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2024年11月23日
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【猫ツンデレvsねこちなみん】
2010年04月15日
今日もうちの猫は人型女性のままで困ってます。
「んー……ん? あ、タカシだタカシだ。膝、ひざー」
そして当然のように俺の膝に乗ってくるので困ってます。に、にやけてなんかいませんよ!?(超狼狽)
「ほれ、なでれ。なでなですれ」
「撫でられることを当然と享受する今の心境は?」
「むー? ……さては、難しいこと言ってあちしを馬鹿にしたな。がぶ」
がぶ、と言いながら俺の指を噛む猫たん。痛いです。
「……あ、飼い猫を自分の肉奴隷にしてる最低なやろー発見」
「まだ挿れてない! こんな人聞きの悪いことを言う貴様は……やっぱちなみか。こんにちは」
「……はろー、にゃ」
軽く手を上げてフランクに挨拶を返すちなみは、猫でした。ミミとしっぽがラブリー。
「……最近かまってくれないと思ったら、新しい子を可愛がってるなんて……タカシはとんだプレイボーイです」
「いやいやいや、今の状況見て言ってるか? 飼い猫に手を噛まれてるぞ?」
猫は噛むのに飽きたのか、あむあむぺろぺろな甘噛みに移行して痛気持ちいいのですがそれは秘密の方向で。
「……プレイボーイは、去勢するというのが昔からのしきたりです」
ちなみはクロックタワーを彷彿とさせるでっかいハサミを取り出した。どこに隠し持ってたんだと思うより早く、血の気が引く。
「……ちゅぱっ。タカシ、なでなですれ。早くなでなですれ」
人が青くなっているというのに、猫はまるで気にせず撫でろとせがむ。いいから指舐めてて。
「……むっ。……去勢される瀬戸際だと言うのに、イチャイチャするなんて……許しがたいです」
違う。俺じゃない、猫が撫でろと言ってるんです。
「……許しがたいので、私も撫でるべきです」
「うなっ」
ちなみは猫を転がし、俺の膝の上に乗ってきた。
「うぬぬ……やいちなみ、そこはあちしの席な。のけ」
「……知らないです。……ずっとなでなでされてたんだから、いいじゃないですか」
「タカシはあちしの奴隷な。あちしの取るな!」
「……残念ながら、タカシは私のおもちゃです。……こんな愉快なおもちゃ、あげません」
「かーっ! あちしの取るとはいい度胸な!」
「はいはい、喧嘩しない喧嘩しない。いい子いい子ー」
二人(匹?)を膝に乗せ、なでなでなで。
「あぅ……な、撫でられただけで機嫌直すほど、子供じゃないです」
「うな……うう、もっとなでれ。なでなですれー」
ちなみと違い、やはり元獣として猫は簡単に転んだ。口元をむにむにさせ、もっと撫でろと目がせがんでいる。
「おおっ、おまえは可愛いなぁ。なでなで、なでなで」
「うな……ぐるぐるぐる」
猫はノドを鳴らし、気持ち良さそうに目を細ませた。
「……うー」
そうして猫を撫でていると、ちなみが不満そうに俺を見上げながらうなった。
「おや、どうしたちなみ? おまえは撫でられたぐらいじゃ機嫌直さない大人だろ?」
「……タカシはいじわるです。ずるいです。卑怯です」
「全くもってその通り。わはははは!」
「……ううっ。……私は、まだ子供だったみたいです。……だから、その、……なでなでを」
そう言って、ちなみは恥ずかしげに顔を伏せた。
「……はぁ。まったく、おまえは可愛いなぁ!」
「ひゃあ!」
ちなみを胸に抱き、なでなでなで。
「……あ、あの、……ちょっと、恥ずかしいです」
「可愛いなぁちなみは可愛いなぁ」(聞いてない)
「……あぅぅ」
「……むー。もっとあちしをかまえ、タカシ。がぶ」
変な音がしたなぁと思ったら、猫が俺の背中に張り付き、俺の頭を食べようとしていた。
「痛い痛い痛い! 噛むな!」
「もっとかまう。もっとなでる。シャンプーはしない。ご飯はもっといいのにしろ」
「前半は了解、後半は不可」
ちなみを少し横によけ、空いた場所に猫を乗せ、なでなで。
「……がぶ」
「ちなみまで噛むなっ! 歯食い込んでる!」
「……私にも、なでなで」
結局、夜になっても解放してくれませんでした。腕だるいし、頭から血出てるけど、楽しかったから今日は100点!
