっ娘がヒットしなかったらどうなるの?】
2010年05月18日
「ツ、ン、デ、レ、と……」
「あ、タカシだー。何してんの?」
ふらふらと寄ってきたボクっ娘の頭を抱え、締め上げる。
「いたたたたたた!?」
「暇だからツンデレで検索してみたんだ。……ほぅほぅ、アッパーにダウナー、他にも色々いるなぁ」
「何すんだよぅ!」
俺の魔の手から逃れたボクっ娘は、半泣きで頭を抱えていた。
「ふんふん、老成に尊大、関西に中華と……お? おまえいないな」
「ふぇ?」
「検索してもボクっ娘はヒットしない。おまえはツンデレに認定されてないんだな。うぐぅとか言ってるからだぞ」
「言ってない! そんなことより、ボクにやらせてよ」
梓は俺をどかして、パソコンの前に座った。
「……で、どうやるの?」
「そこの欄に、ツンデレと入れろ。間違えたら爆発するから気をつけろ」
「えええええ!? 待って、ここにいてよ!」
そそくさと梓の範囲外に逃げる。今時パソコンも使えないとは、非常に遊び甲斐がある。
「大丈夫。死にはしない。たぶん」
「たぶんとか言わないでよぉ! だ……大丈夫だよね? ……えい!」
「どかーん!」
「ひゃあああああ! 脅かすなぁ!」
「いや、急に土管と言いたくなったんだ。けして驚かせるつもりはなかった」
「嘘つくなぁ! ……あ、なんか出た。アッパー、ダウナー……うう、ボクっ娘はない」
「いいじゃん。これからはツンデレではなくボクっ娘として生きていくことだな。大丈夫、需要は……まぁ、その、な、わはははは!」
「慰めるなら最後まで慰めろぉ! ううっ、いいもんいいもん。ボクはツンデレじゃないもん。ふん」
「まぁ俺を好きな時点でデレデレだからな」
「な!? ぼ、ぼ、ボクはタカシなんか嫌いだよ! そうだよ、だからツンデレじゃなくてツンツンだったらヒットするよ! 調べないけどね! じゃ!」
真っ赤な顔で逃げていく梓を、俺はぼんやり見ていた。
「あ、タカシだー。何してんの?」
ふらふらと寄ってきたボクっ娘の頭を抱え、締め上げる。
「いたたたたたた!?」
「暇だからツンデレで検索してみたんだ。……ほぅほぅ、アッパーにダウナー、他にも色々いるなぁ」
「何すんだよぅ!」
俺の魔の手から逃れたボクっ娘は、半泣きで頭を抱えていた。
「ふんふん、老成に尊大、関西に中華と……お? おまえいないな」
「ふぇ?」
「検索してもボクっ娘はヒットしない。おまえはツンデレに認定されてないんだな。うぐぅとか言ってるからだぞ」
「言ってない! そんなことより、ボクにやらせてよ」
梓は俺をどかして、パソコンの前に座った。
「……で、どうやるの?」
「そこの欄に、ツンデレと入れろ。間違えたら爆発するから気をつけろ」
「えええええ!? 待って、ここにいてよ!」
そそくさと梓の範囲外に逃げる。今時パソコンも使えないとは、非常に遊び甲斐がある。
「大丈夫。死にはしない。たぶん」
「たぶんとか言わないでよぉ! だ……大丈夫だよね? ……えい!」
「どかーん!」
「ひゃあああああ! 脅かすなぁ!」
「いや、急に土管と言いたくなったんだ。けして驚かせるつもりはなかった」
「嘘つくなぁ! ……あ、なんか出た。アッパー、ダウナー……うう、ボクっ娘はない」
「いいじゃん。これからはツンデレではなくボクっ娘として生きていくことだな。大丈夫、需要は……まぁ、その、な、わはははは!」
「慰めるなら最後まで慰めろぉ! ううっ、いいもんいいもん。ボクはツンデレじゃないもん。ふん」
「まぁ俺を好きな時点でデレデレだからな」
「な!? ぼ、ぼ、ボクはタカシなんか嫌いだよ! そうだよ、だからツンデレじゃなくてツンツンだったらヒットするよ! 調べないけどね! じゃ!」
真っ赤な顔で逃げていく梓を、俺はぼんやり見ていた。
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