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2024年11月24日
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【タカシがツンデレに近付くと百合な後輩に邪魔されてしまいます】
2010年03月23日
寒いので、みことに抱きついて暖を取ろう。ついでにおっぱいも揉もう。
「みこと、暖を取るついでに乳を揉ませぐげっ」
ふらりふらりと寄っていったら、死角から硬い何かで思い切り殴られた。
「痛い痛い痛い! ちょっと脳が出てないか見て! 出てたら俺に分からないように戻して!」
「お姉さま大丈夫ですか!? 入れられてません!? 妊娠してませんよね!?」
俺ともう一人でみことに詰め寄ると、二人ともチョップされた。
「落ち着け愚か者ども!」
「うぁ……みことのチョップは鋼鉄チョップ。俺の脳が大変だーゼー」
丁度痛みが一番激しい箇所をチョップされたせいで、瞬間最大痛みを更新。痛くて痛くて床を転げまわる。
「お姉さま、この変態捨てませんか?」
「……非常に同意したいが、こんなアレな奴でも一応友人でな。我慢してやってくれ」
なんか酷いこと言われてるような気がするが、頭が痛すぎてよく分からない。
「うわっ、別府くんがこっちに転がってきた! しかもスカートの中覗かれてる! 踏んじゃえ!」
ピンクパンツに踏まれ痛みがアップ。別に場所に転がり避難!
「わっ、今度はこっち来た! しかもまたスカートの中覗いてるし! 踏んじゃえ踏んじゃえ!」
しまぱんにも踏まれ、俺は一体どうすればいいのか。
「でも、パンツが見れて嬉しいのは秘密だ」
「こっち来い莫迦」
みことは俺の耳を引っ張って無理矢理立たせ、教室の隅に連れて行った。
「まったく……どうして普通にできないのだ」
「特別であることを望まずにはいられない年頃なんだ」
「自分で言うな、愚か者っ!」
「そうですそうです、お姉さまに近づくなんて愚か者ですっ! 死んだほうがいいですっ!」
「……なぁみこと、さっきから気になっていたのだけど、これ何?」
みことと一緒になってキャンキャン吠える小さな子を指差す。
「こ、これとは失礼ですっ! 私は百合子ってすっばらしい名前があるんですよっ! ぐりぐりしないでくださいっ!」
指すついでにつむじをぐりぐりすると、ちみっこは俺に噛み付くように自分の名を名乗った。
「これはご丁寧に。寿司すし男と申します」
「あ、これはご丁寧に。……お家はすし屋を?」
「いえ、フランス料理店です」
「すっ、すごいですお金持ちですお金ください! いちおくえん!」
「……全部嘘だ」
キラキラ目を輝かせる百合子に、みことが疲れたように言った。
「本当の名は別府タカシで、実家は普通の家です」
「騙されましたよ!?」
案外百合子は馬鹿みたい。梓とどっちがお馬鹿だろう。
「……なんだろ、馬鹿にされた気がする」
友達とおしゃべりしてた梓が周囲をきょろきょろ見てるので、必死で目をあわさないようにする。
「私を騙すなんて……あなたはダメです! あなたみたいなダメ人間に、お姉さまは似合いません! 今すぐ死んでください!」
「死ぬのは嫌だぁ!」
「落ち着け莫迦。百合子も、冗談でも死ねとか言うな」
「本気です! さ、ぐぐっと死んでみてください!」
「死ぬのは嫌だぁ! 助けてぇ!」
恐怖のあまりみことにすがりつくと、再びみことチョップが俺と百合子のどたまに落ちた。
「うぐぐ……痛いです。全部別府さんのせいです!」
両手で頭をかかえ、百合子は涙目で俺を責めた。
「じゃあ間を取って俺をお兄ちゃんと呼べ」
「何をどうしたらそんな言葉が出るのかちっとも分かりませんが、一つだけ分かりました! お姉さま、やっぱりこの人変態です!」
「知ってる。有名だ」
百合子もかなりのものだが、みこともかなり失礼かと。
「変態は死んだほうがいいです! もう一度これで脳挫傷です!」
そう言って、百合子は机の上に置かれていた硬そうな棒を握った。
「お姉さまに近づく羽虫を撃退する棒、その名も撃退棒です! これで貴方も脳挫傷♪」
「可愛く言われても脳挫傷は嫌だぁ! 助けてみこと!」
「あっ、こら、抱きつくな!」
「あっ、ずるいです卑怯です私も抱きつきたいです! お姉さまラブ!」
「こら百合子まで! ええい二人とも抱きつくな!」
その後、二人とも怒られた。二時間説教させられた。
「みこと、暖を取るついでに乳を揉ませぐげっ」
ふらりふらりと寄っていったら、死角から硬い何かで思い切り殴られた。
「痛い痛い痛い! ちょっと脳が出てないか見て! 出てたら俺に分からないように戻して!」
「お姉さま大丈夫ですか!? 入れられてません!? 妊娠してませんよね!?」
俺ともう一人でみことに詰め寄ると、二人ともチョップされた。
「落ち着け愚か者ども!」
「うぁ……みことのチョップは鋼鉄チョップ。俺の脳が大変だーゼー」
丁度痛みが一番激しい箇所をチョップされたせいで、瞬間最大痛みを更新。痛くて痛くて床を転げまわる。
「お姉さま、この変態捨てませんか?」
「……非常に同意したいが、こんなアレな奴でも一応友人でな。我慢してやってくれ」
なんか酷いこと言われてるような気がするが、頭が痛すぎてよく分からない。
「うわっ、別府くんがこっちに転がってきた! しかもスカートの中覗かれてる! 踏んじゃえ!」
ピンクパンツに踏まれ痛みがアップ。別に場所に転がり避難!