「んー……ん? あ、タカシだタカシだ。膝、ひざー」
そして当然のように俺の膝に乗ってくるので困ってます。に、にやけてなんかいませんよ!?(超狼狽)
「ほれ、なでれ。なでなですれ」
「撫でられることを当然と享受する今の心境は?」
「むー? ……さては、難しいこと言ってあちしを馬鹿にしたな。がぶ」
がぶ、と言いながら俺の指を噛む猫たん。痛いです。
「……あ、飼い猫を自分の肉奴隷にしてる最低なやろー発見」
「まだ挿れてない! こんな人聞きの悪いことを言う貴様は……やっぱちなみか。こんにちは」
「……はろー、にゃ」
軽く手を上げてフランクに挨拶を返すちなみは、猫でした。ミミとしっぽがラブリー。
「……最近かまってくれないと思ったら、新しい子を可愛がってるなんて……タカシはとんだプレイボーイです」
「いやいやいや、今の状況見て言ってるか? 飼い猫に手を噛まれてるぞ?」
猫は噛むのに飽きたのか、あむあむぺろぺろな甘噛みに移行して痛気持ちいいのですがそれは秘密の方向で。
「……プレイボーイは、去勢するというのが昔からのしきたりです」
ちなみはクロックタワーを彷彿とさせるでっかいハサミを取り出した。どこに隠し持ってたんだと思うより早く、血の気が引く。
「……ちゅぱっ。タカシ、なでなですれ。早くなでなですれ」
人が青くなっているというのに、猫はまるで気にせず撫でろとせがむ。いいから指舐めてて。
「……むっ。……去勢される瀬戸際だと言うのに、イチャイチャするなんて……許しがたいです」
違う。俺じゃない、猫が撫でろと言ってるんです。
「……許しがたいので、私も撫でるべきです」
「うなっ」
ちなみは猫を転がし、俺の膝の上に乗ってきた。
「うぬぬ……やいちなみ、そこはあちしの席な。のけ」
「……知らないです。……ずっとなでなでされてたんだから、いいじゃないですか」
「タカシはあちしの奴隷な。あちしの取るな!」
「……残念ながら、タカシは私のおもちゃです。……こんな愉快なおもちゃ、あげません」
「かーっ! あちしの取るとはいい度胸な!」
「はいはい、喧嘩しない喧嘩しない。いい子いい子ー」
二人(匹?)を膝に乗せ、なでなでなで。
「あぅ……な、撫でられただけで機嫌直すほど、子供じゃないです」
「うな……うう、もっとなでれ。なでなですれー」
ちなみと違い、やはり元獣として猫は簡単に転んだ。口元をむにむにさせ、もっと撫でろと目がせがんでいる。
「おおっ、おまえは可愛いなぁ。なでなで、なでなで」
「うな……ぐるぐるぐる」
猫はノドを鳴らし、気持ち良さそうに目を細ませた。
「……うー」
そうして猫を撫でていると、ちなみが不満そうに俺を見上げながらうなった。
「おや、どうしたちなみ? おまえは撫でられたぐらいじゃ機嫌直さない大人だろ?」
「……タカシはいじわるです。ずるいです。卑怯です」
「全くもってその通り。わはははは!」
「……ううっ。……私は、まだ子供だったみたいです。……だから、その、……なでなでを」
そう言って、ちなみは恥ずかしげに顔を伏せた。
「……はぁ。まったく、おまえは可愛いなぁ!」
「ひゃあ!」
ちなみを胸に抱き、なでなでなで。
「……あ、あの、……ちょっと、恥ずかしいです」
「可愛いなぁちなみは可愛いなぁ」(聞いてない)
「……あぅぅ」
「……むー。もっとあちしをかまえ、タカシ。がぶ」
変な音がしたなぁと思ったら、猫が俺の背中に張り付き、俺の頭を食べようとしていた。
「痛い痛い痛い! 噛むな!」
「もっとかまう。もっとなでる。シャンプーはしない。ご飯はもっといいのにしろ」
「前半は了解、後半は不可」
ちなみを少し横によけ、空いた場所に猫を乗せ、なでなで。
「……がぶ」
「ちなみまで噛むなっ! 歯食い込んでる!」
「……私にも、なでなで」
結局、夜になっても解放してくれませんでした。腕だるいし、頭から血出てるけど、楽しかったから今日は100点!
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