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2024年11月28日
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【ぽめらにあんかなみん】
2010年05月21日
かなみと賭けをした。連勝した。もうこれ以上はやめといたほうがいいんじゃないか、と俺が心配になるくらい勝った。実はイカサマ。
「賭けに負けまくったかなみさんには、これを着てもらいまーす」
あらかじめ用意しておいた鞄の中から、物を出す。
「何コレ……犬の着ぐるみ? ポメラニアン?」
「ポメラニアンになって俺に甘えろ」
「絶対イヤ!」
「敗者にそんな言葉が言えるとでも? まぁ、嫌なら裸踊りでもいいが」
「ぐっ……ぐぎぎぎぎ……いいわ、いいわよ! 分かった、着るわよ!」
神速で着ぐるみを渡し、着替え終わるのを待つ。じっと待つ。発狂しそうになるが待つ。
「……ど、どうよ。ポメラニアンよ。……きゃん、きゃん」
頬を染め、かなみはポメラニアンになって現れた。
「おお……かなみ、ありえないくらい可愛い」
「う……あ、ありがと。……じゃなくて! いい!? 嫌々なんだからね!」
そう前置きして、かなみはあぐらをかいた俺の膝の上に対面で座った。
「ぅあ……」
「……わん」
少し怒ったような目をして、かなみはすりすりと俺の顔に頬擦りした。
……いかん。可愛すぎて鼻血出そう。
「……何よ、変な顔して。……嫌々なんだからね」
わん、と付け足してかなみは俺の胸に軽く抱きついた。
「……ああ、可愛いなぁ。かなみは可愛いなぁ。すごいなぁ」
あまりの可愛さに、かなみの頭をなでる。
「あ……きゅ、きゅ~ん♪」
かなみはまんざらでもない声をあげ、もっとなでてくれ、とでも言わんばかりに俺を見上げた。
「ああ、イカサマしてでも勝ってよかった……」
「ん……へ、イカサマ!?」
しまった、口が滑った。殺されるかな、と思ったがかなみは動かない。
「……い、イカサマでも何でも負けは負けよ。……いいから、続けるわよ」
ごろごろと俺の膝で転がるかなみに、俺は助かった事と、この時間が続く事両方の安堵の息を吐いた。
「賭けに負けまくったかなみさんには、これを着てもらいまーす」
あらかじめ用意しておいた鞄の中から、物を出す。
「何コレ……犬の着ぐるみ? ポメラニアン?」
「ポメラニアンになって俺に甘えろ」
「絶対イヤ!」
「敗者にそんな言葉が言えるとでも? まぁ、嫌なら裸踊りでもいいが」
「ぐっ……ぐぎぎぎぎ……いいわ、いいわよ! 分かった、着るわよ!」
神速で着ぐるみを渡し、着替え終わるのを待つ。じっと待つ。発狂しそうになるが待つ。
「……ど、どうよ。ポメラニアンよ。……きゃん、きゃん」
頬を染め、かなみはポメラニアンになって現れた。
「おお……かなみ、ありえないくらい可愛い」
「う……あ、ありがと。……じゃなくて! いい!? 嫌々なんだからね!」
そう前置きして、かなみはあぐらをかいた俺の膝の上に対面で座った。
「ぅあ……」
「……わん」
少し怒ったような目をして、かなみはすりすりと俺の顔に頬擦りした。
……いかん。可愛すぎて鼻血出そう。
「……何よ、変な顔して。……嫌々なんだからね」
わん、と付け足してかなみは俺の胸に軽く抱きついた。
「……ああ、可愛いなぁ。かなみは可愛いなぁ。すごいなぁ」
あまりの可愛さに、かなみの頭をなでる。
「あ……きゅ、きゅ~ん♪」
かなみはまんざらでもない声をあげ、もっとなでてくれ、とでも言わんばかりに俺を見上げた。
「ああ、イカサマしてでも勝ってよかった……」
「ん……へ、イカサマ!?」
しまった、口が滑った。殺されるかな、と思ったがかなみは動かない。
「……い、イカサマでも何でも負けは負けよ。……いいから、続けるわよ」
ごろごろと俺の膝で転がるかなみに、俺は助かった事と、この時間が続く事両方の安堵の息を吐いた。
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