「わっ、今度はこっち来た! しかもまたスカートの中覗いてるし! 踏んじゃえ踏んじゃえ!」
しまぱんにも踏まれ、俺は一体どうすればいいのか。
「でも、パンツが見れて嬉しいのは秘密だ」
「こっち来い莫迦」
みことは俺の耳を引っ張って無理矢理立たせ、教室の隅に連れて行った。
「まったく……どうして普通にできないのだ」
「特別であることを望まずにはいられない年頃なんだ」
「自分で言うな、愚か者っ!」
「そうですそうです、お姉さまに近づくなんて愚か者ですっ! 死んだほうがいいですっ!」
「……なぁみこと、さっきから気になっていたのだけど、これ何?」
みことと一緒になってキャンキャン吠える小さな子を指差す。
「こ、これとは失礼ですっ! 私は百合子ってすっばらしい名前があるんですよっ! ぐりぐりしないでくださいっ!」
指すついでにつむじをぐりぐりすると、ちみっこは俺に噛み付くように自分の名を名乗った。
「これはご丁寧に。寿司すし男と申します」
「あ、これはご丁寧に。……お家はすし屋を?」
「いえ、フランス料理店です」
「すっ、すごいですお金持ちですお金ください! いちおくえん!」
「……全部嘘だ」
キラキラ目を輝かせる百合子に、みことが疲れたように言った。
「本当の名は別府タカシで、実家は普通の家です」
「騙されましたよ!?」
案外百合子は馬鹿みたい。梓とどっちがお馬鹿だろう。
「……なんだろ、馬鹿にされた気がする」
友達とおしゃべりしてた梓が周囲をきょろきょろ見てるので、必死で目をあわさないようにする。
「私を騙すなんて……あなたはダメです! あなたみたいなダメ人間に、お姉さまは似合いません! 今すぐ死んでください!」
「死ぬのは嫌だぁ!」
「落ち着け莫迦。百合子も、冗談でも死ねとか言うな」
「本気です! さ、ぐぐっと死んでみてください!」
「死ぬのは嫌だぁ! 助けてぇ!」
恐怖のあまりみことにすがりつくと、再びみことチョップが俺と百合子のどたまに落ちた。
「うぐぐ……痛いです。全部別府さんのせいです!」
両手で頭をかかえ、百合子は涙目で俺を責めた。
「じゃあ間を取って俺をお兄ちゃんと呼べ」
「何をどうしたらそんな言葉が出るのかちっとも分かりませんが、一つだけ分かりました! お姉さま、やっぱりこの人変態です!」
「知ってる。有名だ」
百合子もかなりのものだが、みこともかなり失礼かと。
「変態は死んだほうがいいです! もう一度これで脳挫傷です!」
そう言って、百合子は机の上に置かれていた硬そうな棒を握った。
「お姉さまに近づく羽虫を撃退する棒、その名も撃退棒です! これで貴方も脳挫傷♪」
「可愛く言われても脳挫傷は嫌だぁ! 助けてみこと!」
「あっ、こら、抱きつくな!」
「あっ、ずるいです卑怯です私も抱きつきたいです! お姉さまラブ!」
「こら百合子まで! ええい二人とも抱きつくな!」
その後、二人とも怒られた。二時間説教させられた。
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