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2024年11月21日
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【ツンデレにジャジメントですのを言ったら】
2012年12月30日
ある程度の周期でジャッジメントですのと言いたくなるので、自然、リナをからかう羽目になる。
「だがこれも全てはリナの馬鹿みたいな口調と黒子の素敵で可愛い口調が一緒のせいであり、俺のせいではない。俺は悪くねぇっ!」
「口調が一緒なのに評価が全然違いますわっ! というか、馬鹿みたいとは何事ですの!」
「超振動!」ビビビビビ
「いーから謝りなさい!」
一人楽しく震えていたら怒られた。もっと震えたかった。
「ごめんなさい。リナの口調は馬鹿みたいではないです。むしろ好ましく思っています」
「こっ!? ……あ、貴方なんかに好まれても、嬉しくなんてないですわ。むしろ不愉快ですわ!」
リナは腕を組み、ぷいっと顔を逸らした。組んだ腕の上におっぱいが乗ってる。すごい。
「おー」
「? 聞いてるんですの?」
「あ、すいません。おっぱいにしか注意を払ってませんでした。貧乳好きの俺様をここまで魅了するとは……今後も引き続き注視せねば」
「その予定は今すぐ破棄なさいっ!」
「いいえ」
「……破・棄・な・さ・い」
「はい」
なんか笑顔で凄まれた結果、選択肢がひとつになってしまった。怖かった。
「まったく……というか、どうしてそんな馬鹿正直なんですの? 少しは誤魔化せばいいのに」
「うまくいけばおっぱいを揉みしだけると思ったんだ」
「そんな未来はありえませんわっ!」
「それはどうかな?」
「ありえませんのっ!」
俺の無敵誘導尋問が失敗した。成功した試しはないです。
「いやはや。まー、嘘つくの嫌いだからね」
「普段冗談ばかり言っておいて、何言ってるんですの」
「いやはや」
「……ま、まあ、人を傷つけるような冗談は絶対に言わないから、別にいいんですけど」ボソボソ
「善人だからね!」
「その耳の良さが大変に疎ましいですわっ!」
なんか顔の赤い人が俺の両の頬を全力で引っ張るので痛い。悪い気はしませんが。
「……ま、まったく。それにしても、本当に貴方も飽きませんわね。何度ジャッジメントと言えば気が済むんですの?」
「言葉の響きがいいんだろうね。気に入ってしまった以上、飽きるまで言い続けるさ。そして飽きたら冷却期間を置き、しばらくしたらまた言う。だから一生ものです」
「……ということは、わたくしは一生、貴方にからかわれ続けるんですの?」
「ジャッジメントですのっ!」(その通り、という感じで)
「嫌ですのーっ! ものすごく迷惑ですの! そうだ! 貴方、今すぐ死にません!?」
「おっ、いいねぇ」
「なんで受け入れてるんですの!? そんな『帰りに軽く一杯どう?』の返事みたいなテンションで答えることじゃないですわっ!」
「お前の提案だろうが。そもそも冗談だが」
「ううう……隙あらば冗談を挟み込んでくるから、疲れますの」
「まあ今後ずっと側にいる予定なので、慣れてください」
「ずっと……?」
「はあ、まあ」
「…………。~~~~~!!!」
何を想像したんだか知らないが、リナの顔が急激に赤くなった。
「だっ、だっ、誰が貴方なんかとっ! そっ、そもそもそういうのは同意が必要なんでしてっ! わ、わたくしは貴方なんてだいっ嫌いなんですからねっ!?」
「何の話ですか」
「な、何って、その……うう。……わたくしに言わせるのも計算の内ですの?」
「そうだ!」
状況が理解できない時はとりあえず強く肯定しておけ、という恩師の言葉に則り、深く頷く。
「……本っ当に、趣味が悪いですの。……で、ですから、……あぅ、……わ、わたくしと結婚するって話ですのっ!」
「ええっ!」
「ええって!?」
「え、俺とリナ結婚するの?」
