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2024年11月23日
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【ツンデレが男の食器を洗ってあげたら】
2010年03月10日
ご飯食べてソファに寝転び、げふー。
「おいタカシ、食べ終わったなら食器を洗え。自分の分は自分でするのが我が家のルールだろうが」
人が折角げふーを堪能しているというのに、姉がみゃーみゃーうるさい。
「うるさいなあ……後でやるよ」
「姉に向かってその口の利き方はなんだっ!」
「ぼく、すぐやるよ!」
とても怖かったのですぐさま飛び上がり、食器を洗うべく流し台へ。
「うん? 姉貴、スポンジがないよ? 食べた?」
「お前じゃあるまいし、食うか」
俺も食べた経験はありません。
「ふむ、スポンジ……あ、汚れてたんで捨てたんだ。いま新しいの出すからな」
「あはは、姉貴のドジー」
流しの下の収納をあさる姉を、軽くからかう。
「ふん、好きに言え。私とて、そういうこともある」
「姉貴のド貧乳」
「好きに言えとは言ったが、好き勝手言えとは言ってない!」
ド貧乳が俺の口に真新しいスポンジをぽんぽん入れるので、苦しい上にまずい。
「もがもがもが」
「ふぅ……全部詰めてやったぞ」
そこでなんで満足げなのかちっとも分かりませんが、それはともかく姉弟にのみ伝わるジェスチャーで切迫してますと伝えたら、どうにか救出してもらった。
「あー、死にかけた。どこに罠が潜んでるか分かりゃしねえ」
「お前が余計なこと言わなければ済む話だ。……あ、スポンジが全部お前の涎まみれだ」
俺の口から取り出したスポンジ全てにぬらりと淫靡なる滴り(俺の涎)が付着しており、俺自身でも触るのが割と嫌っぽい。
「む、名案を思いついたので言う! 姉貴が俺の涎が付着したスポンジをぺろぺろ舐めて、その様子を俺がビデオ撮影すれば大儲けするやも!」
殴られたので、不許可ということらしい。
「じゃあ、直接俺をぺろぺろしてみてはどうだろう」
2回殴られたので、論外ということらしい。
「いやいや、舐めるのは俺の口でなく、俺のちん」
3回殴られたので、この話題は以後封印ということらしい。
「もういい。私が洗うから、お前はそこでじっとしてろ」
コクコク頷くと、姉は俺の涎まみれのスポンジを持ち、流し台の前に立った。
「あ、姉貴、それ俺の涎まみれのスポンジだよ?」
「そうだが?」
それが何か問題あるのか、とでも言いたげに姉貴は少し小首を傾げた。……く、姉貴のくせに可愛いじゃねえか。
「や、俺でも触るのちっとためらうのに……姉貴、よく普通に触れるな」
「? 他の奴ならともかく、お前の涎だから別に平気だぞ?」
「それは愛の告白と受け取ってもよろしいか? よろしい! せーのっ、姉貴ーっ!」
「一人で質問して一人で答えて抱きつくなっ!」
ぴょいんと背中に抱きついたらエルボゥが頭につきささって大変痛い。
「うおお……脳が飛び出そう」
「まったく……姉弟で愛も何もないだろう」
「姉貴姉貴、姉弟愛、という言葉をご存知? ご存知ないなら、馬鹿認定。やーいばーかばーか。あと貧乳」
「いちいち貧乳言うなっ!」
胃を全力で握られ大変痛い。ストマッククローって。
「ううう、胃が飛び出そう……お部屋で寝るる~。お休み姉貴~」
「子どもか」
胃がおかしくなったようなので、部屋に移動して寝ることにする。
「まったく。……愛とか、軽々しく言いすぎだぞ、ばか」
誰もいなくなった台所で、姉はスポンジを軽くなでた。
「おいタカシ、食べ終わったなら食器を洗え。自分の分は自分でするのが我が家のルールだろうが」
人が折角げふーを堪能しているというのに、姉がみゃーみゃーうるさい。
「うるさいなあ……後でやるよ」
「姉に向かってその口の利き方はなんだっ!」
「ぼく、すぐやるよ!」
とても怖かったのですぐさま飛び上がり、食器を洗うべく流し台へ。
「うん? 姉貴、スポンジがないよ? 食べた?」
「お前じゃあるまいし、食うか」
俺も食べた経験はありません。
「ふむ、スポンジ……あ、汚れてたんで捨てたんだ。いま新しいの出すからな」
「あはは、姉貴のドジー」
流しの下の収納をあさる姉を、軽くからかう。
「ふん、好きに言え。私とて、そういうこともある」
「姉貴のド貧乳」
「好きに言えとは言ったが、好き勝手言えとは言ってない!」
ド貧乳が俺の口に真新しいスポンジをぽんぽん入れるので、苦しい上にまずい。
「もがもがもが」
「ふぅ……全部詰めてやったぞ」
そこでなんで満足げなのかちっとも分かりませんが、それはともかく姉弟にのみ伝わるジェスチャーで切迫してますと伝えたら、どうにか救出してもらった。
「あー、死にかけた。どこに罠が潜んでるか分かりゃしねえ」
「お前が余計なこと言わなければ済む話だ。……あ、スポンジが全部お前の涎まみれだ」
俺の口から取り出したスポンジ全てにぬらりと淫靡なる滴り(俺の涎)が付着しており、俺自身でも触るのが割と嫌っぽい。
「む、名案を思いついたので言う! 姉貴が俺の涎が付着したスポンジをぺろぺろ舐めて、その様子を俺がビデオ撮影すれば大儲けするやも!」
殴られたので、不許可ということらしい。
「じゃあ、直接俺をぺろぺろしてみてはどうだろう」
2回殴られたので、論外ということらしい。
「いやいや、舐めるのは俺の口でなく、俺のちん」
3回殴られたので、この話題は以後封印ということらしい。
「もういい。私が洗うから、お前はそこでじっとしてろ」
コクコク頷くと、姉は俺の涎まみれのスポンジを持ち、流し台の前に立った。
「あ、姉貴、それ俺の涎まみれのスポンジだよ?」
「そうだが?」
それが何か問題あるのか、とでも言いたげに姉貴は少し小首を傾げた。……く、姉貴のくせに可愛いじゃねえか。
「や、俺でも触るのちっとためらうのに……姉貴、よく普通に触れるな」
「? 他の奴ならともかく、お前の涎だから別に平気だぞ?」
「それは愛の告白と受け取ってもよろしいか? よろしい! せーのっ、姉貴ーっ!」
「一人で質問して一人で答えて抱きつくなっ!」
ぴょいんと背中に抱きついたらエルボゥが頭につきささって大変痛い。
「うおお……脳が飛び出そう」
「まったく……姉弟で愛も何もないだろう」
「姉貴姉貴、姉弟愛、という言葉をご存知? ご存知ないなら、馬鹿認定。やーいばーかばーか。あと貧乳」
「いちいち貧乳言うなっ!」
胃を全力で握られ大変痛い。ストマッククローって。
「ううう、胃が飛び出そう……お部屋で寝るる~。お休み姉貴~」
「子どもか」
胃がおかしくなったようなので、部屋に移動して寝ることにする。
「まったく。……愛とか、軽々しく言いすぎだぞ、ばか」
誰もいなくなった台所で、姉はスポンジを軽くなでた。
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