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2024年11月21日
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【ゆら姉と七瀬 くっつきング】
2012年08月07日
昨今は夏休みということもあり、毎日が日曜日だ。いや、高田裕三の漫画ではなくて。
そんなわけで毎日ゆら姉がくっついてきたり七瀬が毎日家にやってきてくっついてきたりと、姉たちにくっつかれている。俺は姉を吸い寄せる何かを持っているのだろうか。
「その辺りどう思う、七瀬?」
「そんなことより、もっと七瀬をぎゅーっと抱っこすべき?」
「あ、はい」
ゆら姉が外出してる隙をついてやってきた七瀬が、俺を見つけるなりいつものように抱きついてきたので疑問を口にしたのだけど、抱っこ>俺の疑問 のようだ。
「あと、七瀬、ではなく、七瀬お姉ちゃんと呼ぶべき?」
「めんどくせえなあ……」
「生意気な弟だ。でも、そういうところも可愛かったり?」ナデナデ
基本的に姉という存在は弟を可愛がるようにできているようで、俺の行動を好意的に受け取るフシがある。そんなわけで、何をしても可愛がられる。
「それにしても暑い。彰人、七瀬と一緒にお風呂に入る?」
「入りませんっ! お前、嫁入り前の女性がそういうことを言うなッ!」
「彰人は真面目でいい子だね?」
「勘弁してください」
「ご褒美に将来は七瀬が結婚してあげるね?」
「いや、意味が分からない」
「そうだよっ! アキくんはお姉ちゃんと結婚するって昔っから決まってるし!」
何者かが俺の頭をがぶあっとかき抱いたと思ったら、ささやかな膨らみに触れた。ゆら姉が帰ってくるなり俺を抱きしめたようだ。七瀬と同じくらいおっぱいが小さい。素敵ね。
「ていうか七瀬ちゃん! 私がいない間にアキくんを誘惑しないの!」
「こんな可愛いのに誘惑しないなんて、無理」
「た、確かに……!」
このお二人は本来頭がいいハズなのだが、俺が関わるとこんな残念な感じになってしまう。そして二人の日常と俺の日常は大体重なっているので、基本的に残念な感じで申し訳ない。
「ていうか二人とも、暑いのでくっつかないでいただきたいのですが」
いや本当はぷにぷにほにょほにょでずっとくっついていたいのだが、色々と俺のアレが危ないので、暑さのせいにしてみる。
「彰人はゆらさんに向けて先の台詞を言った。だから、彰人のことは七瀬に任せて、ゆらさんは一人で部屋に戻るべき?」
「違うよ。アキくんは優しいからはぐらかしたけど、さっきのは全部七瀬ちゃんに言ったんだよ?」
「おや、何か空気がぴしぴししますね。修羅場?」
二人ともふふふと笑っているが、目が笑っていない。怖くて超泣きそう。
「あーーーーーーっ!!!! アキくんが泣いてるーーーーーーーっ!!!!?」
それを目ざとく見つけたゆら姉が超うるせえ。
「!!? だ、大丈夫、彰人? 七瀬はいるよ、ここにいるよ?」(なでなで)
「お、お姉ちゃんもいるからね! 大丈夫だからね、ずっと一緒だからね!」(なでなで)
二人がかりで激しく頭をなでられた。
「い、いや、別に泣いてなんて」
「彰人は優しいから、喧嘩なんて見たら泣いちゃうに決まってる。ゆらさん、とりあえず仲直り?」
「……そうね。アキくんのためだから、一時休戦ね」
ふたりの益荒女ががっしと握手した。脳内に河原で喧嘩したあとの不良たちの絵が浮かぶ。
「ま、まあ、なんにせよ、喧嘩が終わってよかった。仲が良いに越したことはないからな」
「彰人のハーレム宣言が出た」
「出てねえ!」
「第一婦人はお姉ちゃんだよね! ね!?」
「日本国憲法では重婚は犯罪だよ、ゆら姉。つか、そもそも姉弟だし」
「そうだった!!! 今だけはこの身体に流れる血が憎い……!」
「ふふふ。ここで擬似姉弟の強みが出た。彰人は七瀬と結婚すべき?」(すりすり)
「あああああーっ! ずるい! すっごいずるい! お姉ちゃんもアキくんと結婚したいのに!」(すりすりすり)
「じゃあ間をとってゆら姉と七瀬が結婚したらどうだ? それならみんな幸せになるんじゃないか?」
二人の姉に左右から頬ずりされながら、一応の折衷案を出してみる。
「何言ってるのアキくん。意味ないし、女同士で結婚なんて無理でしょ」
「彰人は少し頭が悪いね。頑張ろうね?」
俺の折衷案により、泣かされた。
「ご、ごめんねアキくん! お、お姉ちゃん、言い過ぎちゃったね?」(なでなで)
「よしよし。泣き止んだら七瀬が結婚してあげるから泣き止むべき?」(なでなで)
「お、お姉ちゃんも! お姉ちゃんもそれ!」
「二人とも、無茶はほどほどに」
「無茶なんて言ってないもん! ね、七瀬ちゃん?」
「はぁはぁ……あ、彰人、あとで七瀬と一緒にお風呂……ね?」
「おや、発情してらっしゃる。ゆら姉、助けて」
「むーっ!」