「そういう話ですの……よね?」
「そうなの?」
「どうして二人して聞いてるんですの!?」
「子供は何人くらい欲しい?」
「うぅ~~~~~!!」
リナはすぐに頬を引っ張るのでやめていただきたい。ただ、顔を赤くしたままなので可愛いから許す。
「うー……どうせ冗談ですのよね。えーえー、わたくし知ってますのよ。ふん」
リナはぷいっと顔を逸らし、何かぶちぶち言っていた。時折こちらを盗み見ては、俺の腕を軽くつねったりしている。かわいい。
「というか、そもそも結婚というのがどこから来た話なんだか俺には皆目見当が」
「で、ですから……ず、ずっと側にいるって、その……」
俺の太ももに指でくるくると輪を描きながら、リナは上目遣いでこちらを見た。
「うーわ可愛い。結婚してえ」
「な、なんでそういうことを口に出すんですのっ!? もー!」
また頬を引っ張られた。今回は(今回も?)俺が悪いので粛々と引っ張られたままになる。
「いやはや。たぶんだけど、それはリナが勘違いしているぞ」
「えっ?」
「“ジャッジメントですのを言うために”リナの側にずっといる、と言いたかったのではないだろうか、俺は」
「…………」
ややあって、リナの顔が朱で染まった。
「う……ううううう~!」ポカポカ
リナは半泣きで俺をポカポカ叩いた。ちっとも痛くないが、罪悪感だけは長靴いっぱいだ。
「えーと。俺が悪いのではないと思うのだけど」
「いーえっ! 全部貴方が悪いんですの! 決まってますの! わざとわたくしが勘違いしやすい言い方をしたに決まってるですのーっ!」
「そんなつもりはないのだけど、結果だけ見ればそう取れなくもないか。悪いことをしたな」(なでなで)
「……べ、別に悪くはないですけれども」
「ん?」
「な、なんでもないですの! ほら、手が止まってますわよ!」
「いや、謝罪のなでなではもう終わったのですが」
「止まってますの!」
「は、はい」
というわけで、しばらくリナの頭をなでてました。腕疲れた。
「……えへへー」
でも、なんか知らんがリナが嬉しそうだったので、まあいいや。
「だがこれも全てはリナの馬鹿みたいな口調と黒子の素敵で可愛い口調が一緒のせいであり、俺のせいではない。俺は悪くねぇっ!」
「口調が一緒なのに評価が全然違いますわっ! というか、馬鹿みたいとは何事ですの!」
「超振動!」ビビビビビ
「いーから謝りなさい!」
一人楽しく震えていたら怒られた。もっと震えたかった。
「ごめんなさい。リナの口調は馬鹿みたいではないです。むしろ好ましく思っています」
「こっ!? ……あ、貴方なんかに好まれても、嬉しくなんてないですわ。むしろ不愉快ですわ!」
リナは腕を組み、ぷいっと顔を逸らした。組んだ腕の上におっぱいが乗ってる。すごい。
「おー」
「? 聞いてるんですの?」
「あ、すいません。おっぱいにしか注意を払ってませんでした。貧乳好きの俺様をここまで魅了するとは……今後も引き続き注視せねば」
「その予定は今すぐ破棄なさいっ!」
「いいえ」
「……破・棄・な・さ・い」
「はい」
なんか笑顔で凄まれた結果、選択肢がひとつになってしまった。怖かった。
「まったく……というか、どうしてそんな馬鹿正直なんですの? 少しは誤魔化せばいいのに」
「うまくいけばおっぱいを揉みしだけると思ったんだ」
「そんな未来はありえませんわっ!」
「それはどうかな?」
「ありえませんのっ!」
俺の無敵誘導尋問が失敗した。成功した試しはないです。
「いやはや。まー、嘘つくの嫌いだからね」
「普段冗談ばかり言っておいて、何言ってるんですの」
「いやはや」
「……ま、まあ、人を傷つけるような冗談は絶対に言わないから、別にいいんですけど」ボソボソ
「善人だからね!」
「その耳の良さが大変に疎ましいですわっ!」
なんか顔の赤い人が俺の両の頬を全力で引っ張るので痛い。悪い気はしませんが。
