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2024年11月21日
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【牛リナ】
2010年05月24日
牛の鼻が濡れているかどうかでリナと大激論になった。翌日、登校したらリナが牛っぽくなってた。
「おーほっほっほっほっ! 牛ですわ! 牛ですわよ! もー、ですわ!」
「馬鹿」
それだけ言って自分の席に座る。
「なんですのっ!? 昨日の決着がまだですわよ! いいこと? 牛の鼻は乾いてる。間違いなくってよ」
「だーかーら、それはお前の勘違いだっての。牛の鼻は濡れてんだよ。絶対だって」
「なら確認なさい!」
リナは俺の手をとり、自分の鼻を触らせた。
「ほら、いかが? 濡れてないでしょう? わたくしは今、牛なんです。つまり、牛の鼻は濡れてないのですよ!」
なんつー無茶苦茶な理論を組み立てやがるかな、このお嬢様は。鼻つまんでやれ。
「ふひゃー!? はひふふんへふほ!?」
「何言ってるのかわからん。牛だからか?」
「……ふんっ! いきなり何するんですの! まったく、これだから庶民は嫌なんです」
「屁理屈こねるブルジョワよりマシだけどな」
「ブルジョワって誰のこと言ってるんですのーっ!」
「なんか耳かゆいな。耳掻きない?」
「聞いてませんわね! 聞いてらっしゃいませんわね! あと耳掻きは持ってませんわよ!」
いちいち反応してくれるリナは律儀だ。
「いいから負けを認めなさい! 牛の鼻は濡れてない。わたくしの鼻を見れば一目瞭然でしょう!?」
「そういうことなら、れろん」
リナの鼻を舐める。
「ひっ……!」
「これで牛であるリナの鼻は濡れてる。ゆえに、牛の鼻は濡れていることが証明されたな」
「い、い、いきなり何するんですのー!?」
「妖怪鼻舐め。主に女性の鼻を舐める。たまに道端の糞を誤って舐め、死ぬほど落ち込みます」
「何を言ってるんですの! ……はぁ、もういいですわ。なんだか疲れましたわ」
「話は終わったか、別府?」
「ええ」
俺は悪くないはずなのに、ものすごい先生に怒られた。リナは無罪放免って、なんで? 金持ちパワー?
「おーほっほっほっほっ! 牛ですわ! 牛ですわよ! もー、ですわ!」
「馬鹿」
それだけ言って自分の席に座る。
「なんですのっ!? 昨日の決着がまだですわよ! いいこと? 牛の鼻は乾いてる。間違いなくってよ」
「だーかーら、それはお前の勘違いだっての。牛の鼻は濡れてんだよ。絶対だって」
「なら確認なさい!」
リナは俺の手をとり、自分の鼻を触らせた。
「ほら、いかが? 濡れてないでしょう? わたくしは今、牛なんです。つまり、牛の鼻は濡れてないのですよ!」
なんつー無茶苦茶な理論を組み立てやがるかな、このお嬢様は。鼻つまんでやれ。
「ふひゃー!? はひふふんへふほ!?」
「何言ってるのかわからん。牛だからか?」
「……ふんっ! いきなり何するんですの! まったく、これだから庶民は嫌なんです」
「屁理屈こねるブルジョワよりマシだけどな」
「ブルジョワって誰のこと言ってるんですのーっ!」
「なんか耳かゆいな。耳掻きない?」
「聞いてませんわね! 聞いてらっしゃいませんわね! あと耳掻きは持ってませんわよ!」
いちいち反応してくれるリナは律儀だ。
「いいから負けを認めなさい! 牛の鼻は濡れてない。わたくしの鼻を見れば一目瞭然でしょう!?」
「そういうことなら、れろん」
リナの鼻を舐める。
「ひっ……!」
「これで牛であるリナの鼻は濡れてる。ゆえに、牛の鼻は濡れていることが証明されたな」
「い、い、いきなり何するんですのー!?」
「妖怪鼻舐め。主に女性の鼻を舐める。たまに道端の糞を誤って舐め、死ぬほど落ち込みます」
「何を言ってるんですの! ……はぁ、もういいですわ。なんだか疲れましたわ」
「話は終わったか、別府?」
「ええ」
俺は悪くないはずなのに、ものすごい先生に怒られた。リナは無罪放免って、なんで? 金持ちパワー?
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