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2024年11月22日
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【空から光線やら毒ガスやら火やら手やら足やらごはん光線やら屁やらのツンデレ】
2010年05月21日
【空を飛びながら目から石化光線を出し、鼻から毒ガスを吹き口から火を吐き、100本の手で人間を殴りながら200本の足で地割れを起こし、しっぽからごはんがまずくなる光線を出しながらお尻から常に屁をこき続けるツンデレ】
放課後、暇なのでみんなで喫茶店でだらだらだべっていた。そこで、「一番恐ろしい生き物」という話題になった。
「そうね……空を飛んで目から石化光線出すのって、怖いわよね」
「……鼻から毒ガス。……口から火。……怖い。……ぶるぶる」
「そんなの、100本の手で人を殴りながら200本の足で地割れを起こす生き物が怖いに決まってますわ」
「儂は、しっぽから飯がまずくなる光線を出されるのが嫌じゃのう。飯は大事だからの」
「ふむ、そうだな……。尻から常に屁を出されては堪らんな。臭いのは苦手だ」
「おまえら、病院行け」
全員に奢らされ、見も心も寒くなって一人帰宅。早々に就寝。
その夜、俺は夢を見た。そこは小さな村で、みな何かに怯えているような顔をしていた。
「化け物じゃあ~! 化け物が現れたぞ~!」
突然、そばにいた爺さんが叫んだ。壊れた?
「爺さん、何言ってんだ? 老衰?」
「アレを見よ! あれこそ、恐怖のツンデレじゃ!」
爺さんの指差す先に、巨大な生き物が空を飛んでいた。
その生き物はまっすぐ俺のいる村に飛んできて、目から光線を出した。その光線を浴びたものは石になってしまった。さらに、鼻から緑色のガスを出した。……毒ガスか?
さらに怪物は口から火を吹いた。それに怯えた村人たちを100本はありそうな手で殴り、さらにそれ以上ある足で地割れを起こし、何人かの村人がその割れ目に落ちた。
「やめろ! これ以上は許さん!」
夢だし、かっこつけよう。死んでも目が覚めるだけだろうし。
「なによ! うるさいわね、私の勝手でしょ!」
意外なことに、その化け物には言葉が通じた。……つーか、顔、かなみそっくりじゃん。
「ほら、これでも食らいなさい!」
化け物(以下、かなみ)は、しっぽからピンク色の光線を出した。その光線は村民の家に直撃した。
直後、中からおひつを持った村人が飛び出てきた。
「まずい! ご飯がまずい!」
「あーっはっはっはっは! どう? ご飯をまずくしてやったわよ!」
「…………」
「な、なによその目は!」
あれだ。現実のかなみと一緒で、馬鹿だコイツ。
「く~~~~~! 馬鹿にしてぇ!」
憤った瞬間、かなみの尻からぶぅ、という大きな音がした。
「あ……や、やだ、止まんない」
ぶぅ、ぶぅ、ぶぅ、と続けて屁が出る。
「……それがおまえの必殺技?」
「~~~~~! お、覚えてなさいよ!」
かなみは顔を真っ赤にして逃げていった。
「おお、よくぞ化け物を追い払ってくださった!」
「いや、勝手に屁して勝手に逃げてったけど……」
村人たちが俺を賞賛する中、徐々に意識が覚醒しだした。
「……なんつー夢だ」
なんか疲れた。とっとと学校行こう。
「あ、おはよータカシ」
学校へ向かう途中、かなみと遭遇した。
「おっすかなみ。屁は止まったか?」
「いきなり何言ってんのよ馬鹿!」
顔を真っ赤にしたかなみは、俺を殴って先に行ってしまった。
「んー、あれだ、勘違いだな」
俺はかなみを追いかけるため、走って学校へ向かった。
放課後、暇なのでみんなで喫茶店でだらだらだべっていた。そこで、「一番恐ろしい生き物」という話題になった。
「そうね……空を飛んで目から石化光線出すのって、怖いわよね」
「……鼻から毒ガス。……口から火。……怖い。……ぶるぶる」
「そんなの、100本の手で人を殴りながら200本の足で地割れを起こす生き物が怖いに決まってますわ」
「儂は、しっぽから飯がまずくなる光線を出されるのが嫌じゃのう。飯は大事だからの」
「ふむ、そうだな……。尻から常に屁を出されては堪らんな。臭いのは苦手だ」
「おまえら、病院行け」
全員に奢らされ、見も心も寒くなって一人帰宅。早々に就寝。
その夜、俺は夢を見た。そこは小さな村で、みな何かに怯えているような顔をしていた。
「化け物じゃあ~! 化け物が現れたぞ~!」
突然、そばにいた爺さんが叫んだ。壊れた?
「爺さん、何言ってんだ? 老衰?」
「アレを見よ! あれこそ、恐怖のツンデレじゃ!」
爺さんの指差す先に、巨大な生き物が空を飛んでいた。
その生き物はまっすぐ俺のいる村に飛んできて、目から光線を出した。その光線を浴びたものは石になってしまった。さらに、鼻から緑色のガスを出した。……毒ガスか?
さらに怪物は口から火を吹いた。それに怯えた村人たちを100本はありそうな手で殴り、さらにそれ以上ある足で地割れを起こし、何人かの村人がその割れ目に落ちた。
「やめろ! これ以上は許さん!」
夢だし、かっこつけよう。死んでも目が覚めるだけだろうし。
「なによ! うるさいわね、私の勝手でしょ!」
意外なことに、その化け物には言葉が通じた。……つーか、顔、かなみそっくりじゃん。
「ほら、これでも食らいなさい!」
化け物(以下、かなみ)は、しっぽからピンク色の光線を出した。その光線は村民の家に直撃した。
直後、中からおひつを持った村人が飛び出てきた。
「まずい! ご飯がまずい!」
「あーっはっはっはっは! どう? ご飯をまずくしてやったわよ!」
「…………」
「な、なによその目は!」
あれだ。現実のかなみと一緒で、馬鹿だコイツ。
「く~~~~~! 馬鹿にしてぇ!」
憤った瞬間、かなみの尻からぶぅ、という大きな音がした。
「あ……や、やだ、止まんない」
ぶぅ、ぶぅ、ぶぅ、と続けて屁が出る。
「……それがおまえの必殺技?」
「~~~~~! お、覚えてなさいよ!」
かなみは顔を真っ赤にして逃げていった。
「おお、よくぞ化け物を追い払ってくださった!」
「いや、勝手に屁して勝手に逃げてったけど……」
村人たちが俺を賞賛する中、徐々に意識が覚醒しだした。
「……なんつー夢だ」
なんか疲れた。とっとと学校行こう。
「あ、おはよータカシ」
学校へ向かう途中、かなみと遭遇した。
「おっすかなみ。屁は止まったか?」
「いきなり何言ってんのよ馬鹿!」
顔を真っ赤にしたかなみは、俺を殴って先に行ってしまった。
「んー、あれだ、勘違いだな」
俺はかなみを追いかけるため、走って学校へ向かった。
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