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2024年11月26日
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【ツンデレにエグレ乳と言ったら】
2010年05月02日
友人らとの一万円を賭けたテストの得点勝負。勝利したのは保健体育だけで、後は全敗だった。
勝負に負けた俺は、ちなみに「エグレ乳」と言う罰ゲームを課せられた。
「……マジで?」
「嫌なら最初に言ってた通り一万払え」
「俺、すぐ言うよ」
ため息をついてちなみの席へ近づく。
「……ちなみ」
ゆっくりとちなみが振り向く。そして小首を傾げ、何か用かと示した。
「……え、え、エグレ乳」
「…………」
悲しげに目を伏せるちなみに、俺は急ぎ続けて言った。
「──っていいよな。男の夢だよな。あの胸に包まれるなら死んでもいい」
「…………」
ちなみは喜びのオーラを醸し出した。しかし自分の胸をえぐれ乳と言われ不満なのか、少しだけ意気消沈しているようにも見える。
「いや、成長期だしこれから大きくなる可能性も否定できなくもないような気がしないでもないような」
「……小学生の時からずっと、ブラのサイズ一緒でも?」
嘘をつくのは嫌だし、ちなみを傷つけるのも嫌だし、どうしろと言うのだ。
答えに窮した俺に察したのか、ちなみはため息をついて自分の胸を見下ろした。
「……人並みの胸が欲しい。……せめて、エグレ乳と言われないくらいの」
そう言ってちなみはリナを見つめてため息をついた。リナの胸は……まぁ、牛っぽいもんな。
「よし、ちょっと待ってろ」
「?」
俺は友人と談笑してるリナの元へ向かった。
「あら、タカシさんではありませんか。何か御用ですの?」
「おっぱいを分けてください」
張り倒された。
「いきなり何を言ってるんですの、貴方はっ!」
「いててて……いや、リナはおっぱい大きいし、少しなら分けれるかと」
「そんなこと、出来るわけありませんわっ!」
全く持ってその通り。何を考えていたのだろう、俺は。
「じゃあいいや。代わりに、乳がでかくなるにはどうすればいいか教えてくれ」
「……まったく、失礼な方ですわね。まぁいいですわ、簡単な助言くらいなら」
「おおっ、胸だけでなく心まででかいんだな。サンキュ、リナ」
「むっ、胸のことは言わないでいただけますッ!?」
恥ずかしげに胸を覆い隠すリナからいくつかのアドバイスを貰い、ちなみの元へ戻る。
「ちなみーっ! リナから巨乳の秘密を聞き出したぞっ!」
「大きな声で言わないでいただけますことッ!?」
リナの方から悲鳴じみた声が聞こえてきたけど、気のせいだ。(断言)
「……どうすれば、巨乳に?」
いつも眠たげに半分閉じられた瞳が、今は大きく開かれていた。
「なんか、乳製品を食えばでかくなるらしいぞ」
「…………」
ちなみはあからさまに肩を落として見せた。
「……中学生の時、毎日牛乳飲んだ。……ダメだった」
「う、そ、そうか」
ちなみは床に肩を落とさんばかりに落ち込んでしまった。
「あっでもな、俺は巨乳より貧乳の方が好きだぞ? 小さな胸には希望がつまっててステキだよね」
ちなみは俺を、何を考えているのかよく分からない瞳で見つめた。
「……ありがと、タカシ。……嘘でも、嬉しい」
……むぅ。仕方ないかもしれないが、信じてくれない。本当なんだけどな。
……おっ! 閃きぴかーん!
