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2024年11月21日
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【ツンデレにジャッジメント待ち伏せをしたら】

2012年03月10日
 超電磁砲のSSを色々読んでたら面白かったので、リナをからかおう。
 教室の隅に隠れて……来た! 今だ!
「ジャッジメントですの!」
「…………」
 最高のタイミングで姿を現してかっこいいポーズを決めたのに、ものすっごい冷たい目で見られた。
「じゃ、ジャッジメントですの!」
「…………」
「……じ、ジャッジメントですの?」
「なんで疑問形なんですの!? ……はっ、ついツッコんでしまいましたわ。わたくしとしたことが……!」
「俺の勝ち。ぷひぃー」
「うるさいですわっ! そのドヤ顔やめてくださいまし! そもそも何期前のアニメを引きずってるんですの!?」
「詳しいですね」
「興味がないというわたくしに、貴方が何度も何度も何度も何度も説明をするからでしょう!?」
「さて、ジャッジメントですのもやったし、そろそろ帰るか」
「帰ってどうするんですの! 今から授業ですわっ! ほらほら、早く席に着きなさいな!」
「任せろ、得意だ。こうして、こうだな!」
「どっ、どうしてわたくしを膝に乗せるんですの!?」
 自分の席に着き、そしてどういうことかリナを俺の膝に乗せてしまった。
「ああしまった間違えた」(棒読み)
「明らかにうそ臭いですわっ! み、みんな見てますわ、見てますわっ!」
「こんな面白い見世物、そうそうないからな。俺だって他人事ならガン見する」
「見世物とか言わないでくださいましっ! 早く早く早くっ! 先生が来てしまいますわっ!」
「早く……? 挿入もしてないのに出せ、と? まあ、後ろから抱っこすることによってリナの感触は味わえているので、刺激は十分だから……まあ、いけるか。ただ、ちょっと尻をグラインドさせていただけると助かります」
「な、な、な、何を言ってるんですの!? え、えっちですの、えっちですの!」
「はい!!!!!」
「満開の笑顔ですの……」
 なぜかぐったりしてるリナだった。
「うぅ……そうじゃなくて、早くわたくしを解放してくださいなと言っているんですの」
「精神的に? 別にリナは誰にも依存してない自立した立派な女性だと思いますよ? ただ、おんぶにだっこな関係も非常に憧れるので、どうでしょうか?」
「何の話ですの! そうじゃなくて、抱っこをやめてくださいましと言っているのです!」
「ああ、なんだ。だから立てなかったのか。そういや俺が後ろから抱っこして動きを制限してたなあ。俺としたことがこんなことに気付かないだなんて。あっはっは」
「い、いーから早く! 一刻も早く手を離してくださいまし!」
「ふむ。……それじゃ、ジャッジメントですのって言ったら解放する」
「……ほ、本当ですのね? 嘘はナシですわよ?」
「嘘なんて今まで一度も言ったことがない。これが証明にならないか?」
「なりませんわっ! 今まで何度となく嘘をついてますわっ! むしろ冗談と言う名の嘘は嬉々として使ってますわっ!」
「リナはちっこくて可愛いなあ」(すりすり)
「ちっとも人の話を聞いてないうえ、人の頭に勝手にすりすり!? 許しがたい事ですわっ!」
「じゃあ逆に聞くが、リナの許せるレベルってどんなの?」
「……ふむ、そうですわね。わたくしの半径1kmまでなら近寄ることを許可しますわ。貴方にはそれ以上の接近を禁止しますわ。すぐにわたくしにセクハラいたしますから!」
「でも今は接距離1mmですよね」(すりすり)
「すりすりしないでくださいましっ! ああもうっ、今日の洗髪は特別念入りにしないといけませんわっ!」
「わははは。リナかーわいーい」
「あっ、貴方なんかに可愛いと言われてもちっとも嬉しくないですわっ!」
「まあまあ。それより、ジャッジメなんとかを早く言ってくれ」
「そこまで言ったなら最後まで言えばいいのに……そ、それで、本当に言ったら解放してくれるんですのね?」
「嘘なんて今までい」
「無限ループはいいですから! じゃあ言いますから、貴方も約束は守って下さいましね?」
「任せろ。まもって守護月天が好きだった俺だ、守るに決まってるだろう。ただ、一言だけ言っておくなら、俺は嘘つきらしい」
「一切合切信じられませんわっ! ああもうっ、言うからちゃんと解放して下さいましね! ……じ」
「ジャッジメントですの!」
「なんで貴方が言うんですの!? あと少しでわたくしが言うところでしたのに! わたくしのジャッジメントを盗らないでくださいまし!」
「だって先生が既に教室に来ていて、ものすごい俺達を睨んでいるから、そのプレッシャーに耐えられなかったんだ」
「へ?」
「……気は済んだか、二人とも」

「どうしてわたくしまで一緒になって立たされるんですの!? 全く納得がいきませんわ!」
「そうだな、本来叱られるべきは素早くジャッジメントですのを言わなかったリナだけだ。俺まで巻き込まれるのはどうかと思うが、優しい俺様はリナに付き合ってあげるよ」
「何一つ分かってませんわこの方!? ああもうっ、腹立たしいですわっ!」(頬ぎゅー)
「わははは」
 手馴れた感じで廊下に立つ俺達だった。

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リナの声のイメージは、ゆかな、でいいんですの?
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