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2024年11月22日
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【一緒に寝たがるツンデレ】
2010年05月27日
みんなで集まって遊ぼうということになって、なぜか場所が俺の部屋。だらだらと時間は過ぎ、気がつけば夜になってた。
「はいはい、もう夜だぞ。みんな帰った帰った」
「……もう、終電過ぎてる。……帰るの、無理」
「そうですわね……今から帰るのは、少し大変ですわね」
「リナ! おまえは迎えに来てもらえばいいだろうが、金持ちなんだから」
「あら、今日は家の者全員に暇を出していて誰もいなんですの。ですから、それは無理ですわね」
「そうじゃな。んむんむ、仕方ないのう」
「……しかし、こんな狭いところで寝るのか? 私は嫌だぞ」
「大丈夫、タカシを追い出せばスペース空くわよ。ていうか、元からそのつもり。女の子と一緒に寝させるわけないじゃないの」
「ここ誰の部屋だったかな~……いえ、なんでもないです」
かなみににらまれたので黙る。
「……追い出すの、可哀想。……私なら、一緒に寝ても……いいよ?」
ちなみの言葉に、部屋の空気が止まった。
「あ、あ~らちなみさん、随分と大胆な台詞ですわね?」
「……? なにが?」
「じゃ、じゃから、タカシなどと一緒に寝るなどと……」
「……昔は一緒に寝てたし、平気」
「し、しかし、昔と今ではお互い色々違うと思うのだが……」
「……だいじょぶ。……そんなことより、一人で寝させるほうが……可哀想」
「タカシ! アンタからもなんか言いなさいよ!」
「ん? ……んー、別にいいんじゃないか? 手出さなきゃいいんだろ? 任せとけって」
ちなみを除く視線が俺に集中する。
「……なら、私も一緒に寝る」
「はぁ?」
「私もそうさせてもらおうかしら」
「へ? いや、何言って……」
「仕方ないのぅ、儂もそうするか」
「おい、まつりまで何言ってんだよ」
「自分だけ、というわけにもいかないか……仕方ない、私も同衾させてもらおう」
「同衾とか言うな、みこと!」
うやむやのままに娘さんたちと一緒に寝ることになってしまった。頑張って耐えよう。
「はぁ……んじゃ電気消すぞー」
部屋の明かりを消し、やたら人口密度の高い布団の中に入る。
「むにゃむにゃ、ですわ」
超わざとらしい寝言を言いながら、リナが俺の右腕に頭を乗せた。
「……すぴー」
その反対側に、はっきりすぴーと言いながらちなみが頭を乗せる。
「……ね、寝てるからだからね。寝相だからね」
そんな寝言ありえねぇと思いながら、かなみが俺の右足にしがみつく。
「思ったよりいいガタイしとるのぅ。……ちょっとドキドキじゃ」
もう寝言とかそんなレベルじゃない言葉を吐きながらまつりが左足に。
「……残されたのはここだけか。……少し緊張するが……し、仕方ない」
なんて言いながらみことが俺の……俺の一番大事な場所に顔を!
「そそそそこはダメだー!」
振りほどこうにも両手両足は固定済み! 動けない!
「あ、ああ、あああああ……」
母さん、俺、成長したよ。
「はいはい、もう夜だぞ。みんな帰った帰った」
「……もう、終電過ぎてる。……帰るの、無理」
「そうですわね……今から帰るのは、少し大変ですわね」
「リナ! おまえは迎えに来てもらえばいいだろうが、金持ちなんだから」
「あら、今日は家の者全員に暇を出していて誰もいなんですの。ですから、それは無理ですわね」
「そうじゃな。んむんむ、仕方ないのう」
「……しかし、こんな狭いところで寝るのか? 私は嫌だぞ」
「大丈夫、タカシを追い出せばスペース空くわよ。ていうか、元からそのつもり。女の子と一緒に寝させるわけないじゃないの」
「ここ誰の部屋だったかな~……いえ、なんでもないです」
かなみににらまれたので黙る。
「……追い出すの、可哀想。……私なら、一緒に寝ても……いいよ?」
ちなみの言葉に、部屋の空気が止まった。
「あ、あ~らちなみさん、随分と大胆な台詞ですわね?」
「……? なにが?」
「じゃ、じゃから、タカシなどと一緒に寝るなどと……」
「……昔は一緒に寝てたし、平気」
「し、しかし、昔と今ではお互い色々違うと思うのだが……」
「……だいじょぶ。……そんなことより、一人で寝させるほうが……可哀想」
「タカシ! アンタからもなんか言いなさいよ!」
「ん? ……んー、別にいいんじゃないか? 手出さなきゃいいんだろ? 任せとけって」
ちなみを除く視線が俺に集中する。
「……なら、私も一緒に寝る」
「はぁ?」
「私もそうさせてもらおうかしら」
「へ? いや、何言って……」
「仕方ないのぅ、儂もそうするか」
「おい、まつりまで何言ってんだよ」
「自分だけ、というわけにもいかないか……仕方ない、私も同衾させてもらおう」
「同衾とか言うな、みこと!」
うやむやのままに娘さんたちと一緒に寝ることになってしまった。頑張って耐えよう。
「はぁ……んじゃ電気消すぞー」
部屋の明かりを消し、やたら人口密度の高い布団の中に入る。
「むにゃむにゃ、ですわ」
超わざとらしい寝言を言いながら、リナが俺の右腕に頭を乗せた。
「……すぴー」
その反対側に、はっきりすぴーと言いながらちなみが頭を乗せる。
「……ね、寝てるからだからね。寝相だからね」
そんな寝言ありえねぇと思いながら、かなみが俺の右足にしがみつく。
「思ったよりいいガタイしとるのぅ。……ちょっとドキドキじゃ」
もう寝言とかそんなレベルじゃない言葉を吐きながらまつりが左足に。
「……残されたのはここだけか。……少し緊張するが……し、仕方ない」
なんて言いながらみことが俺の……俺の一番大事な場所に顔を!
「そそそそこはダメだー!」
振りほどこうにも両手両足は固定済み! 動けない!
「あ、ああ、あああああ……」
母さん、俺、成長したよ。
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