助けを求めたのに、どういうわけか頬をつねられた。
そんなわけで毎日ゆら姉がくっついてきたり七瀬が毎日家にやってきてくっついてきたりと、姉たちにくっつかれている。俺は姉を吸い寄せる何かを持っているのだろうか。
「その辺りどう思う、七瀬?」
「そんなことより、もっと七瀬をぎゅーっと抱っこすべき?」
「あ、はい」
ゆら姉が外出してる隙をついてやってきた七瀬が、俺を見つけるなりいつものように抱きついてきたので疑問を口にしたのだけど、抱っこ>俺の疑問 のようだ。
「あと、七瀬、ではなく、七瀬お姉ちゃんと呼ぶべき?」
「めんどくせえなあ……」
「生意気な弟だ。でも、そういうところも可愛かったり?」ナデナデ
基本的に姉という存在は弟を可愛がるようにできているようで、俺の行動を好意的に受け取るフシがある。そんなわけで、何をしても可愛がられる。
「それにしても暑い。彰人、七瀬と一緒にお風呂に入る?」
「入りませんっ! お前、嫁入り前の女性がそういうことを言うなッ!」
「彰人は真面目でいい子だね?」
「勘弁してください」
「ご褒美に将来は七瀬が結婚してあげるね?」
「いや、意味が分からない」
「そうだよっ! アキくんはお姉ちゃんと結婚するって昔っから決まってるし!」
何者かが俺の頭をがぶあっとかき抱いたと思ったら、ささやかな膨らみに触れた。ゆら姉が帰ってくるなり俺を抱きしめたようだ。七瀬と同じくらいおっぱいが小さい。素敵ね。
「ていうか七瀬ちゃん! 私がいない間にアキくんを誘惑しないの!」
「こんな可愛いのに誘惑しないなんて、無理」
「た、確かに……!」
このお二人は本来頭がいいハズなのだが、俺が関わるとこんな残念な感じになってしまう。そして二人の日常と俺の日常は大体重なっているので、基本的に残念な感じで申し訳ない。
「ていうか二人とも、暑いのでくっつかないでいただきたいのですが」
いや本当はぷにぷにほにょほにょでずっとくっついていたいのだが、色々と俺のアレが危ないので、暑さのせいにしてみる。
「彰人はゆらさんに向けて先の台詞を言った。だから、彰人のことは七瀬に任せて、ゆらさんは一人で部屋に戻るべき?」
「違うよ。アキくんは優しいからはぐらかしたけど、さっきのは全部七瀬ちゃんに言ったんだよ?」
「おや、何か空気がぴしぴししますね。修羅場?」
二人ともふふふと笑っているが、目が笑っていない。怖くて超泣きそう。
「あーーーーーーっ!!!! アキくんが泣いてるーーーーーーーっ!!!!?」
それを目ざとく見つけたゆら姉が超うるせえ。
「!!? だ、大丈夫、彰人? 七瀬はいるよ、ここにいるよ?」(なでなで)
「お、お姉ちゃんもいるからね! 大丈夫だからね、ずっと一緒だからね!」(なでなで)
二人がかりで激しく頭をなでられた。
「い、いや、別に泣いてなんて」
「彰人は優しいから、喧嘩なんて見たら泣いちゃうに決まってる。ゆらさん、とりあえず仲直り?」
「……そうね。アキくんのためだから、一時休戦ね」
ふたりの益荒女ががっしと握手した。脳内に河原で喧嘩したあとの不良たちの絵が浮かぶ。
「ま、まあ、なんにせよ、喧嘩が終わってよかった。仲が良いに越したことはないからな」
「彰人のハーレム宣言が出た」
「出てねえ!」
「第一婦人はお姉ちゃんだよね! ね!?」
「日本国憲法では重婚は犯罪だよ、ゆら姉。つか、そもそも姉弟だし」
「そうだった!!! 今だけはこの身体に流れる血が憎い……!」
「ふふふ。ここで擬似姉弟の強みが出た。彰人は七瀬と結婚すべき?」(すりすり)
「あああああーっ! ずるい! すっごいずるい! お姉ちゃんもアキくんと結婚したいのに!」(すりすりすり)
「じゃあ間をとってゆら姉と七瀬が結婚したらどうだ? それならみんな幸せになるんじゃないか?」
二人の姉に左右から頬ずりされながら、一応の折衷案を出してみる。
「何言ってるのアキくん。意味ないし、女同士で結婚なんて無理でしょ」
「彰人は少し頭が悪いね。頑張ろうね?」
俺の折衷案により、泣かされた。
「ご、ごめんねアキくん! お、お姉ちゃん、言い過ぎちゃったね?」(なでなで)
「よしよし。泣き止んだら七瀬が結婚してあげるから泣き止むべき?」(なでなで)
「お、お姉ちゃんも! お姉ちゃんもそれ!」
「二人とも、無茶はほどほどに」
「無茶なんて言ってないもん! ね、七瀬ちゃん?」
「はぁはぁ……あ、彰人、あとで七瀬と一緒にお風呂……ね?」
「おや、発情してらっしゃる。ゆら姉、助けて」
「むーっ!」
助けを求めたのに、どういうわけか頬をつねられた。
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今回も相変わらずかわいいです!
この言葉でその辺の路上で発情してる子猫かなんかを見かけたシルクハットを被ったりなんかしてるスーツ着た紳士を連想してしまったw