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2024年11月23日
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【普段はツインテールのツンデレさんが髪を降ろしたのを男が見てドキッとしちゃったら】
2012年10月25日
いつものようにふらふら登校してると、前を行く女生徒の中に見知った尻を見つけた。だが、いつもと何か違う。奇妙な違和感が。なんだ? ……あ。
「あああああ!」
「うわっ!? な、何!? ……って、アンタか。今日も頭おかしいわね」
思わず件の女生徒、つまりかなみに駆け寄る。
「そんなのどうでもいいんです! 頭から垂れてた昆布がなくなってますよ! 食べちゃった!?」
「昆布じゃないっ! 髪! ツインテールだって何百回と言ってるでしょうがっ!」
「そう、そのそれ! なんかないよ! どしたの? そんな食うに困るほど困窮してたのなら、俺に言ってくれればいいのに。少しなら金貸すよ?」
「だから昆布じゃないって言ってるでしょ、この鳥頭! ちょっとしたイメチェンよ、イメチェン。……で、ど、どう?」
「ムリダナ」
「無理ってどういうことよっ!?」
おや、突然アイアンクローをされましたよ。こめかみが割れるようです。
「今すぐに離さないと全力で泣き叫びますがよろしいか!?」
「あにを情けないことを堂々と言ってるのよっ!」
とはいえ流石の暴虐王かなみも往来で泣かれるのもどうかと思ったのだろう、手を離してくれた。大変痛かった。
「……て、ていうか、なによ。無理って」
「いやね、いつものツインテール? っていうの? その髪型だと背や胸と相まって非常に幼女感が高かったのに、そんなストレートだと幼女感が消えちゃうじゃないですか」
「幼女じゃないっ!」
「いいえ」
「いいえ!?」
「だというのに、そんな髪を下ろしたりしたら……ドキドキするじゃねえか!」
「えっ」
「いつもは可愛いって感じなのに、髪型を変えたら綺麗ってのはどういうことだコンチクショウ! アレか、俺を混乱させて楽しんでいるのか?」
「え、あ、あの……あ、あたし、綺麗なの?」
「おや、口裂け女ですか。初めまして」
「初めましてッ!」
口裂け女が僕の首を絞めてきます。
「げほっげほっ……あのさ、死ぬから」
「うっさい! ……じゃ、じゃなくて。……あ、あの、その。……ほ、ホントに、その、そーゆー感じなの?」
「まあ、その、なんというか。そういう可能性も無きにしも非ずと言うか」
「……つまり、どーゆーコト?」
楽しくなっちゃったのか、かなみは小さく笑いながら俺のわき腹をつんつん突ついた。
「だ、だから、そのだな。さっき言った感じなのですよ」
「さっきって?」
「だ、だから。つい先刻ですよ」
「なんて言ったの? ねーねー。ねーってば?」
「だ、だからぁ」
う。コイツ分かってて訊ねてやがるな。なんて笑顔だ。
「……だから、その。……き、綺麗だな、って」
ああもう。ああもう。超恥ずかしい。なんて拷問だ。
「……へへー。じゃ、特別に、明日からもこの髪型でいてあげるね?」
「あ、それはいいです」(NOという感じの手を突きつけながら)
「はぁ!? なんでよ!」
「前にも言ったが、幼女感がなくなるので」
「あによそれ! さっきまであんなにいい雰囲気だったのに! このロリコン!」
「はい!」(ちょお笑顔)
「うわぁ……」
「あ、大丈夫大丈夫。かなみ以外には手を出さない紳士ですから」
「あたしにも手を出すなっ!」
「ぬぅ……だ、だが、そんな扇情的なまな板を持ってたら、誰もが触りたくなるに決まってるじゃないか!」
「ほう。いい度胸だ」
「おや、胸をまな板に例えるのは駄目でしたか。これはいけない」
