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2025年04月07日
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【ボクっ娘が「うぐぅ」って言ったら】
2010年04月23日
「ねーねータカシタカシ、ボクね、新しい技身につけたよ」
「登校して間なしに、ボクっ娘が寄ってきて変なこと言い出した」
「誰に向かって言ってるんだよ! ボクっ娘じゃなくて梓! 変なことなんて言ってない!」
いっぱい突っ込まれた。
「で、なんだ? 技?」
「そだよ! これ食らったら、タカシなんて一発でけーおーだよ!」
偉そうに胸を張るボクっ娘に、少なからず興味を覚える。
「ふむ……んじゃ、その技とやらをやってみ。ただし、けーおーされなかった場合恥辱を与える」
「ち、恥辱? ……だ、大丈夫だよね、けーおーするもんね。……う、うぐぅ」
「…………」
「うぐぅ、うぐぅ、うぐぅ!」
「…………」
「……うぐ?」
「……今更感が強いです。点をつけるとしたら2点」
「2点!?」
「しかも、1000点満点で、だ」
「うああ、すっごい悪い……タカシの好きなゲームのキャラだって情報なのに……」
「何年前の情報だ、ばか。今いちばん熱をあげてるのは水銀燈だ。おばかさぁんとか言ってみろ」
「おばかさぁん」
「貴様、俺様に向かって馬鹿とはいい度胸だ!」
「言ってみろって言われたから言ったのに怒られてる!?」
「いや、褒めたんだ」
「……相変わらずタカシは変だね」
ちょっと嬉しそうに梓は苦笑した。
「とにかく、けーおーされなかったので恥辱を与える」
「う、うう……嫌だよぉ」
ふるふる小さく震える梓の頭を撫でる。
「た、タカシ?」
「高校生にもなって頭を撫でられるという恥辱に身を震わすがいい! わはははは!」
「……えへへ、撫でられちゃった」
しかし、梓は恥ずかしがるどころか嬉しそうに頬を染め、にっこり笑うではないか。
「…………」
くそぅ、俺の方が恥ずかしくなってきた。もうやめた。
「あっあっ、やめちゃダメだよ。罰になんないもん」
「いや、しかし」
「いいから! もっとなでなでしないとダメ!」
「…………」
なにか、俺に対する罰のように気がしてならない。
「えへ~♪」
相好を崩しまくって微笑む梓とは対照的に、級友たちのいぶかしげな視線に晒されてる俺は苦い感情で一杯でした。
ええい、なんでこんなことしてんだ。チョップしてやれ、チョップ。えい。
「あぅっ! タカシひどい、チョップした!」
「いや、幸せそうな梓の顔見てたら、つい」
「ひどいことしたから、なでなで回数あっぷ! ボクの気が済むまでなでなでしないとダメ!」
「…………」
いらんことはすまい、と心に誓いつつ、俺は幸せそうな梓を撫で続けるのだった。
「登校して間なしに、ボクっ娘が寄ってきて変なこと言い出した」
「誰に向かって言ってるんだよ! ボクっ娘じゃなくて梓! 変なことなんて言ってない!」
いっぱい突っ込まれた。
「で、なんだ? 技?」
「そだよ! これ食らったら、タカシなんて一発でけーおーだよ!」
偉そうに胸を張るボクっ娘に、少なからず興味を覚える。
「ふむ……んじゃ、その技とやらをやってみ。ただし、けーおーされなかった場合恥辱を与える」
「ち、恥辱? ……だ、大丈夫だよね、けーおーするもんね。……う、うぐぅ」
「…………」
「うぐぅ、うぐぅ、うぐぅ!」
「…………」
「……うぐ?」
「……今更感が強いです。点をつけるとしたら2点」
「2点!?」
「しかも、1000点満点で、だ」
「うああ、すっごい悪い……タカシの好きなゲームのキャラだって情報なのに……」
「何年前の情報だ、ばか。今いちばん熱をあげてるのは水銀燈だ。おばかさぁんとか言ってみろ」
「おばかさぁん」
「貴様、俺様に向かって馬鹿とはいい度胸だ!」
「言ってみろって言われたから言ったのに怒られてる!?」
「いや、褒めたんだ」
「……相変わらずタカシは変だね」
ちょっと嬉しそうに梓は苦笑した。
「とにかく、けーおーされなかったので恥辱を与える」
「う、うう……嫌だよぉ」
ふるふる小さく震える梓の頭を撫でる。
「た、タカシ?」
「高校生にもなって頭を撫でられるという恥辱に身を震わすがいい! わはははは!」
「……えへへ、撫でられちゃった」
しかし、梓は恥ずかしがるどころか嬉しそうに頬を染め、にっこり笑うではないか。
「…………」
くそぅ、俺の方が恥ずかしくなってきた。もうやめた。
「あっあっ、やめちゃダメだよ。罰になんないもん」
「いや、しかし」
「いいから! もっとなでなでしないとダメ!」
「…………」
なにか、俺に対する罰のように気がしてならない。
「えへ~♪」
相好を崩しまくって微笑む梓とは対照的に、級友たちのいぶかしげな視線に晒されてる俺は苦い感情で一杯でした。
ええい、なんでこんなことしてんだ。チョップしてやれ、チョップ。えい。
「あぅっ! タカシひどい、チョップした!」
「いや、幸せそうな梓の顔見てたら、つい」
「ひどいことしたから、なでなで回数あっぷ! ボクの気が済むまでなでなでしないとダメ!」
「…………」
いらんことはすまい、と心に誓いつつ、俺は幸せそうな梓を撫で続けるのだった。
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