「……ま、まったく。それにしても、本当に貴方も飽きませんわね。何度ジャッジメントと言えば気が済むんですの?」
「言葉の響きがいいんだろうね。気に入ってしまった以上、飽きるまで言い続けるさ。そして飽きたら冷却期間を置き、しばらくしたらまた言う。だから一生ものです」
「……ということは、わたくしは一生、貴方にからかわれ続けるんですの?」
「ジャッジメントですのっ!」(その通り、という感じで)
「嫌ですのーっ! ものすごく迷惑ですの! そうだ! 貴方、今すぐ死にません!?」
「おっ、いいねぇ」
「なんで受け入れてるんですの!? そんな『帰りに軽く一杯どう?』の返事みたいなテンションで答えることじゃないですわっ!」
「お前の提案だろうが。そもそも冗談だが」
「ううう……隙あらば冗談を挟み込んでくるから、疲れますの」
「まあ今後ずっと側にいる予定なので、慣れてください」
「ずっと……?」
「はあ、まあ」
「…………。~~~~~!!!」
何を想像したんだか知らないが、リナの顔が急激に赤くなった。
「だっ、だっ、誰が貴方なんかとっ! そっ、そもそもそういうのは同意が必要なんでしてっ! わ、わたくしは貴方なんてだいっ嫌いなんですからねっ!?」
「何の話ですか」
「な、何って、その……うう。……わたくしに言わせるのも計算の内ですの?」
「そうだ!」
状況が理解できない時はとりあえず強く肯定しておけ、という恩師の言葉に則り、深く頷く。
「……本っ当に、趣味が悪いですの。……で、ですから、……あぅ、……わ、わたくしと結婚するって話ですのっ!」
「ええっ!」
「ええって!?」
「え、俺とリナ結婚するの?」
「そういう話ですの……よね?」
「そうなの?」
「どうして二人して聞いてるんですの!?」
「子供は何人くらい欲しい?」
「うぅ~~~~~!!」
リナはすぐに頬を引っ張るのでやめていただきたい。ただ、顔を赤くしたままなので可愛いから許す。
「うー……どうせ冗談ですのよね。えーえー、わたくし知ってますのよ。ふん」
リナはぷいっと顔を逸らし、何かぶちぶち言っていた。時折こちらを盗み見ては、俺の腕を軽くつねったりしている。かわいい。
「というか、そもそも結婚というのがどこから来た話なんだか俺には皆目見当が」
「で、ですから……ず、ずっと側にいるって、その……」
俺の太ももに指でくるくると輪を描きながら、リナは上目遣いでこちらを見た。
「うーわ可愛い。結婚してえ」
「な、なんでそういうことを口に出すんですのっ!? もー!」
また頬を引っ張られた。今回は(今回も?)俺が悪いので粛々と引っ張られたままになる。
「いやはや。たぶんだけど、それはリナが勘違いしているぞ」
「えっ?」
「“ジャッジメントですのを言うために”リナの側にずっといる、と言いたかったのではないだろうか、俺は」
「…………」
ややあって、リナの顔が朱で染まった。
「う……ううううう~!」ポカポカ
リナは半泣きで俺をポカポカ叩いた。ちっとも痛くないが、罪悪感だけは長靴いっぱいだ。
「えーと。俺が悪いのではないと思うのだけど」
「いーえっ! 全部貴方が悪いんですの! 決まってますの! わざとわたくしが勘違いしやすい言い方をしたに決まってるですのーっ!」
「そんなつもりはないのだけど、結果だけ見ればそう取れなくもないか。悪いことをしたな」(なでなで)
「……べ、別に悪くはないですけれども」
「ん?」
「な、なんでもないですの! ほら、手が止まってますわよ!」
「いや、謝罪のなでなではもう終わったのですが」
「止まってますの!」
「は、はい」
というわけで、しばらくリナの頭をなでてました。腕疲れた。
「……えへへー」
でも、なんか知らんがリナが嬉しそうだったので、まあいいや。
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今年も良いネタ期待してます
ツンデレは最強!