かなみから殺気が巻き起こったので、逃げる。
「あっ、こら逃げるなロリコン! 待ちなさいよーっ!」
という感じで、朝っぱらから駆け足で学校へ向かう極めて健康的な俺たちだった。
「あああああ!」
「うわっ!? な、何!? ……って、アンタか。今日も頭おかしいわね」
思わず件の女生徒、つまりかなみに駆け寄る。
「そんなのどうでもいいんです! 頭から垂れてた昆布がなくなってますよ! 食べちゃった!?」
「昆布じゃないっ! 髪! ツインテールだって何百回と言ってるでしょうがっ!」
「そう、そのそれ! なんかないよ! どしたの? そんな食うに困るほど困窮してたのなら、俺に言ってくれればいいのに。少しなら金貸すよ?」
「だから昆布じゃないって言ってるでしょ、この鳥頭! ちょっとしたイメチェンよ、イメチェン。……で、ど、どう?」
「ムリダナ」
「無理ってどういうことよっ!?」
おや、突然アイアンクローをされましたよ。こめかみが割れるようです。
「今すぐに離さないと全力で泣き叫びますがよろしいか!?」
「あにを情けないことを堂々と言ってるのよっ!」
とはいえ流石の暴虐王かなみも往来で泣かれるのもどうかと思ったのだろう、手を離してくれた。大変痛かった。
「……て、ていうか、なによ。無理って」
「いやね、いつものツインテール? っていうの? その髪型だと背や胸と相まって非常に幼女感が高かったのに、そんなストレートだと幼女感が消えちゃうじゃないですか」
「幼女じゃないっ!」
「いいえ」
「いいえ!?」
「だというのに、そんな髪を下ろしたりしたら……ドキドキするじゃねえか!」
「えっ」
「いつもは可愛いって感じなのに、髪型を変えたら綺麗ってのはどういうことだコンチクショウ! アレか、俺を混乱させて楽しんでいるのか?」
「え、あ、あの……あ、あたし、綺麗なの?」
「おや、口裂け女ですか。初めまして」
「初めましてッ!」
口裂け女が僕の首を絞めてきます。
「げほっげほっ……あのさ、死ぬから」
「うっさい! ……じゃ、じゃなくて。……あ、あの、その。……ほ、ホントに、その、そーゆー感じなの?」
「まあ、その、なんというか。そういう可能性も無きにしも非ずと言うか」
「……つまり、どーゆーコト?」
楽しくなっちゃったのか、かなみは小さく笑いながら俺のわき腹をつんつん突ついた。
「だ、だから、そのだな。さっき言った感じなのですよ」
「さっきって?」
「だ、だから。つい先刻ですよ」
「なんて言ったの? ねーねー。ねーってば?」
「だ、だからぁ」
う。コイツ分かってて訊ねてやがるな。なんて笑顔だ。
「……だから、その。……き、綺麗だな、って」
ああもう。ああもう。超恥ずかしい。なんて拷問だ。
「……へへー。じゃ、特別に、明日からもこの髪型でいてあげるね?」
「あ、それはいいです」(NOという感じの手を突きつけながら)
「はぁ!? なんでよ!」
「前にも言ったが、幼女感がなくなるので」
「あによそれ! さっきまであんなにいい雰囲気だったのに! このロリコン!」
「はい!」(ちょお笑顔)
「うわぁ……」
「あ、大丈夫大丈夫。かなみ以外には手を出さない紳士ですから」
「あたしにも手を出すなっ!」
「ぬぅ……だ、だが、そんな扇情的なまな板を持ってたら、誰もが触りたくなるに決まってるじゃないか!」
「ほう。いい度胸だ」
「おや、胸をまな板に例えるのは駄目でしたか。これはいけない」
かなみから殺気が巻き起こったので、逃げる。
「あっ、こら逃げるなロリコン! 待ちなさいよーっ!」
という感じで、朝っぱらから駆け足で学校へ向かう極めて健康的な俺たちだった。
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俺もロリコンになりたい!