「おりゃっ!」
「!」
俺はちなみの背後に回り、薄い胸を揉んだ。
「わはははは、つるぺたは最高だ!」
「……え、え?」
「そりゃ、ぐにぐにぐに」
「え、えと、あの、あぅっ、……うう、タカシがえっちなことをする」
「……揉めるほどない」
「……うう、タカシがえっちなことをする上、ひどいことまで言う」
違う、ただの事実だ。
「そのな、胸ないのあんま気にするな。俺みたいな特殊な性癖の奴に好かれて便利だぞ?」
「……そんなのに好かれても、嬉しくない」
そりゃそうだろう。……ううむ、励ますのって難しいな。
「……でも、うん。ありがとう」
そう言って、ちなみは肩越しに小さく微笑んでくれた。
「……やり方はどうかと思うけど、……ちょっと元気でた」
「そりゃ何よりだ。俺も気持ちよくて言うことなしだよな……先生?」
「ちょっと職員室まで来い、別府」
「はい」
たぶん日が沈むまで帰れないだろうけど、ちなみの笑顔を見れたしいいか、と思いながら先生に引きずられる俺だった。
勝負に負けた俺は、ちなみに「エグレ乳」と言う罰ゲームを課せられた。
「……マジで?」
「嫌なら最初に言ってた通り一万払え」
「俺、すぐ言うよ」
ため息をついてちなみの席へ近づく。
「……ちなみ」
ゆっくりとちなみが振り向く。そして小首を傾げ、何か用かと示した。
「……え、え、エグレ乳」
「…………」
悲しげに目を伏せるちなみに、俺は急ぎ続けて言った。
「──っていいよな。男の夢だよな。あの胸に包まれるなら死んでもいい」
「…………」
ちなみは喜びのオーラを醸し出した。しかし自分の胸をえぐれ乳と言われ不満なのか、少しだけ意気消沈しているようにも見える。
「いや、成長期だしこれから大きくなる可能性も否定できなくもないような気がしないでもないような」
「……小学生の時からずっと、ブラのサイズ一緒でも?」
嘘をつくのは嫌だし、ちなみを傷つけるのも嫌だし、どうしろと言うのだ。
答えに窮した俺に察したのか、ちなみはため息をついて自分の胸を見下ろした。
「……人並みの胸が欲しい。……せめて、エグレ乳と言われないくらいの」
そう言ってちなみはリナを見つめてため息をついた。リナの胸は……まぁ、牛っぽいもんな。
「よし、ちょっと待ってろ」
「?」
俺は友人と談笑してるリナの元へ向かった。
「あら、タカシさんではありませんか。何か御用ですの?」
「おっぱいを分けてください」
張り倒された。
「いきなり何を言ってるんですの、貴方はっ!」
「いててて……いや、リナはおっぱい大きいし、少しなら分けれるかと」
「そんなこと、出来るわけありませんわっ!」
全く持ってその通り。何を考えていたのだろう、俺は。
「じゃあいいや。代わりに、乳がでかくなるにはどうすればいいか教えてくれ」
「……まったく、失礼な方ですわね。まぁいいですわ、簡単な助言くらいなら」
「おおっ、胸だけでなく心まででかいんだな。サンキュ、リナ」
「むっ、胸のことは言わないでいただけますッ!?」
恥ずかしげに胸を覆い隠すリナからいくつかのアドバイスを貰い、ちなみの元へ戻る。
「ちなみーっ! リナから巨乳の秘密を聞き出したぞっ!」
「大きな声で言わないでいただけますことッ!?」
リナの方から悲鳴じみた声が聞こえてきたけど、気のせいだ。(断言)
「……どうすれば、巨乳に?」
いつも眠たげに半分閉じられた瞳が、今は大きく開かれていた。
「なんか、乳製品を食えばでかくなるらしいぞ」
「…………」
ちなみはあからさまに肩を落として見せた。
「……中学生の時、毎日牛乳飲んだ。……ダメだった」
「う、そ、そうか」
ちなみは床に肩を落とさんばかりに落ち込んでしまった。
「あっでもな、俺は巨乳より貧乳の方が好きだぞ? 小さな胸には希望がつまっててステキだよね」
ちなみは俺を、何を考えているのかよく分からない瞳で見つめた。
「……ありがと、タカシ。……嘘でも、嬉しい」
……むぅ。仕方ないかもしれないが、信じてくれない。本当なんだけどな。
……おっ! 閃きぴかーん!
「おりゃっ!」
「!」
俺はちなみの背後に回り、薄い胸を揉んだ。
「わはははは、つるぺたは最高だ!」
「……え、え?」
「そりゃ、ぐにぐにぐに」
「え、えと、あの、あぅっ、……うう、タカシがえっちなことをする」
「……揉めるほどない」
「……うう、タカシがえっちなことをする上、ひどいことまで言う」
違う、ただの事実だ。
「そのな、胸ないのあんま気にするな。俺みたいな特殊な性癖の奴に好かれて便利だぞ?」
「……そんなのに好かれても、嬉しくない」
そりゃそうだろう。……ううむ、励ますのって難しいな。
「……でも、うん。ありがとう」
そう言って、ちなみは肩越しに小さく微笑んでくれた。
「……やり方はどうかと思うけど、……ちょっと元気でた」
「そりゃ何よりだ。俺も気持ちよくて言うことなしだよな……先生?」
「ちょっと職員室まで来い、別府」
「はい」
たぶん日が沈むまで帰れないだろうけど、ちなみの笑顔を見れたしいいか、と思いながら先生に引きずられる俺だった。
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